JP2519421Y2 - コーナーガード - Google Patents
コーナーガードInfo
- Publication number
- JP2519421Y2 JP2519421Y2 JP1993032882U JP3288293U JP2519421Y2 JP 2519421 Y2 JP2519421 Y2 JP 2519421Y2 JP 1993032882 U JP1993032882 U JP 1993032882U JP 3288293 U JP3288293 U JP 3288293U JP 2519421 Y2 JP2519421 Y2 JP 2519421Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- corner
- vertical
- wall
- column
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Building Environments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、病院、老人ホーム、そ
の他の公共施設等の建築物における室内の壁面や柱体の
コーナー部に取付けて台車等の衝撃から壁面や柱体の破
損を保護するコーナーガードに関するものである。
の他の公共施設等の建築物における室内の壁面や柱体の
コーナー部に取付けて台車等の衝撃から壁面や柱体の破
損を保護するコーナーガードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】病院、老人ホーム、各種公共施設におけ
る壁面や柱体のコーナー部に取り付けて台車等の衝撃か
ら壁面や柱体のコーナー部分を保護するコーナーガード
としては実公平3−30487号公報が知られている。
る壁面や柱体のコーナー部に取り付けて台車等の衝撃か
ら壁面や柱体のコーナー部分を保護するコーナーガード
としては実公平3−30487号公報が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】上記実公平3−30
487号公報に示されたものは、壁面のコーナー部に固
定のL字状の基板に突設のクッション材と基板の前面を
覆っている硬質合成樹脂製のカバー体からなり、台車の
衝突によりカバーに加わる衝撃力はクッション材とカバ
ー体の変形によって吸収するものであるため衝撃力の吸
収性に欠けるという問題点があった。
487号公報に示されたものは、壁面のコーナー部に固
定のL字状の基板に突設のクッション材と基板の前面を
覆っている硬質合成樹脂製のカバー体からなり、台車の
衝突によりカバーに加わる衝撃力はクッション材とカバ
ー体の変形によって吸収するものであるため衝撃力の吸
収性に欠けるという問題点があった。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本考案は外部から加わ
る衝撃力をローラの回転力によって逸らして衝撃力を弱
めると同時に、該ローラの弾性によって衝撃を緩和吸収
するように構成したものであって、壁面や柱体のコーナ
ー部に形成された上下方向に長い切り欠き部に固定のロ
ーラ支持フレームに、クッション性を有するローラを回
転可能にして且つ該ローラの周面の一部が壁面や柱体の
垂直面より少し前面に突出しているように軸支したもの
である。
る衝撃力をローラの回転力によって逸らして衝撃力を弱
めると同時に、該ローラの弾性によって衝撃を緩和吸収
するように構成したものであって、壁面や柱体のコーナ
ー部に形成された上下方向に長い切り欠き部に固定のロ
ーラ支持フレームに、クッション性を有するローラを回
転可能にして且つ該ローラの周面の一部が壁面や柱体の
垂直面より少し前面に突出しているように軸支したもの
である。
【0005】
【実施例】本考案のコーナーガードは、壁面や柱体のコ
ーナー部において縦方向に回転可能に取付けられるもの
であり、図2は壁面に、図4はコンクリート柱体の各コ
ーナー部に取付けたものであって、壁面や柱体のコーナ
ー部に上下方向に所定長さの鉤状の切り欠き部1を形成
し、上下方向に長い垂直板部2Aと該垂直板部の上下端
部に短い水平板部2B,2Cを設けてなる縦断面略コ字
状に形成されたローラ支持フレーム2を前記切り欠き部
1に嵌合固定し、このローラ支持フレーム2の水平板部
2Bと2Cの間にローラ3を回転可能にして且つ該ロー
ラ3の周面の一部分が壁面や柱体の垂直面より少しだけ
前面へ突出している状態で軸支されている。
ーナー部において縦方向に回転可能に取付けられるもの
であり、図2は壁面に、図4はコンクリート柱体の各コ
ーナー部に取付けたものであって、壁面や柱体のコーナ
ー部に上下方向に所定長さの鉤状の切り欠き部1を形成
し、上下方向に長い垂直板部2Aと該垂直板部の上下端
部に短い水平板部2B,2Cを設けてなる縦断面略コ字
状に形成されたローラ支持フレーム2を前記切り欠き部
1に嵌合固定し、このローラ支持フレーム2の水平板部
2Bと2Cの間にローラ3を回転可能にして且つ該ロー
ラ3の周面の一部分が壁面や柱体の垂直面より少しだけ
前面へ突出している状態で軸支されている。
【0006】ローラ3は、図3に示すように、アルミニ
ューム、鉄パイプ等の金属製の芯材4の外周面部に硬質
あるいは半硬質の合成樹脂等の弾性材料5を被覆したも
ので構成されている。
ューム、鉄パイプ等の金属製の芯材4の外周面部に硬質
あるいは半硬質の合成樹脂等の弾性材料5を被覆したも
ので構成されている。
【0007】そして、該ローラ3はその上下端部の軸受
6,6がローラ支持フレーム2の上下の水平板部分2
B,2Cから突出の軸7,7に回転可能に嵌合してい
る。
6,6がローラ支持フレーム2の上下の水平板部分2
B,2Cから突出の軸7,7に回転可能に嵌合してい
る。
【0008】ローラ支持フレーム2に対してローラ3を
回転可能に取付ける手段としては、図示省略したが、ロ
ーラ3の上下端部に軸を突設し、ローラ支持フレーム2
の上下の水平板部に軸受を設けることによっても実施す
ることができる。
回転可能に取付ける手段としては、図示省略したが、ロ
ーラ3の上下端部に軸を突設し、ローラ支持フレーム2
の上下の水平板部に軸受を設けることによっても実施す
ることができる。
【0009】更に、図1ではローラ3は床面近くから天
井面近くまで1本のローラを固定した例を示したが、所
定長さのローラを複数本、部分的に取付けるものであっ
てもよいことはいうまでもない。
井面近くまで1本のローラを固定した例を示したが、所
定長さのローラを複数本、部分的に取付けるものであっ
てもよいことはいうまでもない。
【0010】
【考案の効果】本考案のコーナーガードは、壁面や柱体
のコーナー部にクッション性を有するローラ3を回転可
能にして且つ該ローラの外周面の一部が壁面や柱体の垂
直面より少し前面へ突出しているように取付けたもので
あるから、壁面や柱体からのローラの突出が少なく体裁
がよい。そして該ローラに衝撃が加わった時、ローラ3
は回転してその衝撃力の一部を逸らして弱める効果を有
する。
のコーナー部にクッション性を有するローラ3を回転可
能にして且つ該ローラの外周面の一部が壁面や柱体の垂
直面より少し前面へ突出しているように取付けたもので
あるから、壁面や柱体からのローラの突出が少なく体裁
がよい。そして該ローラに衝撃が加わった時、ローラ3
は回転してその衝撃力の一部を逸らして弱める効果を有
する。
【0011】ローラは、前記の如く回転によって衝撃力
の一部を逸らすことによって衝撃力を弱めると同時に、
クッション性を有しているから外部からの衝撃を弾性で
もって緩和吸収する効果もあるので両効果が相俟って、
壁面や柱面の破損防止及び歩行者を衝撃から保護するう
えにおいて優れた効果を発揮する。
の一部を逸らすことによって衝撃力を弱めると同時に、
クッション性を有しているから外部からの衝撃を弾性で
もって緩和吸収する効果もあるので両効果が相俟って、
壁面や柱面の破損防止及び歩行者を衝撃から保護するう
えにおいて優れた効果を発揮する。
【図1】本考案のコーナーガードを使用した正面図であ
る。
る。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】本考案のコーナーガードの要部の拡大正面図で
ある。
ある。
【図4】本考案のコーナーガードの他の使用例を示した
平面図である。
平面図である。
1 切り欠き部 2 ローラ支持フレーム 3 ローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 壁面や柱体のコーナー部に形成された上
下方向に長い切り欠き部に、上下方向に長い垂直板部と
その上下端部に短い水平板部を有する縦断面略コ字状を
したローラー支持フレームを嵌合固定し、外周面がクッ
ション性を有するローラを、前記ローラ支持フレームの
上下水平板部の間に回転可能にして且つ該ローラの周面
の一部が壁面や柱体の垂直面より少し前面へ突出してい
るように軸支してなるを特徴とするコーナーガード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993032882U JP2519421Y2 (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | コーナーガード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993032882U JP2519421Y2 (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | コーナーガード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0682217U JPH0682217U (ja) | 1994-11-25 |
JP2519421Y2 true JP2519421Y2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=12371251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993032882U Expired - Lifetime JP2519421Y2 (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | コーナーガード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2519421Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007177424A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Akio Yamada | 建物内通路の角部保護装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101694656B1 (ko) * | 2016-07-11 | 2017-01-10 | 김진옥 | 완충 롤러를 구비한 구조물의 모서리 보호 장치 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0245391Y2 (ja) * | 1986-03-25 | 1990-11-30 |
-
1993
- 1993-05-12 JP JP1993032882U patent/JP2519421Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007177424A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Akio Yamada | 建物内通路の角部保護装置 |
JP4603483B2 (ja) * | 2005-12-27 | 2010-12-22 | 章雄 山田 | 建物内通路の角部保護装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0682217U (ja) | 1994-11-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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