JP2511099B2 - 電動機の制御装置 - Google Patents

電動機の制御装置

Info

Publication number
JP2511099B2
JP2511099B2 JP63061852A JP6185288A JP2511099B2 JP 2511099 B2 JP2511099 B2 JP 2511099B2 JP 63061852 A JP63061852 A JP 63061852A JP 6185288 A JP6185288 A JP 6185288A JP 2511099 B2 JP2511099 B2 JP 2511099B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operating time
time
operating
signal
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63061852A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01238479A (ja
Inventor
勝英 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP63061852A priority Critical patent/JP2511099B2/ja
Publication of JPH01238479A publication Critical patent/JPH01238479A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2511099B2 publication Critical patent/JP2511099B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は同じ目的と機能をもつ複数台から成る電動機
の制御装置に関する。
(従来の技術) 一般に、プラントの構成機器の内で重要なポンプ及び
ファン等の電動機は常用機の他に予備機が用意されてお
り、複数台から構成されている。予備機の運転方法とし
ては常用機が故障した場合のバックアップとして使用す
るために、常用機が正常である間は予備機は動作しない
ため、場合によっては何年間も予備機の起動が行なわれ
ない場合がある。
(発明が解決しようとする課題) このように予備機を長期間・停止させた状態で放置し
ておく事は、電動機に悪影響を与えるだけでなく、特に
アンモニア、塩酸等の薬品に係る電動機については薬品
による障害も発生する。
又、上記のように予備機を通常時使用しない場合には
定期的に動作確認及び点検が必要になるだけでなく、電
動機全体としてのコストパフォーマンスも良くないとい
う欠点があった。
本発明の目的は複数台から成る電動機についてある特
定の機器のみが長期間にわたり停止することのない電動
機の制御装置を提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、複数台からなる電動機毎の運転時間を計測
する運転時間計と、あらかじめ運転時間設定可能な運転
時間設定器と、前記運転時間計の値と前記運転時間設定
器に設定された値とを比較し、両値が一致すると前記運
転時間計のデータをリセットする信号を出力する比較器
と、起動時は、停止中を条件として前記運転時間計にお
ける運転時間の最も大きい電動機から順に起動信号を出
力する最大検出回路と、停止時は、運転中を条件として
前記運転時間計における運転時間の少ない電動機から順
に停止信号を出力する最小検出回路とを備えたことを特
徴とする。
〔作用〕
複数台の電動機の起動順序と停止順序を運転時間によ
り自動的に交替(ローテーション)させることができる
ため、ある特定の電動機のみが長期間の運転停止状態に
なるという不具合を無くす事ができる。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示す制御ロジック図であ
り、第2図には3台のポンプ1の制御ロジックを示す。
第2図はプラントへの適用例を示す図である。第2図
において、プラントの配管系統の中で同じ目的と機能を
もつポンプ1が3台並列に接続されている。これらのポ
ンプ1は運転要求台数指令に従った運転が行なわれるも
のとする。
第1図において、3台のポンプ1にはそれぞれ運転時
間カウンター2を備えており、運転時間カウンター2の
値はあらかじめ設定している運転時間設定値3と比較器
4により比較される。
ここでポンプ1を運転する場合、必要運転台数カウン
ター5に運転させようとするポンプ1の台数が設定さ
れ、この値は別に設けてある現在の運転台数カウンター
6の値と運転台数比較器7により比較される。
上記運転台数比較器7は現在のポンプ1の運転台数C
が必要運転台数Nに比べて、C<N信号aとC>N信号
bを出力する。
一方、各ポンプ1の運転時間カウンター2の値と、各
ポンプ1の停止状態信号を入力することにより現在停止
しているポンプ1の中で最も運転時間カウンター2の値
が大きいものを検出する最大値検出回路8と、運転時間
カウンター2の値と、各ポンプ1の運転状態信号を入力
することにより、現在運転中のポンプ1の中で最も運転
時間の少ないものを検出する最小値検出回路9を設けて
いる。
ここで上記運転台数比較器7により現在の運転台数C
が必要運転台数Nに比べて少ない場合にはC<N信号a
が出力され、この信号と上記最大値検出回路8により得
られた出力信号CはANDロジック10に入力され、ANDロジ
ック10の出力信号dにより各ポンプ1の起動が行なわれ
る。したがって各ポンプ1の起動は運転時間の大きいも
のから順に起動することができる。
次に上記運転台数比較器7によりC>N信号bが出力
されると、この信号と上記最小値検出回路9の出力信号
eはANDロジック11に入力され、ANDロジック11の出力信
号fにより各ポンプ1の停止が行なわれる。
すなわち各ポンプ1の停止は現在運転しているポンプ
1の中で最も運転時間の小さいものから順に停止するこ
とができる。言いかえれば最後に起動したものから順に
停止することができる。
ここで運転中のポンプ1の運転時間カウンター2の値
があらかじめ設定している運転時間設定値3の値に達す
ると、比較器4の出力信号gにより運転時間カウンター
2の値はリセットされると同時に、上記出力信号gは上
記台数比較器7の出力C<N信号aとOR回路にすること
により、上記ANDロジック10によりそれまで停止してい
るポンプ1の内で最も運転時間の大きいものが起動す
る。この場合現在の運転台数Cの方が必要運転台数より
も大きくなるため、台数比較器7の出力C>N信号bが
出力され、一方、上記設定値に達した運転時間カウンタ
ー2はリセットされているので最小値検出回路9は上記
リセットされた運転時間カウンター2の値が最小である
ことを検出し、上記運転時間設定値に達したポンプ1が
停止する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば複数台の電動機
に対して、長期的観点から運転時間の平準化を行なうこ
とができるため、長期間の停止による種々の不具合を無
くすことができる。各電動機の起動順序が順次交替する
ことから、運転時間の設定値を適当な値に設定すること
により保守、点検、作業が省力化される。
又、長期的観点からみた場合、ある特定の電動機のみ
が長期間使用されないという状態がないため、全体的な
コストパフォーマンスを良くすることができる。
又、いままで薬品ポンプ関係で長期停止となるために
電動機を複数台設置することができなかった所にも運転
時間の設定値を小さくすることにより、複数の電動機を
追加設置して運転することが可能となり、冗長度を高め
ることができ信頼性の向上が計れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す制御ロジック図、第2
図はプラントへの適用例を示すブロック図である。 1……ポンプ、2……運転時間カウンター、3……運転
時間設定値、4……比較器、5……必要運転台数カウン
ター、6……現在の運転台数カウンター、7……運転台
数比較器、8……最大値検出回路、9……最小値検出回
路、10,11……ANDロジック

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数台からなる電動機毎の運転時間を計測
    する運転時間計と、あらかじめ運転時間設定可能な運転
    時間設定器と、前記運転時間計の値と前記運転時間設定
    器に設定された値とを比較し、両値が一致すると前記運
    転時間計のデータをリセットする信号を出力する比較器
    と、起動時は、停止中を条件として前記運転時間計にお
    ける運転時間の最も大きい電動機から順に起動信号を出
    力する最大検出回路と、停止時は、運転中を条件として
    前記運転時間計における運転時間の少ない電動機から順
    に停止信号を出力する最小検出回路とを備えたことを特
    徴とする電動機の制御装置。
JP63061852A 1988-03-17 1988-03-17 電動機の制御装置 Expired - Lifetime JP2511099B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63061852A JP2511099B2 (ja) 1988-03-17 1988-03-17 電動機の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63061852A JP2511099B2 (ja) 1988-03-17 1988-03-17 電動機の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01238479A JPH01238479A (ja) 1989-09-22
JP2511099B2 true JP2511099B2 (ja) 1996-06-26

Family

ID=13183040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63061852A Expired - Lifetime JP2511099B2 (ja) 1988-03-17 1988-03-17 電動機の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2511099B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0584195U (ja) * 1992-04-20 1993-11-12 神鋼電機株式会社 負荷群運転装置
JP5171013B2 (ja) * 2006-11-07 2013-03-27 株式会社川本製作所 給水装置のポンプ運転制御方法およびその装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54139017A (en) * 1978-04-19 1979-10-29 Toshiba Corp Motor controller

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54139017A (en) * 1978-04-19 1979-10-29 Toshiba Corp Motor controller

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01238479A (ja) 1989-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104636221A (zh) 一种计算机系统故障处理方法和装置
JP2012060701A (ja) 複数台運転ファン駆動装置およびその故障処理方法
JP2009104246A (ja) プログラマブルコントローラおよびその異常時復旧方法
JP2511099B2 (ja) 電動機の制御装置
JPH11502352A (ja) 電子計算ユニット監視のための方法及び装置
JPH04299720A (ja) 稼動環境保全機能付き電子計算機
CN113590203A (zh) 基板管理控制器失效处理方法及系统、存储介质及单片机
JPS61813A (ja) シ−ケンス制御装置の故障個所判定方式
JP2508305B2 (ja) 初期値決定装置
CN110805542A (zh) 一种冷却水控制方法、装置、系统及计算机可读介质
JP2003076569A (ja) バス同期2重系コンピュータ
JP2563965B2 (ja) エレベータの制御装置
JPS62281781A (ja) 故障情報モニタリング方法
JPH0581065A (ja) プログラマブルコントローラシステムの自己診断方法
KR100232838B1 (ko) 컴퓨터모듈의 리셋 제어장치
JPS6139138A (ja) 多重化システム
JP2006003929A (ja) プロセスコントローラ、プロセスコントローラの制御データの診断方法
JPS5822469A (ja) 中央監視制御装置
JPS61160106A (ja) シ−ケンス制御装置
JPS60207919A (ja) マイコン制御装置
JPS62123531A (ja) Cpu監視装置
JPH04127206A (ja) 制御装置の異常監視装置
JPS61278953A (ja) Ramのエラ−チエツク方法
JPH02196341A (ja) 情報処理装置の障害復旧方式
JPS60238943A (ja) プログラマブルコントロ−ラ