JP2510858Y2 - 尿取り袋 - Google Patents

尿取り袋

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JP2510858Y2
JP2510858Y2 JP9791490U JP9791490U JP2510858Y2 JP 2510858 Y2 JP2510858 Y2 JP 2510858Y2 JP 9791490 U JP9791490 U JP 9791490U JP 9791490 U JP9791490 U JP 9791490U JP 2510858 Y2 JP2510858 Y2 JP 2510858Y2
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urine
bag body
bag
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absorbing material
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JP9791490U
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Inventor
耕三 合田
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大三株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この出願の考案は、失禁者あるいは寝たきり患者等の
排尿処理材として使用される尿取り袋に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、この種の排尿処理材としては、ポリエチレンフ
ィルムにより防水層を構成し、通気性を遮断して防漏効
果と保水効果を持たせたものが存在した。
ところで、昨今問題になっているのは、長期間寝たき
りの患者の局部のアンモニアによるかぶれであり、その
進行により生じる「じょくそう」である。介護する者は
必ず、それを最重点に注意して処置している。その方法
としては、できるだけ局部を覆うことを避け、風通しを
良くし、湿潤状態になりがちな局部周囲の乾燥状態を維
持している。例えば、男性の場合、縦横の寸法が33cm×
75cmの大きめの紙おむつを当て、排尿時ごとに交換する
方法を用いているが、その時期が遅れると腰部まで尿が
回り込み、アンモニアによるかぶれの個所が広範囲にな
る。
そのため、考え出されたものが上記ポリエチレンフィ
ルムにより防水層を構成した排尿処理材よりなり、男性
用、女性用共局所的に用いることのできる尿取りパッド
である。
〔考案が解決しようとする課題〕 しがしながら、上記従来の尿取りパッドは、ポリエチ
レンフィルムにより防水層を構成しているため、当然の
ことながら通気性はまったくなく、湿潤状態となった局
部周辺をかぶれさせるという課題を有していた。
そこで、この出願の考案は、上記従来の尿取りパッド
が有する課題を解決することを目的としてなされたもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
そのため、この出願の考案の尿取り袋は、0.07〜0.1
デニールの超極細繊維を集積してなる不織布により袋体
(1)を構成し、この袋体(1)の内部に吸水材(2)
を収納してなるものとしている。
〔作用〕
この出願の考案の尿取り袋は、上記手段を施したた
め、袋体(1)を構成する超極細繊維間にはミクロの間
隙が生じて通気性を有し、さらに個々の超極細繊維間に
生じる表面張力が際立った発水性を有し、尿を外部に漏
出させない。また、吸水材(2)は、当然のことながら
尿を吸収する。
〔実施例〕
以下、この出願の考案の尿取り袋の構成を、実施例と
して示した図面に基づいて説明する。
第1図〜第4図に示したものは男性用の尿取り袋であ
り、第5図および第6図に示したものは女性用の尿取り
袋である。
(1)は、尿取り袋を構成する袋体であり、四角形、
楕円形、円形、半円形等各種の形状として実施される。
第1図〜第3図に示した実施例では、四方をシールした
四角形状の袋体(1)の内部に吸水材(2)を収納して
おり、袋体(1)の上部に局部挿入口(3)を設けてい
る。第4図に示した実施例では、四方をシールした四角
形状の袋体(1)の上部中央に切欠部(4)を設け、こ
の袋体(1)の内部に吸水材(2)を収納しており、切
欠部(4)の両側の袋体(1)に剥離紙(5)付きの局
部装着テープ(6)を取り付け、さらに切欠部(4)の
下方を局部挿入口(3)としている。第5図および第6
図に示した実施例では、上方を開口(7)して三方をシ
ールした四角形状の袋体(1)の片面を上方に延長する
と共に、袋体(1)の内部に吸水材(2)を収納してお
り、さらに開口(7)に薄手の吸水材よりなる局部当接
体(8)を設けており、この局部当接体(8)は略上半
分を露出させ、略下半分を袋体(1)内に挿入してい
る。
前記袋体(1)は、メルトブロン方式等により製造さ
れる0.07〜0.1デニールの超極細繊維を集積してなる不
織布により構成される。そして、この袋体(1)の通気
度は、0.2〜0.3KPAS/m(カトーテック(株)製の通気性
試験機による)であった。
また、前記袋体(1)の防漏性を確認するために、吸
水材(2)を収納していない袋体(1)に、人工尿200c
c(一回に排尿量に相当)を入れ10分間放置したが、袋
体(1)外部へはまったく滲出しなかった。したがっ
て、袋体(1)の内部に吸水材(2)を収納すれば、尿
はこの吸水材(2)に吸収されるため、長時間における
防漏性が維持される。
前記吸水材(2)としては、綿状パルプ、高吸水性ポ
リマー、吸水紙等を単独あるいは混合して用いられる。
特に、吸水材(2)として高吸水性ポリマーを用いた場
合には、尿をゼリー状に固めるため、この吸水材(2)
が例え局部に接触したとしても、ウエット感はまったく
ない。
〔考案の効果〕
この出願の考案の尿取り袋は、以上に述べたように構
成されているので、通気性に優れたものとなると共に、
吸水性および防漏性にも優れたものとなり、したがって
排尿時ごとに交換をしないでも、使用者の局部周辺をか
ぶれさせるということはなく、快適な状態で使用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この出願の考案の尿取り袋の一実施例を示す
斜視図。第2図は、第1図に示した尿取り袋の断面図。
第3図〜第5図は、この出願の考案の尿取り袋の他の実
施例を示す斜視図。第6図は、第5図に示した尿取り袋
の断面図。 (1)…袋体、(2)…吸水材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】0.07〜0.1デニールの超極細繊維を集積し
    てなる不織布により袋体(1)を構成し、この袋体
    (1)の内部に吸水材(2)を収納してなることを特徴
    とする尿取り袋。
JP9791490U 1990-09-17 1990-09-17 尿取り袋 Expired - Lifetime JP2510858Y2 (ja)

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JPH0455321U JPH0455321U (ja) 1992-05-12
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