JPH0423546Y2 - - Google Patents

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JPH0423546Y2
JPH0423546Y2 JP1987141360U JP14136087U JPH0423546Y2 JP H0423546 Y2 JPH0423546 Y2 JP H0423546Y2 JP 1987141360 U JP1987141360 U JP 1987141360U JP 14136087 U JP14136087 U JP 14136087U JP H0423546 Y2 JPH0423546 Y2 JP H0423546Y2
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core
waist
sheet
flap
back sheet
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JP1987141360U
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【考案の詳細な説明】 (1) 考案の目的 〔産業上の利用分野〕 本考案は、使い捨ておむつ、とくに乳幼児用の
それに関する。
〔従来の技術とその問題点〕
従来、一般に、着用者の脚回りに柔かく接する
両サイドフラツプと、それらの縦方向へ伸縮自在
にそれぞれ取り付けられた弾性部材とを備える使
い捨ておむつであつて、身体に対する適合密着性
を図るため、股下区域における吸収性コア部分を
幅狭くしていわゆる砂時計型に形成し、弾性部材
の一部が傾斜または全部が湾曲するとともに、お
むつの後側区域における該両弾性部材の間隔をお
むつの前側区域のそれよりも広くしたものが多数
知られている。
しかし、前記従来技術におけるコアの対向側縁
および弾性部材は、傾斜ないし湾曲形態に工夫さ
れているものの、その割にはおむつの身体に対す
る適合密着性および防液性がいまだ不充分であ
る。
したがつて、本考案は、全体の形態、とくにコ
アおよび弾性部材の形態による身体に対する適合
密着性および防液性に優れている使い捨ておむつ
を提供することを目的とする。
(2) 考案の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本考案は、おむつの背側区域から前側区域へ漸
次幅狭く形成されたコアと、該コアの少なくとも
上面を覆う透水性トツプシートと、該コアの少な
くとも裏面を覆う不透水性バツクシートと、該コ
アの対向側縁から外側へ延出する不透水性サイド
フラツプと、該コアの対向端縁から外側へ延出す
るウエストフラツプと、該サイドフラツプの縦方
向に伸縮自在にかつ前記コアの側縁に沿つてこれ
に実質的に平行に取り付けられた弾性部材とを含
む使い捨ておむつを前提とする。
前記トツプシートおよびバツクシートの横幅
は、前記背側区域における前記ウエストフラツプ
の近傍から前記前側区域における前記ウエストフ
ラツプの近傍へ漸次狭くなるよう形成され、これ
によつて該両区域における該ウエストフラツプの
対向側には外側へ突出する耳部が形成されてい
る。
前記サイドフラツプは、前記コアの対向側縁か
ら外側へ延出する少なくとも前記トツプシートお
よびバツクシートで形成された第1部分と、該第
1部分の少なくとも該バツクシート上に前記コア
の側縁に沿つて基端が接合された通気防水性の第
2部分とから構成され、該第2部分の自由端に前
記弾性部材が取り付けられている。
〔実施例〕
図に示すように、おむつは、所要厚さを有する
吸収性コア1と、透水性トツプシート2と、不透
水性バツクシート3と、該コアの両側縁から外側
へ延出する該両シート部分で形成されるサイドフ
ラツプ4と、該コアの対向端縁から外側へ延出す
るウエストフラツプ5と、該サイドフラツプ中に
介在させてその縦方向へ伸縮自在に取り付けられ
た弾性部材6と、おむつの後側区域における後端
外側に取り付けたテープフアアスナー7とを含
む。おむつは、縦方向中心を介して左右側区域に
おける構成が対称をなしている。
コア1は、おむつの背側区域から前側区域へ漸
次幅狭く形成され、その縦方向中央部が内側へ凹
曲し、その後端部の対向側縁が実質的に平行に形
成されている。サイドフラツプ4は、コア1の対
向側縁から外側へ延出する第1部分4aと、別体
の防液性材料から形成されて該第1部分上に基端
縁が該コアの側縁に沿つてこれに実質的に平行に
接合された第2部分4bとからなり、該第2部分
の自由端部内に弾性部材6が取り付けられてい
る。トツプシート2およびバツクシート3の横幅
は、背側区域におけるウエストフラツプ5の近傍
から前側区域におけるウエストフラツプ5の近傍
へ次第に狭くなるように形成され、これによつ
て、両ウエストフラツプ5には、それらの対向側
が外側へ突出する耳部8,9が形成されていると
ともに、耳部9の横方向長さは、耳部8のそれよ
りも大きく形成されている。
コア1は、図示してないが、綿状パルプまたは
繊維ウエブもしくは不織布中に高吸収性ポリマー
粒子が混在する吸収保持層と、これよりも密度が
低くて多くの空間を有し、かつ、湿潤下の圧縮弾
性回復率が高い繊維ウエブである隔離層とからな
るものが好ましい。この隔離層は、トツプシート
2と前記吸収保持層との間に位置してその両者を
隔離して、排泄液が該隔離層をすばやく透過する
一方、前記吸収保持層に吸収された排泄液が該吸
収保持層の上面に逆流してトツプシート2に滲出
することを少なくし、さらにコア1にクツシヨン
性を付与して、着用者に剛性感を与えない、とい
つた機能を有するものが好ましい。こうした機能
を十分に有するためには、この隔離層は、長さ35
〜100mmの繊維が交差点で融着してウエブ形態を
維持していることがよい。繊維としては疏水性繊
維、好ましくはそのうち少なくとも50重量%が吸
水性(いわゆる吸汗性)を有する繊維、とくに吸
汗性ポリエステル繊維が用いられる。また、繊維
融着を容易にするため、溶融温度110〜200℃のポ
リエステル繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピ
レン繊維、ポリエチレン/ポリプロピレン・低融
点(前記温度)ポリエステル/通常のポリエステ
ルの各コンジユケート繊維(サイド バイ サイ
ド、芯−鞘型)などを最高30重量%含むことが好
ましい。この隔離層の厚さは3g/cm2の荷重を1
分間かけた後の測定が2〜10mm、坪量が20〜
80g/m2、湿潤状態での圧縮弾性回復率が30%以
上で、好ましくは50%以上であり、繊度は3〜
13dである。
トツプシート2は、繊維が融着してシート形態
を維持する不織布のほか、繊維が互いに交絡して
シート形態を維持し、好ましくは、排泄液の透過
性をよくするために全体に規則的に小さい開孔
(図示せず)を有し、該開孔は繊維が分配される
ことによつて形成されているものを用いることが
できる。
バツクシート3は、従来この種のおむつのそれ
として用いられているポリエチレンフイルムでも
よいが、できれば通気防水性を有するプラスチツ
クフイルムまたはこれと不織布とのラミネートか
らなるものが好ましい。
サイドフラツプ4を構成する第2部分4bは、
通気防水性を有している。
弾性部材6は、天然または合成ゴム、ポリウレ
タンフオーム、熱処理で弾性を示しまたは回復す
るプラスチツクフイルムなどを用いることができ
る。
こうしたおむつは、公知の使い捨ておむつと同
様に、テープフアスナー7の自由端を前側区域に
おけるバツクシート3の対向側に固定することに
よつて組み立て着用される。
(3) 考案の効果 本考案にかかるおむつにおいては、上述のよう
に、吸収性コアの形態も弾性部材の配置間隔も、
背側区域から前側区域へ漸次幅狭く形成されてい
るうえに、サイドフラツプが、トツプシートおよ
びバツクシートで形成された第1部分と、該第1
部分の少なくとも該バツクシート上に前記コアの
側縁に沿つて基端が接合された通気防水性の第2
部分とから構成され、該第2部分の自由端に前記
弾性部材が取り付けられている。したがつて、身
体、とくに乳幼児の股下部と、これを介して位置
する前背側部の曲線に対する適合密着性および股
下部における防液性に優れ、乳幼児が身体を激し
く動かしても、ずれるようなことが少ないととも
もに、排泄物、とくに尿の漏れを生じることが少
ない。
【図面の簡単な説明】
図は、本考案の実施例を示すおむつの一部切欠
展開平面図。 1……コア、2……トツプシート、3……バツ
クシート、4……サイドフラツプ、5……ウエス
トフラツプ、6……弾性部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 おむつの背側区域から前側区域へ漸次幅狭く形
    成されたコアと、該コアの少なくとも上面を覆う
    透水性トツプシートと、該コアの少なくとも裏面
    を覆う不透水性バツクシートと、該コアの対向側
    縁から外側へ延出する不透水性サイドフラツプ
    と、該コアの対向端縁から外側へ延出するウエス
    トフラツプと、該サイドフラツプの縦方向に伸縮
    自在にかつ前記コアの側縁に沿つてこれに実質的
    に平行に取り付けられた弾性部材とを含む使い捨
    ておむつにおいて、 前記トツプシートおよびバツクシートの横幅
    が、前記背側区域における前記ウエストフラツプ
    の近傍から前記前側区域における前記ウエストフ
    ラツプの近傍へ漸次狭くなるように形成され、こ
    れによつて該両区域における該ウエストフラツプ
    の対向側には外側へ突出する耳部が形成され、 前記サイドフラツプが、前記コアの対向側縁か
    ら外側へ延出する少なくとも前記トツプシートお
    よびバツクシートで形成された第1部分と、該第
    1部分の少なくとも該バツクシート上に前記コア
    の側縁に沿つて基端が接合された通気防水性の第
    2部分とから構成され、該第2部分の自由端に前
    記弾性部材が取り付けられている使い捨ておむ
    つ。
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JPS6445705U JPS6445705U (ja) 1989-03-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2582008Y2 (ja) * 1991-07-17 1998-09-30 株式会社資生堂 パンツ型の使捨ておむつ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS512860A (ja) * 1974-06-25 1976-01-10 Sumitomo Shipbuild Machinery Kafukaboshisochi
JPS54133938A (en) * 1978-04-03 1979-10-18 Johnson & Johnson Disposal diaper

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JPS512860A (ja) * 1974-06-25 1976-01-10 Sumitomo Shipbuild Machinery Kafukaboshisochi
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