JP2510595B2 - 潮流計算用入力デ−タ設定方法 - Google Patents
潮流計算用入力デ−タ設定方法Info
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 10
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 7
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- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 2
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Description
【発明の詳細な説明】 この発明は、電力系統の潮流計算処理に必要とする負
荷の負荷量を設定する方法に関する。
荷の負荷量を設定する方法に関する。
電力系統を運用するため、計算機システムにより潮流
計算が実行されるが、これに必要なデータ、即ち負荷の
負荷量の入力は従来、第1図のフローチヤートに示すよ
うにして行われていた。ステツプS1では電力系統の各開
閉器の情報を伝送装置等を用いて収集し、当該システム
のメモリに格納する処理が実行される。ステツプS2では
電力系統の各負荷について計測された負荷量を収集し、
メモリに格納する処理が実行される。最後のステツプS3
では当該システムの表示装置に表示されたデータをもと
に運用者が入力データを設定する処理が実行される。
計算が実行されるが、これに必要なデータ、即ち負荷の
負荷量の入力は従来、第1図のフローチヤートに示すよ
うにして行われていた。ステツプS1では電力系統の各開
閉器の情報を伝送装置等を用いて収集し、当該システム
のメモリに格納する処理が実行される。ステツプS2では
電力系統の各負荷について計測された負荷量を収集し、
メモリに格納する処理が実行される。最後のステツプS3
では当該システムの表示装置に表示されたデータをもと
に運用者が入力データを設定する処理が実行される。
このような処理方法によると、ステツプS2で編集した
負荷量を一旦出力機器により出力して運用者により改め
て修正入力するようにすると共に、当該システムにデー
タが入力されなかつた負荷に対しては運用者が個々に当
該システムの入力機器を介して適当な負荷量をデータと
して入力していた。しかし、広域に及ぶ電力系統では個
々に設定すべきデータの数が膨大であるため、上記のよ
うな処理方法では相当量の労力を要するばかりでなく、
操作誤りも相当数となることが避けられない欠点があつ
た。
負荷量を一旦出力機器により出力して運用者により改め
て修正入力するようにすると共に、当該システムにデー
タが入力されなかつた負荷に対しては運用者が個々に当
該システムの入力機器を介して適当な負荷量をデータと
して入力していた。しかし、広域に及ぶ電力系統では個
々に設定すべきデータの数が膨大であるため、上記のよ
うな処理方法では相当量の労力を要するばかりでなく、
操作誤りも相当数となることが避けられない欠点があつ
た。
この発明は、上記のような従来のものの欠点を除去す
るためになされたもので、データが入力されなかつた負
荷に対して既知情報から所定の計算により算出した負荷
量を入力データとすることで、データが入力されない負
荷の負荷量を自動的に設定できる潮流計算用入力データ
設定方法を提供することを目的とする。
るためになされたもので、データが入力されなかつた負
荷に対して既知情報から所定の計算により算出した負荷
量を入力データとすることで、データが入力されない負
荷の負荷量を自動的に設定できる潮流計算用入力データ
設定方法を提供することを目的とする。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
2図はこの発明による方法を示すフローチヤートであ
る。ステツプS1及びS2は第1図で説明したものと同様で
ある。ステツプS4はステツプS2で作成された情報と、計
測情報が入力されなかつた負荷に予め与えられている代
表需給データ(重み係数)をもとにその入力データを自
動的に作成する。このような処理対象となる電力系統の
構成を第3図に示す。第3図において、1は電気所、2
は電気所1に接続された送電線、3a,3b,3c,3dはそれぞ
れ送電線2に接続され、入力データとなるべき負荷量a,
b,c,dを有する負荷、4a,4b,4c,4dは送電線2に負荷3a,3
b,3c,3dを接続する開閉器である。
2図はこの発明による方法を示すフローチヤートであ
る。ステツプS1及びS2は第1図で説明したものと同様で
ある。ステツプS4はステツプS2で作成された情報と、計
測情報が入力されなかつた負荷に予め与えられている代
表需給データ(重み係数)をもとにその入力データを自
動的に作成する。このような処理対象となる電力系統の
構成を第3図に示す。第3図において、1は電気所、2
は電気所1に接続された送電線、3a,3b,3c,3dはそれぞ
れ送電線2に接続され、入力データとなるべき負荷量a,
b,c,dを有する負荷、4a,4b,4c,4dは送電線2に負荷3a,3
b,3c,3dを接続する開閉器である。
ステツプS4において、ステツプS2で得た電気所1から
送電線2へ流入する負荷計測量をP、また負荷3a,3b,3
c,3dに与えられる代表需給データをYa,Yb,Yc,Ydとす
る。例えば負荷3aの負荷量が得られなかつたときは、そ
の負荷量をPaとすると、Paは で与えられる。負荷3b,3c,3dの負荷量も同じようにして
求められる。このような式を一般化すると、ステツプS2
において処理された負荷量をPi、潮流計算の対象となる
負荷の数をn、これら負荷の代表需給データをYj(j=
1,2,…n)とすると、与えられなかつた負荷量Pjは で与えられる。このようにして入力されなかつた負荷の
負荷量を計算によつて求め、これを潮流計算用のデータ
として自動的にコンピユータに設定する。
送電線2へ流入する負荷計測量をP、また負荷3a,3b,3
c,3dに与えられる代表需給データをYa,Yb,Yc,Ydとす
る。例えば負荷3aの負荷量が得られなかつたときは、そ
の負荷量をPaとすると、Paは で与えられる。負荷3b,3c,3dの負荷量も同じようにして
求められる。このような式を一般化すると、ステツプS2
において処理された負荷量をPi、潮流計算の対象となる
負荷の数をn、これら負荷の代表需給データをYj(j=
1,2,…n)とすると、与えられなかつた負荷量Pjは で与えられる。このようにして入力されなかつた負荷の
負荷量を計算によつて求め、これを潮流計算用のデータ
として自動的にコンピユータに設定する。
なお、上記実施例ではステツプS1を考慮に含めなかつ
たが、開閉器4dが開となつた場合、負荷3aの負荷量Paは
ステツプS4において、 により求められ、これら送電線内の電気的な接続状態を
計算機に認識させる。
たが、開閉器4dが開となつた場合、負荷3aの負荷量Paは
ステツプS4において、 により求められ、これら送電線内の電気的な接続状態を
計算機に認識させる。
以上のように、この発明によれば、入力データが得ら
れない負荷が存在する場合、電力系統の総合負荷量に対
する当該負荷の負荷量の重み係数に基づいて、その電力
系統の既知の総合負荷量を比例配分し、その比例配分し
た値を当該負荷の入力データとして計算機システムに設
定するように構成したので、入力データを設定するため
の労力を軽減できるとともに、設定操作の誤りを回避で
きる効果がある。
れない負荷が存在する場合、電力系統の総合負荷量に対
する当該負荷の負荷量の重み係数に基づいて、その電力
系統の既知の総合負荷量を比例配分し、その比例配分し
た値を当該負荷の入力データとして計算機システムに設
定するように構成したので、入力データを設定するため
の労力を軽減できるとともに、設定操作の誤りを回避で
きる効果がある。
第1図は従来の潮流計算用入力データ設定方法のフロー
チヤート、第2図はこの発明の一実施例による潮流計算
用入力データ設定方法のフローチヤート、第3図は入力
データ自動作成の対象となる電力設備の構成を示す接続
図である。 1……電気所、2……送電線、3a〜3d……負荷、4a〜4d
……開閉器である。 なお、図中、同一符号は同一部分を示す。
チヤート、第2図はこの発明の一実施例による潮流計算
用入力データ設定方法のフローチヤート、第3図は入力
データ自動作成の対象となる電力設備の構成を示す接続
図である。 1……電気所、2……送電線、3a〜3d……負荷、4a〜4d
……開閉器である。 なお、図中、同一符号は同一部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小俣 孝夫 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東京電力株式会社技術開発本部開発研究 所総合自動化研究室内 (72)発明者 小田 博史 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東 芝府中工場内 (72)発明者 方 守 日立市大みか町5丁目2番1号 株式会 社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 糟谷 武則 神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番2号 三菱電機株式会社制御製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】電力系統の潮流計算を行うべく、その電力
系統における各負荷の負荷量を入力データとして計算機
システムに設定する潮流計算用入力データ設定方法にお
いて、その入力データが得られない負荷が存在する場
合、上記電力系統の総合負荷量に対する当該負荷の負荷
量の重み係数に基づいて、上記電力系統の既知の総合負
荷量を比例配分し、その比例配分した値を当該負荷の入
力データとして上記計算機システムに設定するようにし
たことを特徴とする潮流計算用入力データ設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62152847A JP2510595B2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 潮流計算用入力デ−タ設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62152847A JP2510595B2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 潮流計算用入力デ−タ設定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63316631A JPS63316631A (ja) | 1988-12-23 |
JP2510595B2 true JP2510595B2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=15549429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62152847A Expired - Fee Related JP2510595B2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 潮流計算用入力デ−タ設定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2510595B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56159681A (en) * | 1980-05-14 | 1981-12-09 | Mitsubishi Electric Corp | Training simulator |
JPS61247234A (ja) * | 1985-04-24 | 1986-11-04 | 三菱電機株式会社 | 電力系統の潮流計算方式 |
-
1987
- 1987-06-19 JP JP62152847A patent/JP2510595B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56159681A (en) * | 1980-05-14 | 1981-12-09 | Mitsubishi Electric Corp | Training simulator |
JPS61247234A (ja) * | 1985-04-24 | 1986-11-04 | 三菱電機株式会社 | 電力系統の潮流計算方式 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63316631A (ja) | 1988-12-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |