JP2510593Y2 - 歯間歯ブラシ - Google Patents

歯間歯ブラシ

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JP2510593Y2
JP2510593Y2 JP1990088439U JP8843990U JP2510593Y2 JP 2510593 Y2 JP2510593 Y2 JP 2510593Y2 JP 1990088439 U JP1990088439 U JP 1990088439U JP 8843990 U JP8843990 U JP 8843990U JP 2510593 Y2 JP2510593 Y2 JP 2510593Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は歯ブラシに関するもので、更に詳細には歯間
歯ブラシに関するものである。
(従来の技術) 歯間歯ブラシは歯の間及び歯の周囲の隙間に挿入され
る歯ブラシである。この種の歯ブラシは特殊なブラッシ
ングを必要とする人たちにより一般的に使用されてい
る。たとえば、ある主のブリッジは隣接する歯の間に掛
けられるサスペンションであり、かむ面は存在するが、
そのかむ面の下側と歯肉の上側には何もない。したがっ
て、ブリッジの下側と隣接する歯をどのようにして奇麗
に磨くかという問題が生じる。もちろん、他にも同様な
歯間ブラッシングを行なわなければならない箇所があ
る。そのような箇所を磨く歯ブラシがたとえば米国特許
第3,559,226号、第4,222,143号および第4,387,479号そ
の他の明細書に示されている。
旅行中すなわち、家を離れているときは、柄が長い上
記米国特許明細書に示されているような種類の歯ブラシ
を使用するのは不便である。そのような場合ポケットま
たは財布の中に容易に入る小型の携帯用歯ブラシを利用
する。この携帯用の小型歯ブラシは、ハンドルに一体と
されたブラシと、そのブラシに被せられるカバーとの2
つの部品とからなっている。通常はブラシとハンドルの
長さは約5cm(2インチ)で、より線のステムに設けら
れたブラシがハンドルの端部から突き出ている。そのよ
うな歯ブラシの1つがアメリカ合衆国カリホルニア州ブ
リスベーン(Brisbane)所在のデンテイケーター社(De
nticator Company,Inc.)により「SPIREX V」とう商標
で市販されている。
従来の歯間歯ブラシのハンドルとブラシは全体として
硬いユニットであるから、そのユニットを持つことは、
その長さの鉛筆を持つことに類似し、ブリッジの下側ま
たは隣接する歯の隙間の中に口腔内から挿入しようとす
ると、そのユニット全体を口の中の奥深いとろまで入れ
なければならない。このため頬をふくらませたり、両方
の手を使用したりしなければならない。
歯間に隙間が見つかったら、その隙間をもう1度探す
作業が楽しみでない限り、その隙間を見失わないように
してブラッシングを行なわなければならない。また、ブ
ラッシングを乱暴にしすぎて、ブラッシング中にその隙
間からブラシが出てしまった場合には、歯肉を突き刺し
たり、ワイヤー柄ブラシを曲げたりすることがある。し
たがって、歯間を掃除することは困難で、とくに見なが
らブラッシングすることが困難な場所或いは歯の裏側か
らの歯間ブラッシングは困難である。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は新規な歯間歯ブラシ、ポケットまたは財布に
中に入れて携帯できる小型の歯ブラシを提供することを
課題とするものである。
他の課題は、歯を磨く人の人差指それ自体の感覚と同
様に使用できる歯ブラシを提供することである。
さらに他の課題は、指の先の姿勢のわずかな変化によ
りブラッシング位置へ案内できる歯間歯ブラシを提供す
ることである。
さらに他の課題は、口の奥および口の中の届きにくい
場所で容易に使用できる歯間歯ブラシを提供することで
ある。
さらに他の課題は、使用中適切な角度で曲がることが
でき、使用しないときにはまっすぐになる歯間歯ブラシ
を提供することである。
さらに他の課題は指の先の非常に小さい動きで歯間を
掃除でき、ブラシが歯から離れたときに歯肉を突き刺す
可能性を減少する歯ブラシを提供することである。
さらに他の課題は、外観上優れており、大量生産可能
なキャップ付き歯間歯ブラシを提供することである。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は従来同様ハンドルとブラッシング手段とから
なる本体と、ブラシグ手段を覆うキャップ手段とからな
るものであるが、本体は、一体とされた第1の部分と第
2の部分とからなり、その第1の部分が首部と、その首
部より太い第2部分と首部とを連結する連結部とからな
るプラスチック製ハンドルと、ブラシとそのブラシから
前記ハンドルの軸方向に延びているより線ステムとで形
成されたブラッシング手段とを備えた歯間ブラシであっ
て、前記より線ステムが前記首部及び連結部を通してハ
ンドルの第2の部分にまで達して離脱しなように、かつ
ごくわずかだけ首部からでるように一体成形され、前記
第1の部分は指の力で容易に曲げ及びその力の除去でも
との状態に復元する弾性を持たせられ、前記ハンドルの
長さは第1の部分を人差し指と親指の先端部で摘んで第
2の部分を人差し指に沿わせてハンドルの後端が掌にと
どかない長さとすることによって、指の圧力を加えて第
2の部分の軸線方向に対して所定の角度で第1の部分を
曲げることができるようにし、キャップは第1の部分と
ブラッシング手段を覆い、第1部分から外したときに第
2部分に取り付けることができる構造とし、かつ第1の
部分又は第2の部分に挿入したときにそのはめ込む長さ
を制限する環状隆起とはめ込み時の摩擦を増大させる少
なくとも一つの縦方向の隆起とを内側に設けたことを特
徴とするものである。
(作用) 上記のように、本考案は、ハンドルが柔軟性のある第
1の部分と棒状の第2の部分とによって構成させている
ので、その第1の部分を親指と人差指とで挟んで自由に
任意の方向に曲げ、その曲げにブラシを追従させること
ができる。したがって人差指それ自体の感覚と同様に操
作することができる。しかも、ハンドルの長さがごく短
いので、歯の表側から歯間にブラシを入れて磨くことが
できるだけでなく、本歯間歯ブラシを口腔内に入れ、歯
の裏側から歯間にブラシを差し込んで容易に磨くことが
できる。
また、本体、ハンドルともプラスチックで成形させて
大量生産することになるが、キャップ手段の内面は滑ら
かであるので、成形時にキャップ手段が雄型から外れ、
雌型に残ってしまうことが多い。これを外すにはキャッ
プ手段の表面に傷がつくおそれのあるノックアウトピン
を使用しなければならなかったが、本考案のように内面
に環状の溝を形成させておけば、キャップ手段を雄型に
付けたまま雌型から外すことができ、したがって、キャ
ップ手段の開口部の目立たない部分をたたいて外すこと
ができるので、キャップ手段表面を奇麗に保つことがで
きる。
(実施例) 以下図面を参照して本考案歯間歯ブラシを詳しく説明
する。第1図の実施例は、ハンドル20とキャップ手段と
してのキャップ22を有する。キャップ22は円筒形の部材
であって、その一端部は閉じられている。キャップの他
端24は開かれ、ブラシのハンドル20の上からしまりばめ
される(第7図)。希望によっては使用後にブラシの乾
燥を容易にするために、キャップに1つまたはそれ以上
の穴21を設けることができる。環状ストップ25などを設
けてキャップの内径を小さくすることにより、キャップ
22をハンドル20の端部にはめこむ長さを制限し、したが
ってブラシ26がキャップを押し込むことによって曲げら
れることから保護される。
摩擦を増大させる隆起29(第12図)がキャップの内面
の長手方向に設けられている。このような隆起を設ける
のはキャップをハンドルに常にきっちりとはめ込むこと
ができる程度に小さい許容誤差で完全に円形に成形する
ことができないためである。この隆起29による保持力
は、使用後にまだ濡れているブラシを覆う必要があり、
キャップがハンドルから滑って離れるおそれがあるとき
特に重要である。
第2図に示す実施例においては、キャップの内面を滑
らかにするために、ステップ24から端部23までキャップ
の内径は等しい。ぬれた手でハンドル20とキャップ22を
取扱えるように、ハンドル20の外側とキャップ22の外側
とに長手方向の隆起をのこぎりの歯状に設けることが望
ましい。それらの隆起によりキャップ22とそれを成形す
る空所の壁との摩擦が増大する。
滑らかな内面の場合、キャップ製造時に雄型が開かれ
ると、内面の滑らかさによってキャップが雄型から離
れ、雌型に捕えられたままとなる。これを取り出すのに
キャップ表面に小さくない傷を残すノックアウトピンを
必要とする。これを避けるため、キャップ内面にいくつ
かの隆起25aを形成する複数の円周方向溝が雄型に設け
られる。雄型を抜くとき、それらの隆起が溝に中に入っ
て、キャップ22と雌部材との摩擦力より大きい保持力を
持たせる。この溝の深さはが浅い(または隆起25aの高
さが低い)ので、その後キャップ22を雄型からたたき出
すことができる。キャップを傷付けることなくたたき出
すことができるように、キャップの底部に滑らかな表面
のフランジ24aを設けることが望ましい。このフランジ
は、開いている端部が外側へ広がることに対して制御さ
れた抵抗も示す(すなわち、そのフランジは、わずかな
がらキャップ22を所定位置に保持するゴムバンドのよう
にも作用する)。
ハンドル20からは、任意の適当な構成のより線のステ
ムに設けたブラシ26が長手方向に突出している。ハンド
ル20の他端部27は中実材である。キャップ22がハンドル
20にはめ込まれると、ブラシ26は清浄かつ衛生的に保た
れる。またキャップをハンドルの反対側から差し込めば
全体として長くなる。前記キャップ内面に設けた隆起29
がハンドル20の反対側への取り付けをより確実にし、親
指と人差指の間の部分34で掌につつまれて手でつかむこ
とがはるかに容易かつ確実になる。ストップ25はハンド
ル20の端部がキャップ22の中に入る長さを制限する。
ハンドル20の大きな断面を有する部分(第2の部分)
の直径は約0.64cm(約4分の1インチ)で、長さAが約
2.54cm(約1インチ)である中実の部材である。それに
第1の部分の直径は、肩部33が28から約0.64cm(約4分
の1インチ)の長さにわたって、首部31に至るまで徐々
に減少している。すなわち、この肩部が首部と第2の部
分とを連結する連結部を構成している。その首部31の長
さも約0.64cm(4分の1インチ)で、直径が約0.34cm
(約8分の1インチ)である。より線のステム32は、先
端部31の端とブラシ26との間の約0.16cm(16分の1イン
チ)の長さだけ露出している。
ブラシ26のステム32が先端部を通って伸び、成形され
たハンドルの中に埋め込まれる。たとえば第2図に示す
ように、そのより線のステムはハンドル20のほぼ断面で
示した領域にわたる十分な距離だけ伸びる。ステム32
は、ハンドルを成形するときにハンドルのプラスチック
内に埋め込み同時に成形する。ハンドルからブラシが抜
け出ることを阻止するために第9図に参照符合36で示さ
れているように、より線の端部を曲げたり、かしめたり
することが望ましい。
ハンドル20とキャップ22に長手方向の隆起38が設けら
れる。これらの隆起は製品の審美的外観を強め、使用す
る人にハンドルとキャップとの持ち具合を良くする。さ
らにこれらの隆起はキャップをハンドルから外すのを助
け、とくにブラシを使用後にハンドルからキャップを外
すことを助ける。
希望の曲げ特性を達成するために、ハンドル20は熱可
塑性エラストマー、ポリマー材料と、汎用のホモポリマ
ー級のポリプロピレンとの混合材料でなるべく製造する
ことが望ましい。さらに具体的にいえば、製造されて、
満足することが見い出されている実施例においてはハン
ドルは約80%の「C-Flex」と20%の「ポリプロピレン#
5820」で製造された。
「C-Flex」物質はアメリカ合衆国フロリダ州クリアウ
オータ(Clearwater)サウス(South)19所在のコンセ
プト・ポリマー・テクノロジー社(Concept Polymer Te
cnologies,Inc.)により製造されている。同社の技術デ
ータシートには「C-Flex」が下記のような性質を有する
物質であることが示されている。
ポリプロピレン#5820(12メルト)はアメリカ合衆国
イリノイ州60521、オーク・ブルック(Oak Brool)、
ウエスト22ストリート1415所在のシェル・ケミカル社
(Shell Chemical Company)により製造されている。同
社によれば、その物質の性質は下記の通りである。
シェル社は、この製品が長い流路が含まれる複雑な部
品の射出成形に適当な高流動の汎用材料であることも報
告している。帯電防止物質が、製造中及びその後の保管
中の帯電を減少させるので、ほこりの集積を減少させる
ことができる。製造者は優れた曲げ寿命と、良好な化学
耐性及び対溶剤性と、高い強度/重量の比と、極めて高
い応力クラッキング抵抗性を有することを求めている。
それらの2種類の物質は生理−医学的な用途及び食品
との直接接触に関する連邦規格に正しく合致する。
第1の部分33、31において起こることがある曲がりの
大きさをさらに制御するために、より線のステム32の直
径を多少大きく、または小さくでき、第1の部分33、31
の直径と長さを変えることができる。本考案のブラシを
製作する者は、彼等の特定の必要に基ずいて最良の直径
と長さを決定する。一般に、従来の歯間歯ブラシのより
線のステムの直径を10〜50%の範囲で増大できる。
ハンドル20の長さは、ハンドルの首部31が親指と人差
指の間に挟まれるたとき、ハンドルが人差指に沿って伸
び、その他端が掌に届かない程度のごく短いものとす
る。また、キャップ22の長さは、ハンドルの他端にキャ
ップを被せたとき、そのキャップの端部が掌またはその
近くの親指と人差指との間の部分34に捕えられる長さと
する。
ハンドル20を親指で保持しながら首部31に人差指を押
し付けることにより指の先と一直線上にブラシを曲げる
ことが可能である。ブラシを他の方向に曲げたい場合に
は親指と人差指との間でブラシをころがしたり、人差指
の先でブラシに小さい圧力を加えてブラシをまっすぐに
したり、他の位置へ曲げたりすることができる。このよ
うに、本歯間歯ブラシは、使用者の意志でブラシの曲げ
角度を変えることができる。
指の接触感によって、指をある物体に向けることは容
易である。このため本考案のブラシを使用することが容
易となる。これに対して、比較的長いハンドルを有する
ブラシを方向づけることは困難である。なぜなら、その
ブラシは任意の角度で保持することができブラシの先端
がどこにあるか使用者が分らない場合が多いからであ
る。さらに、従来の歯間歯ブラシは、ハンドルが長く、
またブラシを指示するハンドルの先端部にはたわみ特性
を有しないため、口腔内から外へ向っての歯内ブラッシ
ングを行なうことができない。第8図に示すように先端
部が指で保持され、曲げられている間は、ブラシの使用
は指で指すことに一層類似する。といのは、自然に曲げ
る方法がブラシを指に整列させることになるからであ
る。これが、本考案が従来の歯間歯ブラシより大きく優
れている点である。
本考案は、さらにブラシを第8図に示すようにして保
持すると、第1図に示すようにブラシがまっすぐなまま
でブラシを口の奥の間の隙間に入れようとする場合と比
較して、ブラシを口の奥の間に隙間に入れることがはる
かに容易なことである。というのはこの位置における固
有の曲率が、ブラシを口の奥の位置へ届かせるのに最も
適切だからである。本考案の歯間歯ブラシの利点は、プ
ラスチック中に埋め込まれたより線ブラシの部分がより
線が露出している場合よりも、繰り返される曲げ、また
は過大な曲げにより破損に対する抵抗が一層大きい。
[考案の効果] 以上詳細に説明したように、本考案によれば、ハンド
ルの長さをごく短くし、ブラッシング手段を突出させた
第1の部分を柔軟性のある構造としているので、親指と
人差指とで操作し、しかも人差指で任意にブラッシング
手段の向きを変えることができる。したがって、本考案
歯ブラシは、人差指それ自体を動かすような感覚で操作
することができるので、非常に使用し易い。
また、本考案歯ブラシは全体としても短いので口腔側
から歯間に差し込んで使用することも容易にでき、あら
ゆる歯間を容易に磨くことができる。
さらに本考案はキャップ手段を有しているので、不使
用時にはブラシを覆い衛生上良好に保つことができる。
また、本考案キャップ手段は内面に環状隆起を有して
いるので、プラスチックで成形するにあたって、型から
外すとき、一旦雄型に保持させることができるため、表
面に傷などつけるおそれなく、型から容易に外すことが
できる。したがって、大量生産時にも外観の審美性を維
持することができる。
さらに、上記のようにキャップ手段の内面に環状隆起
を設けると、キャップ手段をハンドルに被せるときにそ
の位置が固定され、不用意に押し込んでブラシを痛めた
りするおそれがない。
更に、本考案はキャップ内面に縦方向の隆起を形成さ
せているので、キャップの内径形状がハンドルの外形形
状と正確に一致していなくともキャップをしっかりとは
め込むことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は使用者により見られるときの本考案の1実施例
のブラシとキャップの斜視図、第2図は上記実施例のブ
ラシとキャップを一部断面で示した斜視図、第3図〜第
6図はそれぞれ第2図の3−3線〜6−6線に沿う端面
図、第7図はブラシにキャップがはめ込まれている状態
を示す側面図、第8図は指の力でブラシがどのように曲
げられるかを示す使用中の実施例を示す斜視図、第9図
は第1図〜第7図に示す実施例の部分断面図、第10図は
キャップがハンドルに被せられているときにキャップ内
の内部溝を示すために上部を部分的に切り欠いて示した
他の実施例の側面図、第11図はキャップをブラシのハン
ドルの下部にはめている状態を示す第10図の実施例の側
面図、第12図は内部の長手方向隆起の拡大された部分を
も示す第1図のキャップの横断面図である。 20……ハンドル、22……キャップ、26……ブラシ、31…
…先端部、32……より線のステム、33……肩部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 デイン・マリツク アメリカ合衆国 60630 イリノイ州・ シカゴ・ウエスト フオスター アヴエ ニユウ・4635 (72)考案者 トーマス・ピー・ケリイ アメリカ合衆国 60067 イリノイ州・ パラタイン・オークウツド コート・ 370 (56)参考文献 実開 昭58−93235(JP,U) 実開 昭52−43964(JP,U) 実開 昭59−31938(JP,U) 実公 昭54−5165(JP,Y2)

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一体とされた第1の部分と第2の部分とか
    らなり、その第1の部分が首部(31)と、その首部より
    太い第2部分と首部とを連結する連結部(33)とからな
    るプラスチック製ハンドルと、 ブラシ(26)と、そのブラシから前記ハンドルの軸方向
    に延びているより線ステムとで形成されたブラッシング
    手段と を備えた歯間ブラシにおいて、 前記より線ステムが少なくとも前記首部(31)を通過し
    て埋め込まれ、離脱しないように、かつごくわずかだけ
    首部からでるように一体成形され、 前記第1の部分は指の力で容易に曲げ及びその力の除去
    でもとの状態に向かって復元する弾性を持たせられ、 前記ハンドルの長さは第1の部分を人差し指と親指の先
    端部で摘んで第2の部分を人差し指に沿わせてハンドル
    の後端が掌にとどかない長さとして、 指の圧力を加えて第2の部分の軸線方向に対して所定の
    角度で第1の部分を曲げることができるようにし、 第1の部分とブラッシング手段を覆い、第1部分から外
    したときに第2部分に取り付けることができる構造のキ
    ャップを備えていることを特徴とする歯間歯ブラシ。
  2. 【請求項2】前記キャップが前記第1の部分又は第2の
    部分に挿入したときにそのはめ込む長さを制限する環状
    隆起(25)とはめ込み時の摩擦を増大させる少なくとも
    一つの縦方向の隆起(29)とを内側に有する実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の歯間歯ブラシ。
  3. 【請求項3】前記第1の部分の全体の長さが約1.27cm
    (約2分の1インチ)であり、前記首部の直径が約0.32
    cm(約8分の1インチ)で長さを約0.64cm(約4分の1
    インチ)とし、連結部はこの首部の直径から第2の部分
    の直径、約0.64cm(4分の1インチ)、までのテーパー
    を形成させている実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    歯間歯ブラシ。
  4. 【請求項4】前記ブラッシング手段のより線の直径は曲
    げ操作できる太さに選定されている実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の歯間歯ブラシ。
  5. 【請求項5】前記ハンドルが熱可塑性エラストマーポリ
    マ約80%と一般的なポリプロピレン約20%との塑性の物
    質で作られている実用新案登録請求の範囲第1項ないし
    第3項記載のいずれかの歯間歯ブラシ。
JP1990088439U 1985-02-21 1990-08-27 歯間歯ブラシ Expired - Lifetime JP2510593Y2 (ja)

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US703,745 1985-02-21

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JPH0337920U JPH0337920U (ja) 1991-04-12
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