JPH0335141Y2 - - Google Patents

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JPH0335141Y2
JPH0335141Y2 JP1987066995U JP6699587U JPH0335141Y2 JP H0335141 Y2 JPH0335141 Y2 JP H0335141Y2 JP 1987066995 U JP1987066995 U JP 1987066995U JP 6699587 U JP6699587 U JP 6699587U JP H0335141 Y2 JPH0335141 Y2 JP H0335141Y2
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locking
protrusion
hole
locking hole
force
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、植毛部のあるブラシ先端部を交換し
得る交換式歯ブラシに関する。
〔従来の技術と考案が解決しようとする課題〕
最近、種類の異なる一揃えの歯ブラシを用意
し、磨く部位に応じて異なるものに持ち替えて歯
を磨くことが行われるようになつた。その為一人
分の歯ブラシだけでもかなり大きな収納スペース
を要するため、各部品―柄部と先端部―を小型
(コンパクト)化必要がある。従来、実公昭54−
6615号や実開昭50−126459号等に交換式歯ブラシ
が提案されているが、その係止離脱機構を構成す
る係止突出子が角張つた形状であるため、柄部の
挿入孔に繰返して挿入する場合に、摩耗して、抜
止力が弱くなるという欠点があつた。また、柄部
を小型(コンパクト)化して、細くかつ短くする
と、手で握つて加え難いという欠点があつた。
そこで、本考案は、上記問題点を解決し、ブラ
シ先端部と柄部とを連結する引抜力が長期間安定
して変化せず、繰返して抜差して使用出来ると共
に、歯磨操作時に手で握つて力を加え易いように
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記目的を達成するために、歯を磨
くときに加わる引抜力よりも大きくかつ手で握持
して引離方向に引張つたときの意識的引抜力より
も小さく設定した係止力を有する係止離脱機構を
介して、握持柄部と、植毛部付のブラシ先端部と
を、抜差自在に連結してなる交換式歯ブラシであ
つて、上記ブラシ先端部は、横断面正方形乃至矩
形の挿入部と、該挿入部の基端に延伸状に設けら
れると共に小鏡もち型係止突出子を有する板バネ
突片部と、を備え、上記握持柄部には、その先端
部に上記挿入部の挿入される横断面正方形乃至矩
形の盲状挿入孔が穿設され、かつ、該挿入孔の奥
部寄りから下方へ上記係止突出子を係子する係止
孔が貫設されると共に該係止孔の外側から弾性材
製丸頭付きキヤツプが嵌着さらに、上記係止離脱
機構が上記板バネ突片部と上記係止突出子と上記
係止孔とから構成した。
〔作 用〕
係止離脱機構の係止力は、歯を磨くときに自然
に加わる引抜力よりも大きく設定されているか
ら、不意にブラシ先端部が離脱することがない。
他方、ブラシ先端部を交換したいとき、手でもつ
てブラシ先端部握持柄部から意識的に引つ張る
と、この意識的引抜力よりも上記係止離脱機構の
係止力が小であるから、容易にブラシ先端部を引
抜いて握持柄部から離脱出来る。ブラシ先端部の
挿入部と板バネ突片部を握持柄部の盲状挿入孔に
挿入すると、係止突出子が該挿入孔の内壁に摺接
しつつ移動する。従つて、板バネ突片部は内側へ
弾性変形しながら移動し、係止突出子と係止孔が
嵌合したときに、板バネ突片部が復元力で元にも
どりブラシ先端部を握持柄部に係止する。さら
に、係止孔の外側から丸頭付キヤプを嵌着するた
め、握持柄部の挿入孔と係止孔は密封される。こ
の丸頭に、握つた手の親指を当てれば、滑らずに
力を加えやすい。
〔実施例〕
第1図に於いて、1は握持柄部、2はブラシ先
端部であつて、係止離脱機構Wを介して相互に抜
差自在に連結される。
ブラシ先端部2は、扁平頭部3と、それに付設
された植毛部4を有すると共に、第3図のような
横断面正方形乃至矩形の中間部5、及び、第4図
のような横断面正方形乃至矩形の挿入部6とその
基端に延伸状に設けられた板バネ突片部7(第5
図参照)を備えている。
握持柄部1は略円柱体から成り、その先端部に
横断面正方形乃至矩形の盲状挿入孔8を有し、か
つ、該挿入孔8の奥部寄りから下方―本考案では
植毛部4の有る側を言う―へ円形の係止孔9が貫
設されている。
他方、ブラシ先端部2の突片部7には、第2図
に示すような小鏡もち型係止突出子10が形成さ
れており、第1図のような連結状態で、ブラシ先
端部2の挿入部6が盲状挿入孔8の開口部寄りに
密嵌されると共に、係止突出子10が係止孔9に
係止される。
板バネ突片部7の弾発復元力によつて、係止突
出子10が確実に係止孔9に係止している。この
ように係止離脱機構Wは板バネ突片部7と係止突
出子10と係止孔9等から構成されている。
この板バネ突片部7の弾発力、係止突出子10
の大きさと形状、係止孔9の大きさ等によつて、
第1図に示した係止力Fが所定の大きさに設定出
来る。即ち、この係止力Fとは、係止離脱機構W
の係止保持力をいう。
しかして、この設定係止力Fを次のように決定
している。つまり、歯を磨く通常使用時に加わる
引抜力Aよりも上記係止力Fを大きく設定すると
共に、握持柄部1とブラシ先端部2とを夫々手で
握つて引離方向に引張つたときの意識的引抜力B
よりも小さく設定する。
即ち、A<F<B …… なる関係式が成立する。
ところで、第1図で明らかなように、握持柄部
1の係止孔9は、直径が約3〜6mmに設定されて
おり、指でもつて突出子10を内径方向へ押圧す
るのではない点に注目すべきでり、いわば、無理
に引張れば、板バネ突片部7が内部へ弾性変形し
て、係止突出子10から外れるのである。
次に、係止孔9に、ゴムやプラスチツク等の弾
性材から成る丸頭付きキヤツプ12を着脱自在に
嵌着し、仮想線で示すように、歯磨時、手の親指
Cをこのキヤツプ12の丸頭に押当てて行うと、
力を加えやすく、滑らず、磨きやすい利点があ
る。さらに、このキヤツプ12の色彩を柄部1と
異ならしめると意匠的にも変化を与えることが出
来る。
次に、第6図又は第7図に、上述の交換式歯ブ
ラシとして、1本の握持柄部1に対して、3本の
ブラシ先端部2,2,2,を組合わせて、ワンセ
ツトとして、旅行バツク等の収納ケース14に入
れた携帯用のものを示す。歯や歯ぐき等の磨く部
位と目的に応じて、択一式にブラシ先端部2を選
んで、使用することが出来る。あるいは、長時間
使用して、3本の内の1本の植毛部4が摩耗した
り曲がつたときには、他のものを使用する。
なお、1本の柄部1に対応するブラシ先端部2
…の本数は増減自由であり、2本や4本や5本と
することも出来る。あるいは1本の柄部1に1本
の先端部2を組合わせても、旅行用セツトとして
は好適である。また、柄部1の断面形状を、楕円
形、矩形、三角形等とすることも自由である。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように構成されているので、以
下に記載する著大な実用的効果を奏する。
係止離脱機構Wによつて、ブラシ先端部2が
歯磨時に不意に離脱することがない。
ブラシ先端部2を意識的に手で強く引張れば
簡単に引抜いて、柄部1から離脱出来る。
係止突出子10の形状が小鏡もち型であるの
で、挿入孔8内を摺動する際の摩耗が少なく、
係止突出子10と挿入孔8の相互の掛止力が、
たびたび繰返して、柄部1から先端部2を抜差
しても、減衰することがない。
係止孔9に嵌着する弾性材の丸頭付きキヤツ
プ12が、係止孔を密封する盲用キヤツプとし
て用いられると共に、親指Cの当接押圧用キヤ
ツプとしての役割も兼ねることが出来、歯磨時
に、力を加えやすく、滑らず、磨きやすい(第
1図参照)。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部破断正面
図、第2図は係止離脱機構Wの要部を示す説明
図、第3図は第1図の−断面図、第4図は第
1図の−断面図、第5図は要部断面図、第6
図と第7図はセツトとした状態を示す正面図であ
る。 1……握持柄部、2……ブラシ先端部、4……
植毛部、6……挿入部、7……板バネ突片部、8
……盲状挿入孔、9……係止孔、10……係止突
出子、12……丸頭付きキヤツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 歯を磨くときに加わる引抜力よりも大きくかつ
    手で握持して引離方向に引張つたときの意識的引
    抜力よりも小さく設定した係止力を有する係止離
    脱機構Wを介して、握持柄部1と、植毛部4付の
    ブラシ先端部2とを、抜差自在に連結してなる交
    換式歯ブラシであつて、 上記ブラシ先端部2は、横断面正方形乃至矩形
    の挿入部6と、該挿入部6の基端に延伸状に設け
    られると共に小鏡もち型係止突出子10を有する
    板バネ突片部7と、を備え、上記握持柄部1に
    は、その先端部に上記挿入部6の挿入される横断
    面正方形乃至矩形の盲状挿入孔8が穿設され、か
    つ、該挿入孔8の奥部寄りから下方へ上記係止突
    出子10を係止する係止孔9が貫設されると共に
    該係止孔9の外側から弾性材製丸頭付きキヤツプ
    12が嵌着され、さらに、上記係止離脱機構Wが
    上記板バネ突片部7と上記係止突出子10と上記
    係止孔9とから構成されたことを特徴とする交換
    式歯ブラシ。
JP1987066995U 1987-05-01 1987-05-01 Expired JPH0335141Y2 (ja)

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JP1987066995U JPH0335141Y2 (ja) 1987-05-01 1987-05-01

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JP1987066995U JPH0335141Y2 (ja) 1987-05-01 1987-05-01

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Publication Number Publication Date
JPS63175938U JPS63175938U (ja) 1988-11-15
JPH0335141Y2 true JPH0335141Y2 (ja) 1991-07-25

Family

ID=30905508

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JP1987066995U Expired JPH0335141Y2 (ja) 1987-05-01 1987-05-01

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JPS546615U (ja) * 1977-06-17 1979-01-17

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