JP4003933B2 - 歯ブラシ - Google Patents

歯ブラシ Download PDF

Info

Publication number
JP4003933B2
JP4003933B2 JP2002075889A JP2002075889A JP4003933B2 JP 4003933 B2 JP4003933 B2 JP 4003933B2 JP 2002075889 A JP2002075889 A JP 2002075889A JP 2002075889 A JP2002075889 A JP 2002075889A JP 4003933 B2 JP4003933 B2 JP 4003933B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
handle
insertion piece
handle portion
toothbrush
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002075889A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003265234A (ja
Inventor
俊雄 比留間
Original Assignee
俊雄 比留間
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 俊雄 比留間 filed Critical 俊雄 比留間
Priority to JP2002075889A priority Critical patent/JP4003933B2/ja
Publication of JP2003265234A publication Critical patent/JP2003265234A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4003933B2 publication Critical patent/JP4003933B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Brushes (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、使用済みのブラシ部を柄部から取外して、新たなブラシ部と簡単に取替えて使用できるようにした歯ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から使用されている歯ブラシは、柄部とブラシ部とが一体になっているものや、柄部とブラシ部とが着脱自在に接続された形態のものが殆んどである。
前者の柄部とブラシ部とが一体となっているものは、使用済み後にそのまま全体を廃棄処分しているが、後者の柄部とブラシ部とが着脱自在に接続された歯ブラシは、継続して活用できる柄部はそのまま再使用し、使用済みのブラシ部は、柄部から取外して廃棄ないしはリサイクルに回すなど、現在、社会問題化しているゴミ廃棄物の減少、或いは、リサイクル処理に寄与させている。
【0003】
上述の如く、柄部とブラシ部とを着脱自在に接続してなる歯ブラシは、例えば、図8(A)〜(C)に示すものが知られている。(特開平5−168527号公報)
即ち、図8(A)に示すものは、柄部81の細径先端82に雄ネジを刻設し、ブラシ部83の側端面に雌ネジを刻設し、これを互いに螺合させて着脱交換可能に一体とするものである。しかしながら、歯磨きの際に応力が集中し易いのは、柄部81とブラシ部83とが接続する細径先端82の部位であるので、この細径先端82のネジ切り境界部位で折れ易いという問題がある。
【0004】
また、図8(B)に示すものは、柄部81′の細径先端82′にブラシ部基台831′を一体に形成し、このブラシ部基台831′の両側面に係止溝832′を刻設し、ブラシ部83′の両側に設けた係止片834′を、上記ブラシ部基台831′に刻設した係止溝832′に沿って嵌合係止して一体とするものである。しかし、この種のものは、柄部81′とブラシ部83′とを無理嵌めにより接続しておかないと、使用中に柄部81′からブラシ部83′がずれたり、逸脱し易い。従って、柄部81′に無理嵌めされたブラシ部83′を取替えるには、引離しに大きな力を要するので実用上不便である。
【0005】
更に、図8(C)に示すものは、ブラシ部基台831″に嵌合溝835″を形成し、これにブラシ体85″を嵌合し、ブラシ部基台831″の周壁側端に穿設したネジ孔836″内に、柄部81″の細径先端のネジをねじ込み固定するものである。しかしながら、この種のものは、細径先端のネジ切り境界部位で折れ易いと共に取替えに手間取り、また、部材点数が多くなるのでコスト高になるという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる従来の問題を解決すべく為されたものであって、使用により摩耗、変形してしまったブラシ部を柄部から取外して、柄部はそのまま利用し、この柄部に、新たなブラシ部を簡単に差替え取付けできるようにすると共に、歯ブラシの使用中に、ブラシ部と柄部間でずれを生じたり、柄部からブラシ部が逸脱することがないようにした歯ブラシを提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するためのものであって、その要旨は、可撓性を有する柄部からブラシ部を差替えて交換自在となし得る歯ブラシにおいて、前記柄部の先端部にレール溝を設けて凹欠部を有する被挿着片を形成し、一方、ブラシ部の背面側に、前記被挿着片に弾発係止する膨出部を有する挿着片を形成したことを特徴とする歯ブラシである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について、図面に基づき具体的に説明する。
図1は本発明の歯ブラシの全体像を示す側面図であり、図2は本発明の柄部の先端部を示す斜視図であり、図3は図2のX−X線矢指断面図であり、図4は本発明のブラシ部を示す斜視図であり、図5は図4のX′−X′線矢指断面図であり、図6は柄部の先端部をブラシ部に挿着する状態を示す側面図であり、図7はブラシ部から柄部を取外す状態を示す側面図である。
【0009】
本発明は、図示したように、可撓性を有する柄部11からブラシ部12を差替えて交換自在となし得る歯ブラシ1において、上記柄部11の先端部111にレール溝112を設けて凹欠部114を有する被挿着片113を形成し、一方、ブラシ部12の背面部121に、上記被挿着片113に弾発係止する膨出部123を有する挿着片122を形成したことを特徴とするものである。
【0010】
そして、上記可撓性を有する柄部11の先端部111に、レール溝112を設けて凹欠部114を有する被挿着片113を対向形設すると共に、上記レール溝112の基端部側から凸条ガイド115及び突起部116を形成し、一方、ブラシ部12の背面部121に、切込部124の形成により弾発付勢され且つ上記柄部11の凹欠部114に符合する膨出部123を有する挿着片122を形成したことを特徴とするものである。
【0011】
上記本発明により、使用により摩耗、変形してしまったブラシ部12を柄部11から取外し、この柄部11に、新たなブラシ部12を簡単且つ確実に差替え取付けできると共に、使用中にはブラシ部12が柄部11からずれたり逸脱することがない歯ブラシ1が得られた。
そして、継続して活用できる柄部11はそのまま再利用し、使用済みのブラシ部12は、柄部11から取外して廃棄乃至はリサイクルに回すなど、ゴミ廃棄物の減少やリサイクル処理に寄与するという作用効果を奏するものである。
【0012】
【実施例】
図1に示す本発明の歯ブラシ1は、プラスチック等からなる可撓性を有する柄部11の先端部111とブラシ部12とを、着脱自在に嵌挿して得られるものである。
即ち、図2、図3に示すように、可撓性を有する柄部11はその先端部111にレール溝112を設け、このレール溝112に、凹欠部114を有する被挿着片114,114を対向させて形設すると共に、レール溝112の基端部側から中央に向けて凸条ガイド115を突設し、また、この凸条ガイド115の基端部側から斜め上方に向けて突起部116が形成される。
【0013】
そして、上記柄部11の先端部111に着脱自在に挿着するブラシ部12は、図4、図5に示すように、ブラシ部12の背面部121、即ち、ブラシ12′が取着されている側の反対面側には、上記柄部11の被挿着片113,113間へ挿着する挿着片122が形成される。この挿着片122は、支持部125を介して上記被挿着片113と同一高さ位置に取付けられると共に、その幅寸法は、被挿着片113,113間の幅間隔と略同一に設定される。また、挿着片122の先端中央から切込み形成した切込部124は、上記柄部11の凸条ガイド115を受け入れ、且つ、挿着片122に弾発性を付与させるものである。
【0014】
また、上記ブラシ部12の挿着片122の先端部の両側には、上記柄部11の凹欠部114,114に符合する膨出部123,123が形成され、この膨出部123,123が形成された部分の挿着片122の幅寸法は、柄部11の被挿着片114,114間の幅間隔より大きめに設定される。これにより、ブラシ部12を柄部11の先端部111へ嵌挿する際に、切込部124によって弾発付勢された挿着片122の膨出部123,123が、柄部11の凹欠部114,114に弾発的に係着するものである。
【0015】
そして、ブラシ部12の後端部の側壁に形成した窪み部126に、上記柄部11の凸条ガイド115の基端部側から突設した突起部116を係着して、使用中における柄部11からのブラシ部12の逸脱を防止している。
【0016】
柄部11の先端部111にブラシ部12を挿着するには、図6に示すように、矢印の水平方向から、柄部11の先端部111をブラシ部12の背面部121へスライド移動して、柄部11の被挿着片113をブラシ部12の挿着片122に挿着すると同時に、柄部11の凹欠部114に、ブラシ部12の切込部124により起生する弾発性を利用して膨出部123を係止し、また、柄部11の突起部116を、ブラシ部12の後端部の側壁に形成した窪み部126に係着することにより、一点鎖線で示す如く、柄部11の先端部111にブラシ部12が取付けられる。
【0017】
また、柄部11の先端部111からブラシ部12を取外すには、図7に示すように、ブラシ部12を固定し、可撓性を有する柄部11を矢印a方向に持上げて一点鎖線で示す位置まで曲げながら矢印b方向に移動させると、柄部11の突起部116がブラシ部12の窪み部126から外れると共に、柄部11の凹欠部114からブラシ部12の膨出部123が上方に逸脱して、ブラシ部12を柄部11から容易に取外すことができるものである。
【0018】
本発明により、使用して摩耗したり、変形して使えない状態になったブラシ部を柄部から容易に取外して、この柄部に、新たなブラシ部を簡単に差替え取付けすることができるようになった。また、歯ブラシの使用中に、ブラシ部が柄部からずれたり、逸脱することがなくなり、実用上極めて便利である。そして、継続して活用できる柄部はそのまま再利用し、使用済みのブラシ部は、柄部から取外して廃棄ないしはリサイクルに回すことができるなど、ゴミ廃棄物の減少やリサイクル処理に多大な貢献が期待できるという作用効果を奏するものである。
作用効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の歯ブラシの全体像を示す側面図である。
【図2】本発明の柄部の先端部を示す斜視図である。
【図3】図2のX−X線矢指断面図である。
【図4】本発明のブラシ部を示す斜視図である。
【図5】図4のX′−X′線矢指断面図である。
【図6】柄部の先端部をブラシ部に挿着する状態を示す側面図である。
【図7】ブラシ部から柄部を取外す状態を示す側面図である。
【図8】(A)従来技術の一例を示す一部切欠側面図である。
(B)従来技術の他の例を示す斜視図である。
(C)従来技術の更に他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 歯ブラシ
11 柄部
111 先端部
112 レール溝
113 被挿着片
114 凹欠部
115 凸条ガイド
116 突起部
12 ブラシ部
12′ ブラシ
121 背面部
122 挿着片
123 膨出部
124 切込部
125 支持部
126 窪み部

Claims (2)

  1. 可撓性を有する柄部からブラシ部を差替えて交換自在となし得る歯ブラシにおいて、前記柄部の先端部にレール溝を設けて凹欠部を有する被挿着片を形成し、一方、ブラシ部の背面部に、前記被挿着片に弾発係止する膨出部を有する挿着片を形成したことを特徴とする歯ブラシ。
  2. 可撓性を有する柄部の先端部に、レール溝を設けて凹欠部を有する被挿着片を対向形設すると共に、前記レール溝の基端部側から凸条ガイド及び突起部を形成し、一方、ブラシ部の背面部に、前記柄部の凹欠部に符合する膨出部を有し、切込部の形成により弾発付勢された挿着片を形成したことを特徴とする請求項1に記載の歯ブラシ。
JP2002075889A 2002-03-19 2002-03-19 歯ブラシ Expired - Fee Related JP4003933B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002075889A JP4003933B2 (ja) 2002-03-19 2002-03-19 歯ブラシ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002075889A JP4003933B2 (ja) 2002-03-19 2002-03-19 歯ブラシ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003265234A JP2003265234A (ja) 2003-09-24
JP4003933B2 true JP4003933B2 (ja) 2007-11-07

Family

ID=29204843

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002075889A Expired - Fee Related JP4003933B2 (ja) 2002-03-19 2002-03-19 歯ブラシ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4003933B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8448285B2 (en) * 2004-08-18 2013-05-28 Loops, Llc Toothbrush and methods of making and using same

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6290534U (ja) * 1985-11-27 1987-06-10
JPS63167931U (ja) * 1987-04-22 1988-11-01
JPH0335141Y2 (ja) * 1987-05-01 1991-07-25
JPH0616680Y2 (ja) * 1988-01-13 1994-05-02 鐘紡株式会社 柄連結装置
US6230356B1 (en) * 1998-07-24 2001-05-15 Park Hyo-Moon Toothbrush

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003265234A (ja) 2003-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI581769B (zh) 口腔保健器具之更換頭部及口腔保健器具
US6237183B1 (en) Toothbrush and brush head for said toothbrush
US4890349A (en) Tooth care atricle such as a toothbrush with replaceable insert
EP0928142B1 (en) Replaceable head toothbrush
US3400417A (en) Toothbrush attachment for an electric toothbrush
JPS61226003A (ja) 交換可能なブラシ部分を有する歯ブラシ
JPS63142131A (ja) 掘削機用歯組立体
JP2000512522A (ja) 交換可能なブラシ部分を備えた歯ブラシ
CA2334841A1 (en) Toothbrush with an exchangeable part
JP4003933B2 (ja) 歯ブラシ
JP2018533380A (ja) 張力を調節可能なデンタルフロスホルダー
US20070246061A1 (en) Cleaning-Fin for Removing Dirt in a Gap and Cleaning-Tool
KR20090106265A (ko) 칫솔모 교체가 가능한 칫솔
JP2004057534A (ja) 超音波歯ブラシ
KR200171064Y1 (ko) 착탈식헤드부를구비한칫솔
JP2007296221A (ja) 歯ブラシ
JP3219389U (ja) 歯ブラシ
JP3201421U (ja) 清掃具用把手及び清掃具
JP3096084U (ja) 着脱式歯ブラシ
KR100317797B1 (ko) 분리형 칫솔의 마디 착, 탈구조
JP7273008B2 (ja) 歯間清掃用具
JPH11128251A (ja) 歯間掃除具
KR20240010951A (ko) 칫솔 및 혀 클리너를 포함하는 스킨 클리너 기능을 가진 교체형 리필모 물품
JPH07118961B2 (ja) チェーンソーの潤滑剤供給構造
CN108135351B (zh) 口腔护理器具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050318

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070704

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070717

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070817

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100831

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110831

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120831

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130831

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees