JP3096084U - 着脱式歯ブラシ - Google Patents
着脱式歯ブラシInfo
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- JP3096084U JP3096084U JP2003000895U JP2003000895U JP3096084U JP 3096084 U JP3096084 U JP 3096084U JP 2003000895 U JP2003000895 U JP 2003000895U JP 2003000895 U JP2003000895 U JP 2003000895U JP 3096084 U JP3096084 U JP 3096084U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 柄に対する植毛台の支持強度を充分に確保で
きる安価な着脱式歯ブラシを提供する。 【解決手段】 ブラシ部2を有する植毛台1において、
柄10の首部11との接合面の中央部に略台錐形状の嵌
合凸部3を形成し、嵌合凸部3の端面上部に、植毛台1
の長手方向の中心線の延長線上に沿って細長い突片4を
形成し、突片4の先端部に係止凸部5を形成し、柄10
の首部11との接合面の周縁部に略V字形状の嵌入溝6
を環状に形成する。さらに、柄10の首部11におい
て、植毛台1との接合面から中央部にかけて略台錐形状
の嵌合凹部12を穿孔し、嵌合凹部12の内壁に軸線方
向に沿ってガイド溝14を形成し、嵌合凹部12の内壁
の底部に係止穴15を穿設し、嵌合凹部12の開口周縁
部にテーパ13を形成する。
きる安価な着脱式歯ブラシを提供する。 【解決手段】 ブラシ部2を有する植毛台1において、
柄10の首部11との接合面の中央部に略台錐形状の嵌
合凸部3を形成し、嵌合凸部3の端面上部に、植毛台1
の長手方向の中心線の延長線上に沿って細長い突片4を
形成し、突片4の先端部に係止凸部5を形成し、柄10
の首部11との接合面の周縁部に略V字形状の嵌入溝6
を環状に形成する。さらに、柄10の首部11におい
て、植毛台1との接合面から中央部にかけて略台錐形状
の嵌合凹部12を穿孔し、嵌合凹部12の内壁に軸線方
向に沿ってガイド溝14を形成し、嵌合凹部12の内壁
の底部に係止穴15を穿設し、嵌合凹部12の開口周縁
部にテーパ13を形成する。
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、柄の首部に対して、ブラシ部を有する植毛台を着脱にした着脱式歯
ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の着脱式歯ブラシは、例えば、特開2002―291534号に
示すように、ブラシ部を有する植毛台に、柄の首部との接合面に直方体形状の嵌
合凸部が形成され、しかも、該嵌合凸部の端面に、植毛台の長手方向の中心線の
延長線上に沿って突片が形成され、さらに、該突片の先端部の上面に係止凸部が
形成されると共に、下面に軟質シリコンゴムの塊状物が固着されている。一方、
柄の首部には、植毛台との接合面から中央部にかけて嵌合凹部が穿孔されると共
に、該嵌合凹部に係止穴が穿設されている。
【0003】
そして、植毛台の嵌合凸部を、柄の嵌合凹部に嵌合すると、軟質のシリコンゴ
ムの塊状物の弾性力によって、植毛台の係止凸部が付勢されて柄の係止穴に係止
し、柄に対する植毛台の支持強度を確保しようとしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の前記着脱式歯ブラシの場合、植毛台の嵌合凸部が直方体
形状であるため、柄の嵌合凹部との密接した嵌合が難しく、柄と植毛台とにがた
つきが生じて、柄に対する植毛台の支持強度が充分に確保されないという問題が
ある。
【0005】
さらに、植毛台の突片の下面に軟質シリコンゴムの塊状物が固着されているた
め、その分コストが高くなるという問題がある。
【0006】
そこで、本考案は上記問題点に鑑み、柄に対する植毛台の支持強度を充分に確
保できる安価な着脱式歯ブラシを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案の着脱式歯ブラシは、請求項1に示す如く
、ブラシ部を有する植毛台と、首部及び把持部を有し、且つ、植毛台に着脱可能
な柄とを備えた着脱式歯ブラシにおいて、前記植毛台には、柄の首部との接合面
の中央部に略台錐形状の嵌合凸部が形成され、しかも、該嵌合凸部の端面上部に
は、植毛台の長手方向の中心線の延長線上に沿って細長い突片が形成されると共
に、該突片の先端部に係止凸部が形成され、さらに、柄の首部との接合面の周縁
部に略V字形状の嵌入溝が環状に形成されてなり、前記柄の首部には、植毛台と
の接合面から中央部にかけて前記嵌合凸部と嵌脱可能な嵌合凹部が穿孔され、し
かも、該嵌合凹部の内壁には、柄の軸線方向に沿って前記係止凸部のガイド溝が
形成されると共に、嵌合凹部の内壁の底部には、前記係止凸部と係脱可能な係止
穴が穿設され、さらに、嵌合凹部の開口周縁部には、前記嵌入溝と嵌脱可能なテ
ーパが形成されてなるものである。
【0008】
この場合、植毛台の略台錐形状の嵌合凸部が、柄の首部の嵌合凹部に嵌合する
と共に、植毛台の嵌入溝に柄の首部のテーパが嵌入されるため、植毛台と柄とが
密接して接合されることになり、ブラッシングの際、植毛台と柄のがたつきがな
く、ローリングしても柄に対して植毛台が回動しない。また、植毛台の嵌合凸部
が略台錐形状であるため、柄の首部の嵌合凹部の開口端部が押し広げられた状態
で嵌合することになり、充分な支持強度が確保され、柄の把持部を持ってブラッ
シングをしても、耐え得るようになっている。
【0009】
しかも、植毛台の突片が柄のガイド溝にガイドされ、植毛台の係止凸部が柄の
係止穴に係止するため、円滑な着脱が可能になる。
【0010】
さらに、植毛台のブラシ部が傷んだ場合、容易に交換できる。また、交換の際
、植毛台のみの交換となるため、歯ブラシを買い換えるよりも安価になる。さら
に、硬さの異なるブラシ部を複数種類用意しておき、歯垢除去、入れ歯の洗浄、
通常のブラッシングなど用途に応じて植毛台を交換して使用することも可能にな
る。
【0011】
【考案の実施の形態】
本考案の一実施形態につき、図1乃至図4(A)〜(C)を参照して説明する
。
本考案の着脱式歯ブラシは、上面にブラシ部2を有する植毛台1と、首部11
及び把持部18が一体成形された柄10とから構成されている。
【0012】
ブラシ部2は、複数の毛束が植毛台1の上面に縦横に所定の間隔をおいて植設
されて構成されている。
【0013】
植毛台1は、平面視略楕円形状の平板からなり、植毛台1の一側に形成された
端面、即ち柄10の首部11との接合面に突出して形成された略台錐形状の嵌合
凸部3と、該嵌合凸部3の端面上部に、植毛台1の長手方向の中心線の延長線上
に沿って形成された弾性を有する細長い突片4と、該突片4の先端部の上面に形
成された係止凸部5と、柄10の首部11との接合面の周縁部に角環状に形成さ
れた略V字形状の嵌入溝6とを具備している。
【0014】
柄10の首部11は、中央部から上側及び下側に向かうにしたがって太く形成
され、中央部が括れた状態になっている。しかも、首部11は、断面矩形状を呈
している。さらに、首部11は、植毛台1との接合面から中央部にかけて穿孔さ
れた略台錐形状の嵌合凹部12と、該嵌合凹部12の開口周縁部に形成されたテ
ーパ13と、嵌合凹部12の上側の内壁に軸線方向に沿って形成されたガイド溝
14と、嵌合凹部12の上側の内壁の底部に穿設された平面視略矩形状の係止穴
15とを具備している。
【0015】
柄10の把持部18は、上面及び背面にそれぞれ形成された波形状の上面把持
部18a、及び、背面把持部18bを有している。そして、手で把持した際、手
の平の母指球及び小指球が上面把持部18aに当接し、第2〜第4の各指が背面
把持部18bに当接し、親指が柄10の首部11に当接し、手が柄10にフィッ
トするようになっている。したがって、ブラッシングにおける歯への力が加えや
すいようになっている。
【0016】
つぎに本考案の着脱式歯ブラシの使用態様について説明する。まず、柄10に
植毛台1を取り付ける場合、植毛台1の嵌合凸部3を、柄10の嵌合凹部12に
挿入すると、植毛台1の突片4の係止凸部5の円弧面が柄10のガイド溝14に
ガイドされながら摺動し、植毛台1の突片4が押し下げられて若干傾斜した状態
になる。さらなる植毛台1の挿入によって、突片4の係止凸部5が柄10の係止
穴15に位置した際、植毛台1の突片4の係止凸部5が突片4の弾性力によって
柄10の係止穴15に係止する一方、柄10の首部11の嵌合凹部12の開口端
部が植毛台1の嵌合凸部3によって若干押し広げられ、柄10のテーパ13が植
毛台1の嵌入溝6に挿入されて図4(A)の状態になる。この状態では、柄10
のテーパ13が植毛台1の嵌入溝6に挿入されると共に、植毛台1の嵌合凸部3
が柄10の嵌合凹部12に嵌合することで、植毛台1と柄10の首部11とが密
接して支持強度が確保されることになり、ブラッシングの際に加えられる柄10
への力にも柔軟に耐え得ることができる。
【0017】
つぎに、柄10から植毛台1を取り外す場合、図4(B)に示すように、植毛
台1の係止凸部5に対して上方から力を加え、柄10の首部11の内方へ係止凸
部5を押し込み、歯ブラシ柄10の首部11の係止穴15から係止凸部5を離脱
させ、係止状態を解除する。そして、図4(C)に示すように、植毛台1を矢印
の方向へ引き出すと、柄10のテーパ13が植毛台1の嵌入溝6から離間し、植
毛台1が柄10の首部11から離脱する。さらなる植毛台1の引出しによって、
植毛台1の突片4がガイド溝14にガイドされると共に、係止凸部5がガイド溝
14に摺動し、植毛台1と柄10とが分離した状態になる。
【0018】
なお、前記実施形態の場合、柄10の接合面に嵌合凹部12を形成すると共に
、植毛台1の接合面に嵌合凸部3を形成するようにしたが、柄10の接合面に嵌
合凸部3を形成すると共に、植毛台1の接合面に嵌合凹部12を形成するように
してもよい。
【0019】
また、本考案の着脱式歯ブラシの凹凸嵌合の構造は、歯ブラシ以外のブラシに
も適用可能であることはいうまでもない。材料としては、柄10と植毛台1とが
着脱できる材料であればよく、特に限定するものではない。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の着脱式歯ブラシは、植毛台の嵌合凸部を柄の首
部の嵌合凹部に嵌め合わし、植毛台の突片を柄のガイド溝に当接し、植毛台の係
止凸部を柄の係止穴に係止し、植毛台の嵌入溝に柄の首部のテーパを嵌入するよ
うにしたため、植毛台のブラシ部の交換が容易になる。また、交換の際、植毛台
のみの交換となるため、経費節減につながる。しかも、従来のように、軟質シリ
コンゴムの塊状物を用いていないため、その分安価に製造できる。さらに、硬さ
の異なるブラシ部を複数種類用意しておけば、歯垢除去、入れ歯の洗浄、通常の
ブラッシングなどの種々の用途に容易に対応できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の着脱式歯ブラシの一部を破断した側面
図である。 【図2】植毛台の平面斜視図である。 【図3】柄の平面斜視図である。 【図4】(A)は、植毛台と柄とを装着した状態の断面
図、(B)及び(C)は、柄から植毛台を取り外す際の
使用説明図である。断面図である。 【符号の説明】 1 植毛台 2 ブラシ部 3 嵌合凸部 4 突片 5 係止凸部 6 嵌入溝 10 柄 11 首部 12 嵌合凹部 13 テーパ 14 ガイド溝 15 係止穴 18 把持部 18a 上面把持部 18b 背面把持部
図である。 【図2】植毛台の平面斜視図である。 【図3】柄の平面斜視図である。 【図4】(A)は、植毛台と柄とを装着した状態の断面
図、(B)及び(C)は、柄から植毛台を取り外す際の
使用説明図である。断面図である。 【符号の説明】 1 植毛台 2 ブラシ部 3 嵌合凸部 4 突片 5 係止凸部 6 嵌入溝 10 柄 11 首部 12 嵌合凹部 13 テーパ 14 ガイド溝 15 係止穴 18 把持部 18a 上面把持部 18b 背面把持部
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ブラシ部を有する植毛台と、首部及び把
持部を有し、且つ、植毛台に着脱可能な柄とを備えた着
脱式歯ブラシにおいて、 前記植毛台には、柄の首部との接合面の中央部に略台錐
形状の嵌合凸部が形成され、しかも、該嵌合凸部の端面
上部には、植毛台の長手方向の中心線の延長線上に沿っ
て細長い突片が形成されると共に、該突片の先端部に係
止凸部が形成され、さらに、柄の首部との接合面の周縁
部に略V字形状の嵌入溝が環状に形成されてなり、 前記柄の首部には、植毛台との接合面から中央部にかけ
て前記嵌合凸部と嵌脱可能な嵌合凹部が穿孔され、しか
も、該嵌合凹部の内壁には、柄の軸線方向に沿って前記
係止凸部のガイド溝が形成されると共に、嵌合凹部の内
壁の底部には、前記係止凸部と係脱可能な係止穴が穿設
され、さらに、嵌合凹部の開口周縁部には、前記嵌入溝
と嵌脱可能なテーパが形成されてなることを特徴とする
着脱式歯ブラシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003000895U JP3096084U (ja) | 2003-02-25 | 2003-02-25 | 着脱式歯ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003000895U JP3096084U (ja) | 2003-02-25 | 2003-02-25 | 着脱式歯ブラシ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3096084U true JP3096084U (ja) | 2003-08-29 |
Family
ID=43249979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003000895U Expired - Fee Related JP3096084U (ja) | 2003-02-25 | 2003-02-25 | 着脱式歯ブラシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3096084U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013128751A (ja) * | 2011-11-25 | 2013-07-04 | Hideya Hashizume | 歯磨き方法及びそれに用いる歯ブラシ |
JP2015054209A (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-23 | ライオン株式会社 | 歯ブラシ |
JP2018007629A (ja) * | 2016-07-14 | 2018-01-18 | 株式会社ピカコーポレイション | 動物用歯ブラシ |
-
2003
- 2003-02-25 JP JP2003000895U patent/JP3096084U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013128751A (ja) * | 2011-11-25 | 2013-07-04 | Hideya Hashizume | 歯磨き方法及びそれに用いる歯ブラシ |
JP2015054209A (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-23 | ライオン株式会社 | 歯ブラシ |
JP2018007629A (ja) * | 2016-07-14 | 2018-01-18 | 株式会社ピカコーポレイション | 動物用歯ブラシ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |