JP7273008B2 - 歯間清掃用具 - Google Patents
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Description
本発明の実施形態は、口腔内、特に歯間を清掃するための歯間清掃用具に関する。まず、図1を参照し、本発明の実施形態による歯間清掃用具の概略構成を説明する。
ここで、本発明の実施形態の背景を説明する。歯間清掃用具としては、把持部の長手方向とフロスの方向が一致するF字型、把持部の長手方向とフロスの方向が直交するY字型、および切断されたフロスを直接手指で持って使用する糸巻型、などが知られている。以下、各歯間清掃用具の清掃効率を具体的に説明する。
図1を参照して説明したように、本発明の実施形態による歯間清掃用具1は、結合状態において、把持部120の長手方向とフロス20の方向が直交するY字型として機能する。結合状態においては、図1に示したように、操作部材10Aの把持部120Aおよび操作部材10Bの把持部120Bは、上下方向上で重なっている。一方、本発明の実施形態による歯間清掃用具1は、結合状態と、操作部材10Aおよび操作部材10Bが分離している分離状態との間で両方向に変化することが可能である。以下、図3を参照して歯間清掃用具1の分離状態を説明する。
図5の平面図に示したように、把持部120Aの正面は、リブが形成されている第1リブ形成領域121Aを含む。把持部120Aの正面は、上下方向に交差し、結合状態において把持部120Bに当接しない面である。また、第1リブ形成領域121Aには、幅方向に沿う複数のリブが前後方向上で互いに離隔するように形成されている。把持部120Aの正面に加えて、または把持部120Aの正面に代えて、把持部120Bの把持部120Aに当接しない面にリブが形成されていてもよい。
図5の左側面図および右側面図に示したように、歯間清掃用具1の後端部には空隙部Pが形成される。具体的には、把持部120Aの把持部120Bに対向する第1の対向面には、後端に近づくほど切り欠きを広げる傾斜面128Aを有する。また、把持部120Bの把持部120Aに対向する第2の対向面には、後端に近づくほど切り欠きを広げる傾斜面128Bを有する。
図5に示した操作部材10の前後方向上での長さd1は、40mm以上であることが好ましく、45mm以上であることがより好ましく、また70mm以下であることが好ましく、65mm以下であることがより好ましい。かかる構成によれば、操作部材10の取り回しが良く、操作部材10の全体を口腔内に入れることも可能である。使用者が奥歯に対して歯間清掃用具1を容易に使用する際に、操作部材10が唇および口腔内の粘膜などに当たることを抑制することも可能である。
以上、本発明の実施形態を説明した。以下では、本発明の実施形態の幾つかの変形例を説明する。なお、以下に説明する各変形例は、単独で本発明の実施形態に適用されてもよいし、組み合わせで本発明の実施形態に適用されてもよい。また、各変形例は、本発明の実施形態で説明した構成に代えて適用されてもよいし、本発明の実施形態で説明した構成に対して追加的に適用されてもよい。
第1の変形例は、嵌め合い構造の変形に関する。以下、図6を参照し、第1の変形例による歯間清掃用具2の構成を説明する。
第2の変形例も、嵌め合い構造の変形に関する。以下、図7を参照し、第2の変形例による歯間清掃用具3の構成を説明する。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明の技術的範囲はかかる例に限定されない。本発明の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
10、12、13 操作部材
20 フロス
110 ヘッド部
112 開口幅形成領域
114 開口長形成領域
120 把持部
121A 第1リブ形成領域
122A、122B 第2リブ形成領域
123A、123B 第3リブ形成領域
126A 凹部
126B 凸部
128A、128B 傾斜面
220 把持部
222A 第1凸部
222B 第1凹部
224A 第2凸部
224B 第2凹部
225A 窪み
225B 隆起部
320 把持部
322A 凸部
322B 凹部
325A 隆起部
325B 窪み
Claims (14)
- 第1の係合部を有し、歯間清掃用のフロスの一側を支持する第1の操作部材と、
第2の係合部を有し、前記フロスの他側を支持する第2の操作部材と、
を備え、
前記第1の係合部と前記第2の係合部との係合により前記第1の操作部材と前記第2の操作部材が結合している結合状態において前記フロスを使用可能であり、
前記第1の係合部と前記第2の係合部との係合の解除により、前記結合状態から、前記第1の操作部材と前記第2の操作部材が分離している分離状態に状態が変化し、
前記第1の操作部材および前記第2の操作部材は使用者により把持される把持部を有し、前記結合状態において、各把持部は前記フロスの支持点間の離隔方向である第1方向と直交する第2方向上で重なり、
前記結合状態において、前記第1の操作部材と前記第2の操作部材の前記フロスが支持される側と反対側の端部であって、前記第1の操作部材と前記第2の操作部材の間には、空隙部が存在する、歯間清掃用具。 - 前記第1の操作部材および前記第2の操作部材は、前記反対側の端部に、前記空隙部を形成する傾斜面を有する、請求項1に記載の歯間清掃用具。
- 前記把持部の幅は、前記結合状態における第1の操作部材および前記第2の操作部材の各々の前記把持部の合計厚みよりも長い、請求項2に記載の歯間清掃用具。
- 前記第1の係合部および前記第2の係合部は、互いに嵌り合う嵌め合い構造を含む、請求項1~3までのいずれか一項に記載の歯間清掃用具。
- 前記第1の係合部および前記第2の係合部は、各々、複数の係合部を有する、請求項4に記載の歯間清掃用具。
- 前記第1の係合部は、前記第1の操作部材の把持部が有する前記第2の操作部材の把持部に対向する第1の対向面縁を含む領域に形成された凸部であり、
前記第2の係合部は、前記第2の操作部材の把持部が有する前記第1の操作部材の把持部に対向する第2の対向面の縁を含む領域に形成された凹部である、請求項4に記載の歯間清掃用具。 - 前記把持部は、厚み方向に交差し、前記結合状態において他の前記把持部に当接しない正面を有し、
前記正面は、突起が形成されている第1突起形成領域を含む、請求項3に記載の歯間清掃用具。 - 前記把持部の側面は、突起が形成されている第2突起形成領域を含む、請求項3または7に記載の歯間清掃用具。
- 前記第1の操作部材および前記第2の操作部材は、前記フロスを支持し、前記結合状態において前記フロスと共に開口を形成するヘッド部を有し、
前記ヘッド部は、前記把持部との境界位置から前記開口の外側に向けて延出する開口幅形成領域を含み、
前記開口幅形成領域の外側の側面は、突起が形成されている第3突起形成領域を含む、請求項2または3に記載の歯間清掃用具。 - 前記第1の操作部材および前記第2の操作部材の長手方向上での長さは、40mm以上である、請求項1~9までのいずれか一項に記載の歯間清掃用具。
- 前記第1の操作部材および前記第2の操作部材は、前記フロスを支持し、前記結合状態において前記フロスと共に開口を形成するヘッド部を有し、
前記第1の操作部材および前記第2の操作部材の長手方向上での長さは、前記開口の前記長手方向上での長さの3倍以下である、請求項1~8までのいずれか一項に記載の歯間清掃用具。 - 前記第1の操作部材および前記第2の操作部材は、前記フロスを支持し、前記結合状態において前記フロスと共に開口を形成するヘッド部を有し、
前記把持部と前記ヘッド部が成す角度は、130度以上である、請求項2に記載の歯間清掃用具。 - 前記分離状態から、前記第1の係合部と前記第2の係合部との係合により、前記結合状態に状態が変化する、請求項1~12のいずれか一項に記載の歯間清掃用具。
- 前記結合状態においては、前記第1方向に沿って、または前記第1方向を長軸方向として前記フロスが支持される、請求項2または3に記載の歯間清掃用具。
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