JP2510493B2 - 輪郭強調処理装置 - Google Patents

輪郭強調処理装置

Info

Publication number
JP2510493B2
JP2510493B2 JP60139919A JP13991985A JP2510493B2 JP 2510493 B2 JP2510493 B2 JP 2510493B2 JP 60139919 A JP60139919 A JP 60139919A JP 13991985 A JP13991985 A JP 13991985A JP 2510493 B2 JP2510493 B2 JP 2510493B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image signal
input
enhancement processing
signal
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60139919A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62172A (ja
Inventor
眞 高山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP60139919A priority Critical patent/JP2510493B2/ja
Publication of JPS62172A publication Critical patent/JPS62172A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2510493B2 publication Critical patent/JP2510493B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 ＜技術分野＞ 本発明はテレビジョン信号等の画像信号に対して輪郭
強調処理を施す輪郭強調処理装置に関する。
＜従来技術＞ 従来、水平方向の輪郭強調回路は第２図に示すような
トランスバーサルフイルターで構成されていた。入力信
号１は係数Ｋを持つ可変乗算器４の出力は加算器６に差
分入力としている。又、遅延器２の出力は時間τの遅延
器３及び加算器６に加算入力としている。遅延器３の出
力は、係数Ｋを持つ可変乗算器５で乗算され、加算器６
に差分入力としている。加算器からは出力７が得られ
る。
第２図の入出力間の伝達関数Ｈ（ω）は、 Ｈ（ω）＝１−2K cosωτ …… と表わされ、Ｋの値をパラメータとすると、第３図に示
すようにｆ＝1/2τで第１のピークを持つ。しかし、こ
の伝達関数はω＝０の時つまり入力が直流の時cosω
τ＝１となり、Ｈ（０）＝１−2Kとなる。これはビデオ
信号で考えると、Ｋの値より輝度レベルが変化している
ことが判る。つまり、Ｋの値により輪郭強調のレベルを
変化することが出来るが、輝度レベルも一緒に変化して
しまい、この輝度の変化分をどこかで補償しなければな
らなかった。
＜目 的＞ 本発明は、画像信号の位相の変化に対してリニアな特
性を有し、少ない可変乗算器により簡単な構成で画像信
号の輝度成分レベルを変化させずに、画像信号の輪郭強
調レベルをなめらかに可変することが可能な輪郭強調処
理装置を提供することを目的としている。
＜発明の概要＞ 本発明は、伝達関数をω＝０のときＫの値に依存しな
いようにＨ（ω）を考えた。
Ｈ（ω）＝１＋2K（１−cosωτ） …… これは第１図に示すようにＫの値をパラメータにして
（Ｋ＝1,1/2,−1/2）周波数特性が変化する。又、式
からも判るようにω＝０のときＨ（０）＝１と表わされ
輝度レベルが変化しないことが判る。
＜実施例＞ これは第４図に示すトランスバーサルフイルターで構
成することが可能となる。
第４図の説明を行う。
入力信号１は係数Ｋを持つ可変乗算器4,時間τの遅延
器２に入力している。乗算器４の出力は加算器６に差分
入力として入力している。遅延器２の出力は係数（１＋
2K）を持つ可変乗算器８で乗算し、加算器６に加算す
る。又、遅延器２の出力は時間τの遅延器３で遅延し、
係数Ｋを持つ可変乗算器５で乗算し、加算器６に差入力
として入力している。加算器６からは出力７が得られ
る。
第４図では、可変乗算器を３個使用していたが、これ
を整理すると第５図に示すように可変乗算器２個で構成
出来る。
更に第５図を整理すると第４図に示すように可変乗算
器を１個にすることが可能となる。
第７図は第６図に示す構成をアナログ信号処理で行う
場合の回路である。
これはアナログ遅延線20を反射させて使用しているた
め、第６図の遅延器2,3,加算器9,乗算器11までは第７図
14〜20までで構成され、第６図の乗算器11出力は第７図
遅延線のマツチング抵抗19と遅延線20の接点の信号と対
応する。
第６図の加算器，乗算器10は第７図の21〜39までのダ
ブルバランスドモジユレータに対応する。乗算器の係数
は可変抵抗31の抵抗値で決まる。
第６図の加算器13は第７図40〜48に対応する。第７図
はアナログ回路で構成したが、デイジタル回路で構成し
てもよい。
＜効 果＞ 以上説明したように、本発明によれば、画像信号の位
相の変化に対してリニアな特性を有し、少ない可変乗算
器により簡単な構成で画像信号の輝度成分レベルを変化
させずに、画像信号の輪郭強調レベルをなめらかに可変
することが出来る装置を提供することが出来るようにな
る。
更に、本発明に従って画像信号に対して輪郭強調処理
を施す装置をアナログ回路にて構成する場合には、少な
い可変乗算器により非常に簡単な構成で画像信号に対し
て輪郭強調処理を施す装置を実現することが出来るよう
になる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本実施例の輪郭強調回路の周波数特性図、第２
図は従来の輪郭強調回路を構成するトランスバーサルフ
イルタの回路図、第３図は第２図のフイルタの周波数特
性図、第４図は本実施例のトランスバーサルフイルタの
回路図、第５図は他の実施例の回路図、第６図は更に他
の実施例の回路図、第７図は第６図の回路を実現するア
ナログ回路図である。 図において１はテレビジヨン入力信号、2,3は遅延器、
4,5,10,11は乗算器、6,9,12,13は加算器、７は出力信号
を夫々示す。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】画像信号に対して輪郭強調処理を施す装置
    であって、第１の画像信号を入力し、入力された第１の
    画像信号に対して微小時間τ遅延している第２の画像信
    号と微小時間２τ遅延している第３の画像信号とを形成
    し、前記第１の画像信号と前記第３の画像信号とを加算
    することにより形成される第４の画像信号に対して係数
    1/2を乗算した信号を前記第２の画像信号から減算する
    ことにより第５の画像信号を形成し、形成された前記第
    ５の画像信号に対して係数2K（ただし、ＫはＫ＝1,1/2,
    −1/2）を乗算した信号に前記第２の画像信号を加算す
    ることにより、入力された前記第１の画像信号に対して
    輪郭強調処理を施し、出力するようにしたことを特徴と
    する輪郭強調処理装置。
  2. 【請求項２】前記画像信号に対して輪郭強調処理を施す
    装置をアナログ回路で構成したことを特徴とする特許請
    求の範囲第１項記載の輪郭強調処理装置。
JP60139919A 1985-06-26 1985-06-26 輪郭強調処理装置 Expired - Lifetime JP2510493B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60139919A JP2510493B2 (ja) 1985-06-26 1985-06-26 輪郭強調処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60139919A JP2510493B2 (ja) 1985-06-26 1985-06-26 輪郭強調処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62172A JPS62172A (ja) 1987-01-06
JP2510493B2 true JP2510493B2 (ja) 1996-06-26

Family

ID=15256705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60139919A Expired - Lifetime JP2510493B2 (ja) 1985-06-26 1985-06-26 輪郭強調処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2510493B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4806953A (en) * 1987-02-26 1989-02-21 Hewlett-Packard Company Acoustic isolation timing belt pulley for drafting plotters

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5961283A (ja) * 1982-09-30 1984-04-07 Victor Co Of Japan Ltd 信号処理用フイルタ回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62172A (ja) 1987-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01136474A (ja) ゴースト除去用フィルタ回路
JP2510493B2 (ja) 輪郭強調処理装置
JPH089200A (ja) 複素フィルター装置
US6766286B2 (en) Pyramid filter
EP1107612A2 (en) Vector magnitude control of a comb filter
US6662200B2 (en) Multiplierless pyramid filter
JPH08214229A (ja) デコーダ
JP2507154B2 (ja) フィルタ装置
JPS6089174A (ja) カラーテレビジヨン受像機の輝度チヤンネル用デジタルフイルタ集積回路
JP2000032300A (ja) ディジタルビデオ信号のフィルタリング
JPS6145407B2 (ja)
JP2590910B2 (ja) デイジタルフイルタ
JP2590291B2 (ja) 切換型ｉｉｒフィルタ
JP2812947B2 (ja) 復調方式
JPH05335890A (ja) ディジタルフィルタ
JPH06105861B2 (ja) 非線形信号処理装置
JPS6380686A (ja) 巡回型雑音低減装置
JPH0411039B2 (ja)
JP3027867B2 (ja) 色信号処理装置
JPS6367812A (ja) 平滑化回路
KR960002706Y1 (ko) 티브이의 오버슈트 제거 회로
KR960011420B1 (ko) 복소 필터
JPH0374530B2 (ja)
JPH07184228A (ja) デジタルａｃｃ回路
JPH0496414A (ja) 輪郭強調回路