JPS5961283A - 信号処理用フイルタ回路 - Google Patents

信号処理用フイルタ回路

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JPS5961283A
JPS5961283A JP17116082A JP17116082A JPS5961283A JP S5961283 A JPS5961283 A JP S5961283A JP 17116082 A JP17116082 A JP 17116082A JP 17116082 A JP17116082 A JP 17116082A JP S5961283 A JPS5961283 A JP S5961283A
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circuit
delay
transversal filter
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Shigeru Sawada
沢田 繁
Shigehiro Ito
伊藤 茂広
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Victor Company of Japan Ltd
Nippon Victor KK
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Victor Company of Japan Ltd
Nippon Victor KK
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/57Control of contrast or brightness

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野) 処理の対象とされる信置の周波数対撮部l特性と周波数
対位相推移特性C以下、周波数対位相特性という)との
何れか一方の特性または双方の特性を連続的に可変でき
るようにした信号処理用フ・イルタ回路は、各種の信置
の信置処理のために用いられる。
(従来技術) 例えば、両生画像における鮮鋭度の可変調節によって画
質の調整を行なうようにした画質調整回路においては、
信号の周波数対振幅特性が可変となるように構成され1
こ信置処理用フイルク1111路が用いられる。
さて、コンデンサやコイルを用いて構成した集中型の遅
延素子、あるいは分布足動型の遅延素子や、トランジス
〃や抵抗などの回路素子により構成されたアナミグ電子
回路VCよる従来の一般的な画質調整回路には、周波数
対振幅特性の変化に伴なって、周波数対位相特性が非直
線的に変化するために、画質補正動作によって映像信号
に付加されるプリシュートやオーバシュートがアンバラ
ンスになり易いという欠点があった。
これに対し、予め定められた時間だけ倍長を遅延させう
る単位遅延素子を1個以上備えてなろ信置遅延手段と、
前記の信置遅延手段の入出力間における所定の位置で得
られる信号に、それぞれ所要の重み付けを施こす手段と
、前記の重み付けが施こされた信号の加算手段とからな
る特性可変型のトランスバーサルフィルタを用いて構成
され定従来の画質調整回路では、前記した重み付は手段
における重み付けを変化させることtlc工って、周波
数対振幅特性や周波数対位相特性を所要のように変化で
き2また。それの画質調整特性としては、プリンニート
とオーバ/ニートとが理想的にバランスしたものが容易
に得られるという特徴を有している。
第1図は、特性可変型のトランスパーサ2.フィルタを
用いて構成した従来の画質調整回路のブロック図であっ
て、第1図においてlは原信号の入力端子、2.3はそ
れぞれ等しい遅延時間τ1を有する第1.第2の遅延回
路である。また、4,5゜6は入力端子lに供給された
原信号、第1の遅延回路2からの出力信号、第2の遅延
回路3からの出力信置に対して、それぞれ所定の重み付
は偽。
C1,C2を付与する重み付は回路であり、前記し1こ
各重み付は回路4〜6は、重み付は偽、C1,偽に比例
した増幅度を有する増幅器VCよって構成されており、
制御信号の入力端子9に供給される制御4m号によって
、各信号に付与されろ重みイづけが変えられるようにな
されている。
前記の各重み付は回路4〜6からの出力信号は、加算器
7によって加算され1こ後に、出力端子8に送出される
第1図示の従来の画質調整回路において、それの周波数
対位相特性を直線的なものとするための制約条件は、前
記した重み付は偽と偽とについて次の(1)式で示され
ろものである。
偽−偽 ・・・・・・ (1) また、第1図示の従来の画質調整回路において、周波数
対振幅特性におけろ周波数ゼo(直流)の利得G1(直
流利得G、)が一定である1こめの制約条件は、重み付
は偽〜偽について次の(2)式で示されるものである。
山土α1+α2−K・・・(2)(ただし、Kは一定で
あることを示している符号とする) なお、第2肉において5周波vf1は、第1.、第2の
遅延回路2,3の遅延時間τ1に関して、次のように示
される周波数であり、この周e政fiは曳波数対振幅特
性の変化の中心周波数を示していZ)。
今、制御Ils@の入力端子9に供給されろ制御信号に
工って、重み付は回路4〜6における重み付は偽〜偽が
変化されることによって変化する周波数対振幅特性にお
ける中上・周波数f1の利得G2は、前記した制御信号
によるアナログ制御量を表わす変数をa (Cだし、a
≧−1)とすると−次81r1(3)式で示される。
G2−α、 −Cl0− C1,、−(1+ a ) 
K  −−(3)前記した条件に↓って所定の重み付け
[有]〜α2は次の(4)式のように与えられる。
λし そして、第1図示の画質調整回路は、それの重み付は回
路4〜6が、制御信号によるアナ「コグ制御量を表わす
変数aによって前記した(4)式に従う重み付げ偽〜α
2を信号に与えうろニ一つな構成のものとなされている
とともに、加算回路7が高精度の加算を行ないうろもの
として構成されている場合には5それの周波V対振幅特
性をアナコグ制御量を表わす変数aの変化に応ビて所要
のように変化させることができる。
(発明の解決しようとする問題点) ところが5第1図示の構成の画質調整回路を実際に回路
化する場合には5アナaグ制御量を表わす変数aと対応
して(4)式を厳密に満足さぜりる重み付は偽〜偽を設
定できる重み付は回路4へ−6が構成され難いこと、及
び、加算器7として加算精度の高いものが構成され難い
こと、などの理由によって、良好な性能を有する画質調
整回路を得ろことは困難である。
すなわち、アナログ回路には非線形性の問題が必らず伴
なっているものであり、そのために、重み付は回路4〜
6や加算器7などを、それらの特性がそれぞれ所要の特
性を有するものとして構成することは困難であり、また
、重み付は回路5で設定すべき重み付けα1は、(4)
式のα、= (1+−1)Kで示されているように57
すaグ量の変数aに対して比例関係にはないから−その
ような特性の重み付は回路5としては構成が複雑なもの
となることが避けられず、さらに、遅延素子としてCC
D素子が用いられている場合に、そのCCD素子が形成
されるMO8構成のチップ上に、加算器7、その他の回
路部分も構成させるという一般的な手段を採用した場合
には、回路素子としての抵抗が比較的高い抵抗値のもの
となり、かつ、精度も悪いものとなるから、加算器7と
しても加算精度のイ氏いものしか構成され得ないからで
ある。
したがって、第1図示の画質調整回路を実際f回路化し
た場合には、重み付は偽〜偽が、既述した(2)弐〇′
1制約条件を満足しうるものとはならず、アナコグ制御
量を表わす変数aの変化に応1てて変化する周波v対振
幅特性におけろ直流利得G、4ま、第2図中の曲線A、
B、CK示されているG+h+G、m+G、t  のよ
うに7すコグ制御量を表わす変数aが、B)0 、a=
0 、a<0の各場合につい−Cそれぞれ異なるものと
なり(第2図中の曲線A。
13、Cは、ノナaダ制御量を表わす変数a75;、a
>o + B=Q 、a<0σ)各場合にお(十ろ任意
力性定値と対応する周波数対振幅特性曲線であり、図中
のG2hlG2mlG2tは(3)式で示されるG2の
値である)、そのため、画質調整回路を経た映像信号の
信妥レベルが、7すOグ制御量を表わす変数aの値によ
って異な2)ものとなって、再生画(8)のコントラス
トl両画1象品位を劣化させてしまう。
(問題点を解決+ろための手段) 本発明は、特性可変型のトラノスノ(−サルフィルタに
おけるすべての重み付けを、アナログ制御量を表わす変
数aに対して比例関係にあるようなものとして重み付は
回路の構成を容易にするとともに、前記した特性可変型
のトランスノく−H)−ルフイルタにおけろすべての重
み付けの総和が0となるように各重み付けを定めーまだ
、前記した特性可変型のトランスバーサルフイルりから
の出力信号を、直流阻止手段に与えろことにより、アナ
コグ制御量を表わす変数aの変化によっても、周波数対
振幅特性におげろ直流利得G,がセロの状態もしくは略
々上Oの状態にされろようにし、さらに、前記した直流
阻止手段からの出力信置と、特性可変型のトランスバー
サルフィルりへの入力4m Wに所要の時間遅延を与え
た信号とを合成して出力信号として、従来例のものにお
ける欠点の解消された信置処理用フィルタ回路を提供で
きろようにしたのである。
(実施例) 次に、添付図面を参照して本発明の信号処利用フィルタ
回路の詳細について説明する。第3図は本発明の信号処
理用フィルタ回路の一実施態様ジ)ブaツク図であって
、この第3図において、既述した第1図に示す回路配置
直における構成部分と同一の構成部分には、第1図中で
使用した図面打器と同一の図面符芸を付している。
第3図において、1は原信号の入力端子、2゜3はそれ
ぞれ等しい遅延時間τ1を有する第1.第2の遅延回路
であり、ま1こ、4,5.6は入力端子1に供給され1
こ原信号、第1の遅延回路2がらの出力信号、第2の遅
延回路3がらの出カイ3号に対して、それぞれ所定の重
み付は偽、α0.α2を付与する重み付は回路であり、
前記した各重み付は回路4〜6は、重み付は偽、α1.
α2に比例L rs増幅度を有する増幅器によって構成
されており、制御信号の入力端子9に供給される制御信
妥によって、各信妥に付与される重み付けが変えられる
ようになされている。
前記の各重み付は回路4〜6からの出力信号は゛、加算
器7vc工って加算された後に、直流阻止特性庚を介し
てイ、U号合成手段1コ3へそれの一方入力信号として
与えられる。
第3図示の構成例において、直流阻止特性美としては一
遅延時間がτCの遅延回路10と減算器11とKよって
構成された特性固定型のトランスバーサルフィルタが用
いられているが、第3図中で直流阻止手段DSに用いら
れている特性固定型のトランスバーサルフィルタは、第
4図のbに示されているような周波数対振幅特性を有す
るものであって、第4図中の周波数fcは、遅延回路l
Oグ)遅延時間τC特性固定型のトランスバーサルフィ
ルタは、周波数fcを通過帯域の中心局eL数とし、か
つ直流阻止特性を示すような帯域通過特性を有するとと
もに、周波数位相特性が直線的なフィルタとなされてい
る。
前記のように、直流阻止特性謔として一遅延時間がτC
の遅延回路10と減算器11とからなる特性固定型のト
ランスバーサルフィルタを用い1こ場合に、遅延時間が
τIの遅延回路2.3と、重み付は回路4〜6と、加算
器7などで(1η成された特4!に =J変))すのト
ランスバーサルフィルタと、前記し1こ直流1111止
手段DSを介して、信号合成手段13へそれの一方人カ
イ言七として与えられる信号は、入力端(lK供給され
た信号に対して(τt+τC)だけ時間的に遅れた信号
である。
前記の信号合成手段13では、前記のようIf(入力端
子1に供給された信Ji4vc対して(τ1+τC)だ
け時間的に遅れた状縛d)直流1泪止手段美からの出力
信号をそれの一方人力信号とし、また、前記し1こ一方
入力化列と同じ時間(τi+τC)だけ遅延させ1こ原
信号をそれの他方人力信号として、両者の加算を行なっ
て得に出力信号を出力端子8に送出する。
第3図に示す構成例のものでは、前記の信号合成手段1
3の他方入力信号として、遅延時間がτ1の遅延回路2
と遅延時間がτCの遅延回路12との直列接続回路に原
信号を通して、原信号に対して(τi+τC)だ1つ゛
時間遅れの生じた信号を用いろようにしている。
さて、第3図に示す本発明の信号処理用フィルタ回路に
おいて、原信号に対して重み付は回路4で付与する重み
付は偽と、遅延回路2の出力信号に対して重み付は回路
5で付与する重み付けα、と、遅延回路3の出力信号に
対して重み付は回路6で付与する重み付は偽などは、そ
れぞれ次の工うなものとして設定されろ。
山土α、十α2−0 ・・・・・・(5)前記のように
、各重み付は偽〜α2σ)すべてσ)ものが、アナログ
制御量を表わす変数aに対して比例関係にあるものとな
されることにエリ、各重み付は回路4〜6の構成が容易
となり、また、入力端子lと加算器7の出力端子との間
の回路、すなわち特性可変型カドランスバーザルフィル
タの周波数対振幅特性における直流利得のばらつきも、
第4図のaVc示すように、従来構成のものにおけろ周
波数対振幅特性におけろ直流利得のばらつきよりも小さ
くなる傾向を示している。
第4図のa −d図において、各図の縦軸は極性を含め
た出力(利得に比例する)を表わしており、縦軸中のO
は理想値を示し、この理想値よりも上側はプラス、下側
はマイナスである。
第3図示の本発明の信号処理用フィルタ回路において、
その構成部月として用いられている特性可変型のトラン
スバーサルフィルタは〜第1図示力回路配置に用いられ
ている特性可変型のトランスバーサルフィルタに比べて
、重み付は回路5の構成が簡単化されていることKより
、既述のように第1図示の回路配置のものに比べて、周
波数対振幅特性における直流利得のばらつきの点でも幾
分かは改善されるという傾向がみられるにしても、重み
伺は回路4〜6におけろ重み付は偽〜偽が、アナログ制
御量を表わす変数aに従って理想的な状態に定まらない
ということは、既述した第1図示の回路配置の場合と同
じであるから、7すnグ制41量を表わす変数aの変化
に伴なって、特性可変型のトランスバーサルフィルタの
周波数特性ニおける直流利得G1は、第4図のaに示さ
れているG、h +G、m +G、Lのように一理想値
を示す0点に対して不規則的に漂動してしまう。なお、
第4図におけるA、B、Cは、7すaグ制御量を表わす
変数aが、a)O+ a=o * a(Oの場合におけ
ろ任意の特定値に対する特性可変型のトランスバーサル
フィルタ(第3図中の入力端子lと加算器7の出力端と
の間の回路配置)の周波V対振幅特性曲線を示している
そこで、本発明の信号処理用フィルタ回路では、入力端
子lと加算器7の出力端との間に構成されティろ特性可
変型のトランスバーザルフィルタからの出力信号を直流
1狙止手段DS[与えて前記の特性可変型のトランスバ
ーザルフィルタの出力信号中の直流分を除去するととも
に、前記のようにして直流分の除去された状態の前記し
た特性可変型のトランスバーサルフィルタの出力信号に
対して、所要の時間遅延が与えられている状態の原信号
を加算することicより、前記した特性可変型のトラン
スバーサルフィルタで生じている直流利得の変動が極め
て少ない状態の出力信号が信号処理用フィルタから得ら
れるようにしているのである。
第3図示の実施例構成のものでは、直流阻止手段部とし
て、直線的な周波数対位相特性を有する特性固定型のト
う/スパーサルフィルタが用いられていることは既述し
たとおりであるが、このように直線的な周波数対位相特
性を有する特性固定W、7)l−ラノスバーザルフィル
タを直流1泪止手段として用いろことは、信号処理の対
象とされる信号が映像信号ノ)場合&Cは不可欠である
。しかし、信号処理の対象とされている信号に、cって
は、直流li1+l止手段DSとして直線的な周波数対
位相特性を・有していなくてもよい場合もあり、そのよ
うな場合の直流阻止手段部としては、例えば、コノデン
サによって直流分を遮断するようにL r=簡単t【構
成の直流阻止手段DSを用いることも可能である。
直流阻止手段DSとして、特性固定型のトランスバーサ
ルフィルタが用いられた場合には、特性可変型のトラン
スバーサルフィルタについて述べたと同様な理由にエリ
、周波数対振幅特性における直流利得が第4図のbのG
1のように完全にゼ0とはならない場合もあるが、この
場合のゼaからのずれ量は極めて小さく、殆んどゼロと
みなしても差支えがない程度であり、結局、特性可変型
トランスバーザルフィルタと、直流阻止手段DSK用い
た特性固定型トランスバーザルフィルタとの直列接続に
よる総合的な周波数対位相特性は、第4図のaの特性曲
線で示される特性と第4商のbfN特性曲線で示される
特性との相乗特性となり、それは第4図のCの特性曲線
で示されるようなもJ)、すなわち、直流利得のゼaか
らJ)ずれが殆んど認められないものと/【る。なお、
直流阻止手段DSとして特性固定型のトランスバーザル
フィルタが用いられる場合でも、それの重み付は回路で
設定されるべき各重み伺けを微調整することによって、
周波数対振幅特性における直流利得が完全πゼUの状態
の特性固定型のトランスバーサルフィルタを得て用いろ
こともできるのであり〜その場合には、特性可変型トラ
ンスバーサルフィルタと、特性固定型トランスバーザル
フィルタVこよる直流阻止手段Iとの直列接続回路の周
波v対振幅特性における直流利得が完全にゼaの状態K
 ノ、cさhろことはいうまでもない。
前記し1こ直流阻止手段謔からの出力信号が一方入力信
号として与えられている信号合成手段13に対する他方
人力(8号は、入力端子IK供給さhだ原信号が、遅延
回路2に工ってτiだけ遅延された後に、遅延回路]、
2tzζ工ってtCだけ遅延さ、h−た信号であって、
この信号合成手段13に対する他方入力信号と、信号合
成手段13に対する一方入力信号とは、入力端子1かも
信号合成手段13の入力側までの遅延時間が等しくなさ
れているから、信号合成手段13の出力側、すなわち、
出力端子8と入力端子1との間の回路全体の総合的な周
波政対振幅特性は、第4図力d冗示すように、アナ0グ
制御量を表わす変iaの変化によっても、直流利得G1
が変動しないものとなる。
したがって、本発明の信号処理用フィルタ回路によれば
5画質調整を行なっても再生画像にコン)・ラストI)
変化を生じさせることもないのであり、本発明[エリ既
述Lfこ従来回路の欠点が良好に解消されるのである。
次に、第5図及び第6図は、入力端子lに供給された原
信号を遅延させて、信号合成手段13へそれの他方入力
信号として与えるための遅延回路のスヘてを、特性可変
型トランスバーサルフィルタの構成に用いられている遅
延回路とは別個に設けろようにしている本発明の信号処
理用フィルタ回路の他の実施例のブaツク図であり、第
5図及び第6図において、15は遅延時間が(τi十τ
c)lであるように構成されている遅延回路であイ)。
第5図及び第6図においては、遅延時間がτIの遅延回
路14と、遅延時間がτεの遅延回路12との直列接続
回路l′icよって遅延回路15が構成されているが、
遅延回路15としては、要するに、入力端子1と信号合
成手段13までの間に設けられている特性可変型トラン
スバーザルフィルタと直流阻止手段IEとの直列回路に
よって信号に与えられる遅延時間と等しい遅延時間を原
信号に与えうろような構成を有する遅延回路であればよ
いのである。
なお、第6図に示す実施例回路では、特性可変型トラン
スバーザルフィルタの構成形態が、第3図及び第5図中
に示されているものと相違し、2個の加算器7a + 
7bな備えているものとなされろが、その作用は第3図
及び第5図中に示されているものと同じである。
第3図、第5図及び第6図に示す各実施例回路では、特
信町変型のトランスパーサ/νフイルりと直流1(I4
止手段茂と1ン直列接続の態様とし、で、入力端子1側
匠特1−1゛川変型のトランスノく−→)−ルーフイル
りがおかれていZ)ものとなされているが、実施に当っ
ては入力端子1側に直流1泪止手段DSをおき、直流1
別II一手段1)Sがらの出力信号を特性可変型のトう
/スハーザルフィルタへ供給されろ工う[tCされても
工い。
才1こ、上記し1こ各実施例中で使用されている遅延回
路としては、例えば電荷転送素子(BI31))や電荷
結合素子f CCD )などの工うな半導体brl J
: Z)遅延素子を用い−C構成されているものが良好
に使用できろプバ、その他にコンデンサとインクフタと
に工2)集中型の遅延回路や分布型の遅延回路などに工
ろ遅延回路が用いられてもよいことは勿論である。
第3図及び第5図ならびに第6図に示す各実施例回路は
、特性可変型のトランスバーザルフィルタにおけろ遅延
回路へ2.3の遅延時間τl&こ関しれろものとして構
成されているか1例えば、周波数f1+f21f3・・
・fn力n個の周波敬において利得が可変され石工うな
信号処理用フィルタ回路を構成得られろ遅延回路を用い
て、各所要の時間遅延J)与えられTこ信妥に対して所
足の重みイ・1げ加算を行なうようにす力、ばよい。
ま1こ、第3図及び第5図ならびに第6図に示す各実施
13’+1回路では、特性可変型トランスバーザルフィ
ルタとして、遅延時間がτiであイ)、J:うtC2個
の遅延回路2.3を備えており、(2+1)個り)重み
付は蝋加算な信号に対して行なうような構成のものが用
いられているが、一般に、同一の遅延時間を有するn個
の遅延回路を用い、信号に対して(n+1)個の重り付
は加算を行なうように構成された特性可変型トランスバ
ーサルフィルタが用いられる場合には、(n+1 )個
の重み付は偽〜商が、次の(7) 、 (8)式を略々
満足している伏態で、アナミグ制御量を表わす変数aの
変化に対して重み付けが変化されるようにすれば、周波
数対位相特性が直線的で、かつ、周波数対振幅特性にお
けろ直流利得のばらつきの小さな特性可変型トランスバ
ーサルフィルタが得られる。
偽+α1+偽+・・・・・・忙n中O・・・・・・(7
)αjキ蹟n−j)または αjキーα1n−D・・・
・・・(8)(ただし、0≦j≦nの関係にあるjは、
整数で可変のものである) 前記しyx(7)式は、トランスバーサルフィルタの周
波数対振幅特性における直流利得なゼo(/Cするため
の条件であり、まyx(8)式はトランスバーサルフィ
ルタの周波数対位相特性を直線的なものにするための条
件を示している。
第3図及び第5図ならびに第6図中で直流阻止手段■と
して使用さにている特性固定型のトランスバーサルフィ
ルタは、重み付けの個数が2個であるが、重み付けの個
数をrn+1)個のものとして構成してもよく、その場
合に前記した(7) 、 (8)式の関係が満足される
ような重み付ヰを行なうことKより、周波数対振幅特性
における直流利得がゼOで、かつ、周波数対位相特性の
直線的なフィルタを構成することができる。なお、周波
数対振幅特性における直流利得を完全にゼ。の伏態にす
るために、重み付けが微調整できるようにすることは望
ましい実施の態様である。
これまでの説明は、処理の対象とされる信号が映像信号
であづても工い工うに、周波数対位相特性が直線的な特
性可変型トランスバーサルフィルタや特性固定型トラン
スバーサルフィルタについて行なって来たが、処理の対
象とされろ信号の種類vc工っては、周波数対位相特性
が直線的でないトランスバーサルフィルタが用いられて
もよいことは当然である。
また、これまでの実施例では、非巡回型のトランスバー
サルフィルタを使用しているものとしての説明が行なわ
れているが、本発明では巡回型のトランスバーザルフィ
ルタが用いられてもよい。
すなわち、巡回型のトランスバーサルフィルタは非巡回
型のトランスバーザルフィルタよりも特性のばらつきが
大ぎいので、従来回路で巡回型トランスバーザルフィル
タを使用することなどは全く考えられないことなのであ
るが、本発明回路では直流利得の漂動が極めて小さいこ
とから、トランスバーザルフィルタとして巡回型のもの
が採用できるのである。
さらに5本発明の信号処理用フィルタ回路は、アフーロ
グ制御量を表わす変数aの変化vc応じて、周波数対位
相特性が変化されるように構成することもできる。
本発明の信碧処理用フィルタ回路は、画質調整回路のみ
ならず、例えば音声信号の音質調整回路や、文字多重放
送、ファクンミリ装置の波形整形にも用いることができ
る。文字多重または7丁り/ミリにおいて、化上がデジ
タル信号で送られているときは、伝送系の周波数特性や
位相特性の非平坦性による伝送歪によって信号が歪むが
、このような場合にも本発明の信号処理用フィルタ回路
はアナログ信号とデジタル信号との双方の信号に対する
信号処理用に有効に適用できる。
(効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように、本発
明の信号処理用フィルタ回路は、簡単な構成にエリ、周
波数対振幅特性における直流利得の漂動が生じないもの
となされるから、例えば本発明回路をテレビジョン画像
の画質調整回路に用い定場合には、画質の調整によって
も再生画像のコントラストが変動する工うなことがなく
、しLがって、高品位な再生画像の得られろテレビジョ
ン受像機が容易に得られ、また、遅延回路としてCCD
素子のような半導体素子が用いられているもJ2であっ
た場合には、信号処理用フィルタ回路の全体を集積回路
として一体化することができ、また、直流阻止手段とし
ても遅延回路にCCD素子を用いたトランスバーサルフ
ィルタを用いTこ場合fは、従来回路に比べて見掛は上
の部品点政の増加をもたらもことなく、かつ、コストの
上昇を件なわずに従来回路の性能向上を達成でき、さら
に、巡回型デジタルフィルタ構造の採用も可能であるた
めに、構造上の制約条件が緩和されるなどの諸特徴を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例回路を示すブーツク図、第2図及び第4
図は説明用の特性曲線図、第3図及び第5図ならびに第
6図は本発明の信号処理用フィルタ回路の各人なる実施
態様カブ0ツク図である。 1・・入力端子、2 、3 、10,12114,15
・・・遅延回路、4〜6.・重み付は回路、7+7a、
7b・・加算器、8・・出力端子、91.・制御信号の
入力端子、11・・・減算器、DS・・直流用爪手段、
特許出願人 日本ビクター株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 処理の対象とされろ信号を予め定めC)れた時間だ
    け遅延さぜうろ単位遅延素子を1個以上備えてなる信号
    遅延手段と、前記の信号遅延手段の入鋤出力間におけろ
    所定の位置で得られろ信号に、それぞれ所要の重み付け
    を施こす手段と、前記の重み付は手段によって重み付け
    が施こされlこ信号の加算手段とからなるトランスバー
    サルフィルタを、それの周波数対振幅特性における直流
    利得が略々上aに近いという条件を満足させつつ、重み
    伺は手段における重み付けを外部制御信号ICJ:って
    変化さぜろことに工り、周波数対振幅特性と周波数対位
    相推移特性との何れか一方の特性もしくは双方の特性が
    可変されろように構成してなろ特性可変型のトランスバ
    ーサルフィルタと、前記のトランスバーザルフィルタの
    出力信号が与えられろ直流阻止手段と、前記の直流阻止
    手段からf)出力信妥が一方人力信碧として与えられろ
    信号合成手段と、前記した特性可変型のトランスバーサ
    ルフィルタと直流阻止手段との直列接続回路fJ:って
    信号に与えられる時間遅延と等しい時間遅延を前記した
    特性可変型のトランスバーザルフィルタへの入力信号に
    与えて、それを前記した倍長合成手段の他方人力信号と
    して与える信号遅延手段とKよって構成してなる信号処
    理用フィルタ回路2、直流阻止手段として、周波数対位
    相推移特性が直線的なトランスバーサルフィルタを用い
    fこ特許請求の範囲第1項記載の信号処理用フィルタ回
    路 3、特性可変型のトランスバーサルフィルタとして、周
    波数対位相推移特性が直線的なものを用いてなる特許請
    求の範囲第1項記載の信号処理用フィルタ回路 4 単位遅延素子として電荷転送素子(BBD )また
    は電荷結合素子(CCD )を用いてなる特許請求の範
    囲第1項記載の信号処理用フィルタ回路
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62172A (ja) * 1985-06-26 1987-01-06 Canon Inc 輪郭強調処理装置
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