JP2509685Y2 - ミシンの三つ巻縫い装置 - Google Patents

ミシンの三つ巻縫い装置

Info

Publication number
JP2509685Y2
JP2509685Y2 JP1991071242U JP7124291U JP2509685Y2 JP 2509685 Y2 JP2509685 Y2 JP 2509685Y2 JP 1991071242 U JP1991071242 U JP 1991071242U JP 7124291 U JP7124291 U JP 7124291U JP 2509685 Y2 JP2509685 Y2 JP 2509685Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sewing
cloth
shell member
winding
sewing machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991071242U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0518477U (ja
Inventor
博 小島
毅 吉田
Original Assignee
シンガー日鋼株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シンガー日鋼株式会社 filed Critical シンガー日鋼株式会社
Priority to JP1991071242U priority Critical patent/JP2509685Y2/ja
Priority to US07/868,809 priority patent/US5235923A/en
Publication of JPH0518477U publication Critical patent/JPH0518477U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2509685Y2 publication Critical patent/JP2509685Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B35/00Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for
    • D05B35/02Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for for facilitating seaming; Hem-turning elements; Hemmers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ミシンの三つ巻縫い装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ミシンによる縫製作業として、縫製布の
裁断端縁のほつれ防止のため、或いは仕上がりの体裁を
良くするために、三つ巻具を使用して布端縁部を三つ巻
縫製することが一般的に行われ、この種の従来の三つ巻
具として例えば実公昭61−36225号公報に開示さ
れるものがある。この三つ巻縫い具は、外殻部と、外殻
部の内面に沿い一定間隔を保つて延びる内殻部との間に
「の」字状断面をなす渦巻き状の間隙を形成して構成さ
れる。
【0003】しかして、この従来の三つ巻具を用いての
三つ巻縫いは、縫い初めに布端縁部を三つ巻具に挿入し
た後、縫製布にミシンの送り歯による前進送り運動を与
えながら行われる。
【考案が解決しようとする課題】
【0004】しかしながら、上記従来の三つ巻具にあつ
ては、縫製布にミシンの送り歯による前進運動のみを与
えて三つ巻縫いが行われ、三つ巻具への縫製布の巻込み
は自然供給に頼つていたため、巻込み量が不足し、縫製
布に三つ巻状態が良好に与えられないまま縫製され、三
つ巻の仕上げ幅が変動したり、縫い目が三つ巻部から外
れたりするという技術的課題があつた。このため、縫製
作業を能率良く行うためには、熟練した作業者が常に監
視し、良好な三つ巻状態を手直しにて与える必要があつ
た。
【課題を解決するための手段】
【0005】本願考案は、このような従来の技術的課題
に鑑みてなされたものであり、その構成は、ミシンベツ
ドの押え金の布送り方向の後側に固設され、外殻部材と
内殻部材との間に形成する渦巻き状の間隙に縫製布の布
端縁部が巻込まれて三つ巻状態を形成する三つ巻具と、
縫製布の布端縁部を内殻部材の外殻部材からの露出部と
の間で挟み付ける回動しゆう接部材、及び回動しゆう接
部材を回動駆動する回動駆動装置を有し、前記巻込み方
向に縫製布を強制的に押し込む縫製布供給装置とを備え
ることを特徴とするミシンの三つ巻縫い装置である。そ
して、三つ巻具は、布端導入側に配置され、湾曲面間に
間隙を有する後方外殻部材及び後方内殻部材と、両者の
それぞれに接続するように押え金側に突出し、湾曲面間
に間隙を形成する前方外殻部材及び前方内殻部材とを有
し、縫製布供給装置の回動しゆう接部材が前方内殻部材
の基端部との間で縫製布を挟み付けるように構成でき
る。また、縫製布供給装置は、回動駆動装置によつて回
動駆動される軸に固定した駆動プーリと、該軸に中間部
を揺動自在に支承した駆動腕と、駆動腕の先端部に回動
自在に支承した従動プーリと、駆動プーリと従動プーリ
との間に巻回したベルトとを備え、該ベルトが縫製布を
挟み付けるように構成することができる。
【作用】
【0006】このようなミシンの三つ巻縫い装置によれ
ば、外殻部材と内殻部材との間に形成する渦巻き状の間
隙に縫製布の布端縁部を挿入し、縫製作業を開始する。
これにより、縫製布はミシンの送り歯によつて送り込ま
れる。同時に、回動駆動装置によつて回動しゆう接部材
を回動駆動すれば、縫製布の布端縁部を内殻部材の外殻
部材からの露出部との間で挟み付ける回動しゆう接部材
によつて、縫製布が三つ巻具の渦巻き状の間隙に巻込み
方向に強制的に押し込まれる。このようにして、ミシン
の送り歯による縫製方向の送り込みと、縫製布供給装置
による巻込み方向の押し込みとの合成により、所定幅の
三つ巻状態となつて縫製される。
【0007】また、請求項2によれば、布端導入側に配
置される後方外殻部材及び後方内殻部材の湾曲面間の間
隙を通つて湾曲変形された縫製布の布端縁部が、更に前
方外殻部材及び前方内殻部材の湾曲面間の間隙を通つて
良好な三つ巻形状になる。その際、縫製布供給装置の回
動しゆう接部材が前方内殻部材の基端部との間で縫製布
を挟み付け、縫製布を渦巻き状の間隙に巻込み方向に強
制的に押し込む。更に、請求項3によれば、回動駆動装
置によつて軸に固定した駆動プーリを回動駆動すること
により、従動プーリとの間に巻回したベルトが回動駆動
される。しかして、駆動腕を揺動させてベルトによつて
縫製布を挟み付ければ、縫製布を巻込み方向に強制的に
押し込むことができる。
【実施例】
【0008】以下、本考案の実施例について説明する。
図1〜図13は、本考案の1実施例を示す。図1におい
て符号1はミシンベツド、2は針板、3はすべり板、4
は押え金、5は針である。6はすべり板3上の布端感知
センサーを示し、図示しないコントローラーボツクス内
の制御回路に接続している。7は布端縁部を三つ折りに
する三つ巻具であり、11はミシンの送り歯によつて三
つ巻具7へ送り込まれる縫製布の布送り運動方向と交差
する方向に縫製布を強制的に巻込む縫製布供給装置であ
る。
【0009】図2に示す三つ巻具7は、前方内・外殻部
材8、後方外殻部材9及び後方内殻部材10とからな
る。前方内・外殻部材8は、図4,図5に示すように平
板状をなすミシンベツド1への取付け部8aの他端に、
他端側の平坦部8bに接続して布送出側Pに延在し、上
方に湾曲して先端に向かうに従つて縮径するように円錐
状に湾曲して巻込まれた前方外殻部材である巻貝状部8
cが形成されている。
【0010】そして、巻貝状部8cの内側には、所定の
間隔を置いて円錐状の前方内殻部材であるガイド8dが
針金状の支持材8eにて固着保持され、その縮径する先
端部は、巻貝状部8cの小径をなす先端部に向けて重な
り合つて延在し、基端部は巻貝状部8cから突出してい
る。この巻貝状部8cとガイド8dとの湾曲面により、
渦巻き状の間隙を有する布巻返し部8fを形成する。ま
た、ガイド8dの大径をなす基端部上面に、L字状をな
し、他端部にねじ孔8hを有する支持板8gの一端部が
固着されている。
【0011】後方外殻部材9は、図6,図7に示すよう
に平板部9aの滑らかな山形状をなす一端部を上向きに
180度を越えて湾曲させて先方に向けて次第に縮径す
る巻返し部9bを形成し、巻返し部9bの外側一端面に
固着したL字状のブラケツト9cにより、前方内・外殻
部材8の取付け部8aの上面に取付けられる。
【0012】後方内殻部材10は、図8,図9に示すよ
うに他端湾曲部10dを形成するように全体を上向き凹
に湾曲させると共に先端部を上向きに湾曲させ、更に山
形状をなす一端部をほぼ180度上向きに湾曲させて先
方に向けて次第に縮径する湾曲部10aを形成してい
る。この湾曲部10aの上端部には、図上にて左右方向
に延びる長孔10cを有し、前方内・外殻部材8の支持
板8gに取付けられる取付板10bが固着されている。
【0013】次に、前方内・外殻部材8、後方外殻部材
9及び後方内殻部材10の三つ巻具7としての組付け状
態を図2に基づいて説明する。前方内・外殻部材8は、
布巻返し部8fの先端を押え金4の布送り方向の後端部
に近接させて、取付け部8aの長孔8iに通したねじ1
aにてベツド1に固定する。
【0014】後方外殻部材9は、巻返し部9bが前方内
・外殻部材8のガイド8dの基端部を僅かに覆うように
してブラケツト9cに通したねじ9dによつて取付け部
8aに取付けられ、巻返し部9bが巻貝状部8cに接続
している。一方、後方内殻部材10は、取付板10bを
前方内・外殻部材8の支持板8gの上面に載置し、ねじ
孔8h及び長孔10cに通したねじ10eによつて固定
し、後方内殻部材10と後方外殻部材9との間に渦巻き
状の間隙を形成させる。この状態で、湾曲部10aがガ
イド8dの基端部に接続している。この後方内殻部材1
0と後方外殻部材9との間の基端部の間隙Sに縫製布が
挿入される。他端湾曲部10dと平板部9aとの間の他
端に向けて次第に拡大する間隙は、縫製布のセツトを容
易にする。
【0015】三つ巻具7は、上記のように構成され、縫
製布の布端縁部を上記の間隙Sから前方へ挿入すれば、
湾曲部10aの外側面と巻返し部9bの内側面との間に
て180度を越える第1次の湾曲変形がなされて三つ巻
予備形状が与えられ、次に、後方外殻部材9の巻返し部
9bにて外面を案内されつつ、前方内・外殻部材8の巻
貝状部8cとガイド8dとの間に送り込まれて縫製に適
した三つ巻形状が与えられる。
【0016】次に、縫製布を三つ巻具7に強制的に押し
込む縫製布供給装置11について、図1及び図10〜図
12を参照して説明する。11aは底板がミシンベツド
1に固定された断面Z字状をなすブラケツトであり、ブ
ラケツト11aの側板に回動駆動装置である直流のモー
タ11bを固定し、ブラケツト11aの上板に電磁ソレ
ノイド、空気シリンダ装置等の駆動装置11cを固定す
ると共に駆動腕制限ねじ11e及び調整ねじ11fを螺
合してある。ブラケツト11aの側板から突出するモー
タ軸11hの先端には、駆動プーリ11iを固定し、駆
動プーリ11iの内側には、軸受11jに中間部が支承
され、前方内・外殻部材8のガイド8dの上方に延びる
駆動腕11kを揺動自在に設けてある。また、駆動腕1
1kの先端部には従動プーリ11mを回動自在に軸支
し、該駆動プーリ11iと従動プーリ11mとの間に回
動しゆう接部材であるベルト11nを巻回してある。
【0017】そして、駆動腕11kの尾端部11o上面
には、他端側より順次に駆動腕制限ねじ11eの先端
部、駆動装置11cのプランジヤ11dの先端部が当接
可能に臨み、調整ねじ11fの先端部と駆動腕11kの
尾端部11oとに引張りばね11gを張設して駆動腕1
1kに反時計回り方向の回動習性を与えてある。しかし
て、ベルト11nの下面は、前方外殻部材である巻貝状
部8c及び後方外殻部材9の巻返し部9bから露出する
ガイド8dの基端部上面に弾性的に接触し得る。従つ
て、このガイド8dの巻貝状部8c及び巻返し部9bか
らの露出部は、ガイド8d及び後方内殻部材10が形成
する内殻部材の中心軸線方向の中間部に位置している。
【0018】縫製布供給装置11は、上記のように構成
され、次のように作用する。駆動装置11cの不作動状
態においては、駆動腕11kは、軸受11jを支点とし
て引張りばね11gによつて反時計回りに回動させられ
て従動プーリ11mは下降位置にあり、ベルト11nの
下面がガイド8dの基端部上面に弾性的に接触してい
る。このベルト11nのガイド8dへの接触圧は、駆動
腕制限ねじ11eのブラケツト11aに対する螺出量及
び調整ねじ11fの螺出量を調整して与えられる。ベル
ト11nをガイド8d上面に弾性的に接触させた状態
で、モータ11bを回動駆動すれば、ベルト11nがガ
イド8d上にしゆう接しながらガイド8dの中心軸線と
ほぼ直角な矢印Y方向に駆動される。
【0019】駆動装置11cの作動状態においては、プ
ランジヤ11dが突出して駆動腕11kの尾端部11o
を下圧して引張りばね11gの引張り力に抗して駆動腕
11kを時計回りに回動させるので、ベルト11nがガ
イド8dから離脱する。
【0020】次に、図13を参照して上記実施例の作用
について説明する。作業者が図外のメインスイツチをオ
ンすれば、図外のコントローラボツクスの制御回路から
の信号によつて、図外のミシンモータが回転し、押え金
4が上昇する。また、図10に示すように縫製布供給装
置11の駆動装置11cが往き作動し、プランジヤー1
1dが駆動腕11kの尾端部11oを押し下げ、駆動腕
11kをモータ11bのモータ軸11hを支軸として時
計回り方向に回動させて従動プーリ11mを上昇させる
ので、ベルト11nが三つ巻具7のガイド8dの基端部
上面から離脱する。
【0021】この状態にて、作業者が、三つ巻具7の後
方外殻部材9と後方内殻部材10との間に形成された間
隙Sに縫製布の布端縁部を挿入して第1次の湾曲変形さ
せて三つ巻予備形状を与え、更に、前方内・外殻部材8
の先端部から三つ巻状態として突出させ、押え金4の直
下に位置させる。
【0022】作業者が図外の足踏みペダルを1ステツプ
踏み込めば、制御回路から2回目の信号が出力され、押
え金4が降下し、駆動装置11cが不作動位置に復帰し
てプランジヤー11dが駆動腕11kの尾端部11oか
ら離脱し、駆動腕11kが引張りばね11gによつて反
時計回り方向に回動し、三つ巻具7のガイド8dの基端
部上に巻付いた縫製布上にベルト11nの先端部下面が
所定の接触圧にて弾性的に接触する。
【0023】更に、作業者が足踏みペダルを2ステツプ
の段階へ踏み込むと、ミシンが運転を始めて縫製が開始
する。同時にモータ11bが所定速度で回転し、ガイド
8dの基端部上の縫製布上に圧接しているベルト11n
がY方向に回動し、縫製布の端部を図12上にて左方へ
押し込んで布寄せする。
【0024】次いで、作業者が足踏みペダルの踏み込み
を元の位置に戻すと、コントローラボツクスの制御回路
には、足踏みペダルの2ステツプ目の踏み込み信号が自
己保持され、ミシンは自動的に三つ巻縫いを継続する。
この間、ガイド8d上の布端縁部は、ミシンの送り歯に
よる布送り運動と、ベルト11nによる左方向への押し
込み運動との合成によつて布巻返し部8fに巻込まれて
三つ巻に形成され、押え金4に向けて送り出されて針5
によつて縫製される。従つて、ミシンの送り歯による前
方への布送り運動量と、ベルト11nの周速によつて与
えられる強制的な押し込み量とに、所定の関係を与える
ことにより、作業者の手を借りることなく良好な三つ巻
縫製が自動的に行われる。
【0025】縫製が進行し、縫製物の布端末をスベリ板
3上の布端感知センサー6が検出すると、コントローラ
ボツクスの制御回路からの信号により、ミシンが運転を
停止し、押え金4が上昇すると共に、駆動装置11cが
往き作動して駆動腕11kが時計回り方向に回動し、従
動プーリ11mが上昇してベルト11nの先端部がガイ
ド8dの基端部上から離脱する。また、モータ11bも
停止する。
【0026】そして、一連の三つ巻縫製が終了し、作業
者がメインスイツチを切れば、ミシンモータが停止し、
押え金4が下降し、駆動装置11cが不作用状態とな
り、プランジヤー11dが駆動腕11kの尾端部11o
から離脱して駆動腕11kが引張りばね11gの引張り
力によつて反時計回り方向に回動し、ベルト11nの先
端部がガイド8dの基端部上に静止する。
【考案の効果】
【0027】以上の説明によつて理解されるように、本
考案によれば、ミシンによつて布端縁部を三つ巻にして
縫製する際に、布端縁部が所定速度で回動している回動
しゆう接部材にて三つ巻具に強制的に押し込まれ、ミシ
ンの送り歯による送りと相まつて布端縁部が所定幅の良
好な三つ巻となつて縫製されるので、熟練作業者が常時
監視して三つ巻状態を調整する必要が解消した。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の1実施例に係るミシンの三つ巻縫い
装置を示す斜視図。
【図2】 同じく三つ巻具を示す平面図。
【図3】 同じく三つ巻具の後方外殻部材及び後方内殻
部材を示す正面図。
【図4】 同じく前方内・外殻部材を示す平面図。
【図5】 同じく前方内・外殻部材を示す背面図。
【図6】 同じく後方外殻部材を示す平面図。
【図7】 同じく後方外殻部材を示す背面図。
【図8】 同じく後方内殻部材を示す平面図。
【図9】 同じく後方内殻部材を示す背面図。
【図10】 同じく縫製布供給装置を示す平面図。
【図11】 同じく縫製布供給装置を示す背面図。
【図12】 同じく縫製布供給装置の作用説明図。
【図13】 同じくミシンの縫製のタイムチヤートを示
す線図。
【符号の説明】
1:ミシンベツド、4:押え金、6:布端感知センサ
ー、7:三つ巻具、8:前方内・外殻部材、8c:巻貝
状部(前方外殻部材)、8d:ガイド(前方内殻部
材)、8f:布巻返し部、8g:支持板、9:後方外殻
部材、9b:巻返し部、10:後方内殻部材、10a:
湾曲部、11:縫製布供給装置、11b:モータ(回動
駆動装置)、11c:駆動装置、11d:プランジヤ、
11g:引張りばね、11h:モータ軸(軸)、11
i:駆動プーリ、11j:軸受、11k:駆動腕、11
m:従動プーリ、11n:ベルト(回動しゆう接部
材)、11o:尾端部。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシンベツドの押え金の布送り方向の後
    側に固設され、外殻部材と内殻部材との間に形成する渦
    巻き状の間隙に縫製布の布端縁部が巻込まれて三つ巻状
    態を形成する三つ巻具と、縫製布の布端縁部を内殻部材
    の外殻部材からの露出部との間で挟み付ける回動しゆう
    接部材、及び回動しゆう接部材を回動駆動する回動駆動
    装置を有し、前記巻込み方向に縫製布を強制的に押し込
    む縫製布供給装置とを備えることを特徴とするミシンの
    三つ巻縫い装置。
  2. 【請求項2】 三つ巻具が、布端導入側に配置され、湾
    曲面間に間隙を有する後方外殻部材及び後方内殻部材
    と、両者のそれぞれに接続するように押え金側に突出
    し、湾曲面間に間隙を形成する前方外殻部材及び前方内
    殻部材とを有し、縫製布供給装置の回動しゆう接部材が
    前方内殻部材の基端部との間で縫製布を挟み付けること
    を特徴とする請求項1のミシンの三つ巻縫い装置。
  3. 【請求項3】 縫製布供給装置が、回動駆動装置によつ
    て回動駆動される軸に固定した駆動プーリと、該軸に中
    間部を揺動自在に支承した駆動腕と、駆動腕の先端部に
    回動自在に支承した従動プーリと、駆動プーリと従動プ
    ーリとの間に巻回したベルトとを備え、該ベルトが縫製
    布を挟み付けることを特徴とする請求項1又は2のミシ
    ンの三つ巻縫い装置。
JP1991071242U 1991-08-12 1991-08-12 ミシンの三つ巻縫い装置 Expired - Lifetime JP2509685Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991071242U JP2509685Y2 (ja) 1991-08-12 1991-08-12 ミシンの三つ巻縫い装置
US07/868,809 US5235923A (en) 1991-08-12 1992-04-15 Double shelled rolled hemming device and endless feeder

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991071242U JP2509685Y2 (ja) 1991-08-12 1991-08-12 ミシンの三つ巻縫い装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0518477U JPH0518477U (ja) 1993-03-09
JP2509685Y2 true JP2509685Y2 (ja) 1996-09-04

Family

ID=13455039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991071242U Expired - Lifetime JP2509685Y2 (ja) 1991-08-12 1991-08-12 ミシンの三つ巻縫い装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5235923A (ja)
JP (1) JP2509685Y2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5566633A (en) * 1993-12-28 1996-10-22 G&G Sewing Machine Company, Inc. Sewing machine with tape feed and pneumatic devices for clamping workpieces
US5636582A (en) * 1994-09-23 1997-06-10 Amf Reece, Inc. Fell seamer device
US20040154508A1 (en) * 2003-01-29 2004-08-12 Paul Block Top feed belt apparatus for a sewing machine
WO2008024616A2 (en) * 2006-08-04 2008-02-28 Leslie Segrete System and apparatus for creating a hem
CN103343430A (zh) * 2013-07-02 2013-10-09 海安县联发制衣有限公司 一种生产肩袖的加工夹具
CN103361896B (zh) * 2013-07-10 2014-10-15 平湖市南桥箱包有限公司 一种箱包提手用卷边夹具
CN103541155B (zh) * 2013-10-18 2015-05-06 鲁泰纺织股份有限公司 尺寸可调的合肩缝工具
CN108468161B (zh) * 2018-05-31 2024-06-25 浙江凌志智能科技有限公司 一种自动缝合压线机

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1857058A (en) * 1929-10-29 1932-05-03 Union Special Maschinenfab Sewing machine for inserting elastic bands in stitched articles
US2869494A (en) * 1956-11-05 1959-01-20 Alice M Anderson Sewing tool
US3922978A (en) * 1974-10-24 1975-12-02 Stahl Urban Co Folding apparatus for a sewing machine
DE8326790U1 (de) * 1983-09-17 1984-02-16 Eisele Apparate- und Gerätebau GmbH, 7070 Schwäbisch Gmünd Naehmaschine zum bilden von stichgruppen, z. b. einer reihe knopfloecher, an einem zuschnitteil
DE3505170A1 (de) * 1985-02-15 1986-08-21 Pfaff Industriemaschinen Gmbh, 6750 Kaiserslautern Vorrichtung zum bilden eines doppelt umgeschlagenen saumes an stoffbahnen
US4653414A (en) * 1985-04-30 1987-03-31 Levi Strauss & Co. Apparatus for feeding fabric parts to sew a felled seam
FR2590601B1 (fr) * 1985-11-27 1988-02-12 Inst Textile De France Dispositif de guidage pour la formation d'un pli le long du bord d'une etoffe.
JPH0216665A (ja) * 1988-07-05 1990-01-19 Victor Co Of Japan Ltd データ転送装置
JP2595060B2 (ja) * 1988-09-07 1997-03-26 株式会社日立製作所 表示装置
US4924787A (en) * 1989-03-03 1990-05-15 The Charles Stark Draper Laboratory, Inc. Apparatus for forming a seam

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0518477U (ja) 1993-03-09
US5235923A (en) 1993-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2509685Y2 (ja) ミシンの三つ巻縫い装置
JPH04312493A (ja) オーバーロックミシンのかがり方式変換装置
JPH0380B2 (ja)
JP2002066184A (ja) ミシンの下糸巻取り装置
JP2002172285A (ja) ミシン
JPH0719428Y2 (ja) ゴム状テープの縫着装置
JPS645583Y2 (ja)
JPH071105Y2 (ja) ゴム状テープの縫着装置
JP2806049B2 (ja) ファスナー縫着ミシン
JPS5830051Y2 (ja) ミシンのテ−プ繰出し装置
JP2514064Y2 (ja) 生地巻縫用ミシン押え
JPH0691075A (ja) 縫製機
JPS6231102Y2 (ja)
JPH06142375A (ja) 帯体縫い付け用ミシン
JP3009753U (ja) 生地端縁の位置制御装置
JPH0333329Y2 (ja)
JP3151952B2 (ja) ミシンの補助ラベル供給装置
JPH0718383Y2 (ja) 走行ミシン用布受台
JPH0418549Y2 (ja)
JP2001017762A (ja) 刺繍縫いミシン
JP2594433Y2 (ja) ミシンの下糸保持装置
JPS6023632B2 (ja) ミシンの自動糸調子装置
JPS6029989Y2 (ja) 布送り異状検出停止装置
JPH081824A (ja) タイヤ成形機
JPH074952Y2 (ja) ロ−ル紙供給装置のロ−ル紙終端検出装置