JP2509616Y2 - 仕切板の固定具 - Google Patents

仕切板の固定具

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JP2509616Y2
JP2509616Y2 JP1988145893U JP14589388U JP2509616Y2 JP 2509616 Y2 JP2509616 Y2 JP 2509616Y2 JP 1988145893 U JP1988145893 U JP 1988145893U JP 14589388 U JP14589388 U JP 14589388U JP 2509616 Y2 JP2509616 Y2 JP 2509616Y2
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screw bolt
partition plate
female screw
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喜一 久保
司 瀬川
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有限会社ベスト青梅
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、トイレット等の仕切板を床等に固定する
ための固定具の改良に関する。
[従来の技術] 従来のこの種の固定具の代表的なものとしては、その
主体部分がコ字状をなすもの、又は一対のL字状の金具
から成るものを挙げることができる。すなわち、板状の
仕切板の端辺部を表裏両面から挟持する対をなす対向片
と床又は壁部にねじ等をもって取り付ける取付けベース
とを備え、仕切板を挟むようにした一対の対向片に雄ね
じボルトと雌ねじボルトとを挿通し、両ボルトを螺合さ
せることにより、仕切板を締め付け固定するようにした
仕切板の固定具は、従来周知のものである。
[考案が解決しょうとする課題] 従来の仕切板の固定具では、通常、雄ねじボルト及び
雌ねじボルトは共に六角頭のものが使用されており、一
つには、六角頭部が仕切板の面より突出することにな
り、美観上好ましくないという欠点があり、他の一つに
は、仕切板取付け時のボルトの螺合締付け作業におい
て、一方のボルトの回転を阻止させるため、2人の作業
者が仕切板の内外に分れ一組となって作業を行わなけれ
ばならず、単独の作業者による作業を困難にしていると
いう問題があった。
この考案は、仕切板の取付け後の仕切りを美観的に優
れたものにし、また、雌ねじボルトを対向片に固定的に
係着させることにより、単独の作業者によっても仕切板
の取付け作業ができるようにしたものである。
[課題を解決するための手段・作用] この考案の仕切板の固定具は、板状の仕切板の端辺部
を表裏両面から挟持する対をなす対向片と、床又は壁部
にねじ等をもって取り付ける取付けベースとを備え、仕
切板を挟むようにした一対の対向片に雄ねじボルトと雌
ねじボルトとを挿通し、両ボルトを螺合させることによ
り、仕切板を締め付け固定するようにした仕切板の固定
具において、一対の対向片に設ける挿通孔は皿穴とする
と共に、雄ねじボルト及び雌ねじボルトの頭部は共に皿
頭状とし、前記雌ねじボルトの軸部には、対向片の皿穴
状の挿通孔に差し込み、該皿頭状の頭部を打ち込んだ際
に皿穴状の挿通孔の内周辺に喰い付くように、テーパ状
の係着部、又は先端側に細く頭部側に太い任意数の突条
として形成した係着部を一体に設けたことを特徴とす
る。
〔実施例〕
以下図面に示す実施例に基いてこの考案を説明する。
この考案の固定具の各部材は、通常、ステンレススチ
ール、真ちゅうなどの金属材料又は強靱な合成樹脂材料
等で製作される。
第1図〜第7図はこの考案の第1実施例を示す。第1
図及び第2図において、Aは取付けの対象であるトイレ
ット等の仕切板、Bは仕切板Aに設けたボルト貫通孔で
ある。1,1は板状の仕切板Aの端辺部を表裏両面から挟
持する対をなす対向片、2は対向片1,1を接続した仕切
板Aの受けを形成する接続部、3は床C又は柱等を含む
壁部にねじ4等をもって取り付ける取付けベース、5は
取付けベース3上に設けられ接続部2を支持する支持管
である。支持管5は、これを回動可能としてベース3と
接続部2との間の距離を調節できるようにすることがで
きるが、固定したものであってもよい。10,10は一対の
対向片1,1にそれぞれ設けた雄ねじボルト6又は雌ねじ
ボルト7の挿通孔である。前記の雄ねじボルト6及び雌
ねじボルト7は互いに螺合されるものであって、対向片
1,1の間で該両ボルト6,7に貫通された仕切板Aを締着す
る。このような構成は従来周知である。
この考案にあっては、第3図〜第5図に示すように、
一対の対向片1,1に設けた挿通孔10,10を共に皿穴とし、
その皿穴に挿通される雄ねじボルト6及び雌ねじボルト
7は共に皿頭ボルトとする。すなわち、両ボルト6,7の
頭部6a,7aは、共に皿状とし、両ボルト6,7を対向片1,1
の挿通孔10,10に挿通した際、皿穴(10,10)に収まるよ
うにする。ここに言う皿頭ボルトの頭部は、必ずしもそ
の上面が図示のように平面であることを要せず、その上
面を外に凸の曲面としたもの、すなわち、いわゆる丸皿
状であってもよい。雄ねじボルト6の頭部には、プラス
溝、マイナス溝又は六角穴等のドライバ等の工具係着部
(図示しない)を設ける。
そして、この考案においては、更に、雌ねじボルト7
の軸部7bの頭部7a側にテーパ状の係着部7cを一体に設け
る。この係着部7cは、雌ねじボルト7を対向片1の挿通
孔10に差し込み、その頭部7aを木槌、プラスチックハン
マ等で打ち込んだ際に、皿穴状挿通孔10の内周辺11に喰
い付かせるように設けたものである。この例では、第6
図及び第7図に示すように、打ち込まれた雌ねじボルト
7のテーパ状の係着部7cが対向片1における皿穴状挿通
孔10の内周辺11を強制的に塑性変形又は弾性変形させ
て、雌ねじボルト7を対向片1に対し固定的に係着させ
るところとする。この雌ねじボルト7の係着により、該
ボルト7に雄ねじボルト6を螺合させるに際し、両ボル
ト6,7の共回りが阻止できるので、単独の作業者による
仕切板の取付け作業を可能とさせることになる。
なお、第3図〜第5図において、図中、7dは雌ねじボ
ルト7の頭部7aに任意数(図では2個)一体に設けた回
り止め突起、12は対向片1における皿穴状挿通孔10の内
周辺11の任意個所(図では4個所)に設けた切欠きであ
る。これらの回り止め突起7dと切欠き12は、雌ねじボル
ト7を対向片1の挿通孔10に差し込んだ際に、相互に嵌
り合うもので、上述の雌ねじボルト7の固定的な係着に
おいて、回り止め作用を強化するものであるが、必ずし
も設けることを要しない。
第8図は、上記の第1図〜第7図に示した第1実施例
とは別の第2実施例を示した。この例では、固定具の主
体部分が一対のL字状部片より成り、各L字状部片は、
対向片1に対し一体にして直角に折曲された取付けベー
ス3とから構成されている。但し、考案の主要部は、第
1実施例とほぼ変らない。また、第8図において、第1
実施例と同一の符号で指し示されたものは、等効の作用
を呈する部材ないし部分を表わしている。
第9図〜第11図は、更に別の第3実施例を示した。こ
の例は第1実施例の変形例である。一つには、雌ねじボ
ルト7における軸部7bに一体に設けた係着部7cが、先端
側に細く頭部7a側に太い任意数(図では4本)の突条と
して形成してある点が第1実施例と異なる。これによれ
ば、該ボルト7を対向片1の皿穴状挿通孔10に差し込み
打ち込んだ際に、皿穴状挿通孔10の内周辺11並びに係着
部7cとしての突条が共に塑性変形又は弾性変形すること
になり、対向片1に対し雌ねじボルト7が第1実施例と
同様喰い付いた状態となり、該ボルト7が固定的に係着
する。他の違いは、雌ねじボルト7の頭部7aに回り止め
(7d)を設けず、従って、対向片1の皿穴状挿通孔10に
対応する切欠き12を設けていないことである。この例に
よっても第1実施例と同等の作用が呈される。
[考案の効果] 以上に説明したこの考案の仕切板の固定具によれば、
仕切板取付け後において、雄ねじボルト6及び雌ねじボ
ルト7の各頭部6a,7aは、共に各対向片1の皿穴状挿通
孔10内に収まるところとなり、各頭部6a,7aの上面が対
向片1の外面とほぼ一様となるので、美観上好ましいば
かりでなく、仕切板の取付け作業においては、雌ねじボ
ルト7を対向片1の皿穴状挿通孔10にやや強めに打ち込
むだけで、該ボルト7が対向片1に不動に係着されるの
で、単独の作業者による作業の実施を可能とし、人件費
の削減が計れるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る仕切板の固定具の第1実施例を
示す分解斜視図、第2図はその組付け状態を示す斜視
図、第3図はその要部の拡大正面図、第4図は第3図IV
-IV線による拡大断面図、第5図は第3図V−V線によ
る拡大断面図と雌ねじボルトの拡大平面とを組み合せた
図、第6図は雌ねじボルトを固定的に係着させた状態を
示すその要部の拡大正面図、第7図は第6図VII-VII線
による拡大断面図、第8図はこの考案の第2実施例を示
す分解斜視図、第9図はこの考案の第3実施例を示す要
部の拡大正面図、第10図は第9図X−X線による拡大断
面と雌ねじボルトの拡大平面とを組み合せた図、第11図
は雌ねじボルトを固定的に係着させた状態を示すその要
部の拡大断面図である。 A……仕切板、C……床、1……対向片、3……取付け
ベース、4……ねじ、6……雄ねじボルト、7……雌ね
じボルト、6a,7a……頭部、7b……軸部、7c……係着
部、10……挿通孔、11……内周辺

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状の仕切板(A)の端辺部を表裏両面か
    ら挟持する対をなす対向片(1,1)と、床(C)又は壁
    部にねじ(4)をもって取り付ける取付けベース(3)
    とを備え、仕切板(A)を挟むようにした一対の対向片
    (1,1)に雄ねじボルト(6)と雌ねじボルト(7)と
    を挿通し、両ボルト(6,7)を螺合させることにより仕
    切板(A)を締め付け固定するようにした仕切板の固定
    具において、一対の対向片(1,1)に設ける挿通孔(10,
    10)は皿穴とすると共に、雄ねじボルト(6)及び雌ね
    じボルト(7)の頭部(6a,7a)は共に皿頭状とし、前
    記雌ねじボルト(7)の軸部(7b)には、対向片(1)
    の皿穴状の挿通孔(10)に差し込み該皿頭状の頭部(7
    a)を打ち込んだ際に皿穴状の挿通孔(10)の内周辺(1
    1)に喰い付くように、テーパ状の係着部(7C)、又は
    先端側に細く頭部(7a)側に太い任意数の突条として形
    成した係着部(7C)を一体に設けたことを特徴とする仕
    切板の固定具。
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JPH0268007U JPH0268007U (ja) 1990-05-23
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