JPS637684Y2 - - Google Patents

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JPS637684Y2
JPS637684Y2 JP1984047354U JP4735484U JPS637684Y2 JP S637684 Y2 JPS637684 Y2 JP S637684Y2 JP 1984047354 U JP1984047354 U JP 1984047354U JP 4735484 U JP4735484 U JP 4735484U JP S637684 Y2 JPS637684 Y2 JP S637684Y2
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JP
Japan
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fastener
engaged
fixed
members
hook
Prior art date
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JP1984047354U
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English (en)
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JPS60159213U (ja
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Publication of JPS637684Y2 publication Critical patent/JPS637684Y2/ja
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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Furniture Connections (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の技術分野 本考案はたとえば各種の組立家具などにおいて
その構成パネル板等を所望の組立位置を選択して
締付固定することが可能となる締付金具の改良に
関する。
(2) 従来技術とその問題点 従来この種のねじを用いた締付金具は、例えば
実開昭54−59921号公報に示すように、一方部材
に埋込み固定したナツト部材に他方部材からボル
トを螺合することによつて締付する構造が公知と
なつている。又、くさび等を用いる締付金具とし
ては、例えば実公昭52−7395号公報に示すよう
に、一方部材に偏心カム面を有する円盤金具を埋
込み固定し、他方部材に固定されたピンを偏心カ
ム面に係合させた後に、円盤金具を回動させてそ
の偏心量によつて締付けを図る構造が知られてい
る。
しかしながら、いずれの構造も両部材に埋込み
等により位置固定されているので、両部材の組立
位置で選択できるものではなかつた。一度組付け
るとその取外しが面倒であるばかりでなく、それ
を別の位置に組付けるといつたことが実際には不
可能であつた。
これに対して、本棚などのラツク類において
は、側板にその長手方向に沿つた複数の係合穴を
設け、この係合穴に棚板を保持する保持部材を係
合させる構造が知られている。しかしながら、係
合構造だけであつて、締付金具として容易に適用
されるものではなかつた。
(3) 考案の概要 本考案は上述した事情に鑑みてなされたもので
あり、長手方向に所定間隔をおいて複数の係合部
を有するレール部材と、上記係合部に係合される
小径部を両端に有して略コ字形を呈する掛止具
と、掛止具を係止する締付具とを備え、前記レー
ル部材が連結すべき一方部材に固定されるととも
に前記締付具が連結すべき他方部材に固定され、
前記一方部材の所望組立位置に該当する係合部に
掛止具の両端小径部が係合され、上記掛止具のコ
字形部分他方部材の締付具を係合させて締付する
という簡単な構成によつて、その組立位置を自由
に選択して簡単かつ確実に二部材を締付固定する
ことができる締付金具を提供するものである。
(4) 考案の実施例 以下、本考案を図面に示した実施例を用いて詳
細に説明する。
第1図ないし第5図は本考案に係る締付金具の
一実施例を示すものであり、その要部のみを示し
ている。これらの図において、図中符号1,2は
互いに組合わされて接合固定される第1および第
2の部材で、たとえば組立家具における側板1と
棚板2に該当するものである。そして、これら両
部材1,2は、次に示すような構成を有する締付
金具10にて連結固定されている。
すなわち、本考案に係る締付金具10は、その
長手方向(図示の場合縦方向)に所定間隔をおい
て複数の係合部として大、小孔部からなる、いわ
ゆる時計穴形状を呈する係合孔11が穿設されて
いる左、右一対のレール部材12,13と、これ
らレール部材12,13の係合孔11のうち、任
意の孔に係合保持させる着脱自在な断面コ字状を
なす掛止具14とを備えている。なお、前記レー
ル部材12,13は、その上、下部分に形成した
係止爪15a、さらに第2図aに示されるねじ孔
15bをねじ止めすることにより前記第1の部材
1側に取付固定される。また、前記掛止具14
は、図示されるように、パイプ材をコ字状に折曲
げることにより形成されるとともに、その両端部
分に前記係合孔11の小孔部分に係合保持される
小径部14a,14bを有している。そして、こ
の掛止具14は、前記レール部材12,13側の
選択された係合孔11,11の小孔部分にその小
径部14a,14bを係合させることにより保持
固定される。
一方、前記他方の部材2には、上述した掛止具
14のコ字形部分が係入保持される係合溝16が
その接合端部側で厚み方向中央部分に背面から前
面側に向つて形成されるとともに、この係合溝1
6内に保持された掛止具14に係止されることに
よりこの掛止具14を締付固定する二個の締付具
17が設けられている。
これら締付具17は、第3図および第4図に示
すように、たとえば樹脂材により形成され第2の
部材2の裏面側に凹設された凹部18内に圧入し
て固定される本体部19と、この本体部19内に
摺動自在に支持された締付ロツド20とを備え、
この締付ロツド20はその先端に前記掛止具14
を係止する係止溝20aを、またその基部側にテ
ーパ面20bからなる切欠きを有している。そし
て、このテーパ面20bに対し締付ボルト21先
端が係合することによりこの締付ロツド20を本
体部19内側方向すなわち掛止具14の締付方向
に移動させ、掛止具14を固定状態に保持し得る
ものである。なお、図中22は締付ボルト21を
螺合するために本体部19内に埋設されたナツト
部材、23は締付ロツド20を本体部19からの
押出し方向に付勢するスプリングで、これは上述
した連結部分の取外しを容易に行なうためのもの
である。また、24は上述した凹部18と係合溝
16とを連通させ、締付ロツド20をこの係合溝
16内で掛止具14を係止し得る状態とする長溝
である。
そして、このような構成によれば、第1の部材
1側のレール部材12,13に対しその任意の係
合孔11に掛止具14を係合保持させ、さらにこ
の掛止具14を第2の部材2側の係合溝16内で
締付具17にて係止して締付保持するという簡単
な操作にて両部材1,2を確実に連結して固定し
得るものであり、しかもその組立位置はレール部
材12,13側の係合孔11の選択により自由に
選べるもので、これは組立て後においても簡単に
行なえる。
上述した実施例構造によれば、レール部材1
2,13に穿設され掛止具14を保持する係合孔
11を、時計穴形状に形成しているため、その脱
落等を防ぎ、確実な固定状態を簡単に得ることが
できるものである。また、締付具17にて締付固
定される掛止具14を、コ字状のパイプ体にて形
成したので、その締付位置が限定されず、多少の
自由度があるため、他方の部材2に対する締付具
17の取付部分の加工作業がラフに行なえるとい
つた利点がある。
本考案は上述した実施例構造に限定されず、各
部の形状、構造などを必要に応じて適宜変形、変
更することは自由である。
たとえば上述した実施例では、家具等におい
て、その棚板を固定するために、本考案による締
付金具10を用いた場合について説明したが、こ
れに限定されず、種々の分野における二部材の連
結用として利用し得るものであり、レール部材は
1本でも、3本以上でもよく、その係合部の構造
やこのような連結部材としても種々の形状をもつ
ものにでも適用できるものである。また、上述し
た実施例では、掛止具14を締付固定するため
に、締付ロツド20を有する締付具17を用いて
いるが、これに限定されず、この種の掛止具を係
止保持し得る構成を有する締付具であればどのよ
うな構成をもつものでもよいことも容易に理解さ
れよう。
さらに、掛止具14を分離して設けずに、締付
具10の締付ロツドを延長してその先端に掛止部
を設けることによつて、同等の効果を達成できる
ものである。
(5) 考案の効果 以上説明したように、本考案に係る締付金具に
よれば、その長手方向に所定間隔をおいて複数の
係合部を有し連結すべき一方の部材に取付固定さ
れるレール部材と、この係合部に係合保持される
小径部を両端に有して略コ字形を呈する掛止具
と、掛止具を係止する締付具とを備え、かつこの
掛止具のコ字形部分に他方の部材に設けた締付具
を係止させて締付固定するようにしたので、その
組立位置を自由に選択して簡単かつ確実に二部材
を締付固定することができ、しかも組立て後にお
いてもその組立位置を簡単に変更することができ
るものであり、また強度面でも優れている等の実
用上種々優れた効果がある。
特に、中間にコ字形掛止具を介在させることに
よつて、二部材の組立位置を上下方向のほかに左
右方向にも選択できる利点がある。しかも、掛止
具のコ字形部分の長さに亘つて他方部材の締付具
を取付できるので、レール部材の間隔と締付具と
の位置が異なつていたも取付を行なえる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る締付金具の一実施例を示す
もので、第1図はその要部を分解して示す分解斜
視図、第2図a,bはその特徴とするレール部材
を示す概略正面図およびその断面図、第3図は締
付具側を示す要部断面図、第4図はその平面方向
から見た概略断面図、第5図は締結状態を示す概
略断面図である。 1,2……連結部材、10……締付金具、11
……係合孔(係合部)、12,13……レール部
材、14……掛止具、16……係合溝、17……
締付具、19……本体部、20……締付ロツド、
20a……係止溝、20b……テーパ面、21…
…締付ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二部材を連結するために用いられるくさび、ね
    じ等を利用した締付金具において、長手方向に所
    定間隔をおいて複数の係合部を有する一対の平行
    レール部材と、上記係合部に係合される小径部を
    両端に有して略コ字形を呈する掛止具と、掛止具
    を係止する締付具とを備え、前記レール部材が連
    結すべき一方部材に夫々固定されるとともに前記
    締付具が連結すべき他方部材に固定され、前記一
    方部材の所望組立位置に該当する係合部に掛止具
    の両端小径部が係合され、上記掛止具のコ字形部
    分に他方部材の締付具を係合させて締付するよう
    に構成したことを特徴とする締付金具。
JP4735484U 1984-03-31 1984-03-31 締付金具 Granted JPS60159213U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4735484U JPS60159213U (ja) 1984-03-31 1984-03-31 締付金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4735484U JPS60159213U (ja) 1984-03-31 1984-03-31 締付金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60159213U JPS60159213U (ja) 1985-10-23
JPS637684Y2 true JPS637684Y2 (ja) 1988-03-07

Family

ID=30562601

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4735484U Granted JPS60159213U (ja) 1984-03-31 1984-03-31 締付金具

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107809928B (zh) * 2015-06-29 2020-08-07 法拉门塔利文扎有限责任公司 具体用于将搁架接合到一件家具的壁的接合装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5025234Y2 (ja) * 1971-03-12 1975-07-29
JPS539120U (ja) * 1976-07-08 1978-01-26

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JPS60159213U (ja) 1985-10-23

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