JP2509496Y2 - 穀物搬送装置 - Google Patents

穀物搬送装置

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JP2509496Y2
JP2509496Y2 JP15183489U JP15183489U JP2509496Y2 JP 2509496 Y2 JP2509496 Y2 JP 2509496Y2 JP 15183489 U JP15183489 U JP 15183489U JP 15183489 U JP15183489 U JP 15183489U JP 2509496 Y2 JP2509496 Y2 JP 2509496Y2
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JP
Japan
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cylinder
narrowing
grain
grain supply
supply cylinder
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JP15183489U
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JPH0391418U (ja
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愛次郎 金子
敏晴 秦
信行 阿部
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KANEKONOKI CO., LTD.
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KANEKONOKI CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、籾、麦等の穀物は勿論のこと自主検定作業
に使用するサンプル用穀物を空気の圧送作用により所定
場所まで正確に搬送することができる穀物搬送装置に関
する。
[従来の技術] 従来、籾や麦等の穀物を送風機の圧送作用で所定場所
まで搬送させる穀物搬送装置は、第3図に示された如く
良く知られており、その内容は、一端が送風機1の吐出
側2に接続された搬送筒3を設け、該搬送筒3の適所上
面には籾や麦等の穀物を供給する穀物供給筒4の下端を
装着して搬送筒3と穀物供給筒4とを連通せしめて前記
穀物を送風機1の送風作用により搬送せしめたものであ
る。
[考案が解決しようとする課題] ところで、従前のこの種の穀物搬送装置においては、
搬送筒と穀物供給筒との連通部手前側の搬送筒はストレ
ート状に形成されていたので、空気搬送作業時に際し、
穀物供給筒内部がプラス圧になり、供給穀物は勿論のこ
と穀物中に混入した塵埃等が流通し、周囲に飛散される
現象が生ずる許りか、穀物を能率的に空気搬送させるこ
とがでない外、連通部位置の搬送筒底部に穀物の一部が
残留されるという問題点を有していた。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、連
通部付近を常にマイナス圧状態に維持せしめて、供給穀
物や塵埃等の逆流現象をなくし、能率的に所定場所へ空
気搬送せしめることができる許りか、前記連通部付近に
発生する穀物の残留現象を解消せしめた穀物搬送装置を
提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案における穀物搬送
装置は、送風機の吐出側に接続した搬送筒の適所上面に
穀物供給筒の下端を装着して搬送筒と穀物供給筒とを連
通せしめたものにおいて、前記連通部における穀物供給
筒の下端を送風方向に対して曲面状に拡開するととも
に、前記連通部手前側の搬送筒には、基端側を傾斜状拡
開部とし、先端側を直管状の絞り部とする狭搾筒を、そ
の絞り部先端に形成される狭搾噴出口が連通部の略中間
部に位置されるよう収設したものである。そして、前記
狭搾筒の下面には単数若しくは複数の噴出口を穿口して
残留穀物の発生を解消させたものである。
[作用] 今、送風機の運転で起風された風を吐出側の搬送筒に
向け送風することによって、該風は基端側を傾斜状拡開
部とし、先端側を直管状の絞り部とする狭搾筒を通過す
る際、強制的に狭搾されて風速が著しく大きくなる。ま
た、連通部における穀物供給筒の下端を送風方向に対し
て曲面状に拡開するとともに狭搾筒の先端に形成される
狭搾噴出口が連通部の略中間部に位置されるよう収設さ
れている。その結果、搬送筒と穀物供給筒との連通部付
近は速やかにマイナス圧状態となり、穀物供給筒内に吸
引作用が働くことになる。そこで、穀物供給筒より籾や
麦或は自主検定用のサンプル穀物等を搬送筒に向け供給
すれば、該穀物等は前記吸引作用により逆流することな
く速やかに搬送筒内に導入された後、風速の大きい風で
前方に向け吹き飛ばされ、所定場所に空気搬送される。
ところで、狭搾筒の下面には単数若しくは複数の噴風
口が穿口されているので、設下部の搬送筒上に残留され
ようとした穀物は、噴風口から勢いよく噴出する風で前
方に吹き飛ばされた後、狭搾筒より噴出する風速の大き
い風で穀物供給筒より供給された穀物と一緒に所定場所
に向け空気搬送される。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
第1図および第2図において、101は、相当量の風を
送風することができる送風機であって、該送風機101の
吐出側102には、内部を中空状に形成した接続状の搬送
筒103が取外し自在に連結されている。104は、籾、麦或
は自主検定用の穀物等を搬送筒103内に供給するための
穀物供給筒であって、該穀物供給筒104の下端を送風方
向に対して曲面状に拡開して搬送筒103の適当位置の上
面に装着して、搬送筒103と穀物供給筒104とを連通105
せしめる。
そして、前記連通部105手前側の搬送筒103内部には、
基端側をを傾斜状拡開部とし、先端側を直管状の絞り部
として横断面形状が略ロート状に形成される狭搾筒106
を、先端の狭搾噴出口107が連通部105の略中間部に位置
されるよう収設するとともに、前記狭搾筒106の下端に
は単数若しくは複数の噴風口108が穿口されている。
[考案の効果] 本考案は、上述のとおりに構成されているので、次に
記載する効果を奏する。
搬送筒と穀物供給筒とが穀物供給筒の下端を送風方向
に対して曲面状に拡開して連通されるとともに、連通部
手前側の搬送筒内には、基端側を傾斜状拡開部とし、先
端側を直管状の絞り部とする狭搾筒を、その絞り部先端
に形成される狭搾噴出口が連通部の略中間部に位置され
るよう収設したから、送風機で起風され、しかも狭搾噴
出口より搬送筒に向け噴出された風の風速を著しく大き
くして連通部付近をマイナス圧状態に維持せしめ、穀物
供給筒より供給された穀物等を吸引作用で速やかに搬送
筒内に導入した後、風速の大きい風で所定場所へ向け能
率的に空気搬送せしめることができる許りか、狭搾筒の
下面には単数若しくは複数の噴風口を穿口したので、噴
風口より噴出する風で狭搾筒下部の搬送筒内に残留しよ
うとした穀物を的確に吹き飛ばして空気搬送せしめ、も
って、残留穀物の発生を皆無ならしめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、一部を切欠した穀物搬送装置の正面図、第2
図は、要部の拡大縦断正面図、第3図は、一部を切欠
し、かつ要部を破断した従来の穀物搬送装置の正面図で
ある。 101……送風機、102……吐出口、103……搬送筒、104…
…穀物供給筒、105……連通部、106……狭搾部、107…
…狭搾噴出口、108……噴風口

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】送風機の吐出側に接続した搬送筒の適所上
    面に穀物供給筒の下端を装着して搬送筒と穀物供給筒と
    を連通せしめたものにおいて、前記連通部における穀物
    供給筒の下端を送風方向に対して曲面状に拡開するとと
    もに、前記連通部手前側の搬送筒内には、基端側を傾斜
    状拡開部とし、先端側を直管状の絞り部とする狭搾筒
    を、その絞り部先端に形成される狭搾噴出口が連通部の
    略中間部に位置されるよう収設してなる穀物搬送装置。
  2. 【請求項2】前記狭搾筒の下面には単数若くは複数の噴
    出口を穿口した請求項(1)記載の穀物搬送装置。
JP15183489U 1989-12-28 1989-12-28 穀物搬送装置 Expired - Lifetime JP2509496Y2 (ja)

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JP5846830B2 (ja) * 2011-10-04 2016-01-20 株式会社クボタ 洗米機
JP6580843B2 (ja) * 2015-03-10 2019-09-25 株式会社アイシンナノテクノロジーズ 粉粒体のエジェクター構造

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