JPH06206626A - 粉粒体搬送装置 - Google Patents

粉粒体搬送装置

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Publication number
JPH06206626A
JPH06206626A JP206993A JP206993A JPH06206626A JP H06206626 A JPH06206626 A JP H06206626A JP 206993 A JP206993 A JP 206993A JP 206993 A JP206993 A JP 206993A JP H06206626 A JPH06206626 A JP H06206626A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
guide cylinder
nozzle
powder
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP206993A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Ozeki
芳久 尾関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAGOYA DAIICHI KIKAI KK
Original Assignee
NAGOYA DAIICHI KIKAI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NAGOYA DAIICHI KIKAI KK filed Critical NAGOYA DAIICHI KIKAI KK
Priority to JP206993A priority Critical patent/JPH06206626A/ja
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  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉粒体の搬送通路を一直線に形成して、エア
の逆流を防止し、搬送効率を向上する。 【構成】 粉粒体Mを収容するホッパ1の下部にガイド
筒2を設け、その内部にスクリュー3を設置する。スク
リュー3の軸線上にパイプ4を設け、これをモータ7に
連結するとともに、給気管8に接続する。ガイド筒2の
先端にノズル12を接続する。ガイド筒2とノズル12
との接続面を境に、パイプ4の噴出口11をガイド筒2
側に、スクリュー3の先端をノズル12側に配置する。
ノズル12を断面略直角三角形の円錐筒に形成し、その
頂部に吐出口13をスクリュー3の軸線より上方に位置
するように設ける。粉粒体Mをスクリュー3で送り出
し、噴出口11からのエアで吹き飛ばし、吐出口13か
ら吐出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、木材チップ、穀物等
の各種粉粒体をエア流に乗せて搬送する装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の搬送装置として、例え
ば、図2に示すような技術が知られている。この搬送装
置においては、ホッパ31の下部にガイド筒32が設け
られ、ガイド筒32の内部にスクリュー33が設置され
ている。ガイド筒32の先端部は傾斜管34を介して吐
出管35に接続され、吐出管35には噴気管36が接続
されている。そして、ホッパ31の粉粒体Mを、スクリ
ュー33の回転に伴い、ガイド筒32から傾斜管34を
介して吐出管35に取り出し、噴気管36から噴出した
加圧エアに乗せて吐出管35から給送ホース(図示略)
を介して供給先へ搬送するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の搬送
装置によると、粉粒体Mの搬送通路が一直線でないた
め、特に、吐出管35より先で高負荷が発生したときな
どに、エアが傾斜管34を通ってガイド筒32側へ逆流
することがあり、こうした場合に、搬送効率が著しく低
下するという問題点があった。
【0004】この発明はこのような従来の問題点に着目
してなされたものであって、その目的は、エアの逆流を
防止して、搬送効率を向上できる装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の粉粒体搬送装置は次のように構成され
る。
【0006】すなわち、請求項1に記載の発明において
は、粉粒体を収容するホッパの下部にガイド筒を設け、
ガイド筒の内部に粉粒体を送り出すスクリューを設置
し、スクリューの軸線上にスクリューの先端部からエア
を噴出するパイプを設け、ガイド筒の先端に粉粒体をエ
ア流に乗せて吐出するノズルを接続する。
【0007】請求項2に記載の発明では、パイプはスク
リューの先端より内側に噴出口を備える。請求項3に記
載の発明では、噴出口はガイド筒とノズルとの接続面よ
りガイド筒側に位置し、スクリューの先端は接続面より
ノズル側に位置する。請求項4に記載の発明において
は、ノズルは断面略直角三角形の円錐筒の頂部に吐出口
を備え、吐出口がスクリューの軸線より上方に位置する
ようにガイド筒に接続される。
【0008】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、スクリューに
より送り出された粉粒体が、パイプから噴出したエアに
より吹き飛ばされ、ノズルを通って略一直線に搬送され
る。従って、エアの逆流が防止され、粉粒体が効率よく
搬送される。
【0009】請求項2に記載の発明によれば、粉粒体が
噴出口より先でスクリューによって撹拌されるので、噴
出口周辺の粉粒体が、滞留することなく、エア流に乗っ
てスムーズに吹き飛ばされる。
【0010】請求項3に記載の発明によれば、粉粒体が
ノズル側でスクリューにより撹拌され、エアがガイド筒
側で噴出口から噴出されるので、ガイド筒とノズルとの
接続部における粉粒体の滞留が防止される。
【0011】請求項4に記載の発明によれば、パイプか
ら噴出したエアがノズルの吐出口に向かって斜め上方へ
流れるので、このエア流によりノズル内の粉粒体が巻き
上げられ、吐出口からスムーズに吐出される。
【0012】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図1
に基づいて説明する。本実施例の搬送装置は粉粒体Mを
収容するホッパ1を備えている。ホッパ1の下部には円
筒体からなるガイド筒2が、先端部をホッパ1の側面よ
り突出した状態で設けられている。ガイド筒2の内部に
は粉粒体Mを送り出すスクリュー3が設置され、その軸
線上にはパイプ4が設けられている。
【0013】パイプ4は、スクリュー軸を形成するよう
に、ガイド筒2の外側において一対の軸受5により回転
可能に支持されるとともに、チェーン6を介してモータ
7に連結されている。パイプ4の基端には給気管8が結
合され、この給気管8はストップバルブ9及びホース1
0を介して外部エア供給源に接続されている。そして、
パイプ4はスクリュー3の先端より内側に噴出口11を
備え、スクリュー3の先端部からエアを噴出するように
構成されている。
【0014】ガイド筒2の先端には、粉粒体Mをエア流
に乗せて吐出するノズル12が接続されている。ノズル
12は断面直角三角形の円錐筒の頂部に吐出口13を備
え、この吐出口13がスクリュー3の軸線より上方に位
置するようにガイド筒2に接続されている。これによ
り、ノズル12の上部は水平に、下部は斜状に形成され
ている。そして、ノズル12とガイド筒2との接続面を
境に、噴出口11はガイド筒2側に位置し、スクリュー
3の先端はノズル12側に位置している。なお、吐出口
13には給送ホース14が接続され、搬送装置の下部に
は複数のキャスター15が設けられている。
【0015】上記のように構成した本実施例の搬送装置
においては、ホッパ1の粉粒体Mが、スクリュー3の回
転に伴い、ガイド筒2の内部でノズル12に向けて送り
出される。そして、粉粒体Mは、スクリュー3の先端部
において、噴出口11から噴出したエアによって吹き飛
ばされ、吐出口13から給送ホース14を通って供給先
へ搬送される。このとき、粉粒体Mは搬送装置の内部で
略一直線に搬送されるので、エアがホッパー1側へ逆流
するおそれがない。従って、粉粒体Mを強力なエア流に
乗せて効率よく搬送することができる。
【0016】また、粉粒体Mは噴出口11より先でスク
リュー3によって撹拌されるので、噴出口11周辺の粉
粒体Mが、滞留することなく、エア流に乗ってスムーズ
に吹き飛ばされる。しかも、粉粒体Mはノズル12側で
撹拌され、エアがガイド筒2側から噴出されるので、ガ
イド筒2とノズル12との接続部における滞留も防止さ
れる。さらに、ノズル12においては、エアが吐出口1
3に向かって斜め上方へ流れるので、このエア流により
ノズル12内の粉粒体Mを巻き上げて、吐出口13から
スムーズに吐出することができる。
【0017】なお、上記実施例では、パイプ4がスクリ
ュー軸を形成しているが、スクリュー軸を中空体で形成
し、その内側にエア噴出用のパイプを挿通してもよい。
また、上記実施例では、外部エア供給源を使用している
が、搬送装置にブロアーを搭載して自給式に構成するこ
ともできる。その他、この発明の趣旨を逸脱しない範囲
で、各部の形状並びに構成を適宜に変更して具体化する
ことも可能である。
【0018】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、粉粒体の搬送通路を一直線に形成したの
で、エアの逆流を防止して、搬送効率を向上できるとい
う優れた効果を奏する。
【0019】請求項2に記載の発明によれば、スクリュ
ーがパイプの噴出口より先で粉粒体を撹拌するので、噴
出口周辺における粉粒体の滞留を防止できるという効果
が得られる。
【0020】請求項3に記載の発明によれば、スクリュ
ーがノズル側で粉粒体を撹拌し、パイプはガイド筒側か
らエアを噴出するので、ガイド筒とノズルとの接続部に
おける粉粒体の滞留を防止できるという効果を奏する。
【0021】請求項4に記載の発明によれば、パイプか
ら噴出したエアがノズルの吐出口に向かって斜め上方へ
流れるので、ノズル内の粉粒体を巻き上げて吐出口から
スムーズに吐出できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す粉粒体搬送装置の要
部破断正面図である。
【図2】従来の粉粒体搬送装置の一部を示す要部破断正
面図である。
【符号の説明】
1…ホッパ、2…ガイド筒、3…スクリュー、4…パイ
プ、11…噴出口、12…ノズル、13…吐出口、M…
粉粒体。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体を収容するホッパの下部にガイド
    筒を設け、ガイド筒の内部に粉粒体を送り出すスクリュ
    ーを設置し、スクリューの軸線上にスクリューの先端部
    からエアを噴出するパイプを設け、ガイド筒の先端に粉
    粒体をエア流に乗せて吐出するノズルを接続してなるこ
    とを特徴とする粉粒体搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記パイプは、スクリューの先端より内
    側に噴出口を備えることを特徴とする請求項1の粉粒体
    搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記噴出口はガイド筒とノズルとの接続
    面よりガイド筒側に位置し、スクリューの先端は接続面
    よりノズル側に位置することを特徴とする請求項2の粉
    粒体搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記ノズルは、断面略直角三角形の円錐
    筒の頂部に吐出口を備え、吐出口がスクリューの軸線よ
    り上方に位置するようにガイド筒に接続されていること
    を特徴とする請求項1の粉粒体搬送装置。
JP206993A 1993-01-08 1993-01-08 粉粒体搬送装置 Pending JPH06206626A (ja)

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JP206993A JPH06206626A (ja) 1993-01-08 1993-01-08 粉粒体搬送装置

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JP206993A JPH06206626A (ja) 1993-01-08 1993-01-08 粉粒体搬送装置

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JPH06206626A true JPH06206626A (ja) 1994-07-26

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ID=11519064

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JP206993A Pending JPH06206626A (ja) 1993-01-08 1993-01-08 粉粒体搬送装置

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