JPH10101228A - 粉粒体運搬車の粉粒体排出装置 - Google Patents

粉粒体運搬車の粉粒体排出装置

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JPH10101228A
JPH10101228A JP25982296A JP25982296A JPH10101228A JP H10101228 A JPH10101228 A JP H10101228A JP 25982296 A JP25982296 A JP 25982296A JP 25982296 A JP25982296 A JP 25982296A JP H10101228 A JPH10101228 A JP H10101228A
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JP
Japan
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suction port
granule
canvas
discharge
discharge pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP25982296A
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English (en)
Inventor
Seiji Seto
清治 瀬戸
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
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  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉粒体運搬車の粉粒体排出装置において、吸
入口に供給される加圧空気の圧力および流速を上げるこ
となく、排出管による排出能力を大幅に向上させること
を課題とする。 【解決手段】 タンク1内底部に沿って傾斜状態に取り
付けられたキャンバス3の下方から該キャンバスを通し
て加圧空気を上方に向けて噴き出させ粉粒体Fを流動化
させる粉粒体運搬車の粉粒体排出装置であって、前記キ
ャンバスの上方かつタンク内底部の最下部に吸入口12
aを配し流動化した粉粒体を外部に排出する排出管12
と、該排出管の吸入口にキャンバスを通過させて加圧空
気を送り込んで流動化した粉粒体を前記吸入口に導入す
る粉粒体導入機構Cと、前記吸入口に先端部開口部16
aが挿入され排出管内に加圧空気を送り込み前記吸入口
近傍を負圧にして粉粒体を吸い上げるエアジェット管1
6とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアスライド方式
を採用した粉粒体運搬車の流動化された粉粒体の排出装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】タンク底部にセメント等の粉粒体の粒度
より細かい布目を有するキャンバスを設け、該キャンバ
スの布目から噴き出す加圧空気により積載した粉粒体を
流動化させるエアスライド方式の粉粒体運搬車が一般に
使用されている。従来の粉粒体運搬車における粉粒体の
排出装置として、例えば、特公平6−99040号公報
の第1図には、タンク内底部に沿って中央部に向けて下
方に傾斜されたキャンバスが取り付けられるとともに、
前記中央部に吸入口を配し外部に通じる排出管が設置さ
れ、該排出管の吸入口に加圧空気を供給して、キャンバ
ス下の空気室からキャンバスを通して噴き出された加圧
空気によって流動化された粉粒体を前記吸入口から排出
管内に導入し、外部に排出する技術が紹介されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の粉粒体運搬
車の粉粒体排出装置には、以下のような課題が残されて
いる。すなわち、排出管内を移送される粉粒体の排出能
力は、吸入口に供給される加圧空気により制限されるた
め、排出能力を向上させるには該加圧空気の圧力および
流速を増加させる必要がある。しかしながら、加圧空気
とともに粉粒体を吸入口に導入するために該吸入口と加
圧空気の噴出口キャンバス上面との間を離間させてお
り、増加させた加圧空気の圧力および流速は、吸入口と
噴出口との間で低下してしまい大幅な排出能力の向上を
図ることが困難であった。
【0004】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、吸入口に供給される加圧空気の圧力および流速を
上げることなく、排出管による排出能力を大幅に向上さ
せることができる粉粒体運搬車の粉粒体排出装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明
の粉粒体排出装置では、タンク内底部に沿って傾斜状態
に取り付けられたキャンバスの下方から該キャンバスを
通して加圧空気を上方に向けて噴き出させ粉粒体を流動
化させる粉粒体運搬車の粉粒体排出装置であって、前記
キャンバスの上方かつタンク内底部の最下部に吸入口を
配し流動化した粉粒体を外部に排出する排出管と、該排
出管の吸入口にキャンバスを通過させて加圧空気を送り
込んで流動化した粉粒体を前記吸入口に導入する粉粒体
導入機構と、前記吸入口に先端部開口部が挿入され排出
管内に加圧空気を送り込み前記吸入口近傍を負圧にして
粉粒体を吸い上げるエアジェット管とを備えている技術
が採用される。
【0006】この粉粒体運搬車の粉粒体排出装置では、
排出管に挿入されたエアジェット管を備えているので、
エアジェット管から送り込まれる加圧空気によって排出
管内の粉粒体が直接加速されるとともに、吸入口近傍を
エアジェット管による加圧空気の供給がない場合に比べ
て負圧状態として粉粒体を吸い上げることにより、排出
管全体の粉粒体の排出速度が上がる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
1および図2を参照しながら説明する。これらの図にあ
って、符号Fは粉粒体、1はタンク、2a,2bは支持
部材、3はキャンバス、4はスライド板を示している。
【0008】本形態の粉粒体運搬車の粉粒体排出装置
は、図1に示すように、エアスライド方式を採用した粉
粒体運搬車における粉粒体を収容するタンク1の内部に
設けられ、流動化された粉粒体をタンク1の外部に排出
するものである。該タンク1の内部には、タンク1内底
部に沿って設けられた支持部材2a,2bと、これらの
支持部材2a,2bに周縁部が支持されて取り付けられ
下方から送られる加圧空気を上方に噴き出して粉粒体を
流動化させるキャンバス3と、タンク1の側面と支持部
材2a上部に傾斜状態に取り付けられキャンバス3に粉
粒体を導くスライド板4とが設けられている。
【0009】前記キャンバス3は、前後端より中央部に
向かって下方に傾斜状態に配される。このキャンバス3
は、粉粒体より細かな布目を有し、タンク1の外部に設
置されたコンプレッサCにより供給された加圧空気をキ
ャンバス3下部に形成された空気室5からキャンバス3
内部を通過させて上方に噴出させ、粉粒体を流動化排出
させるものである。
【0010】前記タンク1の中央底部、すなわちタンク
1内の最下部には、図2に示すように、キャンバス3の
上方に、キャンバス上面より所定距離離間した位置に下
方に向けて拡径された吸入口12aを配した排出管12
が設けられている。前記コンプレッサCは、排出管12
の吸入口12aに加圧空気を送り込んで流動化した粉粒
体Fを吸入口12aに導入する粉粒体導入機構として機
能する。
【0011】前記排出管12は、吸入口12aを先端に
有する湾曲管部12bと、該湾曲管部12bの後端に接
続されるとともにスライド板4およびタンク1の外壁を
水平状態に貫通して先端がタンク1の外部に配された直
管部12cとを備えている。
【0012】さらに、タンク1外方に位置する排出管1
2の途中には、バルブBが設置され、該バルブBの下流
側の排出管12には、搬出用の加圧空気供給管20が接
続されている。該加圧空気供給管20は、バルブBを閉
じた状態で加圧空気を排出管12に送り込んで、該バル
ブB下流側の排出管12内に残留している粉粒体を搬出
するものである。
【0013】前記吸入口12aの中心部には、先端開口
部16aが挿入され排出管12内に加圧空気を送り込む
エアジェット管16が設けられている。該エアジェット
管16は、前記コンプレッサCに接続されるとともに、
先端開口部16aを粉粒体Fの排出方向に向けて加圧空
気を送り込むものである。前記先端開口部16aは、先
端を絞ってもよく、また吸入口12a内の径方向中央部
分であれば、鉛直方向高さ位置は他の設定にしてもよ
い。
【0014】次に、本発明に係る粉粒体運搬車の粉粒体
排出装置の一形態における粉粒体Fの排出方法について
説明する。
【0015】まず、コンプレッサCを駆動して空気室5
に加圧空気を送り込み、該加圧空気をキャンバス3から
上方に噴出させて粉粒体Fを流動化させる。流動化され
た粉粒体Fは、傾斜状態のキャンバス3およびスライド
板4によってタンク1の中央底部へと集められる。
【0016】このとき、コンプレッサCに接続されたエ
アジェット管16の先端開口部16aからも加圧空気が
それぞれ噴出する。
【0017】先端開口部16aから噴出された加圧空気
は、排出管12に沿って粉粒体Fの排出方向に送り出さ
れて、先端開口部16aより下流部分における加圧空気
の流速および圧力を上げるとともに、排出される粉粒体
Fを直接加速する。エアジェット管16の加圧空気によ
り加速された粉粒体Fは、排出管12内を移送されてタ
ンク1の外部へ排出される。
【0018】本形態の粉粒体排出装置では、排出管12
に接続されたエアジェット管16を備えているので、エ
アジェット管16から送り込まれる加圧空気によって排
出管12内の粉粒体Fが直接加速されるとともに、吸入
口12a近傍を、エアジェット管16による加圧空気の
供給がない場合に比べて負圧状態として粉粒体Fを吸い
上げることから、排出管12全体の粉粒体Fの排出速度
が上がる。
【0019】なお、本形態では、加圧空気の共通の供給
源として一つのコンプレッサCを用いたが、エアジェッ
ト管用のコンプレッサを別に設けても構わない。
【0020】
【発明の効果】本発明の粉粒体排出装置によれば、排出
管に挿入されたエアジェット管を備えているので、エア
ジェット管から送り込まれる加圧空気によって排出管内
の粉粒体が直接加速されるとともに、吸入口近傍を負圧
にして粉粒体を吸い上げることから、排出管全体の粉粒
体の排出速度が上がって排出能力を大幅に向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る粉粒体運搬車の粉粒体排出装置の
一形態におけるタンク内部を示す断面図である。
【図2】本発明に係る粉粒体運搬車の粉粒体排出装置の
一形態における排出管を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 タンク 3 キャンバス 12 排出管 12a 吸入口 12b 湾曲管部 12c 直管部 16 エアジェット管 16a 先端開口部 F 粉粒体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンク内底部に沿って傾斜状態に取り付
    けられたキャンバスの下方から該キャンバスを通して加
    圧空気を上方に向けて噴き出させ粉粒体を流動化させる
    粉粒体運搬車の粉粒体排出装置であって、 前記キャンバスの上方かつタンク内底部の最下部に吸入
    口を配し流動化した粉粒体を外部に排出する排出管と、 該排出管の吸入口にキャンバスを通過させて加圧空気を
    送り込んで流動化した粉粒体を前記吸入口に導入する粉
    粒体導入機構と、 前記吸入口に先端部開口部が挿入され排出管内に加圧空
    気を送り込み前記吸入口近傍を負圧にして粉粒体を吸い
    上げるエアジェット管とを備えていることを特徴とする
    粉粒体運搬車の粉粒体排出装置。
JP25982296A 1996-09-30 1996-09-30 粉粒体運搬車の粉粒体排出装置 Pending JPH10101228A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007098989A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Toyo Denka Kogyo Co Ltd 特装車
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KR20190115543A (ko) * 2018-04-02 2019-10-14 (주)두성특장차 벌크탱크 배출시스템
CN113753607A (zh) * 2021-08-24 2021-12-07 安徽江淮扬天汽车股份有限公司 一种粉罐车清理装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020226