JP2509442Y2 - 車体のル―フ構造 - Google Patents

車体のル―フ構造

Info

Publication number
JP2509442Y2
JP2509442Y2 JP7693690U JP7693690U JP2509442Y2 JP 2509442 Y2 JP2509442 Y2 JP 2509442Y2 JP 7693690 U JP7693690 U JP 7693690U JP 7693690 U JP7693690 U JP 7693690U JP 2509442 Y2 JP2509442 Y2 JP 2509442Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
panel
vehicle body
low
center panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7693690U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0434179U (ja
Inventor
利一 堺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Corp
Original Assignee
Araco Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Araco Corp filed Critical Araco Corp
Priority to JP7693690U priority Critical patent/JP2509442Y2/ja
Publication of JPH0434179U publication Critical patent/JPH0434179U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2509442Y2 publication Critical patent/JP2509442Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車体のルーフ構造に関し、より詳しくは、同
一車種で車室高さの低いロールーフ仕様と、これに比べ
車室高さの高いハイルーフ仕様の両仕様に対応可能なル
ーフ構造に関する。
(従来技術) この種のルーフ構造としては、第5図に示すように、
ロールーフ仕様のルーフパネル1と2点鎖線で示すハイ
ルーフ仕様のルーフパネル2のうちいずれか一方をサイ
ドメンバを構成するルーフサイドレール3に組付けるよ
うにしたものや、第6図に示すように、ロールーフ仕様
のルーフサイドレール4と2点鎖線で示すハイルーフ仕
様のルーフサイドレール5のいずれか一方によりサイド
メンバを構成し、同レール4,5に両仕様に共通のルーフ
パネル6を組付けるようにしたものがある。
(考案が解決しようとする課題) 第5図に示すルーフ構造によれば、ハイルーフ仕様の
場合、ルーフパネル2の断面形状をアーチ形にしてルー
フ部分の強度を高める必要があるので、車体ルーフのデ
ザインが制約を受ける。
また、第6図に示すルーフ構造によれば、ハイルーフ
仕様専用の特殊な断面形状を有するルーフサイドレール
5を必要とするため、コストが高くなる。
本考案は係る問題点に鑑み、車体ルーフのデザイン上
の制約が少なく、かつ低コストにてハイルーフ仕様とロ
ールーフ仕様の両仕様に対応可能な車体のルーフ構造を
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る車体のルーフ構造は、ルーフパネルを車
体ルーフの中央部を区画形成するルーフセンターパネル
と同ルーフの左右両側部を区画形成する左右一対のルー
フサイドパネルから構成し、前記ルーフセンターパネル
の裏面に車幅方向へ延びる複数本のルーフリインホース
メントを列設するとともに前記ルーフサイドパネルの裏
面に車幅方向へ延びる複数本のルーフガゼツトを列設
し、かつ前記各ルーフリインホースメントとサイドメン
バを構成するルーフサイドレールを前記各ルーフガゼツ
トを介して連結したことを特徴とする。
(考案の作用、効果) 本考案によれば、ルーフパネルを車体ルーフの中央部
を区画形成するルーフセンターパネルと同ルーフの左右
両側部を区画形成する左右一対のルーフサイドパネルか
らなる2分割構造にしたので、ルーフサイドパネル及び
同パネルの裏面に列設されるルーフガゼツトの各々につ
いてロールーフ仕様とハイルーフ仕様の2種類を用意す
ることにより、車体を両仕様に対応可能な構造にするこ
とができる。従って、ハイルーフ仕様専用の特殊な断面
形状を有するルーフサイドレールを要せず、また、ルー
フセンターパネル及び同パネルの裏面に列設されるルー
フリインホースメントを両仕様に共通して使用できるの
で、車体のコストを低減できる。
また、ルーフセンターパネル及びルーフサイドパネル
がそれぞれルーフリインホースメントとルーフガゼツト
にて補強されるので、車体ルーフの断面形状をアーチ形
に形成する必要がない。従って、車体ルーフを平坦な形
状にするなど、デザインの自由度が増す。
(実施例) 以下に本考案に係る車体のルーフ構造の一実施例を図
面に基づき説明するに、第1図ないし第3図にはロール
ーフ仕様のルーフ構造が示されている。当該ルーフ構造
は車体ルーフの中央部を区画形成するルーフセンターパ
ネル11と、同ルーフの左右両側部を区画形成する一対の
ロールーフ用ルーフサイドパネル12,13を備えている。
第2図及び第3図に示すように、ルーフセンターパネ
ル11の左端部とルーフサイドパネル12の右端部は互いに
重合され、スポツト溶接により固着されている。また、
両パネル11,12の重合端部には前後方向へ延びるルーフ
ドリツプチヤンネルを形成する凹所11a,12aが形成され
ている。
ルーフセンターパネル11の裏面には車幅方向へ延びる
複数本のルーフリインホースメント15と同リインフオー
スメント15に直交する複数本のルーフリインホースメン
ト16が一定の間隔をあけて列設されている。各ルーフリ
インホースメント15はフランジ付き溝形断面形状を有
し、フランジ15aをルーフセンターパネル11の裏側にス
ポツト溶接して同パネル11に固着されている。また、各
ルーフリインホースメント16もルーフリインホースメン
ト15と同様の断面形状を有し、フランジをルーフリイン
ホースメント15の溝部底面にスポツト溶接して同リイン
ホースメント15に固着されている。
ルーフサイドパネル12の裏面には車幅方向へ延びるル
ーフガゼツト17がルーフリインホースメント15と同数
本、列設されている。各ルーフガゼツト17はフランジ付
き溝形断面形状を有し、フランジ17aをルーフサイドパ
ネル12の裏面にスポツト溶接して同パネル12に固着され
ている。また、各ルーフガゼツト17の内側端部は対向す
るルーフリインホースメント15の開口端に嵌合され、ス
ポツト溶接により両者が連結固定されている。一方、車
体の左側面を形成するサイドメンバ18の上部には前後方
向へ延びるルーフサイドレール19が固設されている。こ
のルーフサイドレール19は溝形の断面形状を有するアウ
タレール20とインナレール21をスポツト溶接して形成し
た閉断面構造を有する。各ルーフガゼツト17の外側端部
はアウターレール20にスポツト溶接され、これによりル
ーフリインホースメント15とルーフサイドレール19がル
ーフガゼツト17を介して連結されている。そして、ルー
フサイドパネル12の下端はアウターレール20のフランジ
部20aにスポツト溶接されている。
なお、本実施例では車体ルーフの左側部を区画形成す
るルーフサイドパネル12とルーフセンターパネル11及び
車体の左側面を形成するサイドメンバー18との結合構造
について説明したが、車体ルーフの右側部を区画形成す
るルーフサイドパネル13も同様にしてルーフセンターパ
ネル11及び車体の右側面を形成するサイドメンバに組付
けられる。
ロールーフ仕様のルーフ構造は以上の構成からなり、
次に第4図に基づいてハイルーフ仕様のルーフ構造を説
明する。当該ルーフ構造はハイルーフ仕様のルーフサイ
ドパネル22とルーフガゼツト23を備えている。このルー
フサイドパネル22はロールーフ仕様のルーフサイドパネ
ル12に比べ全高が高く設定されているが、前後方向の長
さ及び車幅方向の長さは同パネル12と同一に設定されて
いる。また、ルーフガゼツト23もロールーフ仕様のルー
フガゼツト17に比べ全高は高く設定されているが、車幅
方向に沿った長さ及び両端部の断面形状は同ガゼツト17
と同一に設定されている。このため、ロールーフ仕様と
同様にしてルーフサイドパネル22の一端をルーフセンタ
ーパネル11に接合するとともに、他端をルーフサイドレ
ール19に固着し、かつルーフガゼツト23を介してルーフ
リインホースメント15とルーフサイドレール19を連結で
きる。
なお、22aはルーフドリツプチヤンネルを形成すべく
ルーフサイドパネル22に設けた凹所である。
以上説明したように、本実施例によればロールーフ仕
様のルーフサイドパネル12とルーフガゼツト17に代えて
ハイルーフ仕様のルーフサイドパネル22とルーフガゼツ
ト23を使用することによりロールーフ仕様の車体ルーフ
構造をハイルーフ仕様の車体ルーフ構造に変換できる。
このため、ハイルーフ仕様専用の特殊な断面形状を有す
るルーフサイドレールを要することなくハイルーフ仕様
が可能となるとともに、ルーフセンターパネル11及び同
パネル11の裏面に列設されるルーフリインホースメント
15,16を両仕様に共通して使用できるので、車体のコス
トを低減できる。
また、ルーフセンターパネル11及びルーフサイドパネ
ル12,13,22がそれぞれルーフリインホースメント15,16
とルーフガゼツト17,23にて補強されるので、車体ルー
フの断面形状をアーチ形に形成する必要がない。従っ
て、車体デザイン上の制約が少なく車体ルーフを平坦な
形状にするなど、デザイン上の自由度が増す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るロールーフ仕様を有す
る車体のルーフ構造を示す分解斜視図、第2図は同構造
の要部拡大斜視図、第3図は同構造の要部拡大図、第4
図はハイルーフ仕様を有する車体のルーフ構造の要部拡
大断面図、第5図と第6図は従来のルーフ構造を示す部
分断面図である。 符号の説明 11…ルーフセンターパネル、12,13,22…ルーフサイドパ
ネル、15…ルーフリインホースメント、17,23…ルーフ
ガゼツト、18…サイドメンバー、19…ルーフサイドレー
ル。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ルーフパネルを車体ルーフの中央部を区画
    形成するルーフセンターパネルと同ルーフの左右両側部
    を区画形成する左右一対のルーフサイドパネルから構成
    し、前記ルーフセンターパネルの裏面に車幅方向へ延び
    る複数本のルーフリインホースメントを列設するととも
    に前記ルーフサイドパネルの裏面に車幅方向へ延びる複
    数本のルーフガゼツトを列設し、かつ前記各ルーフリイ
    ンホースメントとサイドメンバを構成するルーフサイド
    レールを前記各ルーフガゼツトを介して連結したことを
    特徴とする車体のルーフ構造。
JP7693690U 1990-07-19 1990-07-19 車体のル―フ構造 Expired - Fee Related JP2509442Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7693690U JP2509442Y2 (ja) 1990-07-19 1990-07-19 車体のル―フ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7693690U JP2509442Y2 (ja) 1990-07-19 1990-07-19 車体のル―フ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0434179U JPH0434179U (ja) 1992-03-19
JP2509442Y2 true JP2509442Y2 (ja) 1996-09-04

Family

ID=31618855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7693690U Expired - Fee Related JP2509442Y2 (ja) 1990-07-19 1990-07-19 車体のル―フ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2509442Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010012856A (ja) * 2008-07-02 2010-01-21 Kanto Auto Works Ltd 自動車のボデー
JP5293528B2 (ja) * 2009-09-17 2013-09-18 トヨタ車体株式会社 ハイルーフ車両のルーフ補強構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0434179U (ja) 1992-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2389907A (en) Vehicle structure
JPS5889475A (ja) 自動車の前後方向強度部材
JPS63247174A (ja) 自動車の前部車体構造
JPH09175429A (ja) センタピラー上部の結合構造
JP2509442Y2 (ja) 車体のル―フ構造
JPH0122784Y2 (ja)
JPH0739720Y2 (ja) 車両の妻構体
JP2000142466A (ja) 自動車のルーフサイド部の構造
JPS6239375A (ja) 自動車のセンタピラ−下端部構造
JPH0415574Y2 (ja)
JPH0775992B2 (ja) 自動車のフロア構造
JPH0327911Y2 (ja)
JPH0752788Y2 (ja) 自動車のフロントピラー補剛構造
CN213566130U (zh) 一种侧围上边梁结构及车辆
JPS633558Y2 (ja)
JPS62137775U (ja)
JPH062865Y2 (ja) 自動車前部の車体構造
JPH0625414Y2 (ja) 自動車用ボデー前部結合構造
JP3593946B2 (ja) 車両の車体下部構造
JPH076070Y2 (ja) 自動車用車体の後部構造
JPH0351271Y2 (ja)
JPH0111595Y2 (ja)
JPS61182377U (ja)
JPH0622628Y2 (ja) 自動車の前部車体構造
JPH0727264Y2 (ja) 車体構造

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323111

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees