JPS633558Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS633558Y2 JPS633558Y2 JP11221883U JP11221883U JPS633558Y2 JP S633558 Y2 JPS633558 Y2 JP S633558Y2 JP 11221883 U JP11221883 U JP 11221883U JP 11221883 U JP11221883 U JP 11221883U JP S633558 Y2 JPS633558 Y2 JP S633558Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof rail
- side roof
- rail outer
- rear pillar
- joined
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ルーフとリヤピラーとの結合部の結
合剛性の向上を企図した車体構造に関する。
合剛性の向上を企図した車体構造に関する。
最近の乗用車は、乗員の車室内での開放感及び
有効視界の拡大等の観点から、ガラスセクシヨン
を広く採つたデザインのものが多くなつて来てい
る。つまり、最近の一般的な乗用車の側面形状を
表す第１図に示すように、フロントドアウインド
ウ１のいわゆる三角窓を除去したり、センターピ
ラー２を細くするか或いは全く無くしたいわゆる
ピラーレスにしたり、更にはリヤウインドウ３の
両側を側方にまで回り込ませたいわゆるラツプア
ラウンド形にしてリヤピラー４を可能な限り細く
成形するようにしている。
有効視界の拡大等の観点から、ガラスセクシヨン
を広く採つたデザインのものが多くなつて来てい
る。つまり、最近の一般的な乗用車の側面形状を
表す第１図に示すように、フロントドアウインド
ウ１のいわゆる三角窓を除去したり、センターピ
ラー２を細くするか或いは全く無くしたいわゆる
ピラーレスにしたり、更にはリヤウインドウ３の
両側を側方にまで回り込ませたいわゆるラツプア
ラウンド形にしてリヤピラー４を可能な限り細く
成形するようにしている。
このため、ルーフ５とリヤピラー４及びフロン
トピラー６等との結合部の剛性が不足しがちにな
り、何らかの補強或いは車体構造の改善が必要で
ある。例えば、第１図中の−矢視断面を表す
第２図及び−矢視断面を表す第３図に示すよ
うに、従来のものはサイドルーフレールがサイド
ルーフレールアウタ７とサイドルーフレールイン
ナ８とで構成されており、ルーフ５の側縁部に接
合されるドリツプチヤンネル９をサイドルーフレ
ールアウタ７に接合した構造となつている。従つ
て、クオータアウタ１０に対してサイドルーフレ
ールアウタ７及びサイドルーフレールインナ８が
ぶつかつた状態で接合され、ドリツプチヤンネル
９がクオータアウタ１０に重ね合わされて接合さ
れているにすぎない。この結果、必然的にクオー
タアウタ１０とサイドルーフレールとの接合部の
剛性が不足し、板厚を厚くしたり補強材を追加し
たりする等の対策を施さなければならなかつたの
である。
トピラー６等との結合部の剛性が不足しがちにな
り、何らかの補強或いは車体構造の改善が必要で
ある。例えば、第１図中の−矢視断面を表す
第２図及び−矢視断面を表す第３図に示すよ
うに、従来のものはサイドルーフレールがサイド
ルーフレールアウタ７とサイドルーフレールイン
ナ８とで構成されており、ルーフ５の側縁部に接
合されるドリツプチヤンネル９をサイドルーフレ
ールアウタ７に接合した構造となつている。従つ
て、クオータアウタ１０に対してサイドルーフレ
ールアウタ７及びサイドルーフレールインナ８が
ぶつかつた状態で接合され、ドリツプチヤンネル
９がクオータアウタ１０に重ね合わされて接合さ
れているにすぎない。この結果、必然的にクオー
タアウタ１０とサイドルーフレールとの接合部の
剛性が不足し、板厚を厚くしたり補強材を追加し
たりする等の対策を施さなければならなかつたの
である。
本考案はかかる従来のルーフとリヤピラーとの
結合部における剛性上の問題に鑑み、この部分の
車体の曲げ剛性向上を企図し得る軽量な車体構造
を提供することを目的とする。
結合部における剛性上の問題に鑑み、この部分の
車体の曲げ剛性向上を企図し得る軽量な車体構造
を提供することを目的とする。
この目的を達成する本考案のルーフとリヤピラ
ーとの結合部の車体構造にかかる構成は、ルーフ
の側端部に沿つて配設されるサイドルーフレール
をサイドルーフレールアウタアツパとサイドルー
フレールアウタロアとサイドルーフレールインナ
とで相互に接合して構成し、前記サイドルーフレ
ールアウタアツパの外縁部に前記ルーフの側縁部
に接合されるドリツプチヤンネルを形成し、更に
このサイドルーフレールアウタアツパを後方に延
長してクオータアウタのリヤピラー上端部を当該
サイドルーフレールアウタアツパに重ね合わせた
状態で接合するようにしたことを特徴とするもの
である。
ーとの結合部の車体構造にかかる構成は、ルーフ
の側端部に沿つて配設されるサイドルーフレール
をサイドルーフレールアウタアツパとサイドルー
フレールアウタロアとサイドルーフレールインナ
とで相互に接合して構成し、前記サイドルーフレ
ールアウタアツパの外縁部に前記ルーフの側縁部
に接合されるドリツプチヤンネルを形成し、更に
このサイドルーフレールアウタアツパを後方に延
長してクオータアウタのリヤピラー上端部を当該
サイドルーフレールアウタアツパに重ね合わせた
状態で接合するようにしたことを特徴とするもの
である。
以下、本考案によるルーフとリヤピラーとの結
合部の車体構造の一実施例について第２図同様の
第４図及び第３図同様の第５図を参照しながら詳
細に説明する。サイドルーフレールは相互に接合
されるサイドルーフレールアウタアツパ１１とサ
イドルーフレールアウタロア１２とサイドルーフ
レールインナ１３とで構成され、ルーフ１４の側
端部に沿つて配設される。サイドルーフレールア
ウタアツパ１１の外縁部にはルーフ１４の側縁部
に接合されるドリツプチヤンネル１５が形成され
ており、このサイドルーフレールアウタアツパ１
１の後端部はリヤピラーの上方にまで延長されて
いる。クオータアウタ１６のリヤピラー上端部は
サイドルーフレールアウタアツパ１１の後端部に
重ね合わされ、スポツト溶接等により相互に接合
された状態となつている。なお、図中の符号で１
７はクオータアウタ１６のリヤピラー上端に接合
されるクオータインナである。
合部の車体構造の一実施例について第２図同様の
第４図及び第３図同様の第５図を参照しながら詳
細に説明する。サイドルーフレールは相互に接合
されるサイドルーフレールアウタアツパ１１とサ
イドルーフレールアウタロア１２とサイドルーフ
レールインナ１３とで構成され、ルーフ１４の側
端部に沿つて配設される。サイドルーフレールア
ウタアツパ１１の外縁部にはルーフ１４の側縁部
に接合されるドリツプチヤンネル１５が形成され
ており、このサイドルーフレールアウタアツパ１
１の後端部はリヤピラーの上方にまで延長されて
いる。クオータアウタ１６のリヤピラー上端部は
サイドルーフレールアウタアツパ１１の後端部に
重ね合わされ、スポツト溶接等により相互に接合
された状態となつている。なお、図中の符号で１
７はクオータアウタ１６のリヤピラー上端に接合
されるクオータインナである。
従つて、サイドルーフレールの一部を構成する
サイドルーフレールアウタアツパ１１がクオータ
アウタ１６のリヤピラー上端部に重ね合わされて
接合されているため、従来のものよりもその結合
剛性を大幅に向上させることが可能である。当然
のことであるが、基本的な結合構造以外は本実施
例に限定されることなく任意の断面形状を採用す
ることができ、補強材の追加も必要に応じて任意
に行なうようにしても良い。
サイドルーフレールアウタアツパ１１がクオータ
アウタ１６のリヤピラー上端部に重ね合わされて
接合されているため、従来のものよりもその結合
剛性を大幅に向上させることが可能である。当然
のことであるが、基本的な結合構造以外は本実施
例に限定されることなく任意の断面形状を採用す
ることができ、補強材の追加も必要に応じて任意
に行なうようにしても良い。
このように本考案のルーフとリヤピラーとの結
合部の車体構造によると、サイドルーフレールア
ウタアツパを後方に延長してクオータアウタのリ
ヤピラー上端部と重ね合わせて接合するようにし
たので、サイドルーフレールとリヤピラーとの結
合剛性を著しく増大させることが可能となつた。
しかも、サイドルーフレールアウタアツパの一部
をドリツプチヤンネルとして使用しているので、
特別な補強材等が全く不要で軽量化を企図するこ
とができる。
合部の車体構造によると、サイドルーフレールア
ウタアツパを後方に延長してクオータアウタのリ
ヤピラー上端部と重ね合わせて接合するようにし
たので、サイドルーフレールとリヤピラーとの結
合剛性を著しく増大させることが可能となつた。
しかも、サイドルーフレールアウタアツパの一部
をドリツプチヤンネルとして使用しているので、
特別な補強材等が全く不要で軽量化を企図するこ
とができる。
第１図は乗用車の側面図、第２図はその−
矢視断面図、第３図は第１図中の−矢視断面
図、第４図は本考案による車体構造の一実施例に
おける第２図同様の断面図、第５図はその第３図
同様の断面図であり、図中の符号で １１はサイドルーフレールアウタアツパ、１２
はサイドルーフレールアウタロア、１３はサイド
ルーフレールインナ、１４はルーフ、１５はドリ
ツプチヤンネル、１６はクオータアウタ、１７は
クオータインナである。
矢視断面図、第３図は第１図中の−矢視断面
図、第４図は本考案による車体構造の一実施例に
おける第２図同様の断面図、第５図はその第３図
同様の断面図であり、図中の符号で １１はサイドルーフレールアウタアツパ、１２
はサイドルーフレールアウタロア、１３はサイド
ルーフレールインナ、１４はルーフ、１５はドリ
ツプチヤンネル、１６はクオータアウタ、１７は
クオータインナである。
Claims (1)
- ルーフの側端部に沿つて配設されるサイドルー
フレールをサイドルーフレールアウタアツパとサ
イドルーフレールアウタロアとサイドルーフレー
ルインナとで相互に接合して構成し、前記サイド
ルーフレールアウタアツパの外縁部に前記ルーフ
の側縁部に接合されるドリツプチヤンネルを形成
し、更にこのサイドルーフレールアウタアツパを
後方に延長してクオータアウタのリヤピラー上端
部を当該サイドルーフレールアウタアツパに重ね
合わせた状態で接合するようにしたことを特徴と
するルーフとリヤピラーとの結合部の車体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11221883U JPS6020470U (ja) | 1983-07-21 | 1983-07-21 | ル−フとリヤピラ−との結合部の車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11221883U JPS6020470U (ja) | 1983-07-21 | 1983-07-21 | ル−フとリヤピラ−との結合部の車体構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6020470U JPS6020470U (ja) | 1985-02-13 |
| JPS633558Y2 true JPS633558Y2 (ja) | 1988-01-28 |
Family
ID=30260227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11221883U Granted JPS6020470U (ja) | 1983-07-21 | 1983-07-21 | ル−フとリヤピラ−との結合部の車体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6020470U (ja) |
-
1983
- 1983-07-21 JP JP11221883U patent/JPS6020470U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6020470U (ja) | 1985-02-13 |
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