JP2509284B2 - 複写機用自動式書類取扱い装置 - Google Patents

複写機用自動式書類取扱い装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複写機のための書類取扱いに関し、更に詳細
には、複写機の像映写ステーションへ送られる複数の書
類を自動的に整合させるための自動式書類取扱い装置に
関し、特に「ツーアップ」(two−up)複写に好適す
る。
〔従来の技術〕
「ツーアップ」(two up)複写とは、通例、2枚(ま
たはそれ以上)の書類シートまたはページを単一のコピ
ーシート上に複写するために、これら2枚の書類シート
を一度に同じ像映写ステーション上に置いて複写を行な
うことを意味する。このコピーシートを2枚のシートに
切断するか、または中央で折りたたむ。折りたたむ前に
両面に複写されれば(通例、最初に他の面に他の書類の
対を複写する)「折丁」シートは作られる。
本明細書において用いる「ツーアップ」なる語は2枚
(1対)の書類のみに限定されるものではない。本発明
装置はまた3枚または4枚またはそれ以上の書類をプラ
テン上に一度に置くのにも適用可能であり、2枚の書類
に対してなされるのと同じ整合及び書類間自動間隔あけ
が行なわれる。これは、複数の小形の業務用書式、郵便
葉書等を一枚のコピーシート上に適正に位置ぎめした状
態で自動的且つ逐次的に複写するのに特に有利である。
折丁は、複数(通例は4つ)の印刷済みページ(各面
に2ページずつ)を有するシートであり、ページの配置
は、かかるシートを中央で折りたたんで一つのシートを
他のシートの内側に入れ、他の折丁シートとともに一組
にすると、これらは一冊の丁合い済みのパンプレット、
小冊子もしくは書籍となるか、または大形の書籍の一区
分を形成する一折りとなる如き配置となっている。小冊
子のコピーは、或る既知の折丁ページ順で作られた原画
書類の4つのコピー画像を各々が有している用紙シート
を中央で折りたたむことによって形成される(即ち、ペ
ージ順序が番号順になっている一組の折りたたみ済みの
仕上がり折丁を得るためには、各折丁シート上の画像の
配置が或る特定の非番号順になっていることが肝要であ
る)。
ツーアップ複写用複写機の使用の広まりを妨げる最も
大きな難点の一つは、書類が単ページ(片面刷り)形で
あろうと互いに反対の複ページ(両面刷り)形であろう
と、これら入力書類の整合及び配置の問題である。従来
の大部分のツーアップ式複写機は、手作業による書類取
扱いを必要とするか、または比較的複雑であって理解が
容易でないか、または典型的な不時の複写機操作員によ
って使用されるかである。そのために、普通の個別的書
類複写及び2つの書類ページの適切な「ツーアップ」複
写を行なうことのできるようになっている入力書類に対
する新規且つ改良された自動式の書類シート取扱い技
術、特に「複モード」式書類取扱い装置の提供が要望さ
れている。
以上のような事情なので、書類の対としての複写は、
望ましいものではあるが、経験を積んだ操作員による場
合以外は複写機に対して一般に行なわれておらず、そし
てまた極めて間違いを起し易い。手作業で書類の対を取
扱うと、書類のページの方向配置及び間隔あけが可変で
あって複雑であるのでスリップが生じ易く、その結果、
使用不能のコピーができて破棄せざるを得ず、書類を整
合し直して複写し直さなければならなくなる。
ゼログラフィ式及び他の複写機が、速度が増大し、及
び自動化が高まるにつれて、複写される書類シート、即
ち複写機への入力材の取扱いを、その速度を高くし、し
かも信頼性を増し、及び自動化を高めることが増々重要
となる。サイズ、形式、重さ、素材、条件及び損傷し易
さが種々であり、または入り混っている書類シートを給
送し、正確に整合させ、及び複写し、しかも、再循環書
類前丁合式複写に対するように同じ書類を自動的に繰返
し給送及び整合させる場合にも、書類搬送・整合装置に
よる書類のジャミング、摩耗または損傷を最少限とする
ことが望ましい。
低複写速度の複写機において、少なくとも半自動式書
類取扱い(SADH)装置を設け、操作員が複写機の書類取
扱い装置またはフィーダの入力部に書類を「流れ給送」
することのできるようにするか、または、書類の積重ね
体からの自動給送のための自動式書類取扱い(ADH)装
置を設けることの要望が益々強くなってきており、前記
のいずれの場合の書類フィーダも、複写位置への書類の
斜め向き除去、給送、及び最終的整合を行ない、次いで
プラテンから書類を自動的に排出する。
好ましい書類取扱い装置とは、複写機の外部透明複写
窓(プラテンまたは像映写ステーションとして知られて
いる)を含む現存または従来の複写機の光学的像映写装
置を利用するものである。また、書類取扱い装置を、例
えば回転させることにより、簡単に取外すことができ、
そして複写機操作員が従来の手作業で書類(書籍を含
む)を同じ複写用プラテン上に置くことができるように
なるということが望ましい。従って、書類取扱い装置は
軽量であることが望ましい。また、かかる手作業式複写
に対しても、書類取扱い装置に対して用いるものと匹敵
する書類整合縁アライメントまたは位置決め装置を設け
ることが望ましい。
複写すべき各書類をプラテン上の正しい位置に、より
速く、より正確に、そして自動的に給送及び整合させる
ことが強く要望されているが、このことは、書類を斜め
にする(回転させる)こと、及び/又は、特に書類を停
止させるときに、書類の縁を損傷させることなしには達
成困難である。一つの問題は、書類は、シートのサイ
ズ、重量、厚さ、素材、条件、湿度、材齢等が甚しく異
なっている場合があるということである。書類にはま
た、曲り、しわ、裂け目、耳折れ、切抜き、上張り、テ
ープ、大貼り、打抜き穴、ステープル、粘着もしくは滑
り領域、または他の不規則性がある場合がある。一般に
は、全数が同じ、新しい、きれいなバッチから作られて
おり、従ってほとんど正確に同じ状態及びサイズである
コピーシートの組とは異なり、書類は、全数が同じ標準
サイズ(例えばレターサイズ、リーガルサイズ、A4サイ
ズ、B4サイズ、等)である場合でも、かなり変化する場
合が屡々ある。これに対して、書類は、同じ組内であっ
ても、全く異なる用紙バッチから作られている場合、ま
たは、材齢もしくは湿度の条件等のために大きさが変化
している場合がある。また、書類上の画像及びその定着
状態がシート給送特性を変化させる可能性があり、また
この画像は、給送の際に適正に取扱われないと、損傷を
受ける、例えば新しいタイプライタインキで汚れる可能
性がある。しかもなお、たとえ書類のサイズ、形式及び
条件が入り混っていても、書類のジャムまたは処理の損
傷なしに、そして各書類を所望の整合位置へ正しく整合
させるという状態で、自動的または半自動的に急速に給
送、整合及び複写したいという要望がある。
自動式書類取扱いのための達成に最も困難な事項の一
つは、複写のための適切な位置における各書類の迅速
な、正確な、信頼性のある、確実な整合である。従来
は、書類を、書類取扱い装置により、複写機プラテンに
対して予め設定された整合位置に、自動的に中央整合ま
たは角部整合(複写機によって定まる)させることが望
まれている。この整合位置において、書類の2つの直交
縁が複写機プラテンの2本の機械的または位置的(仮想
的)整合線と整合させられ、原画書類は複写機光学装置
及びコピーシート/光受容体整合装置と適切に整合させ
られ、光受容体への、次いでコピーシートへの書類画像
の正しい像伝達が行なわれる。この整合精度は約1mm以
内に確実にあることが望ましい。書類が正しく整合して
いないと、不所望の暗い境界部及び/又は縁の陰の画像
が複写済みコピーシート上に現われたり、または書類の
縁に近い情報部が失われる、即ちコピーシート上に複写
されなかったりするという可能性がある。書類の整合誤
り、特に斜めになることは、また、書類のその後の給送
及び/又は再積重ねに悪影響を与える可能性がある。
好ましい形式の複写装置においては、通例複写される
最大の書類と少なくとも同じ大きさのフルサイズ(フル
フレーム)のプラテンの選定された部分の上に横たわっ
て複写されるように自動的に書類を整合される。かかる
装置においては、好ましくは、書類をプラテン上に所望
の整合位置に静止保持しながら該書類を走査するかまた
はフラッシュ露光する。即ち、このフルフレーム装置に
おいては、好ましくは、像映写中、プラテンガラス上の
その一つの側部または縁に隣接する予め設定された位置
に停止させて保持することにより、書類を整合させる。
業界に示されており、及び以下に説明するように、書
類取扱い装置には、書類を複写機プラテン上で移動させ
て整合させるために種々の書類搬送装置が設けられてい
る。かかる書類プラテン搬送は単一または複数の搬送ベ
ルトまたは給送ホィールを具備し、摩擦、真空、または
静電的のシート駆動力を利用している。かかる搬送装置
と種々の整合装置との種々の組合せが知られている。好
ましくは同じプラテン搬送シートフィーダを用い、書類
の複写及び整合の前及び後に書類をプラテン上へ及びこ
れから離れるように駆動する。
引例の技術は、透明複写用窓に対する適切な位置にお
いて複写するために書類を整合させるためのいくつかの
試みを示している。一般に、書類を、プラテンの一つの
縁においてまたはこれに隣接して一時的にまたは永久的
に配置されている機械的ゲートまたはストップに対して
プラテン搬送装置で駆動することによって一つの軸線上
で整合させる。これは、プラテンの下流縁にあるかまた
はこれに至近隣接しているのが屡々である。これによ
り、書類はプラテンを横切って一方向に移動させられ、
先行の書類に直ぐ続いてプラテンの上流側の縁から入
り、そして複写の後、プラテンの下流側の縁から排出す
る。この整合ゲートまたはストップは、1本の整合線に
沿う突出整合フィンガ、またはローラニップ、または単
一垂直面を具備しており、これに対してシートの縁、好
ましくは前縁が駆動されて当接して停止するようになっ
ており、これにより、シートをその主移動方向に1本の
軸線上で整合させる。かかる機械的整合の他の機能はま
た、書類の斜め向きを除去すること、即ち書類を適切に
回転させてこの整合線と整合させること、並びにその整
合位置を決定及び制御することである。
例えば米国特許第4,043,665号、第4,132,401号、第4,
295,737号、または第4,391,505号において開示されてい
るように、書類整合は、プラテン上の機械的書類ストッ
プなしでも行なうことができる。これは、書類を、上流
のオフプラテン予備整合フィンガまたはローラで、プラ
テン搬送ベルトに対して予備整合させ、次いで前記書類
を前記ベルト上でプラテン上を既知の予め設定された距
離だけ移動させることによって行なわれる。但し、書類
とベルトとの間のこの全移動中にずれがあってはいけな
い。
特に注意すべきものとして米国特許第4,052,054号が
あり、該特許においては後退可能な予備整合ゲート付き
のSADHが示されている。その内容を「ツーアップ」書類
送りについて本明細書において説明する。
前記のほかに、書類整合は、プラテン上へ搬送されて
くる書類の縁を、プラテン上またはプラテンの上流にお
いて、書類縁センサで感知し、次いで書類プラテン搬送
装置を停止させ、次いで、または予め設定された時間も
しくは移動の後、プラテン上で前記書類を停止させるこ
とによって行なうことができる。オフプラテン書類縁感
知(下記を参照されたい)の方が好ましい。即ち、信頼
性あるオンプラテン感知はより困難である。そして一般
に、特別のセンサ、及び、前掲の米国特許第4,391,505
号並びに米国特許第3,473,035号及び第3,674,363号にお
いて開示されているようにプラテン搬送装置の変形また
は調節を必要とするからである。即ち、特に、米国特許
第3,674,363号明細書の例えば第8欄及び第9欄の第2
パラグラフ並びに第10欄の第1パラグラフに注目された
い。それには、プラテンの上流で書類の後縁を感知し、
プラテン搬送装置の減速を開始して停止させるというこ
とが開示されている。前掲の米国特許第3,473,035号明
細書において操作員選択可能な書類停止/移動像映写位
置に関する第7図のSW1及びその説明について注目され
たい。最近の実測/停止式整合装置が米国特許第4,579,
444号において教示されている。
次の参照文献、即ち、「IBMテクニカル・ディスクロ
ージャ」(IBM Tech.Discl.)、第19巻、第5号(1976
年10月)の1589〜1591頁、並びに米国特許第3,829,083
号、第3,936,041号及び第4,066,255号明細書において
も、書類シートの後縁を、制御「カウント」を開始する
ための基準時刻として、または複写機プラテン上の書類
シート給送用駆動を制御するための固定距離駆動として
感知するということが記載されている。
これに関しては特に、「ゼロックス・ディスクロージ
ャ・ジャーナル」(Xerox Disclosure Journal)誌、第
2巻、第3号(1977年5/6月)の4頁、及び同誌、第3
巻、第2号(1978年3月/4月)の123〜124頁に注目され
たい。後者の文献は前縁種類感知及び書類搬送反転を教
示しているが、「後縁書類感知は、特に小形の書類に対
しては望ましくない。小形の書類の場合には所望の整合
縁がプラテンの下流側にある」と述べている。
米国特許第4,456,237号においては、RDH書類通路内の
可逆ローラ30によって書類を随時反転させるためにソレ
ノイド56開口式書類給送ロールの組48のニップがあるRD
Hが開示されている。
DH整合装置はまた多重ベルト及び書類停止用整合フィ
ンガを書類通路内に用い、書類を所望の整合位置に停止
させる。その例が、米国特許第4,589,651号、第4,470,5
91号、第4,322,160号及び第3,844,522号に開示されてい
る。プラテンの上から(書類取扱い装置の内側から)書
類通路に出入りできる整合ゲートの一つの例が米国特許
第4,256,298号に開示されている。
書類整合フィンガまたはゲートの他の種々の例が、米
国特許第4,456,243号、ゼロックス・ディスクロージャ
・ジャーナル、第6巻、第5号(1981年9/10月)、239
〜240頁、米国特許第4,400,085号、第4,330,117号及び
第3,072,397号のような他の多くの文献に開示されてい
る。
一般的なサーボモータまたはステップモータ駆動式原
画書類フィーダの例として、米国特許第3,888,579号、
第4,000,943号、第4,144,550号、第4,283,773号及び第
4,455,018号に開示のものがある。
若干の書類取扱い装置においては、プラテン上の書類
を更に側部整合(横に位置決め)するための装置が用い
られている。即ち、原画を、これがプラテン上にあると
きに、両軸上で整合させる。その例としては、例えば米
国特許第4,411,418号または第4,335,954号がある。しか
し、このプラテン上2軸整合は必須ではない。そして、
かかる横整合または第2軸整合は、プラテンの上流で、
書類が送り出される書類トレイ内の側部ガイド内に書類
を閉じ込めることにより、または、側部ガイドに対して
書類を駆動することによって行なわれる。その例として
は、例えば米国特許第4,257,587号、第4,266,762号また
は第4,381,893号がある。
本発明にとって特に興味あるものとして、可逆プラテ
ン搬送式書類後縁整合装置がある。搬送装置によって逆
駆動される書類に対向する固定(後退不能)整合ストッ
プ用いてプラテン上で書類を整合させるようになってい
る書類取扱い装置の例が、例えば米国特許第4,146,220
号、第3,504,908号及び第4,033,574号に開示されてい
る。かかる引用文献に開示されているように、プラテン
の平面上に突出している固定ストップを使用すると、こ
の同じ整合縁を手作業による書類の整合のために利用す
ることもできる。しかし、これには、この整合縁を後退
させないとすると、搬送装置の一部を持ち上げない限
り、同じ搬送装置によって前記整合縁を越えて書類を簡
単に搬送するはできないという欠点がある。このこと
が、従来、固定整合縁式書類取扱い装置のための書類給
送通路を、2つの書類運動逆転型のうちの一方に制御し
ている。この一方の型においては、上流の隆起した整合
縁を越えて書類をプラテン上に前送りし、次いで書類ベ
ルトを、これが下にあるときに、方向を逆転させ、書類
の後縁を駆動して前記上流の固定した整合縁と整合させ
る。次いで、複写の後、前記書類ベルトを再び逆転させ
て前向き運動となし、書類をプラテンの下流側から排出
させる。例えば前掲の米国特許第3,504,908号を参照さ
れたい。他方の型において、固定した永久的に隆起した
整合縁がプラテンの下流端に配置されている。書類を、
プラテンを横切って下流へ駆動することにより、前記下
流の整合縁に整合させる。次いで、複写の後、書類搬送
装置の方向を逆転させ、前記書類をプラテンの上流端か
ら後戻りさせる。この型の欠点は、書類は該書類が送り
込まれたのと同じプラテンの側から送り出されるので、
プラテン上書類ベルト搬送装置によって一度に取扱うこ
とのできる書類は1枚に過ぎないということである。即
ち、先行の書類がベルトによってプラテンから排出され
るまで、後縁の書類をプラテン上へ送ることができな
い。このようなY字形二方向プラテン搬送装置にあって
は、書類をプラテンに対して接近離隔するように一方向
性無端ループ内で再循環させることができない。そのた
めに、通例、書類変更時間を長くするか、または書類搬
送を速くすることが必要となる。
前述の理由のために、現代の高速書類装置に対して
は、後退可能な整合縁及び常時は逆転しない搬送装置の
使用が一般に好ましいとされている。これを用いれば、
後退させた整合部材を越えてプラテンから書類を送り出
し、且つ同時に同じ一方向性搬送装置を用いて次の書類
を送り込むことができる。
複写機上でのパンフレットまたは小冊子の印刷のため
の書類の打丁複写に対する技術及び背景として興味する
ものとして米国特許第4,334,756号がある。(この特許
明細書の第1欄、第61行の「Signatures」の前に「of」
なる語を入れるべきである。)この特許明細書は、書類
の折丁対のシートの取扱いの困難性及び複雑性を示して
いる。再循環式書類フィーダも簡単に概略示唆されてい
るが図示されてはいない。前掲の米国特許第4,335,765
号には、順次続く原画シートから相隣る画像を形成する
複写機についての操作員の操作を若干簡単化することに
よる小冊子の製作が開示されている。自動式書類フィー
ダが、順次続く原画書類を入力用積重ね体から複写位置
へ送る。原画書類は最初は第1の順序で複写機へ送る
が、一つおきのページ(全部でない)が像複写される。
次いで、これら原画を再度積重ね、そして再び複写位置
へ送る。このとき、前には像複写されなかった原画が同
じコピーシートの異なる部品に画像を形成する。ソータ
を用いて前記コピーシートを丁合いする。前掲の米国特
許第4,334,756号はまた第2欄の始まりにおいて、「197
7年6月28日出願の米国特許第4,188,881号においては、
原画を操作員によって2つの積み重ね体に分割し、これ
らを輪番的に用いてダブルサイズコピーシートのマスタ
版を作る」と述べている。
米国特許第4,592,651号明細書には、両面刷り再循環
式書類取扱い装置及びコピーのための中央折り製本装置
が示されている。その第14欄ないし第15欄には若干の折
丁複写方式が記載されており、第15欄ないし第16欄には
即座的両面複写を用いる書類複写手順が記載されてい
る。しかし、この装置は、より効率的な「ツーアップ」
複写を行なうことができず、そして、折丁となる各コピ
ーシートに対して4回の複写通過を必要とし、また両面
刷り書類の即座的反転を必要とする。類似のものが米国
特許第4,640,611号に開示されている。
前掲の米国特許第4,334,764号明細書の第2欄の始め
は「ゼロックス7000型折丁製作機」「操作員指示書610P
2526C」に関するものである。これは、操作員を援助す
るためにゼロック社が数年間にわたって発行していた印
刷済み厚紙のスライドルール形の装置に関するものであ
ると考えられ、折丁コピーを提供するために、原画書類
シートのページを、手作業による「ツーアップ」書類複
写の適切な折丁順序に対する再整理済みのページ順序に
手作業で整理し直すという困難な仕事を行なう際の助け
となるものであり、選定された枚数の原画をこのスライ
ドルール上に対応のスライドアウト位置に差し込むよう
になっている。しかし、この7000型複写機は、手作業に
よる書類給送及び「ツーアップ」複写のための配置を必
要とする。即ち、ゼロックス7000型複写機の折丁製作機
に対する操作員指示書に記載されているように、手作業
で較正表を用い、手作業で段階的指示に従ってプラテン
上に原画を正しいページ順に配置する。
小冊子製作のための折丁の製作も、ゼロックス社の10
90型複写機に対する1985年出版の操作員の手引きの25〜
27頁に記載されている。書類のページ送り順序を提供す
るチャートが与えられている。この複写機は再循環式書
類フィーダを有しているが、これは書類の対の給送また
は折丁の複写には使用されない。折丁の複写は、7000型
複写機について前述したように、書類シートを手作業で
整理し直して送ることによって行なわれる。ゼロックス
1090型複写機の操作員手引きには、番号表を参照しなが
らプラテン上に書類を配置するための段階的手順が記載
されている。前述したように、プラテン上に一緒に配置
した2枚のレターサイズ(約216mm×279mm(81/2″×1
1″))の書類を光学的に縮小して複写するためのプラ
テンの大サイズ(約279mm×432mm(11″×17″))複写
容量を利用すれば、各書類の対について片面の折丁ペー
ジのコピーを作ることができる。
「原画」の「ページ」が、普通の機械的な書類シート
ではなく、電子的に構成された電子式マスタ画像である
という形式の折丁複写が知られている。ゼロックス9700
型及び8700型の電子式レーザ複写機は、自動式折丁複写
性能をもって作動させることができ、この性能は、周知
のように、「折丁組付け」と呼ばれ、そしてとりわけ、
少なくとも1981年3月以来、業界では「ゼロックス総会
植字システム」または「XICX」と呼ばれている。しか
し、このシステムはコンピュータ及び複写数ページの電
子的画像記憶を必要とする。このシステムは、電子式写
真植字のために数年前に開発されたソフトウェアを実行
する。これにより、正しく「ファアアップ」される、即
ち、各面に2ページずつ、各シートに4ページある折丁
シートとしてコピーシート出力をなすことができ、従っ
て、例えば、約216mm×279mm(81/2″×11″)の標準
レターサイズシートの一組の折丁を中央で折りたたんで
(1回)約140mm×216mm(51/2″×8″)の小冊子と
することができる。このように、9700型複写機上でXICX
システムを用いて出版物の丁合い済みの組を作ることが
できる。いうまでもなく、このシステムは普通の書類シ
ートを直接に複写または配置し直すことはできない。
折丁複写用以外の複数書類給送については、米国特許
第4,315,687号、及び1986年2月4日発行のU.S.SIR H21
(D/84098)が、コピーシート上に追加の情報を提供す
るためにマスク(フォームオーバレイ)を用いて複数の
小形の原画シートを同時に複写することを開示してい
る。同様に、複写機のための並列書類カードストックフ
ィーダが特開昭56−88064号及び特公昭56−88155(A)
号公報に示されている。
単一の大形コピーシート上に同時に複写するためにプ
ラテン上に2枚の規定サイズの書類を手作業で位置決め
するという考え方(「ツーアップ」複写として知られて
いる)は、例えば、早くも米国特許第3,402,628号明細
書に開示されている。特に、その第1欄の始まりのパラ
グラフに注目されたい。しかし、これはむしろ、1枚の
コピーシートを作ってこれを別々のコピーに切断するこ
とにより、1枚のコピーシートから複数のコピーを作る
ためのものである。他の種々の「ツーアップ」書類複写
装置があるが、その目的及び結果は、同様に、コピーシ
ートを半分に切断して各書類の別々のコピーシートを作
ることであり、折丁を作るものではない。更に他の例と
して米国特許第4,198,881号がある。
米国特許第3,288,459号、第3,325,548号及び第4,052,
054号には、同時に複写すべき2枚の原画書類を同時に
給送するための原画書類フィーダが開示されている。そ
のうちの最初の2つの特許明細書には、2枚の書類を保
持するようになっている再循環式プレート54を有する書
類トレイ2が図示され、第3欄の中程から第4欄にかけ
て詳細に説明されている。このトレイは、移動している
ベルト搬送装置3上に書類を置き、該書類を下流の走査
ステーション4を通過させる。次いで、この搬送ベルト
により、前記書類をトレイ92内に排出する。しかし、こ
れは折丁複写のためのものではない。最後の特許には、
単一の書類フィーダで2枚の書類をプラテン上に給送し
て同時に複写するということが開示されている。並列ツ
ーアップ書類給送は、また、ゼロックス・ディスクロー
ジャ・ジャーナル・パブリケーション、第10巻、第1号
(1985年1/2月)の45〜49頁の48頁に発明者によって簡
単に説明されている。
米国特許第4,235,431号には、複写のために書類を搬
送するためのものであって、予め選定された書類間隙間
を保持する装置が開示されている。書類(例えば伝票)
は積重ね体からコンベヤ装置上に自動的に給送される。
1対の回転可能ゲート部材が回転して前記コンベヤの通
路に出入りする。前記ゲート部材は書類の前進を中断さ
せ、それらの間に間隔を保持する。
特開昭60−2942号公報は、2枚の原画を複写機の露光
ガラス上に給送するための装置を教示している。ローラ
及び二重コンベヤの機構により、第1の原画書類をプラ
テン上に所定位置へ移動させる。次に、プラテン上スト
ッパを用い、第2の原画書類を第1の書類の後部近くま
で移動させ、このようにして両方の書類を用紙の単一の
シート上に像映写する。
また、本発明の適用に対して注目すべきものとして
「スプリット走査」装置があり、該装置においては2枚
の書類ページを同時にプラテンへ送るが、常態では「ス
プリット走査」モードであり、一度には一つのページを
複写する。例えば、ツーアップ特殊走査及び/又は両面
複写装置については、米国特許第4,017,173号及び第4,0
98,551号、英国特許第1,499,412号、米国特許第4,218,1
30号、第4,453,819号及び第4,639,120号がある。
また、複数の原画シートを一度に像映写ステーション
領域に配置するための手段に関して注目すべきものとし
て米国特許第4,635,555号がある。
本発明の適用に関して参照すべきものとして、即ち複
写機から出力される丁合い済みの折丁の組から仕上り小
冊子を作るための一体式モジュラフォルダ/ファスナ装
置への使用に関するものとして、前掲の米国特許第4,59
2,651号のほかに米国特許第4,595,187号があり、該特許
には、RDH付きの丁合い済み出力複写機のための、屋根
形コンパイラ付きのオンライン式背綴じ用付属機及び各
編集済み小冊子を背綴じするための手段が開示されてい
る。他の折丁綴じ機は業界に周知であり、例えば米国特
許第3,554,531号及び第4,478,398号がある。米国特許第
4,416,046号には綴じ機が開示されており、その明細書
の第1欄、第9行に、該綴じ機が折丁綴じに用いられる
旨は示されている。
中央折り装置はまた、例えば米国特許第1,463,879号
に開示されている。同様に、エイチ・ボーバ(H.Bobe
r)にかかる1985年6月29日出願の米国特許出願第759,7
07号がある。
種々の複写機が大形のコピーシートの複写を行なうこ
とができる。例えば、ゼロック1055型複写機及びキャノ
ンNP−8570型複写機は、28cm×43cm(11″×17″)のコ
ピーシートの複写及び自動式オンライン折りたたみを行
なうことができる。(このサイズのシートは、折丁複写
及び中央折りたたみして米国「レター」サイズのページ
の小冊子とすることができる。) 本明細書において、「書類」または「シート」なる語
は、紙、プラスチック、または他のこのような普通の個
別的画像の基体の通例は薄いシートを指すものであり、
取扱いが一般に遥かに容易であるマイクロフィムまたは
電子的画像を指すものではない。前述の9700型複写機の
ような電子式複写装置と区別することが大切である。即
ち、この電子式複写装置は、書類の画像を電子的に読取
って記憶し、そしてレーザビーム等で光受容体上に書出
すことによってコピーを作るものであり、本明細書にお
いて取扱う問題を有していないからである。
本明細書における「書類」とは、複写機内で出力「コ
ピーシート」または「コピー」上に複写されるシート
(原画または前もって作ったコピー)である。関係のあ
る書類またはコピーの複類のシートを「組」と呼ぶ。
「片面刷り」の書類またはコピーのシートは、シートの
一方の面にのみ画像及びページを有しているシートであ
り、「両面刷り」の書類またはコピーのシートは、両面
に「ページ」、及び通例は画像を有す。「ページ番号」
とは、いうまでもなく、ページ上に印書された実際の番
号とは限らない。また、本明細書においていう書類シー
ト番号は特定のシートではない。
前丁合い、丁合い、再循環式、またはRDH複写は、い
ろいろに呼ばれているが、複写機に対する周知の望まし
い特徴である。これはいくつもの重要な周知の利点を提
供する。かかる前丁合い複写においては、任意の数の丁
合い済みのコピーの組または書類を、書類の組の対応回
数の再循環を丁合い済み順序で複写機像映写ステーショ
ンを通って行ない、これが像映写ステーション上を循環
するたびごとに各書類ページを複写する(通例1回だ
け)ことによって作ることができる。これから出てくる
コピーは、丁合い済みの組として積重ね及びオフセット
印刷のための適切な順序で複写機処理装置から自動的に
排出され、従ってソータまたはコレータにおけるその後
の丁合いを必要としない。このようにして、オンライン
仕上げ(ステープル綴じ及び/又は接着剤付け、または
他の綴じ合せ及び積重ね)及び/又は完成したコピーの
組の取出しが行なわれ、これと同時に、他のコピーの組
が、同じ書類の組の更に他の循環において作られつつあ
る。
ゼロックス社1090型複写機の正常の作動におけるよう
な従来の(非折丁複写)複写技術においては、再循環式
書類取扱い(RDH)装置を設け、書類のシートをその積
重ね体へ及びこれから自動式両面複写機上で再循環させ
(及び両面刷り書類を反転させ)、このようにして丁合
い済み両面刷りのコピーシートの組を提供するというこ
とが知られている。編集、ステープル綴じ、綴じ付け及
び/又は接着剤付けによるような自動オンライン仕上げ
が前記コピーシートの組に行なわれる。ゼロックス社の
RDHに関する米国特許の例としては、第4,459,013号、第
4,278,344号、及び第4,579,444号、第4,579,325号もし
くは第4,579,326号がある。再循環式書類取扱い装置の
他の若干の例が米国特許第4,076,408号、第4,176,945
号、第4,428,667号第4,330,197号、第4,466,733号及び
第4,544,148号に開示されている。RDHのための好ましい
真空波形フィーダエアナイフ及びトレイが米国特許第4,
418,905号及び第4,462,586号に開示されている。RDHの
一体的部分である一体的半自動・コンピュータ形フィー
ダ(SADH/CFF)が米国特許第4,462,527号明細書の第2
欄、パラグラフ2に開示されている。前掲の米国特許第
4,176,945号のような他の種々の特許が複数モード、例
えばRDH/SADHの書類取扱い装置を教示している。より効
率的なコピー、例えば唯2枚の書類だけの書類の組にRD
Hを用いるための装置が米国特許第4,468,114号において
教示されている。
しかし、かかる前丁合い複写装置の一つの欠点とし
て、書類を全て繰返し分離し、順々に循環させ、このよ
うにして所望のコピー組数と等しい回数だけ所定の順序
で複写を行なうということが必要となる。即ち、前丁合
い複写装置に対しては、後丁合い複写装置と比較して、
必要とする書類取扱いが増す。従って、書類の摩耗また
は損傷を最少限化しながら書類取扱い自動化を最大化す
るということが前丁合い複写において特に重要である。
これに対して、ADHまたはSADHを用いる如き後丁合い
複写装置においては、複数のコピーを各書類ページから
一度に作り、別々のソータビンに入れることによって丁
合いする。従って、作られるコピーの組数が、利用可能
なソータビンの数よりも少ないならば、書類の組を像映
写ステーションへ1回循環させる(または手作業または
半自動的に送る)だけでよい。一つの欠点は、書類の組
の1回の循環で作ることのできるコピーの組数が、利用
可能なソータビンの数によって制限されるということで
ある。また、ソータのために場所及び複雑性が増し、オ
ンライン仕上げには適さない。しかし、後丁合い複写
は、手作業による書類配置であっても、書類取扱いを最
少限化するために、若干の複写状態においては、特に、
破損し易い、高価な、厚いまたは不規則な書類に対し
て、または多数のコピーの組に対して望ましいものであ
る。従って、前丁合い複写装置のための書類取扱い装置
が、後丁合い及び手作業の複写に対して同様に、これと
両立し、及び互換的に使用可能であることが望ましい。
複写機のための原画書類シート取扱いの技術は、近
年、強力に追求されている。複写のために複写機の像映
写ステーションへ及びこれを越えて書類シートを自動的
または半自動的に給送するための種々の装置が従来から
提供されている。書類は、通例、透明プラテンを具備す
る像映写ステーションの面の上に該プラテン上の整合複
写位置に給送され、次いで該プラテンから送り出され
る。かかる自動式または半自動式書類取扱い装置によ
り、操作員が手作業でプラテン上に各書類を載せて整合
させるという必要が除去される。これは複写機に対する
極めて望ましい特徴である。書類取扱い装置は書類を、
これを複写することのできる限りの速さで自動的に給送
することができるものであり、これは高速複写機におい
ては手作業ではなし得ないものである。従って、書類取
扱い装置は高速複写機の利用性及び生産性を完全に発揮
させる。
書類シート検出スイッチを含み書類取扱い装置を具備
した複写機、特にそのための制限装置を具備した複写機
についての種々の例が、米国特許第4,054,380号、第4,0
62,061号、第4,076,408号、第4,078,787号、第4,099,86
0号、第4,125,325号、第4,132,401号、第4,144,550号、
第4,158,500号、第4,176,945号、第4,179,215号、第4,2
29,101号、第4,278,344号、第4,284,270号及び第4,475,
156号に開示されている。書類取扱い装置及び複写機制
御機能及びロジックを、通例のマイクロプロセッサに対
する通例または簡単なソフトウェア命令でプログラム及
び実行する方法は業界及び一般によく知られている。こ
れは、前掲及び他の特許並びに市販の種々の複写機によ
って教示されている。いうまでもなく、かかるソフトウ
ェアは、使用される機能及びマイクロプロセッサまたは
マイクロコンピュータ装置に応じて変化するが、当業者
は、一般のソフトウェア及びコンピュータの技術につい
ての一般的知識とともに所望の機能についての説明また
は前の知識から、実験なしに、市販のソフトウェアを入
手することができ、または簡単にプログラムすることが
できる。また、普通のまたは特定の書類取扱いの機能及
び制御を、他の種々の既知または適当の論理または切替
え装置を用いて選択的に提供することができるというこ
とも知られている。
本明細書において引用した全ての引例及びその参照文
献は、その内容を、本明細書において、追加的または代
替的の細部、特徴及び/又は技術的背景についての適切
な教示として適宜説明する。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、複写機に対する複数書類複写整合について
の前記従来の種々の問題を解決し、種々の特徴及び利点
を提供しようとするものである。
本発明は複写機に対する自動式書類取扱いのための改
良された方法及び装置を提供することを目的とするもの
である。
本発明はまた、第1の書類シートの第2の縁と第2の
書類シートの第1の縁との間の整合間隔における複写を
自動的に防止するための方法を提供することを目的とす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、種類シートをその複写のために複写機の像
形成ステーションへ順次給送及び製造させるための手段
を具備し、後退可能な整合ゲートを含み、書類シートを
整合させるため、前記整合ゲートに対して給送される前
記書類シートの縁と係合するために前記整合ゲートを書
類シート給送通路内に後退可能に挿入するための手段を
具備している複写機のための自動式書類取扱い装置を提
供し、この本発明にかかる自動式書類取扱い装置は、前
記整合ゲートが、予め設定された距離だけ間隔をあけて
対向する第1の整合面及び第2の整合面を有し、前記書
類シートを給送及び整合させるための手段は、前記整合
ゲートが前記書類シート給送通路内に挿入されている間
に前記書類シートの第1の縁を前記整合ゲートの前記第
1整合面に対して整合させるための手段を含み、前記書
類シートを給送及び整合させるための手段は、更に、自
動的に予め選定されて順次続く書類シートの運動方向を
逆転させて前記予め選定された書類シートの反対縁を逆
行させ、前記書類通路内への前記整合ゲートの再挿入と
調和して前記整合ゲートの前記第2整合面と整合させ、
且つ他の書類シートの第1の縁を前記整合ゲートの前記
第1整合面に対して整合させるための手段を含み、前記
書類シートを給送及び整合させるための手段は、更に、
前記整合ゲートが後退している間に、少なくとも2枚の
前記書類シートを、一方の書類シートを他方の後にし
て、前記像形成ステーションへ一緒に給送し、これら書
類シートの間に整合間隔をあけてこれら書類シートを複
写するための手段を含み、前記整合間隔は前記整合ゲー
トの前記第1整合面及び前記第2整合面の間の前記予め
設定された限定距離によって決定されてこれに対応して
いることを特徴とする。
〔作用〕
本発明装置を用いれば、不時の操作員であっても丁折
複写または他の「ツーアップ」複写の作業を容易に行な
うことができ、原画書類の対の手作業によるページ配
置、ページ間隔あけ及びページ方向付け等に特有の困難
及び複雑性が除去される。
本発明装置は種々の書類取扱い装置、例えば、RDH、S
ADH、ADF及び/又はADH装置、または複数モード装置に
使用可能である。しかも、本発明装置は、この追加の機
能を両立的に得る際の普通書類取扱いの複雑性または費
用を格別増大させない。
本発明装置は、プラテン上に並列した2枚のA4サイズ
の書類シートを受入れ、そしてこれらをA3サイズのよう
な一枚の大形のコピーシート上に複写することのできる
ような十分に大きいプラテン面積及びコピーシート処理
用通路の大きさを有する複写機に特に好適する。即ち、
一枚のA3サイズのコピーシートは並列した2枚のA4サイ
ズのシートと同じ面積を有するから、A3サイズのシート
を中央で折りたたむと、これが折丁複写されたものであ
れば、4ページのA4サイズの小冊子を作ることができ
る。また、A3サイズのシートを、規定のコピーシートを
長縁を先にして給送するように設計された複写機処理装
置を通じて、短縁を先にして給送することができる。IS
O標準のA3サイズのシートは約29.7cm×42cm(11.69″×
6.54″)である。A4サイズのシートは約21cm×29.7cm
(8.27″×11.69″)であり、これは米国標準の「レタ
ーサイズ」(21.6cm×27.9cm(8.5″×11″)に近い。
例えば、米国特許第4,298,277号明細書の第14標の標準
シートサイズの表を参照されたい。
本発明は、前丁合い複写、即ち再循環式書類取扱い装
置または「RDH」によって提供される自動的に複数回循
環させられる書類の組の複写、または前述した半自動式
書類取扱い(SADH)のような前丁合い無しもしくは後丁
合いの複写、または大部分の任意の自動式書類フィーダ
(ADF)のいずれにも好適である。
本発明の前記及び他の種々の特徴及び利点は、以下に
図面を参照して行なう本発明の実施例についての詳細な
説明から明らかになる。
以下、本発明の実施例を図面について説明すると、図
示の複写機10は書類取扱い装置20(実施例では、再循環
式書類取扱い装置:RDH)を有し、この複写機及び書類取
扱い装置は、部分的には、前掲の米国特許第4,469,319
号及び他の米国特許に開示されているものに若干類似し
ているが、本明細書において説明するように格別に変形
されて書類の二枚組送りをすることのできるようになっ
ており、複写のために、複写機10の像形成ステーション
としてのプラテン23の上に整合して一定の間隔をあけた
二枚組(または、三枚組等)の書類を次々に搬送するこ
とのできるようになっている。
第1図に示す書類取扱い装置20は例として示すもので
あり、異なる複写機に対しては簡単に変形することがで
きる。書類取扱い装置20は、上部のRDHトレイ21と、右
側のSADH入力部22との2つの入力部を有している。RDH
トレイ21は、スタックとして積み重ねられた原稿書類を
1枚ずつプラテン23を通して送った後再循環させて再度
スタックとして受入れるように再循環書類を取扱う(Re
circulating Document Handling)構成にされており、
このRDHトレイ21に書類をスタックとして配置した後
は、書類の再循環は完全に自動で行われる。SADH入力部
22は、書類を一枚すつ手で挿入する入力部であって、挿
入後の書類は、プラテン上を自動給送されるように構成
され、書類の取扱いが半自動式(Semi−Automatic Docu
ment Handling)のためにSADH入力部と呼ぶ。このSADH
入力部22は大形の書類に適しており、その短尺縁を先に
して差し入れるのがよい。しかし、小形の書類に用いる
こともできる。書類取扱い装置20は、特に、書類シート
の対をプラテン23上の適切な整合(複写)位置に自動的
に送り、及びこれらシートを、そのページ順を乱すこと
なしに、対として反復再循環させるようになっている。
書類取扱い装置20の書類の入力部分並びに本明細書に
おいて説明する制御等の特徴を以外の部分は、複写機10
として、例えば周知のゼロックス1075型もしくは1090
型、または米国特許第4,278,344号及びその他を含む前
掲の諸特許に図示且つ記載されているいずれかのゼログ
ラフィ式複写機であってよい。例示の複写機10は、ゼロ
グラフィ式感光体ベルト12、露光ステーション14、帯電
ステーション、現像ステーション等の通例のゼログラフ
ィステーションを有する。プラテン23上の書類は、選定
されたサイズのコピーシートに対する書類画像に適合す
るように、可変倍率の光学装置16を介して露光ステーシ
ョン14において感光体ベルト12上に結像させられる。複
写機10は、両面刷りまたは片面刷りの原稿書類から、両
面刷りまたは片面刷りの前丁合いまたは後丁合いのコピ
ーの組を、書類取扱い装置20を通して提供するように構
成されている。
全てのシート送りの制御は、通例、コントローラ100
によって行なわれる。コントローラ100は、好ましく
は、前掲の引例に例示されている周知のプログラマブル
マイクロプロセッサである。コントローラ100は、通
例、書類取扱い装置20、書類用ゲート及びコピーシート
用ゲート、書類給送手段の駆動装置等を含む本明細書に
記載する全ての手段を制御する。前掲の諸特許に教示さ
れているように、コントローラ100はまた、通例、コピ
ーシートの計数、一組の書類として再循環させられる書
類の数、スイッチのパネルを介して操作員によって入れ
られる所望のコピーの組数及び他の選定数、時間的遅
延、ジャム補正制御、等の記憶及び比較を行なうように
なっている。
第1図に例示の書類取扱い装置20について更に説明す
ると、入力書類は、RDHトレイ21からRDH入力路24を通っ
て、またはSADH入力部22を通って、本発明に係る、後退
可能な整合ゲート30へ送られる。かかる整合ゲート30
は、前掲の種々の特許において示されている種々の整合
ゲート装置の形状及び作動機構を有していてもよい。整
合ゲート30は、コントローラ100によって制御されるソ
レノイドの作動により、後退可能であって、書類通路に
出入りすることができる。整合ゲート30は、第1図に示
すように、RDH入力部24及びSADH入力部22に共通する入
口通路部分に配置されている。SADH入力部22は書類給送
方向に対して若干斜めに配置されたクロスローラ26を有
し、該ローラは、前掲の米国特許4,579,444号において
教示されているように、書類の側縁の整合並びに整合ゲ
ート30に対する整合とめ送り除去とのための前送りを行
なう。かかるローラはまたRDH入力路24内にも設けられ
る。整合ゲート30の直ぐ下流にはプラテン送りローラ28
が設けられており、整合ゲート30を通過した書類シート
をプラテン23に送るためのニップを形成する。第3図な
いし第8図に示す作動図について後述するように、ロー
ラ28は好ましくは可逆式である。ローラ28は書類をプラ
テン搬送装置32内へ直接に送る。プラテン搬送装置32
は、好ましくは、書類と係合してこれをプラテン23上に
所望の整合位置にずれなしに搬送するための1つまたは
複数のベルトを有する。また、第3図ないし第8図につ
いて更に後述するように、プラテン搬送装置32も好まし
くは可逆式である。このプラテン搬送装置32及びローラ
28はいずれも、前掲の種々の特許に開示示されている仕
方でコントローラ100によってサーボモータ等で駆動さ
れる。
書類がプラテン23上で複写された後、該書類は、下流側
の排出ローラ34に送られて、決定ゲート36へ行く。決定
ゲート36が上がっていれば、該決定ゲート36は、書類
を、出力ローラ38及びセンサ39を含む書類出力部へ偏向
させる。決定ゲート36が下がっていれば、書類はRDH帰
還路40内へ偏向させられる。このRDH帰還路40は可逆ロ
ーラ42を有し、RDHトレイ21への2つの帰還路、即ち、
反転がある片面刷り帰還路44及び反転なしの両面刷り帰
還路46の1つを選択できるようになっている。両面刷り
帰還路46はRDHトレイ21の両面刷り書類を反転させ、そ
の後、前掲の特許に記載されているように、循環が行な
われる。この反転は、RDH入力路24内では、両面刷り書
類が1循環当り1回の反転だけを行なった場合である。
これに対して、片面刷り帰還路内では、1循環当り2回
の反転が行なわれる。これは反転なしに等しいというこ
とではない。即ち、全再循環路はRDH入力路24及び片面
刷り帰還路44の各々において1回の反転を含んでいるの
であるからである。
それぞれの書類通路は書類シートの前縁及び/又は後
縁を感知するための種々のセンサを含んでいる。第1図
において、これらセンサを矢じり形または三角形の印で
示してある。いうまでもなく、これらセンサの全てはコ
ントローラ100に通例の仕方で接続され、書類取扱い装
置20の作動に使用される。
図示のように、RDHトレイ21は、最初、種々のサイズ
の書類を受入れて再積重ねするために、いくつかの破線
で示すように、可変位置式後部整合縁またはバックスト
ップを有する。図示の書類取扱い装置20は、その再循環
送りのために、前掲の種々の特許に記載されているよう
に、周知の波形真空送り・エアナイフ式分離装置を用
い、RDHトレイ21内のスタックの最下部のシートを順々
に送り出すようになっている。
第1図について更に説明すると、プラテン23上で複写さ
れつつある書類相互間の間隔の部分を複写しないため
(または消去するため)の書類間消去装置52が設けられ
ている。図示の例において、適切なタイミングでコント
ローラ100によって点灯させられる狭い幅の複数のラン
プ50が用いられている。周知の透明または半透明の感光
体ベルト12とともに用いる場合には、このランプ50を感
光体ベルト12の下に設け、感光体ベルト12の狭い幅の領
域を露光して放電させる。ランプ50は、該ランプが放電
させる感光体ベルト12の領域が、第1図に示すように、
プラテン上の2つの書類間の露光領域であって画像領域
とはなっていない領域と合致するように位置決めまたは
調時される。これにより、2つの書類間で露光される搬
送ベルト上に汚染物があっても、または2つの相隣る書
類の縁からの縁の陰があっても、その像がコピーシート
上に像形成されることが防止される。ランプ50は、実際
には、前縁、後縁、または書類間隔の部分を消去できる
複数モード動作を行うランプである。従来から種々の適
切な、消去用のランプ装置が業界で知られており、その
うちの若干が、例えば、米国特許第4,745,438号に記載
されている。
第2図は、一対の折丁コピーを形成する複写のためにRD
H(原稿書類再循環操作)モードで作動している第1図
の書類取扱い装置20のプラテンへの書類シート通路を示
すものであり、米国特許第4,727,402号に記載されてい
る如きものである。第2図は、ここで行なわれているも
のが、同時的ではなくて順次的の書類の対の給送を示し
ており、これにより、書類スタックまたは他の入力部か
らの給送が可能となっており、一般に行なわれているよ
うに、給送のために2つの別々の並列の書類スタックを
設ける必要がない。本発明は折丁複写に対して望ましく
且つ有用である(これは、前記の米国特許に記載されて
いるのと同じであるが、これに限定されるものではな
い。) 次に第3図ないし第8図について説明すると、図はい
ずれも種々の作動位置における同じ実施機構を示し、本
発明装置に対して用いられる諸過程ステップのうちの一
つの例を示すものである。明瞭化のためにSADH入力部22
のクロスローラ26のみを示してあるが、RDH入力路24に
対しても同様に作動する。複写機10のための書類取扱い
装置20は、書類シートを像形成ステーションとなるプラ
テン23上において書類装置の間隔あけ、書類の給送及び
整合を順々に行なうようになっている。整合ゲート30
は、書類給送路内に後退可能に挿入されれてあり、給送
される書類の縁と係合してこれを整合させる(第3
図)。整合ゲート30は、第1の整合面30aと、第1整合
面30aと反対の側に、予め設定された限定距離30c(整合
ゲート30の厚さ)だけ間隔をおいた第2の整合面30bと
を有する。整合ゲート30を書類給送路に挿入した状態で
書類の前端縁を整合ゲート30の第1整合面30aに対して
整合させる(第3図)。次いで、整合ゲート30を上昇さ
せて第1の書類を整合ゲート30を越えて送り(第4図参
照)、次いで、書類の運動方向を逆転させて(第5図)
書類の後縁を逆行させる。書類通路へ整合ゲート30を再
挿入して書類の後縁を第2整合面30bに整合させるの
と、次に給送される書類の前縁を整合ゲート30の第1整
合面30aに対して整合させるのと同期させる(第6
図)。次いで、整合ゲート30を再度後退させ(第7
図)、前記2つの書類をプラテン23へ送り(第7図)、
2つの書類の間に整合ゲート30の厚さによって決定され
た距離30cをあけた状態で「ツーアップ」複写を行ない
(第8図)、次いで搬出する(第8図)。前述したよう
に、対となっている書類間の小さな間隔の複写を防止す
るための書類間消去装置52も設けられる。
第3図ないし第8図に示す作動ステップを要約する
と、操作員は、第3図におけるように、第1の書類を、
本実施例に場合、SADH入力部22から挿入し、整合ゲート
30に向けてその第1の書類を給送する。入力センサの検
出によってコントローラ100からの指令があると、第4
図及び第5図に示すように、整合ゲート30は上昇させら
れ、前記第1の書類シートがプラテン23へ向かって給送
される。しかし、プラテン上に完全には乗らない。適切
な用紙通路センサ及びサーボモータ駆動装置の制御の下
で、第5図に示すように、前記第1の原稿書類の後縁は
整合ゲート30を丁度越えたところで停止する。若干の遅
延の後、整合ゲート30は書類通路内に再び下がり、そし
て前記第1の書類は、第6図に示すように、その後縁が
整合ゲート30の背面すなわち第2整合面30bに到達する
まで数mm後退させれらる。そのとき、第6図に示すよう
に、操作員または自動給送装置によって第2の原稿シー
トを、整合ゲート30の前面すなわち第1整合面30aへ向
かって送る。ここで、整合ゲート30を間にして、第1の
書類と第2の書類とが整合ゲート30に当接して整合させ
られ、整合ゲート30の厚さ分すなわち距離30cをあけて
状態にされる。次に、コントローラ100からのタイミン
グ制御指令があると、整合ゲート30は再び上がり、そし
て第1の書類及び第2の書類がプラテン23上の所望の像
形成位置へ進み、該位置において前記書類は、例えば一
枚の大形のコピーシートを形成するように感光体ベルト
12上に像形成される。これらの書類の手作業による間隔
あけまたは手作業による位置決めは不要である。全ての
ステップは完全自動式である。
望ましくは、複写機は動作モードを複数有しており、
本発明のように特別ではあるが簡単且つ安価な複数書類
複写モード選定されない場合には、普通の書類送り及び
整合が自動的に行なわれる。
第3図ないし第8図においては、一度に1対の書類シ
ートの「ツーアップ」複写を行なうための操作ステップ
を示してが、本発明装置はまた、3枚またはそれ以上の
書類を至近間隔あけして群として一緒に複写するために
用いることができ、その場合にも、同じ装置を用いて操
作を僅か変えるだけでよい。例えば、3枚の書類を一度
に複写するためには、第2の書類の後縁を、その時入っ
て来る第3の書類に整合させるために、第8図のステッ
プの後に第5図の逆転ステップを繰返し、次いで全数3
枚の書類をプラテン上へ送って複写を行なう。即ち、一
つの群として複写されるべきこの群内の最後の書類を除
き、該群の全ての書類を整合ゲート30の後面即ち第2整
合面30bに後縁を整合させる。
いうまでもなく、一つの群として間隔をあけして複写
されるべき書類の枚数は、これに使用する複写機に対し
て該書類が如何に小さいかということ、及びプラテン23
が如何に大きいかということに応じて変化する。この枚
数はまた、その複写機のプラテンの最長寸法が書類取扱
い装置による書類送り方向にあるかないかにより、或い
はまた、書類フィーダが、書類をプラテン上に、その一
つの側部から送り込むものであるか、またはその上端も
しくは下端から送り込むものであるかにより、或いはま
た、書類シートが、長縁を先にして、または短縁を先に
して(即ち、風景画的にまたは肖像画的に)送られるか
によって変化する。
整合ゲート30の第1整合面30a及び第2整合面30bの間
の距離30cによって与えられる書類相互間の間隔は、整
合ゲート30の厚さを変更するか、またはその上にスペー
サを置くかすることにより、簡単に設定及び変更するこ
とができる。この厚さはまたは寸法は、書類間消去装置
52によって与えられる画像消去寸法と調和させられる。
更に、プラテン23上の像形成位置における書類相互間の
最終の間隔は整合ゲート30の厚さによって主として決定
されるが、これはまた、プラテン搬送装置32とローラ28
との間の速度をずらすことによって微調整することがで
きる。
前述した種々の望ましい特徴の全ては、コントローラ
100内の比較的簡単なソフトウェア変更、及びオペレー
タディスプレイまたはボタンにおける選択によって得る
ことができ、書類取扱い装置自体内のハードウェア変更
の費用を最少限ならしめることができる。
(発明の効果) 本発明によれば、ツーアップ複写等の書類を複数並べ
て複写する場合、複数書類の整合と間隔あけを整合ゲー
トによって行っており、これによって、手間をかけるこ
となく、複写書類の整合と間隔あけが確実に且つ容易に
行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を組み込んだ片面刷り/両面刷り書類
取扱い装置を具備する複写機の側面図、第2図は、書類
のスタックから一枚ずつ対としてプラテンの前後に長縁
を先にして順々に並べる例を示す斜視図、及び第3図〜
第8図は、本発明の実施例の諸段階の、書類の対の整合
及び給送装置の種々の位置における状態を示す側面図で
ある。 20……書類取扱い装置、21……RDHトレイ、22……SADH
入力部、30……整合ゲート 30a……第1整合面、30b……第2整合面、30c……予め
設定された限定距離 52……書類間消去装置、100……コントローラ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】書類シートをその複写のために複写機の像
    形成ステーションへ順次給送及び整合させるための手段
    を具備し、後退可能な整合ゲートを含み、書類シートを
    整合させるため、前記整合ゲートに対して給送される前
    記書類シートの縁と係合するために前記整合ゲートを書
    類シート給送通路内に後退可能に挿入するための手段を
    具備している複写機のための自動式書類取扱い装置にお
    いて、 前記整合ゲートは、予め設定された距離だけ間隔をあけ
    て対向する第1の整合面及び第2の整合面を有し、 前記書類シートを給送及び整合させるための手段は、前
    記整合ゲートが前記書類シート給送通路内に挿入されて
    いる間に前記書類シートの第1の縁を前記整合ゲートの
    前記第1整合面に対して整合させるための手段を含み、 前記書類シートを給送及び整合させるための手段は、更
    に、自動的に予め選定されて順次続く書類シートの運動
    方向を逆転させて前記予め選定された書類シートの反対
    縁を逆行させ、前記書類通路内への前記整合ゲートの再
    挿入と調和して前記整合ゲートの前記第2整合面と整合
    させ、且つ他の書類シートの第1の縁を前記整合ゲート
    の前記第1整合面に対して整合させるための手段を含
    み、 前記書類シートを給送及び整合させるための手段は、更
    に、前記整合ゲートが後退している間に、少なくとも2
    枚の前記書類シートを、一方の書類シートを他方の後に
    して、前記像形成ステーションへ一緒に給送し、これら
    書類シートの間に整合間隔をあけてこれら書類シートを
    複写するための手段を含み、前記整合間隔は前記整合ゲ
    ートの前記第1整合面及び前記第2整合面の間の前記予
    め設定された限定距離によって決定されてこれに対応し
    ていることを特徴とする複写機用自動式書類取扱い装
    置。
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