JP2509232Y2 - 定量式液体塗布容器 - Google Patents
定量式液体塗布容器Info
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- JP2509232Y2 JP2509232Y2 JP6656290U JP6656290U JP2509232Y2 JP 2509232 Y2 JP2509232 Y2 JP 2509232Y2 JP 6656290 U JP6656290 U JP 6656290U JP 6656290 U JP6656290 U JP 6656290U JP 2509232 Y2 JP2509232 Y2 JP 2509232Y2
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- Japan
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- wall
- fitted
- annular piston
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Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は定量式の液体塗布容器に係る。
「従来の技術」 キャップの頂壁該当部分に吸水性の塗布材を装着した
キャップ状塗布栓を設けて、該塗布栓の周壁を液体入り
容器体の口頚部へ水密に嵌合させた液体塗布容器が知ら
れている。
キャップ状塗布栓を設けて、該塗布栓の周壁を液体入り
容器体の口頚部へ水密に嵌合させた液体塗布容器が知ら
れている。
「考案が解決しようとする課題」 近時一定量の薬液を塗布しければ効果が少なく、又そ
の定量以上塗布しても効果が増大しない薬液がある。こ
のような薬液を従来の塗布容器で使用することも出来る
が、このようにすると適正量の塗布が難しく、そのため
充分な薬液効果が生じなかったり、又過剰塗布により薬
液が無駄となる欠点があった。
の定量以上塗布しても効果が増大しない薬液がある。こ
のような薬液を従来の塗布容器で使用することも出来る
が、このようにすると適正量の塗布が難しく、そのため
充分な薬液効果が生じなかったり、又過剰塗布により薬
液が無駄となる欠点があった。
本案はそのような欠点を除去して液体収納用の主容器
体と倒立容器状の塗布器と該塗布器を上記主容器体に取
付ける受部材とで形成し、その塗布器には適量の液体が
入るよう設けて該塗布器により塗布するようになし、も
って過少の或いは過大の液体塗布を防止できるよう設け
たものである。
体と倒立容器状の塗布器と該塗布器を上記主容器体に取
付ける受部材とで形成し、その塗布器には適量の液体が
入るよう設けて該塗布器により塗布するようになし、も
って過少の或いは過大の液体塗布を防止できるよう設け
たものである。
「課題を解決するための手段」 口頚部2を起立する液体収納用容器体1と、該容器体
の口頚部2に嵌合させた第1周壁6を口頚部上端面を閉
塞するフランジ状頂壁7外周から垂下し、かつ該フラン
ジ状頂壁7内周から起立する嵌合筒8内面からシリンダ
9を垂設し、かつ該シリンダ底板に、弁孔を弾性閉塞す
る吸込み弁10を設けて該吸込み弁から容器体内底部へ吸
上げパイプ11を垂設したシリンダ付き部材5と、上記シ
リンダ9内へ水密に嵌合させた環状ピストン13と、該環
状ピストンを、凸球面状の上壁16裏面から垂下するピス
トン脚筒18の下部外周に穿設した横向き溝19内へ、上下
方向への摺動が自在に、かつ水密に嵌合させると共に、
そのピストン脚筒が囲む上壁部分に液体流出孔17を穿設
して上壁外周から垂下する第2周壁21を上記嵌合筒8外
面へ上下動および回動自在に嵌合させた作動部材15とか
らなり、該作動部材を上方付勢して、該付勢により上記
横向き溝19の下方横向き壁が環状ピストン13下面を押上
げるとき、その環状ピストン内壁面が密閉し、かつ付勢
に抗しての上下動部材押下げにより横向き溝の上方横向
き壁が環状ピストン上端に接したとき開孔される吐出弁
孔20を横向き溝起立壁の下部に穿設し、更に上記嵌合筒
8外面と第2周壁21内面とのいずれか一方に突条22を、
かつ他方にはその突条を上下動および横行自在に嵌合さ
せて、作動部材15の大小ストロークを定めるための長短
両部分を左右に連続して有する凹部23をそれぞれ設け
た。
の口頚部2に嵌合させた第1周壁6を口頚部上端面を閉
塞するフランジ状頂壁7外周から垂下し、かつ該フラン
ジ状頂壁7内周から起立する嵌合筒8内面からシリンダ
9を垂設し、かつ該シリンダ底板に、弁孔を弾性閉塞す
る吸込み弁10を設けて該吸込み弁から容器体内底部へ吸
上げパイプ11を垂設したシリンダ付き部材5と、上記シ
リンダ9内へ水密に嵌合させた環状ピストン13と、該環
状ピストンを、凸球面状の上壁16裏面から垂下するピス
トン脚筒18の下部外周に穿設した横向き溝19内へ、上下
方向への摺動が自在に、かつ水密に嵌合させると共に、
そのピストン脚筒が囲む上壁部分に液体流出孔17を穿設
して上壁外周から垂下する第2周壁21を上記嵌合筒8外
面へ上下動および回動自在に嵌合させた作動部材15とか
らなり、該作動部材を上方付勢して、該付勢により上記
横向き溝19の下方横向き壁が環状ピストン13下面を押上
げるとき、その環状ピストン内壁面が密閉し、かつ付勢
に抗しての上下動部材押下げにより横向き溝の上方横向
き壁が環状ピストン上端に接したとき開孔される吐出弁
孔20を横向き溝起立壁の下部に穿設し、更に上記嵌合筒
8外面と第2周壁21内面とのいずれか一方に突条22を、
かつ他方にはその突条を上下動および横行自在に嵌合さ
せて、作動部材15の大小ストロークを定めるための長短
両部分を左右に連続して有する凹部23をそれぞれ設け
た。
「作用」 第1図状態からキャップ30を外し、容器体1に対して
作動部材15を押下げた後、離すと容器体内液体はシリン
ダ9内へ吸込まれる。該状態から作動部材15を回して第
2図のように突条22を凹部23の短小部分へ位置させ、第
4図のように倒立させて作動部材15の上壁16上面を被塗
布面32へ当て、そのまま容器体1を下方へ押下げる。す
るとシリンダ内高圧化により吐出弁孔20および液体流出
孔17を通ってシリンダ内液体は流出し、上壁16を摺動さ
せることで塗布できる。突条22上端が凹部23の短小部分
上端に接することで作動部材15は停止するから一たん容
器体を引きあげた後、再度上壁19を被塗布面へ押付ける
ことでシリンダ9内の残液を塗布することが出来る。尚
上記容器体引きあげの際、環状ピストン13が第4図状態
での下方へ摺動することでシリンダ9内は負圧化し、吸
込み弁10が開くが、このとき吸上げパイプ11の下端、つ
まり第3図状態での上端は容器体内液面31上方の空気中
に露出するため、シリンダ9内へはその空気が吸入され
ることとなり、液体は補充されない。このようにしてシ
リンダ内液体を使い終わるまで塗布することが出来る。
作動部材15を押下げた後、離すと容器体内液体はシリン
ダ9内へ吸込まれる。該状態から作動部材15を回して第
2図のように突条22を凹部23の短小部分へ位置させ、第
4図のように倒立させて作動部材15の上壁16上面を被塗
布面32へ当て、そのまま容器体1を下方へ押下げる。す
るとシリンダ内高圧化により吐出弁孔20および液体流出
孔17を通ってシリンダ内液体は流出し、上壁16を摺動さ
せることで塗布できる。突条22上端が凹部23の短小部分
上端に接することで作動部材15は停止するから一たん容
器体を引きあげた後、再度上壁19を被塗布面へ押付ける
ことでシリンダ9内の残液を塗布することが出来る。尚
上記容器体引きあげの際、環状ピストン13が第4図状態
での下方へ摺動することでシリンダ9内は負圧化し、吸
込み弁10が開くが、このとき吸上げパイプ11の下端、つ
まり第3図状態での上端は容器体内液面31上方の空気中
に露出するため、シリンダ9内へはその空気が吸入され
ることとなり、液体は補充されない。このようにしてシ
リンダ内液体を使い終わるまで塗布することが出来る。
「実施例」 1は口頚部2を起立する液体収納用容器体である。そ
の口頚部の下部外面には適当数の回転止め突条を縦設
し、かつ該突条上方の口頚部外面に抜け止め突条を周設
している。
の口頚部の下部外面には適当数の回転止め突条を縦設
し、かつ該突条上方の口頚部外面に抜け止め突条を周設
している。
上記口頚部にはシリンダ付き部材5を装着している。
該部材は上記口頚部2外面へ嵌合させた第1周壁6を口
頚部上端面を閉塞するフランジ状頂壁7外周から垂下
し、かつ該フランジ状頂壁内周から起立する嵌合筒8内
面からシリンダ9を垂設し、かつ該シリンダ底板に吸込
み弁10を設けてその吸込み弁から容器体内底部へ吸上げ
パイプ11を垂設する。上記第1周壁6には回転止め突条
と噛合って回動を阻止する凹溝を縦設しており、又抜け
止め突条下面に係合する係合突条を有する。
該部材は上記口頚部2外面へ嵌合させた第1周壁6を口
頚部上端面を閉塞するフランジ状頂壁7外周から垂下
し、かつ該フランジ状頂壁内周から起立する嵌合筒8内
面からシリンダ9を垂設し、かつ該シリンダ底板に吸込
み弁10を設けてその吸込み弁から容器体内底部へ吸上げ
パイプ11を垂設する。上記第1周壁6には回転止め突条
と噛合って回動を阻止する凹溝を縦設しており、又抜け
止め突条下面に係合する係合突条を有する。
嵌合筒8は、その上部内面にシリンダ用係合突条を周
設すると共に嵌合筒上端から内向きフランジ状部を介し
て挟持板部8aを垂下している。シリンダ9はその周壁9a
上端外面に周設した突条9bを上記シリンダ用係合突条上
面へ係合させ、かつシリンダ周壁9a上端部内面へ上記挟
持板部8aを嵌合させている。又シリンダ底壁9cの中央部
には吸込み弁孔10aを開口し、該弁孔外周の底壁下面か
ら吸上げパイプ11上端を嵌合させた嵌合筒9dを垂下して
いる。吸込み弁体10bはシリンダ周壁の下端内面へ緊密
に嵌合させた筒部下端内面から弾性連結片を介して上記
吸込み弁孔上面を密閉するものでシリンダ内負圧化によ
り上方へ弯曲して開弁し、かつその弾性復元で閉弁す
る。シリンダ上部に外気吸入孔9eを穿設し、かつ該孔外
端と容器体内とを連通する間隙をシリンダ外周面と嵌合
筒8内面との間に設けている。図示例では嵌合筒8外面
との間に間隙をおいてキャップ嵌合筒12を起立させてい
る。
設すると共に嵌合筒上端から内向きフランジ状部を介し
て挟持板部8aを垂下している。シリンダ9はその周壁9a
上端外面に周設した突条9bを上記シリンダ用係合突条上
面へ係合させ、かつシリンダ周壁9a上端部内面へ上記挟
持板部8aを嵌合させている。又シリンダ底壁9cの中央部
には吸込み弁孔10aを開口し、該弁孔外周の底壁下面か
ら吸上げパイプ11上端を嵌合させた嵌合筒9dを垂下して
いる。吸込み弁体10bはシリンダ周壁の下端内面へ緊密
に嵌合させた筒部下端内面から弾性連結片を介して上記
吸込み弁孔上面を密閉するものでシリンダ内負圧化によ
り上方へ弯曲して開弁し、かつその弾性復元で閉弁す
る。シリンダ上部に外気吸入孔9eを穿設し、かつ該孔外
端と容器体内とを連通する間隙をシリンダ外周面と嵌合
筒8内面との間に設けている。図示例では嵌合筒8外面
との間に間隙をおいてキャップ嵌合筒12を起立させてい
る。
既述シリンダ9内へは環状ピストン13を嵌合させる。
15は作動部材で、凸球面状の上壁16中央に穿設した液
体流出孔17の外周下面からピストン脚筒18を垂下し、該
脚筒の下部外周に穿設した横向き溝19内へ上記環状ピス
トン13を上下方向への摺動が自在にかつ水密に嵌合させ
ている。又その横向き溝の起立壁19a下端部には吐出弁
孔20を穿設しており、環状ピストン13が上昇してその上
端が横向き溝の上方横向き壁に接したとき、吐出弁孔20
は開孔し、かつ環状ピストンが下降してその下端が上記
溝の下方横向き壁に接したとき環状ピストン内面が吐出
弁孔20を密閉するよう設けてある。又上壁16外周からは
第2周壁21を垂下し、既述嵌合筒8外面へ上下動自在に
嵌合させている。該第2周壁21内面と嵌合筒8外面との
間には作動部材15のストロークを長短いずれかに定める
ための機構を設けている。図示例では嵌合筒8の外面一
部に突条22を縦設すると共に、該突条を上下動させる凹
部23を第2周壁21内面に有する。該凹部は第2図が示す
ように縦長の凹部下半の横巾を拡げて上下方向への長短
両部分を左右に連続して有する形状としており、凹部上
端が高い側に突条22が位置する第1図、第2図の位置で
は作動部材を下方まで押下げでき、又作動部材15を回動
させて第2図が二点鎖線で示すように凹部上端が低い側
に突条22を位置させると、作動部材を僅かに押下げでき
るよう、つまり突条22上端と凹部上端との間隙を大きく
することで作動部材のストークを大きく、又その間隙を
小さくすることでそのストロークを小さく出来るよう設
けている。突条22と凹部23とは、突条22を第2周壁21内
面に、凹部23を嵌合筒8外面に設けてもよい。但しこの
場合凹部23は逆向きに形成することとなる。図示例では
突条22の位置と作動部材15を大ストロークで作動できる
位置と、小ストロークで作動できる位置とをそれぞれ示
す目印24,25,26を第2周壁21の下方外面と、キャップ嵌
合筒12の上部外面とに設けている。
体流出孔17の外周下面からピストン脚筒18を垂下し、該
脚筒の下部外周に穿設した横向き溝19内へ上記環状ピス
トン13を上下方向への摺動が自在にかつ水密に嵌合させ
ている。又その横向き溝の起立壁19a下端部には吐出弁
孔20を穿設しており、環状ピストン13が上昇してその上
端が横向き溝の上方横向き壁に接したとき、吐出弁孔20
は開孔し、かつ環状ピストンが下降してその下端が上記
溝の下方横向き壁に接したとき環状ピストン内面が吐出
弁孔20を密閉するよう設けてある。又上壁16外周からは
第2周壁21を垂下し、既述嵌合筒8外面へ上下動自在に
嵌合させている。該第2周壁21内面と嵌合筒8外面との
間には作動部材15のストロークを長短いずれかに定める
ための機構を設けている。図示例では嵌合筒8の外面一
部に突条22を縦設すると共に、該突条を上下動させる凹
部23を第2周壁21内面に有する。該凹部は第2図が示す
ように縦長の凹部下半の横巾を拡げて上下方向への長短
両部分を左右に連続して有する形状としており、凹部上
端が高い側に突条22が位置する第1図、第2図の位置で
は作動部材を下方まで押下げでき、又作動部材15を回動
させて第2図が二点鎖線で示すように凹部上端が低い側
に突条22を位置させると、作動部材を僅かに押下げでき
るよう、つまり突条22上端と凹部上端との間隙を大きく
することで作動部材のストークを大きく、又その間隙を
小さくすることでそのストロークを小さく出来るよう設
けている。突条22と凹部23とは、突条22を第2周壁21内
面に、凹部23を嵌合筒8外面に設けてもよい。但しこの
場合凹部23は逆向きに形成することとなる。図示例では
突条22の位置と作動部材15を大ストロークで作動できる
位置と、小ストロークで作動できる位置とをそれぞれ示
す目印24,25,26を第2周壁21の下方外面と、キャップ嵌
合筒12の上部外面とに設けている。
30はキャップである。
「考案の効果」 本案は既述構成としたから、大ストローク部分で作動
部材15を上下動させることで一定量の容器体内液体をシ
リンダ9内へ吸込みさせた後、作動部材15を小ストロー
ク位置へ回し、かつ容器を倒立させて作動部材15の上壁
16上面を被塗布面32へ押当て、該状態から容器体1を押
下げたり、浮かせたりし乍ら被塗布面に沿って摺動させ
ることで塗布することが出来、その容器倒立時にあって
は第4図のように吸上げパイプ11上端が液面31上方へ露
出することとなるため、シリンダ内液体が途中で補充さ
れることがなく、従って始めにシリンダ内へ吸込まれた
液体だけを確実に塗布することが出来る。又凹部23は長
短両部分を左右に連続して有する形状とし、作動部材上
下動により突条22かその凹部の長短両部分のいずれかで
上下動することで大小のストロークが定まるよう設けた
から、液体塗布時に誤ってシリンダ内液体を多く出し過
ぎたて流失させ、液体を無駄にすることもない。
部材15を上下動させることで一定量の容器体内液体をシ
リンダ9内へ吸込みさせた後、作動部材15を小ストロー
ク位置へ回し、かつ容器を倒立させて作動部材15の上壁
16上面を被塗布面32へ押当て、該状態から容器体1を押
下げたり、浮かせたりし乍ら被塗布面に沿って摺動させ
ることで塗布することが出来、その容器倒立時にあって
は第4図のように吸上げパイプ11上端が液面31上方へ露
出することとなるため、シリンダ内液体が途中で補充さ
れることがなく、従って始めにシリンダ内へ吸込まれた
液体だけを確実に塗布することが出来る。又凹部23は長
短両部分を左右に連続して有する形状とし、作動部材上
下動により突条22かその凹部の長短両部分のいずれかで
上下動することで大小のストロークが定まるよう設けた
から、液体塗布時に誤ってシリンダ内液体を多く出し過
ぎたて流失させ、液体を無駄にすることもない。
第1図は本案塗布容器の半断面図、第2図はその要部の
作用を示す展開図、第3図は他の要部の拡大断面図、第
4図は液体塗布状態を示す半断面図である。 5…シリンダ付き部材、9…シリンダ 13…環状ピストン、15…作動部材
作用を示す展開図、第3図は他の要部の拡大断面図、第
4図は液体塗布状態を示す半断面図である。 5…シリンダ付き部材、9…シリンダ 13…環状ピストン、15…作動部材
Claims (1)
- 【請求項1】口頚部2を起立する液体収納用容器体1
と、該容器体の口頚部2に嵌合させた第1周壁6を口頚
部上端面を閉塞するフランジ状頂壁7外周から垂下し、
かつ該フランジ状頂壁7内周から起立する嵌合筒8内面
からシリンダ9を垂設し、かつ該シリンダ底板に、弁孔
を弾性閉塞する吸込み弁10を設けて該吸込み弁から容器
体内底部へ吸上げパイプ11を垂設したシリンダ付き部材
5と、上記シリンダ9内へ水密に嵌合させた環状ピスト
ン13と、該環状ピストンを、凸球面状の上壁16裏面から
垂下するピストン脚筒18の下部外周に穿設した横向き溝
19内へ、上下方向への摺動が自在に、かつ水密に嵌合さ
せると共に、そのピストン脚筒が囲む上壁部分に液体流
出孔17を穿設して上壁外周から垂下する第2周壁21を上
記嵌合筒8外面へ上下動および回動自在に嵌合させた作
動部材15とからなり、該作動部材を上方付勢して、該付
勢により上記横向き溝19の下方横向き壁が環状ピストン
13下面を押上げるとき、その環状ピストン内壁面が密閉
し、かつ付勢に抗しての上下動部材押下げにより横向き
溝の上方横向き壁が環状ピストン上端に接したとき開孔
される吐出弁孔20を横向き溝起立壁の下部に穿設し、更
に上記嵌合筒8外面と第2周壁21内面とのいずれか一方
に突条22を、かつ他方にはその突条を上下動および横行
自在に嵌合させて、作動部材15の大小ストロークを定め
るための長短両部分を左右に連続して有する凹部23を、
それぞれ設けたことを特徴とする定量式液体塗布容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6656290U JP2509232Y2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 定量式液体塗布容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6656290U JP2509232Y2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 定量式液体塗布容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0423665U JPH0423665U (ja) | 1992-02-26 |
JP2509232Y2 true JP2509232Y2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=31599375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6656290U Expired - Fee Related JP2509232Y2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 定量式液体塗布容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2509232Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2584714Y2 (ja) * | 1992-07-10 | 1998-11-05 | 株式会社吉野工業所 | 液体塗布容器 |
-
1990
- 1990-06-21 JP JP6656290U patent/JP2509232Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0423665U (ja) | 1992-02-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |