JPH0128058Y2 - - Google Patents

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JPH0128058Y2
JPH0128058Y2 JP1982038343U JP3834382U JPH0128058Y2 JP H0128058 Y2 JPH0128058 Y2 JP H0128058Y2 JP 1982038343 U JP1982038343 U JP 1982038343U JP 3834382 U JP3834382 U JP 3834382U JP H0128058 Y2 JPH0128058 Y2 JP H0128058Y2
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shaped
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JP1982038343U
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  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、例えば液状の洗剤等を吐出させるため
の液体吐出容器に係る。
「従来の技術」 この種容器として例えば実公昭50−15217号公
報の考案が知られている。該容器は、容器体口頚
部外面へ、容器体内へ垂下するシリンダ上端の外
向きフランジ外周から垂下する筒部を嵌合させる
と共に、外向きフランジ外周から上方へ起立する
筒部内へ弾性帽状部を嵌着し、かつ該帽状部の頂
壁中心から垂下する脚下端に付設したピストンを
上記シリンダ上部内へ嵌合させ、又上記シリンダ
下端からシリンダ側方および外向きフランジ内を
通つて外向きフランジ外周面へ開口する吐出路を
穿設すると共に、シリンダ底部から吸込み弁を介
して容器内へ吸上げパイプを垂設し、又上記帽状
部とピストン上方のシリンダ壁部分とには外気吸
入孔を穿設したもので、上記帽状部を弾性に抗し
て押下げることでピストンを押下げすると、シリ
ンダ内高圧化により該シリンダ内液体が吐出路を
通つて外方へ噴出され、又帽状部の弾性復元での
ピストン上昇によるシリンダ内負圧化により吸込
み弁が開いて容器体内液体をシリンダ内へ吸込む
よう設けている。又容器体内の液体減少による負
圧化を上記外気吸入孔からの外気吸入で防止して
いる。
「考案が解決しようとする問題点」 上記従来の容器は、吐出路先端が形成するノズ
ル孔を極めて小径化させることで吐出弁を不要と
しているが、このようにするとシリンダ室内の負
圧化は不完全となり、該負圧化を確実とするため
には吐出弁が必要であることは云うまでもない。
又上記従来の容器は容器転倒時に外気吸入孔から
液洩れすることがあつた。
本案は帽状部に付設した外向きフランジ一部を
弁体とすることで吐出弁の構造を簡易化すると共
に、容器体内の液体減少による負圧化防止のため
の外気供給機構を、液体吸上げ用シリンダとは別
に設けた吸気シリンダを利用して行うことで、容
器転倒時においても外気供給路からの液洩れを防
止できるよう設けたものである。
「問題点を解決するための手段」 口頚部6を起立する容器体5と、該容器体の口
頚部外面へ着脱自在に嵌合させた下筒部8から内
向きフランジを介してボタン装着筒9を起立し、
下筒部8の前面上端から外方へノズル10を突出
すると共に該ノズル基端内面上方の内向きフラン
ジ部分下面に凹部11を穿設したキヤツプ状部材
1と、上記ボタン装着筒内へ上下動自在に縦溝付
き脚15を挿通させた押ボタン2と、上記容器体
口頂面へ外周部を載置させた基板19の中央部と
前部とを開孔してその開孔縁から吸気シリンダ2
1と吸込み弁27および吸上げ管26付きの吸上
げシリンダ22とを垂下するシリンダ部材3と、
上記脚15を頂壁で押上げ支持させてボタン装着
筒9の下部内へ弾性帽状部28を嵌合させ、該帽
状部下端の外向きフランジ30を上記基板外周部
と内向きフランジ間で挾持させると共に、帽状部
の頂壁中心部を開孔して該開孔縁から垂下する管
状プランジヤ29を吸気シリンダ21内へ水密に
嵌合する弾性作動部材4とからなり、上記プラン
ジヤ29は、管部32下端に中実部33を付設し
て上記押ボタンにより帽状部頂壁と共にプランジ
ヤが押下げられたとき、管部下端に設けた開口部
と吸気シリンダ下部に穿設した吸気孔24とが連
通可能に形成し、又上記凹部11下方の外向きフ
ランジ30部分と該部分が接する上記基板19の
外周部上面とで吐出弁31を形成した。
「作用」 第1図の状態から押ボタン2を押下げると、帽
状部28はその弾性に抗して押下げられてシリン
ダ部材3と弾性作動部材4とが形成する加圧室内
が高圧化し、するとその弾性作動部材の外向きフ
ランジ30のノズル10基端内面部分は、第3図
が示すようにその上方の内向きフランジ下面に凹
部11が形成させてあるために押上げられること
となり、よつて該押上げ部分と基板19の外周部
との間に形成された隙間を通つて更にノズル10
を通つて加圧室内液体は外方へ吐出され、該吐出
終了により上記押上げ部分は弾性復帰して上記隙
間を閉塞する。帽状部28の弾性復帰による加圧
室内の負圧化で吸上げ管26、吸込み弁27を通
つて容器体内液体が吸込まれる。液体減少により
容器体内が負圧化すると、上記帽状部28の頂壁
と共にプランジヤ29が下降した際、そのプラン
ジヤの管部32下端の開口部と吸気シリンダ下部
の吸気孔24が連通して、その管部32および該
管部上端開口と押ボタン2の下面との間を通つて
外気が吸入される。
「実施例」 1は液体を収納した容器体5の口頚部6に螺合
装着されたキヤツプ状部材であり、2はそのキヤ
ツプ状部材1に装着されて液吐出時押し下げ操作
される押ボタン、3は前記キヤツプ状部材1に内
設されるシリンダ部材、そして4が弾性作動部材
である。
キヤツプ状部材1は、下半部を内周面に螺溝7
を形成した下筒部8に、上半部を内向きフランジ
を介して起立する稍々小径のボタン装着筒9に形
成したもので、下筒部8の上端の前面に斜下向き
のノズル10を外方に連通突出させ、またこの下
筒部8の頂部である内向きフランジのうち前記ノ
ズル10が位置している部分を第2図の符号11
で示すように切欠いて凹部を形成している。ボタ
ン装着筒9は頂壁の中央部を開口し、この開口部
から案内筒12を垂設している。この案内筒12
の上下端部内周面には夫々係止用突条13,14
が周設してある。
押ボタン2は、横断面が十字形の、従つて縦溝
形の空気通路を形成した脚15の頂部に大径の傘
状の押部16を、下端には皿状の底部17を設け
た形状で、脚15の中間部外面に突起18を設
け、これにより案内筒12から抜け出ることなく
その押下げストロークを定めている。
シリンダ部材3は、基板19上面から周壁20
を立設し、また基板19の中央部及び前部分から
夫々吸気シリンダ21と吸上げシリンダ22とを
垂設し、これらを並置している。周壁20の一部
には、前記ノズル10に連通させるための縦溝に
よる透孔23を開口している。また吸気シリンダ
21は下半部が上半部より稍々小径な段形の有底
のもので、下半小径部の中途に空気孔24を穿設
し、中途の段部内周面には突条25を周設してい
る。吸上げシリンダ22は、容器体5内に垂下す
る吸上げ管26を連通固定し、また中途の狭径部
上面には球状の吸込み弁27を設け、上端部には
該吸込み弁27の飛出しを防止する内向き突起が
設けてある。
弾性作動部材4は柔軟な弾性材からなり、帽状
部28の中央部裏面から前記吸気シリンダ21に
挿入されて外部からの吸気を制御するプランジヤ
29を垂設したもので、帽状部28はキヤツプ状
部材1の下筒部9内にあつて常時押ボタン2を図
示位置に押上げている。この帽状部28はその下
端に付設した外向きフランジ30を上記シリンダ
部材3の基板19外周とキヤツプ状部材1の下向
き段部間に、また周壁下部を前記周壁20とキヤ
ツプ状部材のボタン装着筒9内周面間に夫々挾持
させて固定し、その外向きフランジ30のうち前
記凹部11下方に位置している変位可能な部分が
吐出弁31として機能する。即ち、この吐出弁3
1は、通常は図示の如く、シリンダ部材3の基板
19上面に密に重ねられ、この基板19と共にそ
の厚みによりノズル10への流路を閉塞している
が、後述するように液吐出時は帽状部28から流
出しようとする加圧液体により凹部11分押上げ
られて基板19との間にノズル10に連通する通
路を形成する。プランジヤ29は上半部が帽状部
28外部に連通する管部32、下半部がこれより
小径の中実部33である。中実部33は、管部3
2が下方に連通できるように上端部が放射方向の
部材で管部32下端に一体とされており、また管
部32及び中実部33下端外面には夫々ピストン
リングが周設してあり、従つて管部32、中実部
33は夫々吸気シリンダ21の大径部、小径部内
周面を気密に摺動昇降する。即ち図示のごとく上
方に位置している場合、管部32は容器体5内と
は遮断されているが、下方に降下すると、管部3
2は空気孔24を通して容器体5内と連通する。
尚、図で35は弾性作動部材4とシリンダ部材3
とを図示の如くキヤツプ状部材1に内装したと
き、これらを保持するための突条、36はパツキ
ングである。
「考案の効果」 本案は既述構成とするもので、キヤツプ状部材
1が有するノズル10基端内面上方の内向きフラ
ンジ部分下面に凹部11を穿設し、該凹部下方
の、弾性作動部材外向きフランジ30部分が、加
圧室内高圧化の際にその弾性に抗して基板19外
周面から離れるよう設けたから、その吐出弁31
の構成を極めて簡易化することができる。又該吐
出弁31は加圧室内が高圧化したときにだけ開
き、通常は上記外向きフランジ30が基板19の
外周上面に圧接して閉塞するよう形成させてあ
り、かつ容器体内の液体減少による負圧化防止の
ための外気供給路は、シリンダ部材3の基板19
から垂下する吸気シリンダ21内へ、帽状部28
の頂壁中央部に設けた開口縁から垂下する管状の
プランジヤ29を嵌合させ、帽状部が押下げられ
たときプランジヤが吸気シリンダ内を下降して、
このときその吸気シリンダに設けた吸気孔24と
プランジヤに設けた開口部とが連通して形成され
るよう設けたから、帽状部28を押下げない限り
吐出弁や外気供給路が開くことはなく、よつて容
器体が転倒しても液洩れすることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案容器の縦断面図、第2図はその
容器のノズル内端附近部の拡大内面図、第3図は
その容器吐出弁の拡大断面図である。 1……キヤツプ状部材、2……押ボタン、3…
…シリンダ部材、4……弾性作動部材、5……容
器体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 口頚部6を起立する容器体5と、該容器体の口
    頚部外面へ着脱自在に嵌合させた下筒部8から内
    向きフランジを介してボタン装着筒9を起立し、
    下筒部8の前面上端から外方へノズル10を突出
    すると共に該ノズル基端内面上方の内向きフラン
    ジ部分下面に凹部11を穿設したキヤツプ状部材
    1と、上記ボタン装着筒内へ上下動自在に縦溝付
    き脚15を挿通させた押ボタン2と、上記容器体
    口頂面へ外周部を載置させた基板19の中央部と
    前部とを開孔してその開孔縁から吸気シリンダ2
    1と吸込み弁27および吸上げ管26付きの吸上
    げシリンダ22とを垂下するシリンダ部材3と、
    上記脚15を頂壁で押上げ支持させてボタン装着
    筒9の下部内へ弾性帽状部28を嵌合させ、該帽
    状部下端の外向きフランジ30を上記基板外周部
    と内向きフランジ間で挾持させると共に、帽状部
    の頂壁中心部を開孔して該開孔縁から垂下する管
    状プランジヤ29を吸気シリンダ21内へ水密に
    嵌合する弾性作動部材4とからなり、上記プラン
    ジヤ29は、管部32下端に中実部33を付設し
    て上記押ボタンにより帽状部頂壁と共にプランジ
    ヤが押下げられたとき、管部下端に設けた開口部
    と吸気シリンダ下部に穿設した吸気孔24とが連
    通可能に形成し、又上記凹部11下方の外向きフ
    ランジ30部分と該部分が接する上記基板19の
    外周部上面とで吐出弁31を形成したことを特徴
    とする液体吐出容器。
JP3834382U 1982-03-17 1982-03-17 液体吐出容器 Granted JPS58139482U (ja)

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JP3834382U JPS58139482U (ja) 1982-03-17 1982-03-17 液体吐出容器

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JP3834382U JPS58139482U (ja) 1982-03-17 1982-03-17 液体吐出容器

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Publication Number Publication Date
JPS58139482U JPS58139482U (ja) 1983-09-20
JPH0128058Y2 true JPH0128058Y2 (ja) 1989-08-25

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ID=30049689

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JP3834382U Granted JPS58139482U (ja) 1982-03-17 1982-03-17 液体吐出容器

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JP (1) JPS58139482U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5015217U (ja) * 1973-06-08 1975-02-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5015217U (ja) * 1973-06-08 1975-02-18

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JPS58139482U (ja) 1983-09-20

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