JP2508796Y2 - 架台組立ユニット - Google Patents

架台組立ユニット

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JP2508796Y2
JP2508796Y2 JP1989015249U JP1524989U JP2508796Y2 JP 2508796 Y2 JP2508796 Y2 JP 2508796Y2 JP 1989015249 U JP1989015249 U JP 1989015249U JP 1524989 U JP1524989 U JP 1524989U JP 2508796 Y2 JP2508796 Y2 JP 2508796Y2
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睦治 袖岡
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サンセイアルミ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、既設の建屋の上階に付設されるサンルー
ム、バルコニーその他地上の上方空間に構設される構築
物の為のアルミニウム製架台組立ユニットに関する。
(従来の技術) 近時、二階建或いは三階建の既設家屋の上階に近接し
てサンルームやバルコニー等の構築物を新たに設置する
需要が多くなった。特に、都市部での住宅事情にあって
は、地上に植木や既設のカーポートその他の構築物等が
ある為にそこに新たな生活空間を設けることが極めて難
しいことが多く、その為上階から利用出来るよう地上の
上方にこれらを設置する方策が採られるようになった。
このような構築物を施工する場合、地上に下部空間を
活かすよう架台を組格しその上に目的の構築物を載置構
設する方法が採られるが、該架台は、従来鉄骨や軽量型
鋼を現場に持ち込み、施工場所の条件に合わせて適宜寸
法に切断し、これらを溶接してやぐら状に組格構設され
る。
(考案が解決しようとする課題) 然し乍ら、上記のように架台を構設する場合、鉄骨や
軽量型鋼を現場で適宜切断し、支柱及び桁を現場で溶接
する必要があるが、このような作業は鉄骨や軽量型鋼の
特性上極めて煩雑で且つ技倆を要し、また溶接機を現場
に持ち込まなければならない為に事前準備が大掛かりと
なる上に塗装仕上も必要とされる。更に、上記サンルー
ムやバルコニー等は最近ではアルミニウム製のものが主
流となっており、その為これら構築物とは異質な別の業
者が架台の構設にあたることになり、これが原因で時間
的ロスが大きくなりまたコストが高騰することにもなっ
ていた。
本考案は、上記に鑑みなされたものであり、現場の条
件に合せた構設施工が簡易且つ安価になし得、限られた
スペースを有効に活用して生活空間に新たな潤いを提供
することの出来る多目的な架台組立ユニットを提供せん
とするものである。
(課題を解決する為の手段) 上記目的を達成する為の本考案の構成を添付図面に基
づき説明する。第1図は本考案組立ユニットの一例によ
る架台構築要領を示す分解斜視図、第2図は同ユニット
に採用された結合手段による結合要領を示す拡大分解斜
視図、第3図は同結合状態の縦断面図、第4図乃至第8
図は他の結合手段による結合要領を示す第2図と同様図
である。
即ち、本考案の架台組立ユニットは、アルミニウムに
より横断面形状が均一に押出成形されて前後左右に桁組
される中空の桁部材2…と、同じくアルミニウムにより
横断面形状が均一に押出成形されて該桁部材2…を架設
支持する中空の支柱部材1…と、上記支柱部材1と桁部
材2との間及び桁部材2、2同士を直交状態で結合する
ための結合手段3…とより成り、該結合手段3…を介し
て前後左右何れかの相対向する桁部材2、2の対向側部
に他の対向の桁部材2…の両端部を結合すること及びこ
れら何れか対向の桁部材2、2の下面側部に支柱部材1
…の上側端部を結合することにより組格する架台組立ユ
ニットであるが、上記桁部材2、2の当該側部に長手方
向に沿って座溝21が形成されており、上記結合手段3…
が、該座溝21の長手方向任意の箇所に嵌装される板ナッ
ト31と、該板ナット31と上記支柱部材1の及び他方の桁
部材2の当該端部とを結合固定するブラケット32と、か
ら成り、該ブラケット32は、アルミニウムにより横断面
形状が均一に押出成形され、その両端面に向けて内面に
ボルト挿通溝32a1、32b1が形成され、該挿通溝32a1、32
b1に挿通したボルト32a2、32b2が該板ナット31に螺着さ
れて、該ブラケット32の側部が上記支柱部材1及び他方
の桁部材2の当該端部中空部に内嵌固定されるようにし
たことを特徴とする。
(作用) 上記構成の組立ユニットによる架台の構設要領を述べ
る。先ず、支柱部材1…を所望高さになるよう切断し予
定されている施工地盤上に立設する。この時、当該地盤
上に植木があったり、或いは地中に配管等が埋設されて
いる場合はこれを避けるようにする。支柱部材1…の立
設位置が定まると、この間隔に応じて各桁部材2…を切
断する。支柱部材1…及び桁部材2…は、アルミニウム
による押出形材であるから、現場にて簡易に切断するこ
とが出来る。そして、桁部材2…の側部に結合手段3…
を止着固定し、該結合手段3…を介して縦横の桁部材
2、2同士及び桁部材2と支柱部材1とを相互結合し、
これらを第1図の如くやぐら状に組格する。桁部材2
は、横断面形状が均一で且つ側部に長手方向に沿った座
溝21が形成されており、結合手段3は、座溝21の任意箇
所に嵌装される板ナット31と、板ナット31に固定して支
柱部材1及び他方の桁部材2の端部の中空部に側部が内
嵌されるブラケット32とから構成されているから、桁部
材2を適宜切断しても被結合桁部材2或いは支柱部材1
に対応する当該桁部材2の適正位置に結合手段3を簡易
に止着固定することができる。ブラケット32は横断面形
状が均一で且つその両端面に向けてボルト挿通溝32a1
32b1が内面に設けられているから、ボルト32a2をこの挿
通溝32a1、32b1に挿通して座溝21の任意位置の板ナット
31に螺着するだけで、ブラケット32を桁部材2の側部に
固定でき、次いで、このブラケット32を、支柱部材1の
上端部や他方の桁部材2の端部の中空部に内嵌すれば、
端部にビス止めなどして簡単に固定できるので、順次支
柱部材1…及び桁部材2…を結合して極短時間で架台組
立ユニットを組格することができる。斯くして構設され
た架台上には、図には示さないサンルーム、バルコニ
ー、或いは大形水槽(鑑賞魚等を飼育する)更には植生
床等を載設する。
(実施例) 次に実施例について述べる。第1図乃至第3図では、
支柱部材1…及び桁部材2…はいずれもアルミニウムに
より中空状で外形断面方形に押出し成形されたものであ
り、該桁部材2の隣接する各2側面にその長手方向に沿
って2条の座溝21…が形成され、該座溝21…には板ナッ
ト(止具)31a…が嵌装可能とされている。支柱部材1
…は適宜切断され、図の如く四方に立設され、また桁部
材2…はこれら支柱部材1…の上端間に架設されるよう
な長さに切断されて前側桁部材2a、左右桁部材2b、2bと
して準備される。
前側桁部材2aの上記座溝21…が形成された2側面は、
左右の桁部材2b、2b及び支柱部材1…に向くよう配置さ
れ、該前側桁部材2a両端部の座溝21…に上記板ナット31
a…が嵌装保持される。ブラケット32として左右桁部材2
b、2bの端部に内嵌し得る水平結合用ブラケット32a及び
支柱部材1の上端に内嵌し得る垂直結合用ブラケット32
bの2種準備され、各ブラケット32a、32bは、同じくア
ルミニウムにより横断面形状が均一な中空状に押出成形
されて、その側部外形がそれぞれ支柱部材1及び桁部材
2の端部中空部に内嵌可能とされている。該ブラケット
32a、32bの内面にその両端面に向けて貫通して形成され
たボルト挿通溝32a1…、32b1…にボルト32a2…、32b2
を挿通し、更にこれを上記板ナット31a…に螺着させる
ことによって、前側桁部材2の両端2側面及び左右桁部
材2b、2bの後端下面にブラケット32a、32bの端面を当接
して該ブラケット32a、32bを緊持固定する。
このように固定されたブラケット32b…に支柱部材1
…の上端をその中空部で外嵌担持させてタッピングネジ
11…にて止着固定し、またブラケット32aに左右桁部材2
b、2bの前端部をその中空部で外嵌担持させて同様にタ
ッピングネジ22…にて止着固定すれば、架台の骨格が構
築される。この場合、左右桁部材2b、2bの対向側部中間
部の座溝21…に上記板ナット31a…を嵌装し、該板ナッ
ト31a…を介してブラケット32a、32aを緊持固定し、該
ブラケット32a、32aをして中間桁部材2cを架設すること
によってその補強を行なうことも可能である。このよう
な補強用中間桁部材2cの架設は、桁部材2が均一断面の
押出形材であり且つ止具31及びブラケット32を含む結合
手段3が桁部材2の長手方向に沿った任意の側部に止着
固定可能とされている為に、現場の状況に合わせて随時
容易に行なうことが出来る。
更に補強を必要とする時は、図に示す如くターンバッ
クル41によって張力の調整が可能とされた筋かい4…を
各支柱部材1、1間或いは桁部材2、2間に張架させる
ことも可能である。この場合、筋かい4…の支柱部材1
或いは桁部材2に対する止着固定は貫通ボルトによって
なされるが、支柱部材1及び桁部材2はアルミニウム製
であるから、ボルト用貫通孔の穿設は現場でも簡易にな
される。
尚、第1図中符号5は、前側桁部材2aの両端部に冠着
されるキャップである。また、支柱部材1及び桁部材2
そのものを補強する必要がある時は、その筒内に別に準
備したスチール鋼材(不図示)等を嵌装することも除外
するものではない。
第4図は、前側桁部材2aと左右桁部材2b、2bを結合す
る場合の上記結合手段の別の態様を示すものであるが、
前側桁部材2aの一側部と略同幅の座溝21aが形成され、
該座溝21aに縦長の板ナット31fが嵌装れ、該板ナット31
fに上記同様のブラケット32aを止着固定せんとしたもの
である。該ブラケット32aによる左右桁部材2bの結合は
上記と同様になされる。
(考案の効果) 叙上の如く、本考案の架台組立ユニットは、その骨格
となる支柱部材及び桁部材がアルミニウムの押出形材で
あるから、それ自体現場での切断加工が簡易で且つ軽量
であり扱い易く、また断面が均一形状とされ結合手段が
桁部材の長手方向任意の側部に止着固定可能とされてい
るから、現場の条件に合せた相互結合・構築が簡易且つ
適正になされる。そして技倆と大掛かりな装置を必要と
する溶接作業も一切不要であり且つ塗装仕上等も要さ
ず、これら必要部材一式をダンボール箱等に梱包して流
通経路に載せるようにすれば、家庭的にこれを組立構築
することも出来る。このように特筆すべき利点を有する
本考案は、狭いスペース内に新しい生活空間を構築する
に極めて有効であり、その有用性は高く評価されるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案組立ユニットの一例による架台構築要領
を示す分解斜視図、第2図は同ユニットに採用された結
合手段による結合要領を示す拡大分解斜視図、第3図は
同結合状態の縦断面図、第4図は、他の結合手段による
結合要領を示す第2図と同様図である。 (符号の説明) 1……支柱部材、2……桁部材、21……座溝、3……結
合手段、31……止具、32……ブラケット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実願 昭56−74781号(実開 昭57− 205302号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) 実願 昭62−47303号(実開 昭63− 152803号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルミニウムにより横断面形状が均一に押
    出成形されて前後左右に桁組される中空の桁部材(2
    …)と、同じくアルミニウムにより横断面形状が均一に
    押出成形されて桁部材(2…)を架設支持する中空の支
    柱部材(1…)と、上記支柱部材(1)と桁部材(2)
    との間及び桁部材(2)(2)同士を直交状態で結合す
    るための結合手段(3…)とより成り、該結合手段(3
    …)を介して前後左右の何れか相対向する桁部材(2、
    2)の対向側部に他の対向する桁部材(2…)の両端部
    を結合すること及びこれら桁部材(2、2)の下面側部
    に支柱部材(1…)の上側端部を結合することにより組
    格する架台組立ユニットにおいて、 上記桁部材(2、2)の当該側部に長手方向に沿って座
    溝(21)が形成され、 上記結合手段(3…)が、該座溝(21)の長手方向任意
    の箇所に嵌装される板ナット(31)と、該板ナット(3
    1)と上記支柱部材(1)及び他方の桁部材(2)の当
    該端部とを結合固定するブラケット(32)と、から成
    り、 該ブラケット(32)は、アルミニウムにより横断面形状
    が均一に押出成形され、その両端面に向けて内面にボル
    ト挿通溝(32a1、32b1)が形成され、該挿通溝(32a1
    32b1)に挿通したボルト(32a2、32b2が該板ナット(3
    1)に螺着されて、該ブラケット(32)の側部が上記支
    柱部材(1)及び他方の桁部材(2)の当該端部中空部
    に内嵌固定されるようにしたことを特徴とする架台組立
    ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106149885A (zh) * 2015-04-16 2016-11-23 杨华 简易房屋结构及含有其结构的房屋

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57205302U (ja) * 1981-06-24 1982-12-27
JPH0539121Y2 (ja) * 1987-03-30 1993-10-04

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