JP2508777Y2 - 車両のステアリング機構用信号伝送装置 - Google Patents

車両のステアリング機構用信号伝送装置

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JP2508777Y2
JP2508777Y2 JP1993019267U JP1926793U JP2508777Y2 JP 2508777 Y2 JP2508777 Y2 JP 2508777Y2 JP 1993019267 U JP1993019267 U JP 1993019267U JP 1926793 U JP1926793 U JP 1926793U JP 2508777 Y2 JP2508777 Y2 JP 2508777Y2
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JP
Japan
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housing
joint bar
flat cable
conductor
transmission device
Prior art date
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JP1993019267U
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English (en)
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JPH0584081U (ja
Inventor
博徳 鈴木
清旭 山本
章 松井
順一郎 田中
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、回転数が有限である車
両のステアリング機構の回転部と固定部との間で信号や
電力などを伝送するのに用いる車両のステアリング機構
用信号伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、ブラシレス伝送装置は、第1のハウ
ジングと第2のハウジングとが同心状に且つ相対的に回
転可能に組み合わされ、前記両ハウジングがなすリング
状の室内にはフラットケーブルが渦巻状に収容され、そ
の一端は前記第1ハウジング側に固定され、その他端は
前記第2のハウジング側に固定され、前記第1のハウジ
ングと前記第2のハウジングとのうちの一方をステータ
とし、他方をロータとした構造になっていた。
【0003】この時、フラットケーブルは、第1、第2
のハウジングから引き出すためにフラットケーブル自体
をL字状に曲げて向きを変えていた。
【0004】また、別の例として図3に示すように、各
フラットケーブル1の端部に接続部分2を介してリード
線3を接続し、該リード線3を図示のように曲げること
により、第1、第2のハウジングからリード線を引き出
していた。
【0005】この場合、接続部分2は直線状の各ジョイ
ントバー4の各一端にフラットケーブル1の各導体5が
接続され、他端に各リード線3の各導体5′が接続さ
れ、樹脂成形保護体7でモールドされた構造になってい
た。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、フラッ
トケーブル自体をL字状に曲げて向きを変える構造で
は、フラットケーブルの導体を損傷させる恐れがあると
共に、フラットケーブルを折り曲げる作業が面倒である
という問題があった。また、リード線を曲げる構造で
は、リード線の導体を損傷させる恐れがあると共に、リ
ード線を曲げる作業が面倒であるという問題があった。
さらに、ジョイントバーを介してフラットケーブルの導
体とリード線の導体を接続する構造においては、ジョイ
ントバーとフラットケーブルの導体およびリード線の導
体を接続する際にジョイントバーが動いてしまい、接続
作業が面倒であるという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は上述の課題を解
決するためになされたものであり、第1のハウジングと
第2のハウジングとが同心状に且つ相対的に回転可能に
組み合わされ、前記両ハウジングがなすリング状の室内
にはフラットケーブルが渦巻状に収容され、その一端は
前記第1のハウジング側に固定され、その他端は前記第
2のハウジング側に固定され、前記第1のハウジングと
前記第2のハウジングとのうちの一方をステータとし、
他方をロータとしてなる伝送装置において、前記フラッ
トケーブルの各導体には、予めフラットケーブルの各導
体のピッチに合わせて絶縁支持体により支持されている
と共に屈曲されているジョイントバーの基端側が溶接接
続されており、かつジョイントバーの溶接接続部分は樹
脂成形体にて一括被覆されていると共にジョイントバー
の先端部はコネクタピンとなっていることを特徴とする
ものである。
【0008】
【作用】ジョイントバーは予めフラットケーブルの各導
体のピッチに合わせて絶縁支持体により支持されている
ので、該ジョイントバーにフラットケーブルの導体を接
続する際にジョイントバーの間隔を調整する必要がなく
なりまたジョイントバーは動き難いので、接続作業を容
易に行うことができる。またジョイントバーは予め屈曲
されているために、フラットケーブルやリード線を折り
曲げる必要がなくなる。したがってフラットケーブルや
リード線の損傷を防止することができる。さらに、ジョ
イントバーとフラットケーブルの導体は溶接接続されて
いると共に当該接続部分は樹脂成形体にて一括被覆され
ているために接続部の信頼性を大幅に向上させることが
できる。さらに、ジョイントバーの先端部はコネクタピ
ンとなっており、ジョイントバーがコネクタピンを兼ね
ているので部品点数を減らすことができ経済的である。
【0009】
【実施例】本考案を図1および図2を参照して詳細に説
明する。なお従来と同様の部分には同一符号を付して一
部説明を省略する。
【0010】図示のように、本考案の車両のステアリン
グ機構用信号伝送装置では、ジョイントバー4′が予め
フラットケーブル1の各導体5のピッチに合わせて絶縁
支持体6により支持され、かつL字状に屈曲されてお
り、前記L字状のジョイントバー4′と前記フラットケ
ーブル1の端部から導出された各導体5が超音波溶接等
により接続される。各ジョイントバー4′と絶縁支持体
6との連結は、例えば各ジョイントバー4′を成形金型
内に位置決めして取り込み、絶縁支持体6をフープ成形
することにより行う。
【0011】このような接続部分は、各ジョイントバー
4′の絶縁支持体6の先端を外側に露出させるようにし
てインジェクションモールド部よりなる樹脂成形保護体
7によって一括被覆されている。この樹脂成形保護体7
から外部に突出された各ジョイントバー4′の先端部
は、第1のハウジンク8から突出して一体形成されてい
るコネクタハウジング9内に突出され、コネクタピンと
して使用されるようになっている。フラットケーブル1
の外部は、本実施例では樹脂成形保護体7を介して第1
のハウジング8に固定されている。
【0012】なお、上記実施例では、ジョイントバーは
L字状に一回屈曲されているが、該ジョイントバーは複
数回屈曲させてもよい。
【0013】
【考案の効果】本考案の車両のステアリング機構用信号
伝送装置は、予めフラットケーブルの各導体のピッチに
合わせて絶縁支持体により支持されているジョイントバ
ーを使用するので、該ジョイントバーにフラットケーブ
ルの導体を接続する際にジョイントバーの間隔を調整す
る必要がなくなりまたジョイントバーは動き難いので、
接続作業を容易に行うことができる。またジョイントバ
ーは予め屈曲されているために、フラットケーブルやリ
ード線を折り曲げる必要がなくなり、したがってフラッ
トケーブルやリード線の損傷を防止することができる。
さらに、ジョイントバーとフラットケーブルの導体は溶
接接続されていると共に当該接続部分は樹脂成形体にて
一括被覆されているために、ジョイントバーの先端部の
コネクタピンに相手方端子を接続する際に曲げ応力が作
用しても、溶接接続部分が損傷することがなく、長期間
電気的に安定した接続部を得ることができる。さらに、
ジョイントバーの先端部はコネクタピンとなっており、
ジョイントバーがコネクタピンを兼ねているので部品点
数を減らすことができる。したがって経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す接続部分の正面断面図
である。
【図2】本考案の一実施例を示す接続部分の側面断面図
である。
【図3】従来の接続部分を示す略断面図である。
【符号の説明】
1 フラットケーブル 2 接続部分 3 リード線 4、4′ ジョイントバー 5、5′ 導体 6 絶縁支持体 7 樹脂成形保護体 8 第1のハウジング 9 コネクタハウジング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−79485(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のハウジングと第2のハウジングと
    が同心状に且つ相対的に回転可能に組み合わされ、前記
    両ハウジングがなすリング状の室内にはフラットケーブ
    ルが渦巻状に収容され、その一端は前記第1のハウジン
    グ側に固定され、その他端は前記第2のハウジング側に
    固定され、前記第1のハウジングと前記第2のハウジン
    グとのうちの一方をステータとし、他方をロータとして
    なる伝送装置において、前記フラットケーブルの各導体
    には、予めフラットケーブルの各導体のピッチに合わせ
    て絶縁支持体により支持されていると共に屈曲されてい
    るジョイントバーの基端側が溶接接続されており、かつ
    ジョイントバーの溶接接続部分は樹脂成形体にて一括被
    覆されていると共にジョイントバーの先端部はコネクタ
    ピンとなっていることを特徴とする車両のステアリング
    機構用信号伝送装置。
JP1993019267U 1993-04-15 1993-04-15 車両のステアリング機構用信号伝送装置 Expired - Lifetime JP2508777Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0584081U JPH0584081U (ja) 1993-11-12
JP2508777Y2 true JP2508777Y2 (ja) 1996-08-28

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ID=11994674

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH0584081U (ja) 1993-11-12

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