JP2508391Y2 - 高所作業車の作業台昇降支持構造 - Google Patents

高所作業車の作業台昇降支持構造

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JP2508391Y2 JP1990066715U JP6671590U JP2508391Y2 JP 2508391 Y2 JP2508391 Y2 JP 2508391Y2 JP 1990066715 U JP1990066715 U JP 1990066715U JP 6671590 U JP6671590 U JP 6671590U JP 2508391 Y2 JP2508391 Y2 JP 2508391Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 イ.考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は、高所作業車に取り付けられた作業台の昇降
装置に関し、さらには、この昇降装置において作業台を
昇降可能に支持する高所作業車の作業台昇降支持構造に
関する。
(従来の技術) 高所作業車には、起伏等が自在なブームが備えられ、
そのブームの先端には作業者搭乗用の作業台が取り付け
られ、ブームの作動により作業者を任意の高所に移動さ
せて高所作業を可能としている。さらに、このような高
所作業車には、作業台の揚程を増加させて作業性を向上
させるため、作業台をブームに対して昇降可能とした作
業台昇降装置を取り付けたものがある。この作業台昇降
装置は、作業台昇降駆動手段(油圧シリンダ等)と作業
台昇降支持構造とから構成され、この作業台昇降支持構
造50としては、第5図に示すように、ブーム51の先端に
垂直に取り付けられ、断面がコの字形状をなす垂直ブラ
ケット52(但し、第5図は平面図)の両内側面にガイド
ローラ53等からなる1対のガイド手段を取り付け、一
方、作業台55には、上記各ガイド手段により垂直方向に
ガイドされる1対のガイドレール56が取り付けられ、デ
ザイン上の観点から、これらガイドレール56が垂直ブラ
ケット52の内側方に位置するように、即ち、垂直ブラケ
ット52によりガイドレール56が覆われて隠れるように構
成したものが多く用いられていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記のような構成の作業台昇降支持構
造では、ガイドレールを覆う分垂直ブラケットの大型化
が避けられず、重量が大きくなるという問題がある。こ
のため、小型の高所作業車のようにブームの許容先端荷
重が小さいものでは、垂直ブラケットの重量が大きい
分、作業台の搭載重量を制限しなければならず、作業性
の面で不利となる。
以上の問題に鑑み、本考案では、垂直ブラケットの小
型軽量化に有効な構造とした高所作業車の作業台昇降支
持構造を提供することを目的としている。
ロ.考案の構成 (課題を解決するための手段) 上記の目的に鑑み、本考案の作業台昇降支持構造で
は、ブームの先端に垂直に取り付けられた垂直ブラケッ
トの両外側面に1対のガイド手段を配設し、また、作業
台の側面には、垂直方向に延びて且つ並列に取り付けら
れ、ガイド手段により垂直方向にガイドされる一対のガ
イドレールが、垂直ブラケットの外側方に位置するよう
配設して構成している。
(作用) 上記ような作業台昇降支持構造では、1対のガイドレ
ールがそれぞれ各ガイド手段によりガイドされることに
より、上記ガイドレール間に挟まれて位置して従来より
幅寸法が小さくなった垂直ブラケットに対してガイドレ
ールが垂直方向に相対移動することにより作業台が昇降
する。
(実施例) 以下、本考案の好ましい実施例について図面を参照し
ながら説明する。
まず、第1図を用いて本考案に係る作業台昇降ガイド
機構を備えた高所作業車について説明する。
この高所作業車は、車体1上に旋回自在な旋回台2を
有し、この旋回台2に起伏自在に伸縮ブーム3が取り付
けられている。伸縮ブーム3は、旋回台2に枢支された
基端ブーム3aと、この基端ブーム3aに対して伸縮自在な
先端ブーム3bとから構成される。先端ブーム3bの先端に
は上下に揺動自在にポスト部材5が取り付けられてい
る。このポスト部材5は、平衡保持装置(図示せず)に
より伸縮ブーム3の起伏にかかわらず常に垂直状態に保
持される。また、ポスト部材5には水平面上で回動自在
に支持部材6が取り付けられ、この支持部材6に作業台
昇降支持構造10を介して昇降自在に作業台7が取り付け
られている。なお、車体1の前後左右4箇所には作業時
に伸長して車体1を支持するアウトリガ8が配設されて
いる。
次に、上記作業台昇降支持構造10を第2図および第3
図を用いて説明する。
この作業台昇降支持構造10は、垂直ブラケット11、一
対のガイドレール12および一対のガイド手段13とから構
成されている。
垂直ブラケット11は、断面がコの字形状をなす部材で
あり、その開口側を作業台7に向けて上記支持部材6に
垂直に取り付けられている。
両ガイドレール12は、作業台7のブーム側側面に、垂
直方向に延びて且つ垂直ブラケット11の外側方に位置す
るように所定間隔を介して取り付けられた断面L字型の
部材である。なお、各ガイドレール12のレール部12a
は、それぞれ内側方に突出して垂直ブラケット11の各外
側面に対向している。
各ガイド手段13は、垂直ブラケット11の各外側面の上
下部に配設されたガイドローラ13aおよび横ぶれ防止シ
ュー13bからなる。ガイドローラ13aはガイドレール12の
レール部12aの上下部間においてこれを挟むように位置
するとともに、レール部12aに当接して回転しながらガ
イドレール12を垂直方向にガイドする。なお、ガイドロ
ーラ13aは、このようにガイドレール13を垂直方向にガ
イドするとともに作業台7の自重および搭載重量により
生ずるモーメント(第3図では、時計回りに作用する)
を受け止めている。また、横ぶれ防止シュー13bは、シ
ュー面においてガイドレール12の内側面のスライド部12
bに当接しながらスライドすることにより、ガイドレー
ル12の横方向のぶれを抑えている。
以上のような構成の作業台昇降支持構造10により、ガ
イドレール12が垂直ブラケット11に対して垂直方向に移
動自在に支持され、これにより作業台7がブーム3に対
して昇降自在に支持されることとなる。
ここで、上記垂直ブラケット11は、両ガイドレール12
間に収まる幅寸法を有すれば足り、従来のものに比べて
小型軽量化することが可能である。
ところで、この作業台7の昇降は、支持部材6と作業
台7間に取り付けられた昇降駆動手段20(第4図参照)
によって行われる。
この昇降駆動手段20はシリンダチューブ21およびこれ
に嵌入されたピストンロッド22からなる昇降シリンダを
有し、このピストンロッド22の上端22aは作業台7の上
部にブラケット部材等を介してピン結合される。シリン
ダチューブ21の上端部および下端部にそれぞれ回転自在
にスプロケット(シーブ)23,24が取り付けられてお
り、各スプロケット23,24には2点鎖線で示すようにチ
ェーン25,26が掛け回されている。一方のチェーン25の
一端25aは作業台7の下部に固定され、他端25bは支持部
材6の上部に固定される。また、他方のチェーン26の一
端26aは作業台7の上部に固定され、他端は支持部材6
の上部に固定される。
このような構成の昇降駆動手段20において、昇降シリ
ンダのピストンロッド22をシリンダチューブ21に対して
相対的に伸縮させると、この伸縮作動が2本のチェーン
25、26を介して作業台7に伝達され、支持部材6に対し
て作業台7を昇降移動させることができる。
ハ.考案の効果 以上のように、本考案の作業台昇降支持構造を用いれ
ば、各ガイドレールを垂直ブラケットの両外側方に配設
することにより、垂直ブラケットの幅寸法を従来よりも
小さくでき、垂直ブラケットの小型軽量化を図ることが
できる。さらに、こうして軽量化した分作業台の搭載重
量を大きくすることができ、当該作業車の作業性向上に
有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る作業台昇降支持構造を用いた高
所作業車の側面図、 第2図および第3図は、上記作業台昇降支持構造の平面
図および側面図、 第4図は、上記作業台昇降支持構造により支持された作
業台を昇降させる昇降駆動手段の斜視図、 第5図は、従来の作業台昇降支持構造の平面図である。 7……作業台、11……垂直ブラケット 12……ガイドレール、13a……ガイドローラ 13b……横ぶれ防止シュー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】高所作業車のブームの先端に取り付けられ
    た作業台を前記ブームに対して昇降可能に支持するため
    に用いられる作業台昇降支持構造であって、 前記ブームの先端に垂直に取り付けられた垂直ブラケッ
    トと、 前記作業台の側面に垂直方向に延びて且つ並列に取り付
    けらた一対のガイドレールと、 前記垂直ブラケットの両外側面に配設され、前記各ガイ
    ドレールを垂直方向にガイドする1対のガイド手段とか
    らなり、 前記各ガイドレールが、前記垂直ブラケットの外側方に
    位置するよう配設されたことを特徴とする高所作業車の
    作業台昇降支持構造。
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JPH075116Y2 (ja) * 1987-05-27 1995-02-08 株式会社アイチコーポレーション 高所作業装置

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