JP2507728Y2 - フイルム支柱打込装置 - Google Patents

フイルム支柱打込装置

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JP2507728Y2 JP9341589U JP9341589U JP2507728Y2 JP 2507728 Y2 JP2507728 Y2 JP 2507728Y2 JP 9341589 U JP9341589 U JP 9341589U JP 9341589 U JP9341589 U JP 9341589U JP 2507728 Y2 JP2507728 Y2 JP 2507728Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の技術分野〕 本考案は、マルチフイルムをトンネル状に張設する場
合、その支柱となる逆U字状のフイルム支柱を圃場に打
込むフイルム支柱打込装置に関し、さらに詳しくは機枠
と、該機枠に上下摺動自在に駆動される打込板との間
に、打込板の前後方向を規制する案内規制部、および打
込板の左右方向を規制する案内規制部を設けたフイルム
支柱打込装置に関する。
〔従来技術〕
従来、トンネルマルチに用いられる逆U字状のフイル
ム支柱は、人手で1本づつ植込まれていたので、フイル
ム支柱を植込むのに多くの労力と長い時間を必要として
いた。
この問題を解決すべく機械を利用した打込装置として
例えば、実公昭62−33554号公報、特開昭61−282024号
公報、および特開昭60−149324号公報が夫々提案されて
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上述した実公昭62−33554号公報のもの
は、トラクタの後方に連結した整畦器に多数のフイルム
支柱を載置し、このフイルム支柱を1本づつスリツトに
向けて送り出す油圧シリンダと、スリツトに移動したフ
イルム支柱を下方に向けて打込む油圧シリンダとを設け
る構造であるので、2系統の油圧シリンダが必要な上、
両者の連動機構が複雑になるという問題があつた。
また、特開昭61−282024号公報のものは、所定本数の
フイルム支柱を係止して移動する搬送ベルトを設け、こ
の搬送ベルトからシユートに沿つて滑落したフイルム支
柱を下方に向けて打込む油圧シリンダを設け、クラツチ
ペタルを切位置に踏込むことで、機体が停止して油圧シ
リンダが下降しフイルム支柱を打込む構造であるので、
強制搬送する搬送ベルトと、打込専用の油圧シリンダと
の両方を装備する必要がある上、両者の連動機構が複雑
になるという欠点があつた。
また、特開昭60−149324号公報のものは、走行しなが
らフイルム支柱を差し込む差込機構を設けたものである
が、この差込機構と、フイルム支柱をばねによつて押圧
される押圧板により押し出す押出機構との連動機構が複
雑となるという欠点があつた。
さらに、走行機体に連結された枠体には上下摺動自在
に駆動される打込板が設けられるが、この所定ストロー
クで上下に摺動する打込板に前後・左右のガタが発生す
ると、供給位置に送り出されたフイルム支柱を打込む
際、フイルム支柱が前後方向に倒伏したり、あるいは左
右方向に傾斜したりして整然と打込みできないという問
題がある上に、ガタの発生を少なくすると、打込板の駆
動抵抗が多くなり円滑に上下摺動できないという問題が
あつた。
そこで、本考案は上述した従来の実情に鑑み、その問
題を解消すべく創案されたものであつて、打込板を前後
方向と左右方向とにガタなく円滑に駆動できるフイルム
支柱打込装置を提供することを目的として実施するもの
である。
〔問題を解消するための手段〕
上記目的を達成する本考案は、走行機体に連結される
枠体と、該枠体に上下摺動自在に配設させた打込板とを
備えたフィルム支持打込装置において、上記枠体と打込
板とのうち、そのいずれか一方の部材に、枠体に対する
打込板の前後動を規制する第1ローラと、枠体に対する
打込板の左右動を規制する第2ローラとを取り付けると
共に、他の一方の部材に前記第1ローラに案内される第
1案内枠と前記第2ローラに案内される第2案内枠とを
固定して第1ローラと第1案内枠及び第2ローラと第2
案内枠とで夫々案内規制部を構成し、かつ、第1、第2
ローラを段違いに配設したものである。
〔作用〕
したがつて、走行機体に連結される枠体7と、該枠体
7に上下摺動自在に駆動される打込板20とを備えたもの
にあつても、上下に摺動する打込板20の前後方向は、転
がり案内する左右両側の第1ローラ21および第1案内枠
19からなる案内規制部により、抵抗を少なく円滑に駆動
されると共に、さらに打込板20の左右方向は、転がり案
内する左右両側の第2ローラ60および第2案内枠61から
なる案内規制部により、抵抗を少なく円滑に駆動され
る。
また、主として打込板20の前後方向を案内規制する第
1ローラ21と、主として打込板20の左右方向を案内規制
する第2ローラ60とは、打込板20の上下位置に長い距離
Lを以て配設され、打込板20自体の上下を同時に案内規
制するので、打込板20は打込負荷が作用しても左右方向
に傾むことなく平行状態を保持して駆動される。
これにより、打込板20は前後方向および左右方向のガ
タなく、しかも駆動抵抗も少なく円滑に上下に駆動さ
れ、打込負荷が作用しても打込板20が左右に傾くことが
なく、逆U字状のフイルム支柱16は左右方向に傾くこと
なく整然と打込みされる。
〔実施例〕
以下、本考案を一実施例として示す図面について説明
する。
第1図において、Tは前輪および後輪1で走行できる
農用トラクタ等の乗用機体であつて、この乗用機体Tの
後方に連結された連結リンク機構2を介してトンネルマ
ルチヤMが連結され、その連結リンク機構2は、トツプ
リンク3、左右一対のロアリンク4、および各ロアリン
ク4の中途と、機体に装備された左右のリフトアーム5
との間を互いに枢支連結する左右一対の連結ロッド6か
ら構成され、このリフトアーム5の昇降によりトンネル
マルチヤM全体が所定高さに保持されている。
上記トンネルマルチヤMは、前方側の支柱打込部と後
方側のロールフイルム繰出部とから構成されており、支
柱打込部は次のように構成されている。つまり、前方に
は上下方向に配設された枠体7が設けられるが、この枠
体7は、横方向に配設した下部受枠7aと、この下部受枠
7bの左右両側に基端が固定され夫々上方に向けて立設さ
れた左右一対の支柱7bと、この左右一対の支柱7bの上側
を横方向に連結する上部受枠7cとから構成され、この各
支柱7bの両外側には、上記ロアリンク4の後端に設けた
連結孔が嵌入される連結ピン4aが固定されており、また
上部受枠7cの幅員中央位置には上記トツプリンク3の後
端がピンを介して枢支連結される連結ブラケツト3aが固
定されている。
上記各支柱7bの外側には、後方に延びる左右両側の水
平連結枠9が水平方向に夫々固定されるが、この各水平
連結枠9の前方は、両支柱7b,7bの前方側を左右方向に
連結固定する前側連結枠9aの両端に固定されている。こ
の各水平受枠9の後端は、は、両水平受枠9を横方向に
連結固定する後側連結枠9bにより連結され、この後側連
結枠9bの上方には左右一対よりなり上方に延びる支持受
枠11の下端が夫々固定されている。この支持受枠11には
夫々後端の取付位置が上下方向にわたつて複数段に変更
固定できる中央側と左右両側とに位置する水平支持枠12
が設けられ、この水平支持枠12の前端は前方に向けて所
定距離だけ突出されている。
上記中央側に設けた水平支持枠12の上方には、機体中
心部に位置する中央案内レール13が設けられ、左右両側
に位置する水平支持枠12の上方には左右両側に位置する
案内レール14が夫々設けられ、この中央案内レール13と
左右の案内レール14とにより供給レール15が構成されて
いる。この供給レール15は、第4図に示す如く、逆U字
状に形成されたフイルム支柱16の逆U字状部を内側(下
側)から三点で安定よく案内するが、この中央側の案内
レール13は、下方側を連結する前後の連結板17により中
央側の水平支持枠12上に連結固定され、この供給レール
15上には第1〜第3図に示す如く、多数のフイルム支柱
16が前後方向に平行載置されるよう供給される。
上記枠体7の後方には、フイルム支柱16が供給される
上死点Uと、フイルム支柱16を圃場Hに打込む下死点D
とにわたつて上下に移動自在な打込板20が配設される
が、この打込板20の左右両端には、第5図にその詳細を
示す如く、断面がコ字状に形成された第1案内枠19が上
下方向に向けて固定され、この左右の第1案内枠19は、
水平連結枠9側に支承された遊転自在な第1ローラ21に
より主として打込板20の前後方向を転がり案内規制する
よう構成されている。
上記打込板20の前面には上下方向に長いスライドピー
ス22が左右両側に夫々固定されるが、この各スライドピ
ース22は上記左右の支柱7bの後面側に固定された案内枠
23内に、主として打込板20の左右方向を案内規制するよ
う摺動自在に設けられている。この打込板20は、該打込
板20と枠体7との間で機体幅員方向略中心に配設される
油圧シリンダ25と該シリンダ内を摺動するピストンロツ
ド24とからなる複動片ロツド形式の油圧伸縮機構に連結
され、上死点Uと下死点Dとの間を上下に駆動される
が、この油圧シリンダ25は、その下端が下部受枠7aに固
定の下側取付具25aによつて枢支連結されている。この
油圧シリンダ25は、その油路28aと28bを経由して第6図
に示す油圧制御回路に連繋されているが、一方のピスト
ンロツド24は上方に延びて打込板20の前面に固定の取付
具24aにより枢支連結されている。
また、上下方向に長い接触面を有するスライドピース
22による案内では打込板20の駆動抵抗が多くなるが、第
7図に示す如く左右両側のスライドピース22に換えて左
右両側の第2ローラ60を枠体7側に夫々設け、これに案
内される左右両側の第2案内枠61を打込板20側に固定す
ることにより、打込板20の駆動抵抗を少なくできる。こ
の場合、各第2ローラ60は各支柱7bの外側に固定される
固定軸60aに回転自在に位置決めされるが、この打込板2
0の左右方向を主として案内規制する第2ローラ60は、
打込板20の前後方向を主として案内規制する第1ローラ
21よりも上方に距離Lをおいて軸支され、打込板20の上
下方向を下方側の第1ローラ21と上方側の第2ローラ60
とにより同時に案内規制するので、打込板20自体は、上
記両ローラ21、60により上下が同時に案内規制され、打
込負荷が作用しても左右方向の傾きなく平行状態に駆動
される。
また第1ローラ21は打込板20側に支承し、この第1ロ
ーラ21を案内する第1案内枠19を水平連結枠9に固定し
てもよく、スライドピース22は支柱7b側に取付け、この
スライドピース22を案内する案内枠23を打込板20側に固
定してもよいものである。
上記打込板20の後面には、フイルム支柱16のU字状部
を上方側から支持するよう湾曲状に屈曲された打込用突
起26が突設され、この打込用突起26はフイルム支柱16の
直径と略同等もしくは若干高く設けられている。この打
込用突起26の内面にはマグネツトシート27が取付けら
れ、このマグネツトシート27によつて供給位置Kに供給
されたフイルム支柱16のU字状部16aを、打込用突起26
の内側面に吸着できるが、打込用突起26の下方には、該
突起26内に供給されたフイルム支柱16が下方に落下する
のを阻止するため、ばね板よりなる係止突起29が打込板
20の幅員中心線を挟む左右2箇所に突設されている。
この下端に係止突起29が一体形成された夫々の係止本
体29aは、打込板20に設けた左右両側の長孔20aを夫々通
過して打込板20の前面側に固定されている。この係止突
起29は、打込板20が上死点Uから下死点Dに移動する間
はフイルム支柱16を係止するが、第3図に示す如く下死
点Dから打込板20が上昇する際、係止突起29がフイルム
支柱16から前方側に離間するよう係止本体29a自体が弾
性変形しながら上昇し、フイルム支柱16から外れると元
の係止状態に弾性復帰する。
上記打込板20の後面には、打込用突起26から上方に延
びる複数本の規制案内棒30が固定されている。この規制
案内棒30は、打込板20の幅員中心部と左右両側とに位置
するように最小限の3本に分散形成され、その規制案内
棒30の突出高さは上記打込用突起26の突出高さと同一に
構成されている。
また、左右に設けた各水平連結枠9の外側側面には、
上下方向の案内筒31が前後に距離をおいて夫々固定さ
れ、この案内筒31には、供給レール15上にU字状部16a
が3点で支持されたフイルム支柱16の両下方部16bを、
外側から案内規制するための左右一対の外側案内板32が
上下位置調節固定自在に設けられている。上記案内レー
ル13および14とからなる供給レール15の先端は、第2図
に示す如く、打込用突起26および案内棒30の後面に接触
しない間隔Eを介して近接配設されているが、左右の案
内レール14,14の先端部には、両案内レール14間を横方
向に連結固定する案内ガイド棒33が設けられ、この案内
ガイド棒33の両案内レール14よりも外側に突出する部位
は、打込板20の上下ストロークよりも短い高さの間だけ
フイルム支柱16の下降(打込板20の上死点から下降)を
案内する案内部34となるべく斜め下向きに折り曲げられ
ており、フイルム支柱16の下降を後方側から案内しフイ
ルム支柱16が安定よく打込まれるようになつている。
次に第6図に示す油圧回路図について説明すると、水
平連結枠9の後方に、機体の進行に伴い打込んだフイル
ム支柱16に接触して作動する検出スイツチ(リミツトス
イツチ)39を設けることによつて、この検出スイツチ39
が既に圃場Hに打込まれたフイルム支柱16に接触してフ
イルム支柱位置を検知すると、電磁切換弁40が下げ側に
切換えられ、上死点の打込板20が下降し、供給位置Kに
送り出され検出位置よりも前位となるフイルム支柱16を
打込むようになつている。
上記ピストンロツド24は、第6図に示す油圧制御回路
により制御される。運転席スイツチ41をONにすると、リ
レー43のR1側に通電されてリレー43の回路を実線位置に
切換え、電磁切換弁40のSOLA側へ通電されるので、乗用
機体T側に設けた油圧ポンプ44から送られた圧油により
ピストンロツド24と一体の打込板20が下死点まで押し下
げられ、フイルム支柱16が圃場Hに打込まれる。
この打込板20が下死点まで移動すると、打込板20に固
定した作動杆46によつて枠体7側に固定の上げスイツチ
45が作動するようになつており、この上げスイツチ45が
作動すると、リレー43のR2側に通電され、リレー43の回
路を点線位置に切換え、電磁切換弁40のSOLA側をOFFに
すると共にSOLB側に通電しピストンロツド24と一体的に
打込板20が引き上げられるが、この打込板20が上昇する
時に弾性材からなる係止突起29が打込まれたフイルム支
柱16の上部から前方側に弾性変形するようになつてい
る。
打込板20が上昇しながら機体が前進すると、打込んだ
フイルム支柱16により検出スイツチ39が作動し、リレー
43はR2側に通電され回路が実線位置に切換えられるの
で、電磁切換弁40のSOLB側をOFFにすると共にSOLA側に
通電され、上死点の打込板20が供給位置Kに送り出され
たフイルム支柱16を下死点まで押し下げ、フイルム支柱
16を圃場に打込むことになり、この動作が繰り返し行わ
れる。
なお、第6図中、47はメインスイツチ、49はバツテ
リ、51はリリーフバルブであり、機体の前進速度と打込
体20の上下動速度の関係で、検出スイツチ39が作動する
前に打込板20が上死点に達した場合には、圧油がリリー
フバルブ41によりリリーフ状態となり上死点で待機して
いる打込体20は、検出スイツチ39が打込んだフイルム支
柱16を検知した時点でのみ下降するようになつている。
また、上述した第6図に示した制御回路によることな
く、打込板20の移動ストローク上下端部に、打込板20の
上死点U、下死点Dへの移動によりON←→OFFするスイ
ツチを設け、このスイツチのON・OFFで電磁弁を切換え
ることによりピストンロツド24を伸縮するようにしても
よい。
第1〜3図に示す如く、供給レール15上に多数が平行
載置されたフイルム支柱16は、その後方が図示しないス
プリング等により付勢される押圧板等により供給位置K
に向けて矢印W方向に押圧移送される。このように供給
レール15上に供給位置Kに向けて移動する多数のフイル
ム支柱16を設けるようにした構造でありながら、この供
給レール15上のフイルム支柱16は円滑に上死点Uの打込
板20(打込用突起26)に継送できる。
つまり、第3図のように打込板20が下死点Dに下降し
た時には、下側に移動した規制案内棒30により供給レー
ル15側が閉塞され、次回に打込むフイルム支柱16が供給
位置Kに移動するのを阻止するが、第2図のように打込
板20が上死点Uに上昇復帰した時には、上側に移動した
規制案内棒30により供給レール15側が解放され、供給レ
ール15上のフイルム支柱16が円滑に供給位置Kに移動さ
れる。この際、打込用突起26の下面に設けたマグネツト
シート27の磁力によりフイルム支柱16が円滑に供給位置
Kに移動するのが助長される。
また、規制案内棒30は複数本に分散形成されているの
で、供給レール15側が閉塞された場合、供給位置Kへの
移動が阻止された供給レール15上のフイルム支柱16と、
規制案内棒30との接触抵抗が少なくできる。
なお、実施例に示すトンネルマルチヤMでは支柱打込
部の後方にロールフイルム繰出部を図示してないが、支
柱打込部の後方にはロールフイルム繰出部を設けること
により、支柱打込部によつて打込んだフイルム支柱16上
にフイルム支柱16の打込と同時にロールフイルムを張設
することができる。
〔考案の効果〕
以上に説明してきたように本考案は、走行機体に連結
される枠体と、該枠体に上下摺動自在に駆動される打込
板とを備えたフイルム支柱打込装置にあつても、上下に
摺動する打込板の前後方向を、転がり案内する左右両側
のローラおよび案内枠からなる案内規制部によつて、抵
抗を少なく円滑に駆動できると共に、さらに打込板の左
右方向を、転がり案内する左右両側のローラおよび案内
枠からなる案内規制部によつて、抵抗を少なく円滑に駆
動できる。
しかも、両ローラは、打込板の上下位置に配設され、
打込板自体の上下を同時に案内規制するので、打込負荷
が作用しても打込板は左右方向に傾むことなく平行状態
に駆動できる。
したがつて、打込板を前後方向および左右方向のガタ
なく、しかも駆動抵抗も少なく円滑に上下に駆動できる
ので、フイルム支柱を左右に傾くことなく整然と打込む
ことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第7図は本考案の一実施例を示し、第1図はト
ンネルマルチヤを農用トラクタの後方に連結した状態を
示す側面図、第2図は上死点に移動した打込板にフイル
ム支柱を供給した状態を示す要部側面図、第3図は下死
点に移動にした打込板によりフイルム支柱を打込んだ状
態を示す要部側面図、第4図は上死点に移動した打込板
にフイルム支柱が供給された状態を示す要部平面図、第
5図は打込板の要部後面図、第6図は打込機構を駆動す
る油圧制御回路図、第7図はスライドピースの他例を示
す要部平面図である。 T……乗用機体、M……マルチヤー、K……供給位置、
U……上死点、D……上死点、7……枠体、9……水平
連結枠、15……供給レール、16……フイルム支柱、16a
……フイルム支柱の上方U字状部、16b……フイルム支
柱の下方部、19……第1案内枠、20……打込板、21……
第1ローラ、22……スライドピース、23……案内枠、24
……ピストンロツド、25……油圧シリンダ、26……打込
用突起、27……マグネツトシート、29……係止突起、60
……第2ローラ、61……第2案内枠。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行機体に連結される枠体と、該枠体に上
    下摺動自在に配設させた打込板とを備えたフィルム支持
    打込装置において、上記枠体と打込板とのうち、そのい
    ずれか一方の部材に、枠体に対する打込板の前後動を規
    制する第1ローラと、枠体に対する打込板の左右動を規
    制する第2ローラとを取り付けると共に、他の一方の部
    材に前記第1ローラに案内される第1案内枠と前記第2
    ローラに案内される第2案内枠とを固定して第1ローラ
    と第1案内枠及び第2ローラと第2案内枠とで夫々案内
    規制部を構成し、かつ、第1、第2ローラを段違いに配
    設してなるフィルム支柱打込装置。
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