JP2719977B2 - プレス機におけるブランク材の搬送装置 - Google Patents

プレス機におけるブランク材の搬送装置

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Description

【発明の詳細な説明】 A.発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、プレス機の上型および下型間に金属薄板の
コイル材を供給し、前記両型の協働により1回のプレス
動作により2個のブランク材を同時に切断した後、その
前側のブランク材を前記コイル材の供給方向に排出する
とともに、後側のブランク材を前記コイルの供給方向に
交差する方向に排出するための、プレス機におけるブラ
ンク材の搬送装置に関する。
(2)従来の技術 従来、プレス機により金属薄板のコイル材から所定寸
法のブランク材を切断する場合、1回のプレス機の作動
により2個のブランク材を同時に切断する方法が採用さ
れている。すなわち、第9A図,第9B図に示すように矩形
状あるいは台形状のブランク材を切断する場合には、同
時に切断された2個のブランク材のうち、先頭の前側ブ
ランク材B1を前記コイル材Cの供給方向であるX方向に
コンベアで搬出するとともに、後続の後側ブランク材B2
を前記コイル材Cの供給方向に直交するY方向にシリン
ダで押し出し、それぞれ同形のブランク材どうしを積み
重ねている。
(3)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述のように後側ブランク材B2を排出
するためにシリンダで側方に押し出すと、この後側ブラ
ンク材B2が傷付く虞れがあるだけでなく、後側ブランク
材B2が完全に排出されるまで後続のコイル材Cの供給を
開始することが出来ないため、サイクルタイムが長くな
る不都合がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、ブラン
ク材を傷付けることなくプレス金型から排出することが
可能であり、しかも、ブランク材のプレス金型からの排
出と並行してコイル材の供給を行うことが可能なブラン
ク材の搬送装置を提供することを目的とする。
B.発明の構成 (1)課題を解決するための手段 前記目的を達成するために、本発明は、前後2個の金
型を備えたプレス機に金属薄板よりなるコイル材を供給
し、前記両金型の1回のプレス動作により前記コイル材
から前後2個のブランク材を同時に切断した後、その前
側ブランク材と後側ブランク材をそれぞれ異なる方向に
排出するプレス機におけるブランク材の搬送装置におい
て、前記両金型間の上部に設けられ、コイル材の上面を
吸着して前記両金型に供給するとともに、その吸着を解
除して後側ブランク材を落下させる搬入コンベアと、こ
の搬入コンベヤの下流に接続されて前記前側ブランク材
を排出する第1搬出コンベア、前記搬入コンベヤの下手
に設けられ、該搬入コンベヤから落下した後側ブランク
材を排出する第2排出コンベアとを備えてなることを特
徴とする。
このとき、前記搬入コンベヤを電磁石の磁力によりコ
イル材を吸着して搬送するように構成することができ
る。
また、前記2個の金型の少なくとも一方をコイル材の
搬送方向に移動自在とし、あるいは上下軸回りに揺動自
在とすることができ、その様にした場合、前記搬入コン
ベヤを前記両金型間で伸縮自在とし、あるいは前記第2
搬出コンベアを前記両金型間で移動自在とすることが望
ましい。
(2)作用 前述の構成を備えた本発明によれば、搬入コンベヤに
金属薄板よりなるコイル材を吸着して前後2個の金型を
備えたプレス機に供給し、両金型の1回のプレス動作に
より前記コイル材から2個のブランク材を同時に切断す
る。切断された前側ブランク材は搬入コンベヤの下手に
接続された第1搬入コンベヤにより排出され、後側ブラ
ンク材は搬入コンベヤから第2搬出コンベア上に落下し
て前記前側ブランク材と異なる方向に排出される。その
際、前記後側ブランク材が搬入コンベヤから第2搬出コ
ンベア上に落下することにより、後続のコイル材は前記
後側ブランク材と干渉することなく前記搬出コンベアに
よって直ちに前記両金型に供給される。
また、前記搬入コンベヤを電磁石の磁力によりコイル
材を吸着して搬送するように構成すれば、後側ブランク
材を第2搬出コンベア上に容易に落下させることができ
る。
更に、金型をコイル材の搬送方向に移動自在とし、あ
るいは上下軸回りに揺動自在とすれば、コイル材から切
断されるブランク材の寸法や形状を適宜変更することが
でき、その際、搬入コンベヤを両金型間で伸縮自在と
し、あるいは前記第2搬出コンベアを前記両金型間で移
動自在とすることにより、前記金型の移動や揺動に干渉
することが回避される。
(3)実施例 以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
第1図はプレス機Pの全体側面図であって、金属薄板
よりなるコイル材Cは前記プレス機Pに矢印X方向に供
給され、このコイル材Cから固定金型D1と移動金型D2
よって2枚のブランク材B1,B2が同時に切断される。以
下、コイル材Cの供給方向Xを前後方向とし、その前側
のブランク材を前側ブランク材B1と呼び、その後側のブ
ランク材を後側ブランク材B2と呼ぶ。
プレス機Pのコモンベース1上には前記固定金型D1
下型21と移動金型D2の下型22が支持されており、両下型
21,22の上部にはそれぞれ対応する上型31,32が設けら
れている。両上型31,32の上部には、該上型31,32の上
面を押圧して下型21,22に向けて下降させる上型ホルダ
4が、図示せぬ油圧ラムに接続されて昇降自在に配設さ
れている。固定金型D1は前後方向に移動不能、且つ上下
軸回りに揺動自在に支持されるとともに、、移動金型D2
は前後方向移動自在、且つ上下軸回りに揺動自在に支持
されており、これにより、コイル材Cから切断される2
枚のブランク材B1,B2の寸法および形状を第9A図,第9B
図に示すように変更することができる。
前記上型ホルダ4の下面には、前記固定金型D1と移動
金型D2の間に位置し、コイル材Cの上面を磁力により吸
着してプレス機Pに供給するための搬入コンベヤCiが設
けられている。搬入コンベヤCiの前方には、コイル材C
から切断した前側ブランク材B1をプレス機Pから排出す
るための第1搬出コンベアCo1が設けられており、また
前記搬入コンベヤCiの下部には、コイル材Cから切断し
た後部ブランク材B2をプレス機Pから排出するための第
2搬出コンベアCo2が設けられている。そして、前記第
1搬出コンベアCo1の搬送方向は搬入コンベヤCiの搬送
方向と同方向であり、第2搬出コンベアCo2の搬送方向
は搬入コンベヤCiの搬送方向に直交するように設定され
ている。
次に、第4図および第5図に基づいて前記可動金型D2
の構造を説明する。可動金型D2はコモンベース1に敷設
した一枚のガイドレール5に揺動自在に支持された基板
6を備えており、この基板6の下面に固着したメネジ部
材7には移動用モータ8により回転駆動されるネジ軸9
が螺合している。したがって、移動用モータ8を駆動す
ることにより、前記基板6は前記コイル材Cの供給方向
に沿って前後方向に位置を調整すべく移動することがで
きる。
移動金型D2の下型22の下面に垂設した上下軸10は前記
基板6の中央部に設けた軸受11に回転自在に支持されて
おり、これより下型D2は基板6上に左右揺動自在に支持
される。その際、下型22の下面に設けた複数のボール12
が基板6の上面を転動して該下型22の傾きを防止すると
ともに、プレス動作による荷重を基板6に伝達する。下
型22に植設したガイドピン13にはパッド14を介して上型
32が揺動自在に支持されており、下型22に設けた切断刃
15と上型32に設けた切断刃16が協働して前記コイル材C
を切断する。上型32は下端に前記切断刃16を有するとと
もに、その上面が前記上型ホルダ4の下面に摺接する本
体部321と、この本体部にスプリング17を介して上下摺
動自在に支持された押圧部材322とよりなり、前記上型
ホルダ4の下降により上型32が下型22に向けて移動する
と、先ず押圧部材322が下型22との間にコイル材Cを挟
持した後、本体部321が更に下降してコイル材Cを切断
する。
第2図を併せて参照すると明らかなように、基板6に
設けた揺動用モータ18のウオームギヤ19はウオームホイ
ール20を介して前記上下軸10に固着したセクタギヤ21に
噛合している。したがって、前記揺動用モータ20を駆動
すると、下型22と上型32は前記上下軸10を中心に一体で
揺動する(第3B図参照)。
なお、固定金型D1は移動不能にコモンベース1に支持
されている(上下軸10回りの揺動は可能)点でのみ上述
の移動金型D2と相違しており、その他の構成は両金型
D1,D2と共通であるため、その重複する説明は省略す
る。
次に、第4図〜第7図を参照して前記搬入コンベヤCi
の構造を説明する。床面に立設した図示せぬ支柱に支持
されたガイドレール22には、断面C字状のガイド溝23a
を有するサポートレール23がその両端に設けたスライダ
24を係合させて前後揺動自在に支持されており、このサ
ポートレール23のガイド溝23aには、4個のスイライド
部材25がその中央部に設けた断面H状のスライダ26を係
合させて左右摺動自在に支持されている。各スライド部
材25の下面両端部には、左右方向に位置をずらした状態
で断面C字状のガイド溝25a,25bが形成されている。そ
して、一端を固定金型D1の上型31の本体部311に設けた
ブラケット27にピン28を介して枢支した角パイプより成
るコンベアロッド29の上面に設けた断面T字状のスライ
ダ30が、前記スライド部材25のガイド溝25aに摺動自在
に支持されており、同様に、一端を固定金型D2の上型32
の本体部321に設けたブラケット27にピン28を介して枢
支したコンベアロッド31の上面に設けた断面T字状のス
ライダ32が、前記スライド部材25の他方のガイド溝25b
に摺動自在に支持されている。移動金型D2側のコンベア
ロッド31の先端部両側に突設したガイド部材31aには、
コンベアロド31と直列に配設した伸縮部33に固着した2
本のガイドロッド34が摺動自在に係合し、この伸縮部33
は前記ガイドロッド34の外周に支持したスプリング35に
より突出する方向に付勢されている。一方、固定金型D1
側のコンベアロッド29の側面には、前記伸縮部33の先端
が当接可能なストッパ36が突設されている。
各コンベアロッド29,31、および伸縮部33の左右両側
面には多数のローラ37が回転自在に支持されるととも
に、そのコンベアロッド29,31の内部には多数の電磁石3
8が所定間隔で配設されている。したがって、前記電磁
石38に通電すると、その磁力によりコイル材Cは上方に
吸引され、ローラ37の下面に吸着された状態で搬送され
る。
第1図に示すように、固定金型D1で切断された前記ブ
ラシングB1を排出する第1搬出コンベアCo1は駆動ロー
ラコンベアより成り、そのローラ39により構成される搬
送面は前記搬入コンベヤCiのローラ37による搬送面と略
同一の高さに形成されている。
第2図および第4図に示すように、固定金型D1と移動
金型D2により切断された後側ブランクB2を排出する第2
搬出コンベアCo2は、下流側が低くなるように傾斜して
設けられたフリーローラコンベアより構成されている。
第2搬出コンベアCo2は多数のローラ40を有する4本の
コンベアロッド41を備えており、両端のコンベアロッド
41は固定金型D1および移動金型D2の固定部から延びる各
2本のステー42により支持されている。そして、中央の
2本のコンベアロッド41は前記両端のコンベアロッド41
にX字状のパンタグラフリンク43を介して接続されてい
る。したがって、移動金型D2が固定金型D1に対して接近
・離間すると、4本のコンベアロッド41は平行な状態を
保ったまま相互の間隔が変化する。
次に、前述の構成を備えた本発明の実施例の作用につ
いて説明する。
コイル材Cから矩形状のブランク材B1,B2を切断する
場合には(第9A図参照)、固定金型D1と移動金型D2を揺
動させることなく左右方向に向けて平行に位置させ、要
求されるブランク材B1,B2の幅w1に応じて移動金型D2
固定金型D1に対して接近あるいは離間させる。すなわ
ち、移動用モータ8を駆動すると基板6が前後方向に移
動し、この基板6に支持した移動金型D2とコモンベース
1に固定した固定金型D1との距離が調節される。その
際、搬入コンベヤCiのコンベアロッド29,31はスライド
部材25に沿って摺動しながら案内され、両金型D1,D2
接近すると相互に入り組むように重なり合う。そして両
金型D1,D2が更に接近した場合には、一方のコンベアロ
ッド31の先端に設けた伸縮部33の先端が他方のコンベア
ロッド29に突設したストッパ36に当接することにより、
その伸縮部33はスプリング36に抗して後退し、これによ
り両金型D1,D2の接近が許容される。また、両金型D1
D2の移動に伴い、搬入コンベヤCiの下部に配設された第
2搬出コンベアCo2の4本のコンベアロッド41はパンタ
グラフリンク43の作用で相互に接近・離間し、前記両金
型D1,D2の接近を許容する。
さて、上述のようにして両金型D1,D2の位置決めが終
了すると、搬入コンベヤCiの電磁石38に通電することに
よりローラ37の下面にコイル材Cを吸着保持して固定金
型D1と移動金型D2の上型31,32と下型21,22間に供給
し、そのコイル材Cの先端が固定金型D1からw1だけ前方
に突出する位置に停止させる(第1図参照)。このと
き、コイル材Cの前端部は搬入コンベヤCiから離間して
第1搬出コンベアCo1によって支持される。
続いて、第8A図に示すように、搬入コンベヤCiの電磁
石38に対する通電を遮断した状態で上型ホルダ4を下降
させると、両金型D1,D2の切断刃15,16でコイル材Cの
2か所が同時に切断されて前側ブランク材B1と後側ブラ
ンク材B2が切り離され、後側ブランク材B2は重力で第2
搬出コンベアCo2上に落下する。而して、第8B図に示す
ように、コイル材Cの切断が終了して上型31、32が上昇
したときには、既に後側ブランク材B2が第2搬出コンベ
アCo2上に落下しているので、後続のコイル材Cを前記
後側ブランク材B2と干渉することなく速やかにプレス機
Pに供給することが可能となり、サイクルタイムが大幅
に短縮される。
また、第9B図に示すような台形状のブランク材B1,B2
を切断する場合には、その大きさw2,w3に応じて移動金
型D2を固定金型D1に対して接近・離間させるとともに、
第3B図に示すように、揺動用モータ18を駆動して両金型
D1,D2を上下軸10回りに逆方向に同角度だけ回転させ
る。これにより、搬入コンベヤCiのコンベアロッド29,3
1は前述と同様にスライド部材25に沿って摺動しながら
案内されて相互に入り組むように重なり合い、一方のコ
ンベアロッド31の先端に設けた伸縮部33の先端が他方の
コンベアロッド29に突設したストッパ36に当接した場合
には、その伸縮部33が後退して両金型D1,D2の接近が許
容される。また、両金型D1,D2の揺動により、各コンベ
アロッド29,31は僅かに内側(すなわち、コイル材Cの
中心線に近寄る方向)に移動するが、このコンベアロッ
ド29,31を支持する4個のスライド部材25がサポートレ
ール23に沿って左右に摺動して前記コンベアロッド29,3
1の変位を吸収する。このとき、両金型D1,D2間の距離
の変化により、第2搬出コンベアCo2の4本のコンベア
ロッド41の間隔も変化する。
而して、両金型D1,D2の位置決めが完了すると、前述
と同様の作用により2枚のブランク材B1,B2が切断さ
れ、それぞれ第1搬出コンベアCo1と第2搬出コンベアC
o2によりプレス機Pから排出される。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記
実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記
載された本発明を逸脱することなく種々の小設計変更を
行うことが可能である。
例えば、2個の金型D1,D2の両方を何れも移動不能と
したり、その両方を移動自在とすることが可能であり、
また、その両方を何れも揺動不能としたり、その一方の
みを揺動自在とすることができる。また、搬入コンベヤ
Ciに電磁石38を用いる代わりに、吸盤を用いてコイル材
Cを吸着および解放するよう構成することができる。
C.発明の効果 以上のように、本発明によれば、プレス機に供給した
コイル材から切断される2個のブランク材のうち、後側
ブランク材を搬入コンベヤから第2搬出コンベア上に落
下させて排出することができる。これにより、前記後側
ブランク材をシリンダで押し出して排出する必要がなく
なるため、そのブランク材が傷付くことが回避される。
また、切断の完了後に搬入コンベヤにより後続のコイル
材を直ちにプレス機に搬入しても、前記後側ブランク材
が速やかに排出されているので、このコイル材が前記後
側ブランク材と干渉することが回避される。これによ
り、切断の完了後に後側ブランク材の搬出を待つことな
く直ちにコイル材の供給を開始することができ、サイク
ルタイムを大幅に短縮することが可能となる。
また、前記搬入コンベヤを電磁石の磁力によりコイル
材を吸着して搬送するように構成すれば、後側ブランク
材を第2搬出コンベア上に容易に落下させることができ
る。
更に、金型をコイル材の搬送方向に移動自在とし、あ
るいは上下軸回りに揺動自在とすれば、コイル材から切
断されるブランク材の寸法や形状を適宜変更することが
でき、その際、搬入コンベヤを両金型間で伸縮自在と
し、あるいは前記第2搬出コンベアを前記両金型間で移
動自在とすることにより、前記金型の移動や揺動に干渉
することが回避される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図はそのプレス機の全体側面図、第2図は第1図のII−
II線断面図、第3A図,第3B図は第1図のIII−III線断面
図、第4図は第1図の要部拡大図、第5図は第4図のV
−V線断面図、第6図は第4図のVI−VI線断面図、第7
図は第4図のVII−VII線断面図、第8A図,第8B図は作用
の説明図、第9A図,第9B図はコイル材とブランク材の関
係を示す図である。 B1…前側ブランク材、B2…後側ブランク材、C…コイル
材、Ci…搬入コンベヤ、Co1…第1搬出コンベア、Co2
第2搬出コンベア、D1…固定金型、D2…移動金型 10…上下軸、38…電磁石

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後2個の金型(D1,D2)を備えたプレス
    機(P)に金属薄板よりなるコイル材(C)を供給し、
    前記両金型(D1,D2)の1回のプレス動作により前記コ
    イル材(C)から前後2個のブランク材(B1,B2)を同
    時に切断した後、その前側ブランク材(B1)と後側ブラ
    ンク材(B2)をそれぞれ異なる方向に排出するプレス機
    におけるブランク材の搬送装置において、 前記両金型(D1,D2)間の上部に設けられ、コイル材
    (C)の上面を吸着して前記両金型(D1,D2)に供給す
    るとともに、その吸着を解除して後側ブランク材(B2
    を落下させる搬入コンベア(Ci)と、この搬入コンベヤ
    (Ci)の下手に接続されて前記前側ブランク材(B1)を
    排出する第1搬出コンベア(Co1)、前記搬入コンベヤ
    (Ci)の下部に設けられ、前記搬入コンベヤ(Ci)から
    落下した後側ブランク材(B2)を排出する第2搬出コン
    ベア(Co2)とを備えてなる、プレス機におけるブラン
    ク材の搬送装置。
  2. 【請求項2】前記搬入コンベヤ(Ci)が電磁石(38)の
    磁力によりコイル材(C)を吸着して搬送する、請求項
    記載のプレス機におけるブランク材の搬送装置。
  3. 【請求項3】前記2個の金型(D1,D2)の少なくとも一
    方がコイル材(C)の搬送方向に移動自在である、請求
    項記載のプレス機におけるブランク材の搬送装置。
  4. 【請求項4】前記2個の金型(D1,D2)の少なくとも一
    方が上下軸(10)回りに揺動自在である、請求項記載
    のプレス機におけるブランク材の搬送装置。
  5. 【請求項5】前記搬入コンベヤ(Ci)が前記両金型
    (D1,D2)間で伸縮自在である、請求項または記載
    のプレス機におけるブランク材の搬送装置。
  6. 【請求項6】前記第2搬出コンベア(Co2)が前記両金
    型(D1,D2)間で移動自在である、請求項または記
    載のプレス機におけるブランク材の搬送装置。
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