JP2507420Y2 - 電気機器 - Google Patents

電気機器

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JP2507420Y2
JP2507420Y2 JP1989058541U JP5854189U JP2507420Y2 JP 2507420 Y2 JP2507420 Y2 JP 2507420Y2 JP 1989058541 U JP1989058541 U JP 1989058541U JP 5854189 U JP5854189 U JP 5854189U JP 2507420 Y2 JP2507420 Y2 JP 2507420Y2
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capacitor
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Inventor
孝男 牧野
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船井電機 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は静電気による破損又は誤動作を防止するよう
にした電気機器に関する。
「従来の技術」 従来、電気機器の静電気対策としては、実開昭57−92
00号公報に示す如く、凹凸を有する板材である静電荷誘
導部をフロントパネルに取付けアースリードによってア
ースしたり、実開昭61−109100号公報に示す如く、摘子
の最も近くに導電体であるアースピンを設け、該アース
ピンを配線基板のアース回路に接続しアースしていた。
「考案が解決しようとする問題点」 しかし乍ら、前者では静電荷誘導部をフロントパネル
にビス止めせねばならず、組立てに手間がかかり、また
複数の操作ツマミなどの比較的広範囲で静電気対策を行
うには良いが、一部分のみに行う場合は無駄な部分が多
くコスト高となる欠点があった。一方、後者ではアース
ピン全体が電気機器の動作電圧に対しても導電体である
ため、アースピンが他の部品に接触すると動作上の短絡
を生じる。またアースピンは自身の剛性だけで配線基板
上に立設しているだけのため、所要の強度を得るために
は太いものにする必要がある。このため、他の部品との
間に常に一定以上の絶縁距離を保たねばならず、折曲げ
も利かないめ、狭少空間に取付けるのに適さない問題が
あった。
「問題点を解決するための手段」 然るに、本考案は、スイッチなど小型電気部品の操作
部近傍に本体部が絶縁膜で被服され、かつ半田付用に2
本のピンを有するコンデンサを配設し、該2本のピンを
配線基板のアースに接続したものである。
「作用」 従って、2本のピンでコンデンサを配線基板に取付け
るから、各ピンは細いものでよく、折曲が利くので、狭
少空間への取付けを容易に行い得、このためコンデンサ
は傾き易くなるが、該コンデンサを被服する絶縁膜は定
格電圧以下、即ち、一般に電気機器の動作電圧に対して
絶縁物であり、高電圧の静電気等に対しては導電部材と
して動作するため、コンデンサが傾いて他の電子部品と
接触しても動作上の短絡は生じず、しかも静電気のよう
な高電圧に対しては容易に弧路短絡を起こし、導電体と
同等の働きをするから、狭少空間に取付けるのに適し、
従来に比べて安価で簡単な静電気対策を行い得るもので
ある。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図は要部の説明図、第2図はビデオテープレコーダの
全体図であり、ビデオテープカセット(1)を装着する
出入口(2)と、電源のオン・オフ並びに記録再生など
を行う操作部(3)と、時間などを表示する表示部
(4)とを、本体ケース(5)前面に嵌込むフロントパ
ネル(6)に配設している。
また、前記操作部(3)及び表示部(4)のフロント
パネル(6)内側に隙間を設けて配線基板(7)を立設
固定させ、該基板(7)のフロントパネル(6)側に操
作部(3)及び表示部(4)に必要な小型電気部品を取
付けている。
そして、図中(8)は上記小型電気部品の一つである
スイッチであり、フロントパネル(6)の窓(9)から
前記スイッチ(8)の操作部(8a)を外側に突出させる
と共に、その操作部(8a)に近接させて本体部が絶縁膜
で被服され、かつ半田付用に2本のピン(10a)(10b)
を有する導電部品であるセラミックコンデンサ(10)を
前記基板(7)の部品側に取付け、一端を前記本体ケー
ス(5)の金属製底板(11)にビス固定するアース片
(12)他端に接続させた前記基板(7)のアース(7a)
に、前記コンデンサ(10)の両端のピン(10a)(10b)
を半田付けしている。
而して、前記スイッチ(8)をこの操作部(8a)を介
してオン或いはオフ動作させたとき、操作者の静電気
(A)は前記コンデンサ(10)の避雷針効果によってス
イッチ(8)には飛込まずコンデンサ(10)の両極板
(金属板)からアース(7a)及びアース片(12)を介し
て底板(11)に落とされて、前記スイッチ(8)を静電
気より保護する。
「考案の効果」 以上実施例からも明らかなように本考案は、スイッチ
など小型電気部品(8)の操作部(8a)近傍に本体部が
絶縁膜で被服され、かつ半田付用に2本のピン(10a)
(10b)を有するコンデンサ(10)を配設し、該2本の
ピン(10a)(10b)を配線基板(7)のアース(7a)に
接続したもので、2本のピン(10a)(10b)でコンデン
サ(10)を配線基板(7)に取付けるから、各ピン(10
a)(10b)は細いものでよく、折曲が利くので、狭少空
間への取付けを容易に行うことができ、このためコンデ
ンサ(10)は傾き易くなるが、該コンデンサ(10)を被
服する絶縁膜は定格電圧以下、即ち、一般に電気機器の
動作電圧に対して絶縁物であり、高電圧の静電気等に対
しては導電部材として動作するため、コンデンサ(10)
が傾いて他の電子部品と接触しても動作上の短絡は生じ
ず、しかも静電気のような高電圧に対しては容易に弧路
短絡を起こし、導電体と同等の働きをするから、狭少空
間に取付けるのに適し、従来に比べて安価で簡単な静電
気対策を行うことができる実用的な効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る要部の説明図、第2図はビデオテ
ープレコーダの全体図である。 (7)…配線基板 (7a)…アース (8)…スイッチ(小型電気部品) (8a)…操作部 (10)…コンデンサ(導電部品) (10a)(10b)…ピン

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチなど小型電気部品(8)の操作部
    (8a)近傍に本体部が絶縁膜で被服され、かつ半田付用
    に2本のピン(10a)(10b)を有するコンデンサ(10)
    を配設し、該2本のピン(10a)(10b)を配線基板
    (7)のアース(7a)に接続したことを特徴とする電気
    機器。
JP1989058541U 1989-05-19 1989-05-19 電気機器 Expired - Fee Related JP2507420Y2 (ja)

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