JP2507411Y2 - 硬筆用下敷 - Google Patents

硬筆用下敷

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JP2507411Y2
JP2507411Y2 JP1988167159U JP16715988U JP2507411Y2 JP 2507411 Y2 JP2507411 Y2 JP 2507411Y2 JP 1988167159 U JP1988167159 U JP 1988167159U JP 16715988 U JP16715988 U JP 16715988U JP 2507411 Y2 JP2507411 Y2 JP 2507411Y2
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優 小倉
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有限会社小倉博文堂
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、硬筆用下敷、特に硬筆による書写の際に使
用する下敷に関するものである。
従来の技術 従来、硬筆用下敷は、矩形の板状若しくはシート状の
ものであって、筆記用紙の下にこれを敷いて使用するの
が常であった。そして、硬筆による書写の際には、書写
用紙の下に下敷を敷いて、さらにこの傍らに手本をおい
て、これを見ながら書き方練習を行っていた。
考案が解決しようとする課題 しかし、このように、下敷および用紙と、手本をそれ
ぞれ独立に用いて書写を行う場合、特に、小学生等、子
供が書写を行う場合に、手本を折り曲げたり、汚した
り、紛失したりし易いといった問題点があった。また、
下敷表面が、筆圧および使用する用紙に必ずしも良好に
適合しているとはいえなかった。さらには、書写の際に
用紙が下敷から容易にはみ出してしまうという問題点が
あった。
したがって、本考案の課題は、滑らかな書き味が得ら
れ、また、書写の際に用紙の下敷からのはみ出し、手本
の汚れや紛失等を防止することができる硬筆用下敷を提
供することである。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために、本考案の構成を、比較
的硬度の小さい軟質合成樹脂層の両面に、それぞれ比較
的硬度の大きい軟質合成樹脂層を積層した積層シートか
らなり、積層シートに縦方向中心線に沿って折り目を形
成して積層シートを扉開きに2つ折り可能とし、2つ折
り可能な積層シートの内表面および外表面を、それぞれ
エンボス加工により粗面化処理し、かつ内表面を外表面
よりも粗面に形成し、2つ折りにした時の一方の内表面
に透明な合成樹脂材料からなる手本挿入用ポケットを形
成し、積層シートにはウェルト加工を施して、積層シー
トの内表面における周縁部および折り目を周囲よりも僅
かに突起させたことを特徴とする硬筆用下敷としたもの
である。
作用 上記の構成において、下敷の使用時には、2つ折りに
なった下敷を内表面が上になるようにして開き、2つ折
りにした時のポケットを有しない方の内表面を下敷用表
面として用紙をセットして使用し、特に書写の際には、
ポケット内に手本を挿入しておき、これを見ながら書き
方練習を行う。
下敷は、表層の硬度が大きく、中間層の硬度が小さい
軟質合成樹脂の積層構造からなり、さらに、下敷用表面
は適度の粗さを有しているので、硬筆の筆圧および使用
する用紙に良好に適合し、滑らかな筆の運びを得ること
ができる。また、下敷内表面における周縁部および折り
目が周囲より僅かに突起しており、筆記用紙は内表面に
おけるこれらの突起によって囲まれた凹部に置かれるの
で、書写の際に筆記用具が下敷からはみ出すことが防止
される。手本もまた、ポケット内においてこれと同様の
凹部に収納されるので、手本のポケットへの収納が確実
になされる。
ポケットは、書写時の手本挿入用としてだけではな
く、手本および用紙を収納するためにも使用でき、ポケ
ットに手本および用紙を収納して下敷を2つ折りにして
携帯することもできる。
また、下敷の外表面には、会社のマーク、書写の際の
正しい鉛筆の持ち方等の使用者に対する情報、並びに氏
名欄等を印刷することが可能であるとともに、好みに応
じて、外表面を下敷用表面として使用することもでき
る。
実施例 以下、図面を参照しながら本考案の実施例について説
明する。
本考案による硬筆用下敷は、第3図に示すように、厚
さが0.8mmの比較的硬度の小さい軟質塩化ビニールシー
ト(2)の両面に、それぞれ、厚さが0.2mmの比較的硬
度の大きい軟質塩化ビニールシート(3,4)を貼着した
矩形状の積層シート(1)からなる。
第1図に示すように、積層シート(1)の一面の略中
央部には、縦方向に4本の2mm幅のプレス直線を入れて
折り目(5)を形成して、積層シート(1)を2つ折り
可能としてある。折り目(5)は、また筆記時の下敷の
波打ちを防止する効果も有している。
2つ折り可能な積層シート(1)をエンボス加工し、
内表面(1a)を微細な凹凸を有するつや消し地に、外表
面(1b)を梨地に形成する。
第2図に示すように、2つ折りにした時の積層シート
(1)の一方の内表面(図では左側)には、この部分と
略同一形状の透明ビニールシートを、積層シート(1)
外縁に沿って接合し、手本挿入用のポケット(6)を形
成する。
積層シート(1)にはウェルト加工を施して、積層シ
ート(1)の内表面(1a)の周縁部および折り目(5)
を周囲よりも僅かに突起させてある。
また、第1図に示すように、積層シート(1)外表面
(1b)の折り目(5)を境にして左側部分には、最上段
に会社のマークを、次に「硬筆用下敷」の文字を左から
横一列に印刷し、最下部には、二重丸形の中に、正しい
鉛筆の持ち方を印刷することによって、使用者に対する
情報を表示するようにしてある。さらに、積層シート
(1)外表面(1b)の折り目(5)を境にして右側部分
には、氏名欄が印刷してある。
下敷を使用する際には、2つ折りになった下敷を内表
面(1a)が上になるようにして開き、折り目(5)を境
にしてポケット(6)を有しない方の内表面を下敷用表
面として筆記用紙をセットし使用する。このとき、下敷
内表面(1a)の周縁部および折り目が周囲より僅かに突
起し、筆記用紙は内表面(1a)におけるこれらの突起に
よって囲まれた凹部に置かれるので、書写の際に筆記用
紙が下敷からはみ出すことが防止される。
特に、書写の際には、ポケット(6)内に手本を入れ
ておき、これを見ながら書き方練習を行う。こうして、
手本が汚れたり、紛失してしまったりすること等が防止
される。このとき、手本は、ポケット内において筆記用
紙の場合と同様の凹部に収納されるので、手本のポケッ
トへの収納が確実になされる。
また、下敷は、表層の硬度が大きく、中間層の硬度が
小さい軟質塩化ビニールの積層構造からなり、さらに、
下敷用表面は適度の粗さを有しているので、硬筆の筆圧
に良好に適応し、用紙との適合性も良く、滑らかな書き
味が得られる。
ポケット(6)は、書写の際の手本挿入用としてだけ
ではなく、手本および用紙を収納するためにも使用可能
であり、ポケット(6)に手本や用紙等を収納して下敷
を2つ折りにして携帯し、収納することができる。
また、使用者の好みに応じて、下敷の外表面(1b)を
下敷用表面として使用することも可能であり、この場合
には、下敷の内表面(1a)とは異なった書き味が得られ
る。
考案の効果 以上のように本考案によれば、硬筆の筆圧に良好に適
応し用紙との適合性も良く、滑らかな書き味が得られる
硬筆用下敷を提供することができる。また本考案によれ
ば、書写の際に、筆記用紙の下敷からのはみ出し、手本
の汚れ、紛失等を防止できる硬筆用下敷を提供すること
ができる。さらには、本考案による硬筆用下敷は、ポケ
ット内に手本や用紙等を収納して下敷を2つ折りにして
携帯し、収納することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例における2つ折り可能な硬筆
用下敷の外表面を示す平面図、 第2図は、同硬筆用下敷の内表面を示す平面図、 第3図は、同硬筆用下敷の積層構造を示す断面図であ
る。 (1)……積層シート (1a)……内表面 (1b)……外表面 (2)……比較的硬度の小さい軟質塩化ビニールシート (3),(4)……比較的硬度の大きい軟質塩化ビニー
ルシート (5)……折り目 (6)……ポケット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】比較的硬度の小さい軟質合成樹脂層(2)
    の両面に、それぞれ比較的硬度の大きい軟質合成樹脂層
    (3,4)を積層した積層シート(1)からなり、前記積
    層シート(1)に縦方向中心線に沿って折り目(5)を
    形成して前記積層シート(1)を扉開きに2つ折り可能
    とし、前記2つ折り可能な積層シート(1)の内表面
    (1a)および外表面(1b)をそれぞれエンボス加工によ
    り粗面化処理し、かつ前記内表面(1a)を前記外表面
    (1b)よりも粗面に形成し、2つ折りにした時の一方の
    内表面に透明な合成樹脂材料からなる手本挿入用ポケッ
    ト(6)を形成し、前記積層シート(1)にはウェルト
    加工を施して、前記積層シート(1)の前記内表面(1
    a)における周縁部および前記折り目(5)を周囲より
    も僅かに突起させたことを特徴とする硬筆用下敷。
JP1988167159U 1988-12-23 1988-12-23 硬筆用下敷 Expired - Lifetime JP2507411Y2 (ja)

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JPH0286791U JPH0286791U (ja) 1990-07-10
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