JP3018631U - 下 敷 - Google Patents
下 敷Info
- Publication number
- JP3018631U JP3018631U JP1995004970U JP497095U JP3018631U JP 3018631 U JP3018631 U JP 3018631U JP 1995004970 U JP1995004970 U JP 1995004970U JP 497095 U JP497095 U JP 497095U JP 3018631 U JP3018631 U JP 3018631U
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- JP
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- Prior art keywords
- sheet
- underlay
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- underlay according
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- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 屋外や交通機関による移動中の書類作成や保
管に好適な携帯用の下敷の提供。 【構成】 方形の剛性板体と該板体とほぼ同寸法の軟質
塩化ビニル系樹脂シート等の可撓性シートとを重ね合わ
せてなり、その少なくとも一辺が接合され、他の少なく
とも一辺にマジックテープ(登録商標)のようなファス
ナー等の、前記の剛性板体及び可撓性シートの係止部材
が設けられてなる下敷。
管に好適な携帯用の下敷の提供。 【構成】 方形の剛性板体と該板体とほぼ同寸法の軟質
塩化ビニル系樹脂シート等の可撓性シートとを重ね合わ
せてなり、その少なくとも一辺が接合され、他の少なく
とも一辺にマジックテープ(登録商標)のようなファス
ナー等の、前記の剛性板体及び可撓性シートの係止部材
が設けられてなる下敷。
Description
【0001】
この考案は、書類作成等に使用される携帯用の下敷に関するものである。
【0002】
下敷は書類や図等を手書きで作成する際に、紙面の保持や筆圧による下地への 転写防止等の目的で広く使用されている。 しかし、通常の下敷は例えば硬質の塩化ビニル樹脂製薄板やセルロイド板等で 作られており、紙が滑りやすいという欠点がある。一方、肉厚の軟質シートから なる、いわゆるデスクマットは適度の柔軟性を有しており、筆記しやすく、触感 も優れているので好適に使用されている。
【0003】 屋外や、列車・航空機等の交通機関による移動中に書類等を作成しようとする 場合、剛性があるもの、例えば鞄やアタッシュケース等或いは車内備え付けの小 テーブルを下敷として用いることが多いが、これらのものは紙が滑りやすく、筆 記しにくいという欠点があるのに加えて、表面に凹凸があることが多く、極めて 使用しにくいという問題点があった。 また、作成した書類は保管用のホルダーを準備しておかない限り、そのまま鞄 等の中に納めなければならなかった。
【0004】
本考案者は屋外や交通機関による移動中における書類の作成・保管に好適な携 帯用の下敷を提供すべく鋭意検討した結果、可撓性シートの一端を剛性板体に接 合することにより、軽量かつ剛性のある携帯用に最適な下敷を開発するに至った 。 即ち、本考案は、軽量でかつ剛性があり、書類の保管も可能な携帯用の下敷を 提供することを目的としている。
【0005】
しかして本考案の要旨は、方形の剛性板体(以下、「板体」と記す)と該板体 とほぼ同寸法の可撓性シートとを重ね合わせてなり、その少なくとも一辺が接合 され、他の少なくとも一辺に板体及びシートの係止部材が設けられてなる下敷、 に存する。
【0006】 以下、本考案を図面を用いてより詳細に説明する。 図は本考案の下敷の一態様を示す斜視説明図である。図中、1は剛性板体、2 は可撓性シート、3は板体の一辺、4は可撓性シートの周縁部、5は係止部材を それぞれ示す。
【0007】 本考案に用いる板体1は、通常、長方形で、大きさは後記する通り下敷全体と して、JISのB5、A4もしくはB4サイズの書類が保管できるような大きさ であるのが良く、厚さは1〜5mmの範囲内にあるのが、下敷としての使用のし やすさや持ち運びやすさの点で好ましい。
【0008】 また、その材質としては、本発明の目的を損なわないような剛性が確保できれ ば特に限定されるものではないが、例えば硬質の塩化ビニル系樹脂やポリスチレ ン樹脂等の合成樹脂の板や合板、木板などが入手の容易さと重量の軽さの点で好 適である。 更に、この板体は少なくともその一面が織布または不織布で被覆されているの が、下敷全体の触感やシートと板体との間に挟んだ用紙の脱落を防止できるので 好ましい。
【0009】 本考案の可撓性のシート2としては、その大きさが前記の板体とほぼ同寸法の ものを用いる。 シートの材質としては合成樹脂が好ましく、中でもデスクマット用の軟質塩化 ビニル系樹脂が触感がよいので好適である。シートの厚さは0.5〜3mmの範 囲にあるのが好ましい。厚さが薄すぎるとシートがめくれ上がりやすくなるため 下敷としては使いにくくなり、一方厚すぎると重量が増して持ち運びにくくなる 。
【0010】 シートは透明または半透明であるのが、このシートと板体との間に挟んである 書類等を透視できるので好ましい。 シート表面の硬さは鉛筆硬度で3B〜Hの範囲にあるものが好ましい。シート の硬さがこの範囲以外では、下敷が柔らか過ぎて筆記し難しくなったり、逆に硬 すぎて筆記具がはじかれる感じとなったりして、使用しにくくなる。
【0011】 シートとしては、少なくともその裏面に乾式複写用の印刷インキ等のインキの 転写を防ぐような処理がなされているものを用いるのが好ましい。これにより、 書類等を挟んで長期間保管しても、インキがシートに付着しにくくなり、汚れに くくなる。このような処理は、例えばアマイド系の転写性改良助剤をシート製造 時に練り込んだり、インクの成分と相溶性が低い、シリコン系やアクリル系の塗 膜をコーティングにより形成したり、あるいはフッ素系樹脂のフィルムやポリエ チレンテレフタレート等のフィルムをこのシートに積層することにより行うこと ができる。インキ転写防止処理は上述の方法に限定されるものではない。
【0012】 また、シートの外面の周囲には、図示するように皮革等の可撓性の部材を高さ 0.1〜2mm程度に取り付けて周縁部4を形成するのが、下敷を少々傾けても 載せてある書類が滑落しないので好ましい。 このような周縁部はシートと同じ材料で成形と同時に形成されても、シートと 同じかまたは異なる材料で成形後に形成されてもよい。
【0013】 シートと板体とは、重ね合わせた状態で少なくともその一辺3において接合さ れている。この接合は、例えば接着剤や接着テープで両者を接着したり、或いは 糸等で縫合したりすれば良く、シートと板体とが分離せず、かつ開閉可能なよう になっていれば特に限定はされない。また、その接合はシートの一辺に限らず、 二辺または三辺を行ってもよい。
【0014】 本考案の下敷には、シートと板体とが接合されていない少なくとも一辺に係止 部材5を設ける。この係止部材としては、前述のマジックテープ等の平面状のフ ァスナーがシートと同様に可撓性があり、かつ全体の厚みもあまり増加しないの で好ましいが、これに限定されるものではない。 係止部材は接合されていない辺の全長にわたって設けてもよく、また、その一 部分のみに設けてもよい。
【0015】 本考案の下敷は、このように構成することにより、シートと板体とがずれるこ とがなくなり、更に両者の間に作成した書類や予備の用紙を挟み込んで保管する ことが可能となる。 本考案の下敷の大きさは、シートと板体との間にJISのB5、A4またはB 4サイズ、特にB5及びA4の用紙を挟み込むことができるような大きさが好適 である。大きさが、あまり小さいと下敷としては用途が限られてしまい、他方、 大きすぎると鞄等に収納して持ち運ぶのが困難となる。
【0016】
本考案の下敷は、デスクマットに剛性を付与した構成となっているので、筆運 びが滑らかであり、屋外や交通機関内等でも重宝に用いることができる。更に下 敷からの用紙の滑落が防止でき、かつ作成した書類や予備の用紙等が保管できる という優れた特徴も持っており、携帯用の下敷として有用である。
【図1】本考案の下敷の一態様を示す斜視説明図。
1 剛性板体 2 可撓性シート 3 接合部 4 周縁部 5 係止部材
Claims (10)
- 【請求項1】 方形の剛性板体(以下「板体」と記す)
と該板体とほぼ同寸法の可撓性シート(以下「シート」
と記す)とを重ね合わせてなり、その少なくとも一辺が
接合され、他の少なくとも一辺に板体及びシートの係止
部材が設けられてなる下敷。 - 【請求項2】 シートが厚さ0.5〜3mmの軟質塩化
ビニル系樹脂製シートである請求項1に記載の下敷。 - 【請求項3】 シートが透明または半透明である請求項
1または請求項2に記載の下敷。 - 【請求項4】 シートの外面に高さ0.1〜2mmの周
縁が形成されてなる請求項1〜3のいずれか1項に記載
の下敷。 - 【請求項5】 係止部材がファスナーである請求項1〜
4のいずれか1項に記載の下敷。 - 【請求項6】 板体の少なくとも一面が織布または不織
布で被覆されてなる請求項1〜5のいずれか1項に記載
の下敷。 - 【請求項7】 板体の厚さが1〜5mmである請求項1
〜6のいずれか1項に記載の下敷。 - 【請求項8】 シート上面の鉛筆硬度が3B〜Hの範囲
にある請求項1〜7のいずれか1項に記載の下敷。 - 【請求項9】 印刷インキの転写防止処理がなされたシ
ートを用いる請求項1〜8のいずれか1項に記載の下
敷。 - 【請求項10】 転写性改良助剤を含有するシート、シ
リコン又はアクリル樹脂被膜が形成されたシート、及び
ポリエチレンテレフタレートフィルム等の非移行性フィ
ルムが積層されたシートのいずれか一つのシートを用い
た請求項9に記載の下敷。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995004970U JP3018631U (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 下 敷 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995004970U JP3018631U (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 下 敷 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3018631U true JP3018631U (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=43154071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995004970U Expired - Lifetime JP3018631U (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 下 敷 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3018631U (ja) |
-
1995
- 1995-05-25 JP JP1995004970U patent/JP3018631U/ja not_active Expired - Lifetime
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