JP2507403Y2 - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
- Publication number
- JP2507403Y2 JP2507403Y2 JP7037687U JP7037687U JP2507403Y2 JP 2507403 Y2 JP2507403 Y2 JP 2507403Y2 JP 7037687 U JP7037687 U JP 7037687U JP 7037687 U JP7037687 U JP 7037687U JP 2507403 Y2 JP2507403 Y2 JP 2507403Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- type
- read
- write
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 利用産業分野 この考案は、ラミネートタイプあるいはバルクタイプ
のトンネル消去型磁気ヘッドの改良に係り、特に、記録
媒体との接触時に発生する静電気を防止した磁気ヘッド
に関する。
のトンネル消去型磁気ヘッドの改良に係り、特に、記録
媒体との接触時に発生する静電気を防止した磁気ヘッド
に関する。
従来技術とその問題点 一般に、フロッピーディスクの読取り書込み用磁気ヘ
ッドとして多用されているラミネートタイプのトンネル
消去型磁気ヘッドあるいはバルクタイプのトンネル消去
型磁気ヘッドにおいて、磁気ヘッドと記録媒体との接触
時に静電気が発生すると、ヘッドの摺動面には異物が付
着し易く、ノイズ発生の原因となる。
ッドとして多用されているラミネートタイプのトンネル
消去型磁気ヘッドあるいはバルクタイプのトンネル消去
型磁気ヘッドにおいて、磁気ヘッドと記録媒体との接触
時に静電気が発生すると、ヘッドの摺動面には異物が付
着し易く、ノイズ発生の原因となる。
そのため、従来、磁気ヘッドの摺動面に静電気発生を
防止するため、トンネル消去型磁気ヘッドの読取り書込
みコアのフェライト側端面部と、ステンレス板あるいは
ベリリウム銅板よりなるジンバルとの間を、導電性金属
粉を混入したエポキシ系導電性接着剤を用いて接着して
いた。
防止するため、トンネル消去型磁気ヘッドの読取り書込
みコアのフェライト側端面部と、ステンレス板あるいは
ベリリウム銅板よりなるジンバルとの間を、導電性金属
粉を混入したエポキシ系導電性接着剤を用いて接着して
いた。
しかし、かかる読取り書込みコア外表面は前記接着剤
による接着が完全に行われず、かつ前記接着剤に亀裂が
発生しやすく、充分なる導電性が得られず、静電気防止
効果が劣る問題があった。
による接着が完全に行われず、かつ前記接着剤に亀裂が
発生しやすく、充分なる導電性が得られず、静電気防止
効果が劣る問題があった。
考案の目的 この考案は、かかる現状に鑑み、ヘッド摺動面に発生
する静電気を防止するための導電性接着剤による接着の
欠点を解消し、ヘッド組立体とジンバルとの接合が完全
でかつすぐれた導電性を有し、静電気防止効果を確保で
きる構成からなるトンネル消去型磁気ヘッドを目的とし
ている。
する静電気を防止するための導電性接着剤による接着の
欠点を解消し、ヘッド組立体とジンバルとの接合が完全
でかつすぐれた導電性を有し、静電気防止効果を確保で
きる構成からなるトンネル消去型磁気ヘッドを目的とし
ている。
考案の構成と効果 この考案は、トンネル消去型磁気ヘッドにおいて、読
取り書込みコアのフェライト側端面部に形成した導電性
金属蒸着層を介して、ヘッド組立体とジンバルとが密着
固定されたことを特徴とする磁気ヘッドである。
取り書込みコアのフェライト側端面部に形成した導電性
金属蒸着層を介して、ヘッド組立体とジンバルとが密着
固定されたことを特徴とする磁気ヘッドである。
この考案の構成とすることにより、従来の導電性接着
剤による接着の欠点、すなわち、亀裂の発生、接着不良
がなく、完全なる導電性を得ると共に磁気ヘッドのコス
ト低減を図ることができる。
剤による接着の欠点、すなわち、亀裂の発生、接着不良
がなく、完全なる導電性を得ると共に磁気ヘッドのコス
ト低減を図ることができる。
考案の好ましい実施態様 この考案において、読取り書込みコアの導電性金属蒸
着層は、Cu、Ni、Ag等導電性で蒸着し易い金属であれ
ば、いずれの金属でもよい。
着層は、Cu、Ni、Ag等導電性で蒸着し易い金属であれ
ば、いずれの金属でもよい。
また、かかる金属蒸着層は、例えば、チップコアへの
切断前の読取り書込みコアのＬ型フェライト部素材にお
いて、その平面部全面に蒸着法、スパッタ法等によりCu
蒸着層を形成し、その後、前記Ｌ型素材とＩ型フェライ
ト素材及び固着組立て後、所要寸法、形状に切断して、
読取り書込みヘッドとなし、その後公知の方法にてトン
ネル消去型磁気ヘッドを製造することが好ましい。
切断前の読取り書込みコアのＬ型フェライト部素材にお
いて、その平面部全面に蒸着法、スパッタ法等によりCu
蒸着層を形成し、その後、前記Ｌ型素材とＩ型フェライ
ト素材及び固着組立て後、所要寸法、形状に切断して、
読取り書込みヘッドとなし、その後公知の方法にてトン
ネル消去型磁気ヘッドを製造することが好ましい。
また、この考案は、実施例に示すラミネートタイプの
トンネル消去型磁気ヘッドのみならず、読取り書込みヘ
ッドの１端面に導電性金属蒸着層を設けることにより、
バルクタイプのトンネル消去型磁気ヘッドにも適用する
ことができる。
トンネル消去型磁気ヘッドのみならず、読取り書込みヘ
ッドの１端面に導電性金属蒸着層を設けることにより、
バルクタイプのトンネル消去型磁気ヘッドにも適用する
ことができる。
図面に基づく考案の開示 第１図はこの考案によるラミネートタイプのトンネル消
去型磁気ヘッドの斜視説明図である。
去型磁気ヘッドの斜視説明図である。
以下に、この考案をラミネートタイプのトンネル消去
型磁気ヘッドに適用した例について説明する。
型磁気ヘッドに適用した例について説明する。
第１図に示す如く、読取り書込みコアのＬ型フェライ
ト部（１）には、側面に導電性金属蒸着層としてCu蒸着
層（２）を設けてある。
ト部（１）には、側面に導電性金属蒸着層としてCu蒸着
層（２）を設けてある。
このＬ型フェライト部（１）と読取り書込みコアのＩ
型フェライト部（３）をガラス溶着して読取り書込みギ
ャップ部（４）を形成し、前記Ｉ型フェライト部（３）
の他端面を非磁性材（５）にて固着補強し、前記読取り
書込みコアのフェライト部（１）（３）の両側面を非磁
性材（６）（７）にて固着する。
型フェライト部（３）をガラス溶着して読取り書込みギ
ャップ部（４）を形成し、前記Ｉ型フェライト部（３）
の他端面を非磁性材（５）にて固着補強し、前記読取り
書込みコアのフェライト部（１）（３）の両側面を非磁
性材（６）（７）にて固着する。
さらに、前記非磁性材（６）（７）の１端面側の前記
非磁性材（５）の各側面に、消去用コアのＩ型フェライ
ト部（８）（９）とＬ型フェライト部（10）（11）とを
ガラス溶着して消去ギャップ部（12）（13）を形成し、
前記非磁性材（６）、Ｉ型フェライト部（８）、Ｌ型フ
ェライト部（10）及び前記非磁性材（７）、Ｉ型フェラ
イト部（９）、Ｌ型フェライト部（11）の各消去コア側
面に、非磁性スライダー材（14）（15）を固着して、ヘ
ッド組立体（Ａ）を形成する。
非磁性材（５）の各側面に、消去用コアのＩ型フェライ
ト部（８）（９）とＬ型フェライト部（10）（11）とを
ガラス溶着して消去ギャップ部（12）（13）を形成し、
前記非磁性材（６）、Ｉ型フェライト部（８）、Ｌ型フ
ェライト部（10）及び前記非磁性材（７）、Ｉ型フェラ
イト部（９）、Ｌ型フェライト部（11）の各消去コア側
面に、非磁性スライダー材（14）（15）を固着して、ヘ
ッド組立体（Ａ）を形成する。
その後、組立体（Ａ）の読取り書込みコアのＬ型フェ
ライト部（１）の１側面に形成されたCu蒸着層（１）を
介して、ステンレス板又はベリリウム銅板よりなるジン
バル（16）と密着固定して、この考案によるラミネート
タイプのトンネル消去型磁気ヘッドを得る。
ライト部（１）の１側面に形成されたCu蒸着層（１）を
介して、ステンレス板又はベリリウム銅板よりなるジン
バル（16）と密着固定して、この考案によるラミネート
タイプのトンネル消去型磁気ヘッドを得る。
第１図はこの考案によるラミネートタイプのトンネル消
去型磁気ヘッドの斜視説明図である。 1,10,11……Ｌ型フェライト部、２……Cu蒸着層、3,8,9
……Ｉ型フェライト部、４……読取り書込みギャップ
部、5,6,7……非磁性材、12,13……消去ギャップ部、1
4,15……非磁性スライダー材、16……ジンバル。
去型磁気ヘッドの斜視説明図である。 1,10,11……Ｌ型フェライト部、２……Cu蒸着層、3,8,9
……Ｉ型フェライト部、４……読取り書込みギャップ
部、5,6,7……非磁性材、12,13……消去ギャップ部、1
4,15……非磁性スライダー材、16……ジンバル。
Claims (1)
- 【請求項１】トンネル消去型磁気ヘッドにおいて、読取
り書込みコアのフェライト側端面部に形成した導電性金
属蒸着層を介して、ヘッド組立体とジンバルとが密着固
定されたことを特徴とする磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7037687U JP2507403Y2 (ja) | 1987-05-12 | 1987-05-12 | 磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7037687U JP2507403Y2 (ja) | 1987-05-12 | 1987-05-12 | 磁気ヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63181104U JPS63181104U (ja) | 1988-11-22 |
| JP2507403Y2 true JP2507403Y2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=30911956
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7037687U Expired - Lifetime JP2507403Y2 (ja) | 1987-05-12 | 1987-05-12 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2507403Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-05-12 JP JP7037687U patent/JP2507403Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63181104U (ja) | 1988-11-22 |
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