JP2507085B2 - アクティブマトリクス基板の検査方法 - Google Patents

アクティブマトリクス基板の検査方法

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JP2507085B2
JP2507085B2 JP24124989A JP24124989A JP2507085B2 JP 2507085 B2 JP2507085 B2 JP 2507085B2 JP 24124989 A JP24124989 A JP 24124989A JP 24124989 A JP24124989 A JP 24124989A JP 2507085 B2 JP2507085 B2 JP 2507085B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は画像表示装置に関するものであり、とりわけ
アクティブマトリクス編成の画像表示装置において有効
な点欠陥の検出を高速で実施することが可能な検査方法
を提供するものである。
従来の技術 本発明者は、点欠陥の検出および補修の可能なアクテ
ィブマトリクス基板の製造方法を提案しいるが、これ
は、スイッチング素子である絶縁ゲート型トランジスタ
の電気的特性の検査・評価がアクティブマトリクス基板
上で可能となるように、まず除去可能な配線材を用いて
駆動用の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極また
は絵素電極と必要な信号線との間、複数個の絶縁ゲート
型トランジスタのドレイン電極または絵素電極相互間、
さらには補助の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電
極との間等に仮の電気的接続を与えておいて絶縁ゲート
型トランジスタの電気検査を行い、点欠陥の主原因であ
る特性不良の絶縁ゲート型トランジスタの位置を検出す
ることができる。
そして特性不良の位置と種類の情報により判断してパ
ネル組み立て工程に当該のアクティブマトリクス基板を
進めるかどうか決定する。パネル組み立て工程への進行
に先立ち、除去可能な配線材で形成された仮の接続を正
規の配線に悪影響を及ぼさないように工夫された食刻で
除去し、さらに複数個の絶縁ゲート型トランジスタで単
位絵素が構成されているものに関しては、レーザ照射等
の切断手段を用いて内部短絡を有する様な特性不良の絶
縁ゲート型トランジスタと絵素電極との接続を解除して
おくことにより、点欠陥の補修がなされた液晶パネルを
得ることができるものである。
さらに改善された製造方法においては、絵素電極の形
成を複数個の絶縁ゲート型トランジスタの電気検査終了
後に行ない、特性不良の絶縁ゲート型トランジスタを選
択的に除外して正常な絶縁ゲート型トランジスタのみで
絵素電極を共有することにより点欠陥の発生を極めて高
い精度で抑制することが可能となっている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、同発明においては駆動用の絶縁ゲート
型トランジスタの電気検査方法の基礎概念を示したに過
ぎず、絶縁ゲート型トランジスタが様々にパターン配置
された種々のアクティブマトリクス基板の電気検査に適
用するのは困難であった。特に画素数が多い場合には検
査時間が長くなって非常に効率が悪くなる。
本発明はカラーフィルタ形成前の検査を可能にして、
上記問題点を解消することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、2個の絶縁ゲート型トランジスタが直列に
閉ループを構成するように電圧信号を複数個の信号線に
同時に印加すると同時に残りの信号線は接地または開放
し、各信号線を流れる電流値を一斉に計測することによ
って検査時間の大幅な短縮化を達成するものである。
作用 2個の絶縁ゲート型トランジスタを直列に含む閉ルー
プ毎に流れる電流は同時に計測されるので、全体の計測
時間は2個の絶縁ゲート型トランジスタをON/OFFさせて
検査する時間の繰り返しで決定される。すなわち、信号
線の数が幾ら多くなっても検査時間は長くならない。
実施例 本発明においては信号線間への電圧の与え方に対応し
て5通りの実施例を発明とし、各実施例に対応する実施
態様項として画像構成を記述する。
第1図はアクティブマトリクス基板の、本発明の第1
の実施例による検査時の電圧源41と電流計42の接続を示
す等価回路である。第1図の検査システムで対応可能な
走査線11と信号線12の交点毎に一組の絶縁ゲート型トラ
ンジスタ10と絵素電極とを有するアクティブマトリクス
構成の液晶パネルの等価回路の一例を第2図に示す。な
お、第2図において、13は液晶セル、15は共通電極であ
る。
先ず、第1図(a)の回路構成に従ってn+2番(n
+2+4k番、なお、k=0、±1、±2、±3、・・
・、以下省略)の信号線には正の電圧を電圧源41より印
加し、n番(n+4k番、以下省略)の信号線は接地して
上記信号線12、12間に第1の閉ループ43−1を構成し、
n番の信号線に電流計42を接続する。そこでm番の走査
線11に、絶縁ゲート型トランジスタ10が十分にONする電
圧とOFFする電圧を選択して印加する。n番とn+2番
の信号線12の間を流れる電流値を測定することにより、
(m,n)番地と(m,n+1)番地の二つの絶縁ゲート型ト
ランジスタ10を直列に接続した状態でON/OFF検査するこ
とができる。同様にn+2番とn+4番の信号線12の間
を流れる電流値を測定することにより、(m,n+2)番
地と(m,n+3)番地の二つの絶縁ゲート型トランジス
タを直列に接続した状態でON/OFF検査することができ
る。
次に第1図(b)の回路構成に従って、n+1番の信
号線12に正の電圧を電圧源41より印加し、n番の信号線
12は接地してこれら信号線12、12間に第2の閉ループ43
−2を構成して各信号線12に電流計42を接続する。m番
の走査線11に絶縁ゲート型トランジスタ10が十分にONす
る電圧とOFFする電圧を選択して印加する。n−1番と
n+1番の信号線12の間を流れる電流値を測定すること
により、(m,n+1)番地と(m,n+2)番地の二つの絶
縁ゲート型トランジスタ10を直列に接続した状態でON/O
FF検査する。同様にn+3番とn+5番の信号線12、12
間を流れる電流値を測定することにより、(m,n+3)
番地と(m,n+4)番地の二つの絶縁ゲート型トランジ
スタを直列に接続した状態でON/OFF検査することができ
る。
このように電流計42または電流を計測可能な素子・計
器を上記信号線に接続しておくことにより、1本おきに
隣合った信号線12、12間で構成される全ての閉ループ43
のいずれかに絶縁ゲート型トランジスタの特性不良また
は内部短絡による電流異常が発生しても信号線12に流れ
る電流値の比較からその発生位置が同定可能となってい
る。例えば、絶縁ゲート型トランジスタ10がON状態にあ
る時に、n+2番とn+4番の信号線12間が開放状態で
あるとこれらの12に接続された電流計42は、n番とn+
6番の信号線に接続された電流計42の半分の値しか示さ
ないので、(m,n+2)番地と(m,n+3)番地の二つの
絶縁ゲート型トランジスタ10のいずれかが開放状態にあ
ることが分かる。一方、n+1番とn+3番の信号線に
接続された電流計42が、n−1番とn+5番の信号線12
に接続された電流計42の半分の値しか示さない場合に
は、(m,n+1)番地と(m,n+2)番地の二つの絶縁ゲ
ート型トランジスタ10のいずれかが開放状態にあること
が分かるので、2回の検査を総合判定した結果は(m,n
+2)番地の絶縁ゲート型トランジスタが開放状態にあ
ると決定できるのである。
第1図(a)と第1図(b)で示した2回の測定によ
って全ての番地の絶縁ゲート型トランジスタは2回続け
て検査されることになり、絶縁ゲート型トランジスタ10
のソース・ドレイン間に点欠陥の原因となる短絡と開放
が連続して発生しない限り、横方向(m番地)の全ての
絶縁ゲート型トランジスタ10のON/OFF特性を一斉に知る
ことが出来る。従って上記した検査を全ての走査線11に
対して実施することにより、対象とする表示エリア内の
全ての絶縁ゲート型トランジスタ10のON/OFF特性が高速
で検査出来るのである。
絶縁ゲート型トランジスタ10の電気検査終了後に、絶
縁ゲート型トランジスタ10のドレイン電極と隣接する信
号線12とを接続する接続線20を含んで形成された開口部
21内の接続線20の部分を除去する等の手段によって、絶
縁ゲート型トランジスタ10のドレイン電極または絵素電
極と隣接する信号線12との接続を解除することにより、
最終的には従来の液晶パネルと同一の回路構成となり、
点欠陥を高速で検出可能とするための接続線20の存在に
よる副次的な欠陥の発生する恐れも大幅に低下してい
る。
第3図はアクティブマトリクス基板の本発明の第2の
実施例による検査時の電圧源と電流計の接続を示す等価
回路であ。第3図の検査システムで対応可能な、同一の
走査線11と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型トラン
ジスタと絵素電極とより成る一組の構成単位を、走査線
11と信号線12の交点毎に複数個有するアクティブマトリ
クス基板の等価回路を第4図(a)(b)に示す。
第3図の回路構成に従って、走査線11と信号線12とで
駆動される絶縁ゲート型トランジスタ10−1、2と絵素
電極とより成る一組の構成単位を、走査線11と信号線12
の交点毎に複数組有するアクティブマトリクス基板にお
いて、n+2番の信号線12とn+3番の信号線12には正
の電圧を電圧源41より印加し、n番の信号線12とn+1
番の信号線12は接地して1本おきに2種類の閉ループ43
−1、2を構成し、全ての信号線には電流計42を接続し
て各信号線に流れる電流を計測する。走査線11と信号線
12とが短絡してしない限り、2種類の閉ループ43−1、
2は独立しているので、走査線11に印加する直流電圧に
絶縁ゲート型トランジスタ10−1、2が十分にONする電
圧とOFFする電圧を選択して印加し、各信号線12に流れ
る電流を計測することにより、第1の実施例で説明した
ように全ての閉ループ43のいずれかに絶縁ゲート型トラ
ンジスタの特性不良または内部短絡による電流異常が発
生してもその位置は同定可能である。
走査線11と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型トラ
ンジスタと絵素電極とより成る一組の構成単位を走査線
11と信号線12の交点毎に二組有するアクティブマトリク
ス基板は、第4図(a)(b)に示すように2種類考え
られる。
まず第4図(a)の第1の場合においては、走査線11
と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型トランジスタ10
と絵素電極とより成る一組の構成単位を走査線11と信号
線12の交点毎にかつ信号線12の両側に二組有するアクテ
ィブマトリクス基板において、(m,n)番地の第1の絶
縁ゲート型トランジスタのドレイン電極または絵素電極
と(m,n+2)番地の第2の絶縁ゲート型トランジスタ
のドレイン電極または絵素電極とが除去可能な配線材20
で接続されて形成されており、1本おきに信号線n番と
n+2番、n+1番とn+3番…の2本の信号線12の間
で閉ループ43−1、2が構成される。しかしながら、第
1と第2の絶縁ゲート型トランジスタ10−1、2は共通
するm番の走査線11でON/OFF制御されるので、等価回路
の対称性から第1と第2のどちらかの絶縁ゲート型トラ
ンジスタ10−1、2にON電流小あるいはOFF電流大の点
欠陥の原因が存在するかを識別することはできないが、
どちらかの絶縁ゲート型トランジスタ10−1、2にON電
流小あるいはOFF電流大の点欠陥の原因が存在すること
を知ることができる。すなわち、点欠陥の検出は可能で
ある。また絶縁ゲート型トランジスタ10が十分にONする
電圧とOFFする電圧を選択して印加するのは、走査線11
(m)1本だけでよく、上記した検査を全ての走査線に
対して実施することにより、対象とする表示エリア内の
全ての絶縁ゲート型トランジスタ10のON/OFF特性が高速
で検査できるのである。
次に第4図(b)の第2の場合においては、走査線11
と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型トランジスタ10
−1、2と絵素電極とより成る一組の構成単位を、走査
線11と信号線12の交点毎にかつ対角の位置に二組有する
アクティブマトリクス基板において、(m,n)番地の第
1の絶縁ゲート型トランジスタ10−1のドレイン電極ま
たは絵素電極と(m+1,n+2)番地の第2の絶縁ゲー
ト型トランジスタ10−2のドレイン電極または絵素電極
とが除去可能な配線材で接続されて形成され、第1と第
2の絶縁ゲート型トランジスタ10−1、2を直列にして
電気特性が検査されており、1本おきにn番とn+2
番、n+1番とn+3番…の2本の信号線12間で閉ルー
プ43−1、2が構成される。そして、第1と第2の絶縁
ゲート型トランジスタ10−1、2は別々の走査線11でON
/OFF制御される等価回路の非対称性から第1と第2の絶
縁ゲート型トランジスタ10−1、2にOFF電流大(SD間
短絡)の不良が発生しても識別可能である。しかしなが
ら、ON電流小(SD間開放)の不良に対しては識別は不可
能である。ただし、絶縁ゲート型トランジスタ10が十分
にONする電圧とOFFする電圧を選択して印加するのは、
m番の走査線11とm+1番の走査線11との2本が必要と
なり、検査システムがやや複雑となる。
2個の絶縁ゲート型トランジスタ10−1、2が直列に
閉ループ43−1、2を構成し、しかも各閉ループ43−
1、2が独立していることから絶縁ゲート型トランジス
タ10のソース・ドレイン間に点欠陥の原因となる短絡と
開放が連続して発生しない限り、横方向の全ての絶縁ゲ
ート型トランジスタ10のON/OFF特性を一斉に知ることが
できる。従って上記した検査を全ての走査線11に対して
実施することにより、対象とする表示エリア内の全ての
絶縁ゲート型トランジスタ10のON/OFF特性が高速で検査
できるのである。
第5図は本発明の第3の実施例におけるアクティブマ
トリクス基板の検査時の電圧源と電流計の接続を示す等
価回路である。第5図の検査システムで対応可能な、走
査線11と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型トランジ
スタと絵素電極とより成る一組の構成単位を走査線11と
信号線12の交点毎に複数組有するアクティブマトリクス
構成の液晶パネルまたはアクティブマトリクス基板の等
価回路を第6図(a)(m)に示す。
第5図の回路構成に従って、走査線11と信号線12とで
駆動される絶縁ゲート型トランジスタ10と絵素電極とよ
り成る一組の構成単位を、走査線11と信号線12の交点毎
に複数組有するアクティブマトリクス基板において、1
本おきに信号線12に正の電圧を電圧源41より印加し、そ
の他の信号線12は接地して隣合った信号線12との間に閉
ループ43を構成し、全ての信号線12に電流計42を接続し
て各信号線12に流れる電流を計測する。閉ループ43内に
は2個の絶縁ゲート型トランジスタ10−1、2が直列に
接続して含まれるように接続線20が形成されている。全
ての閉ループ43は独立しているので、走査線11に印加す
る直流電圧に絶縁ゲート型トランジスタ10が十分にONす
る電圧とOFFする電圧を選択して印加し、各信号線に流
れる電流を一斉に計測することにより、全ての閉ループ
43のいずれかに絶縁ゲート型トランジスタ10の特性不良
または内部短絡による電流異常が発生してもその位置は
同定可能である。
2個の絶縁ゲート型トランジスタが直列に閉ループ43
を構成し、しかも各閉ループ3が独立していることから
絶縁ゲート型トランジスタ10のソース・ドレイン間に点
欠陥の原因となる短絡と開放が連続して発生しない限
り、横方向の全ての絶縁ゲート型トランジスタ10のON/O
FF特性を一斉に知ることができる。従って上記した検査
を全ての走査線11に対して実施することにより、対象と
する表示エリア内の全ての絶縁ゲート型トランジスタ10
のON/OFF特性が高速で検査できるのである。
走査線11と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型トラ
ンジスタ10−1、2と絵素電極とより成る一組の構成単
位を走査線11と信号線12の交点毎にかつ複数組有するア
クティブマトリクス構成の液晶パネルまたはアクティブ
マトリクス基板は、第6図(a)〜(m)に示すように
13種類考えられ、以下順に説明していく。
第6図(a)に示した第1の場合においては、走査線
11と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型トランジスタ
10−1、2と絵素電極とより成る一組の構成単位を走査
線11と信号線12の交点毎に信号線の両側に二組有するア
クティブマトリクス基板において、(m,n)番地の第1
の絶縁ゲート型トランジスタ10−1のドレイン電極また
は絵素電極と(m,n+1)番地の第2の絶縁ゲート型ト
ランジスタ10−2のドレイン電極または絵素電極とが除
去可能な配線材20で接続されて形成され、第1と第2の
絶縁ゲート型トランジスタ10−1、2を直列にして隣合
った信号線n番とn+1番、n+1番とn+2番…の2
本の信号線12の間に閉ループ43が構成される。しかしな
がら、第1と第2の絶縁ゲート型トランジスタは共通す
る走査線11でON/OFF制御されるので、等価回路の対称性
から第1と第2のどちらの絶縁ゲート型トランジスタ10
−1、2にON電流小あるいはOFF電流大の点欠陥の原因
が存在するかを識別することはできないが、どちらかの
絶縁ゲート型トランジスタにON電流小あるいはOFF電流
大の点欠陥の原因が存在することを知ることができる。
すなわち、点欠陥の検出は可能である。また絶縁ゲート
型トランジスタ10が十分にONする電圧とOFFする電圧を
選択して印可するのは、m番の走査線11だけでよい。
第6図(b)に示した第2の場合においては、走査線
11と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型トランジスタ
と絵素電極とより成る一組の構成単位を、走査線11と信
号線12の交点毎にかつ走査線11の両側に二組有するアク
ティブマトリクス基板において、(m,n)番地の第1の
絶縁ゲート型トランジスタ10−1のドレイン電極または
絵素電極と(m+1,n+1)番地の第2の絶縁ゲート型
トランジスタ10−2のドレイン電極または絵素電極とが
除去可能な配線材20で接続されて形成され、第1と第2
の絶縁ゲート型トランジスタを直列にして隣会った信号
線間に閉ループが構成される。そして第1と第2の絶縁
ゲート型トランジスタ10−1、2を直列にして電気特性
が検査されるので、等価回路の非対称性から2個の絶縁
ゲート型トランジスタ10−1、2のどちらかにOFF電流
大の不良が発生しても識別可能である。しかしながら、
ON電流小の不良に対してはその回路構成の対称性から識
別は不可能である。また絶縁ゲート型トランジスタ10が
十分にONする電圧とOFFする電圧を選択して印加するの
は、m番の走査線11とm+1番の走査線11との2本が必
要である。第6図(c)に示した第3の場合において
は、走査線11と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型ト
ランジスタ10と絵素電極とより成る一組の構成単位を、
走査線11と信号線12の交点毎に走査線の両側に二組有す
るアクティブマトリクス基板において、(m,n)番地の
第1の絶縁ゲート型トランジスタ10−1のドレイン電極
または絵素電極と(m+1,n+1)番地の第2の絶縁ゲ
ート型トランジスタ10−2のドレイン電極または絵素電
極とが除去可能な配線材20で接続されて形成され、第1
と第2の絶縁ゲート型トランジスタを直列にして隣合っ
た信号線12、12間に閉ループ43が構成される。そして第
1と第2の絶縁ゲート型トランジスタを直列にして電気
特性が検査されるので、等価回路の非対称性から2個の
絶縁ゲート型トランジスタ10−1、2のどちらかにOFF
電流大の不良が発生しても識別可能である。ON電流小の
不良に対してはその回路構成の対称性から識別は不可能
である。また絶縁ゲート型トランジスタ10が十分にONす
る電圧とOFFする電圧を選択して印加するのは、m番の
走査線11とm+1番の走査線11との2本が必要である。
第6図(d)に示した第4の場合においては、走査線
11と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型トランジスタ
10と絵素電極とより成る一組の構成単位を、走査線11と
信号線12の交点毎にかつ対角の位置に二組有するアクテ
ィブマトリクス基板において、(m,n)番地の第1の絶
縁ゲート型トランジスタ10−1のドレイン電極または絵
素電極と(m+1,n+1)番地の第2の絶縁ゲート型ト
ランジスタ10−2のドレイン電極または絵素電極とが除
去可能な配線材20で接続されて形成され、第1と第2の
絶縁ゲート型トランジスタ10−1、2を直列にして隣合
った信号線12、12間に閉ループ43が構成される。そして
第1と第2の絶縁ゲート型トランジスタ10−1、2を直
列にして電気特性が検査されるので、等価回路の非対称
性から2個の絶縁ゲート型トランジスタのどちらかにOF
F電流大の不良が発生しても識別可能である。しかしな
がら、ON電流小の不良に対してはその回路構成の対称性
から識別は不可能である。また絶縁ゲート型トランジス
タ10が十分にONする電圧とOFFする電圧を選択して印加
するのは、m番の走査線11とm+1番の走査線11との2
本が必要である。
第6図(e)に示した第5の場合においては、走査線
11と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型トランジスタ
と絵素電極とより成る一組の構成単位を、走査線11と信
号線12の交点毎に対角の位置に二組有するアクティブマ
トリクス基板において、(m,n)番地の第1の絶縁ゲー
ト型トランジスタ10−1のドレイン電極または絵素電極
と(m+2,n+1)番地の第2の絶縁ゲート型トランジ
スタ10−2のドレイン電極または絵素電極とが除去可能
な配線材20で接続されて形成され、第1と第2の絶縁ゲ
ート型トランジスタ10−1、2を直列にして隣合った信
号線間に閉ループ43が構成される。そして第1と第2の
絶縁ゲート型トランジスタ10−1、2を直列にして電気
特性が検査されるので、等価回路の非対称性から2個の
絶縁ゲート型トランジスタ10−1、2のどちらかにOFF
電流大の不良が発生しても識別可能である。しかしなが
ら、ON電流小の不良に対してはその回路構成の対称性か
ら識別は不可能である。また絶縁ゲート型トランジスタ
10が十分にONする電圧とOFFする電圧を選択して印加す
るのは、m番の走査線11とm+2番の走査線11の2本が
必要である。
第6図(f)に示した第6の場合おいては、走査線11
と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型トランジスタ10
と絵素電極とより成る一組の構成単位を走査線11と信号
線12の交点毎に信号線の片側に二組有するアクティブマ
トリクス基板において、(m,n)番地の第1の絶縁ゲー
ト型トランジスタ10−1のドレイン電極または絵素電極
と(m,n+1)番地の第2の絶縁ゲート型トランジスタ1
0−2のドレイン電極または絵素電極とが除去可能な配
線材20で接続されて形成され、第1と第2の絶縁ゲート
型トランジスタ10−1、2を直列にして隣合った信号線
間に閉ループが構成される。そして第1と第2の絶縁ゲ
ート型トランジスタを直列にして電気特性が検査される
ので、等価回路の対象性から第1と第2のどちらの絶縁
ゲート型トランジスタにON電流小あるいはOFF電流大の
点欠陥の原因が存在するかを識別することはできない
が、どちらかの絶縁ゲート型トランジスタ10−1、2に
ON電流小あるいはOFF電流大の点欠陥の原因が存在する
ことを知ることができる。すなわち、点欠陥の検出は可
能である。また絶縁ゲート型トランジスタ10が十分にON
する電圧とOFFする電圧を選択して印加するのは、m番
の走査線11だけでよい。
第6図(g)に示した第7の場合においては、走査線
11と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型トランジスタ
10と絵素電極とより成る一組の構成単位を、走査線11と
信号線12の交点毎に信号線の片側に二組有するアクティ
ブマトリクス基板において、(m,n)番地の第1の絶縁
ゲート型トランジスタ10−1のドレイン電極または絵素
電極と(m+1,n+1)番地の第2の絶縁ゲート型トラ
ンジスタ10−2のドレイン電極または絵素電極とが除去
可能な配線材20で接続されて形成され、第1と第2の絶
縁ゲート型トランジスタを直列にして隣合った信号線間
に閉ループ43が構成される。そして第1と第2の絶縁ゲ
ート型トランジスタ10−1、2を直列にして電気特性が
検査されるので、等価回路の非対称性から2個の絶縁ゲ
ート型トランジスタ10−1、2のどちらかにOFF電流大
の不良が発生しても識別可能である。しかしながら、ON
電流小の不良に対してはその回路構成の対称性から識別
は不可能である。また絶縁ゲート型トランジスタ10が十
分にONする電圧とOFFする電圧を選択して印加するの
は、m番の走査線11とm+1番の走査線11との2本が必
要である。
第6図(h)に示した第8の場合においては、走査線
11と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型トランジスタ
10と絵素電極とより成る一組の構成単位を、走査線11と
信号線12との交点毎に全ての対角の位置に4組有するア
クティブマトリクス基板において、(m,n)番地の第1
の絶縁ゲート型トランジスタ10−1のドレイン電極また
は絵素電極と(m+1,n+1)番地の第2の絶縁ゲート
型トランジスタ10−2のドレイン電極または絵素電極と
が、および(m,n+1)番地の第3の絶縁ゲート型トラ
ンジスタ10−3のドレイン電極または絵素電極と(m+
2,n)番地の第4の絶縁ゲート型トランジスタ10−4の
ドレイン電極または絵素電極とが除去可能な配線材20−
1、2で接続されて形成され、第1と第2の絶縁ゲート
型トランジスタおよび第3と第4の絶縁ゲート型トラン
ジスタを直列にして隣合った信号線間に二つの閉ループ
が構成される。そして第1と第2および第3と第4の絶
縁ゲート型トランジスタ10−1〜4を2個ずつ直列にし
て電気特性が検査されるので、等価回路の非対称性から
各2個の絶縁ゲート型トランジスタ10−1、2と10−
3、4のどちらかにOFF電流大の不良が発生しても識別
可能である。しかしながら、ON電流小の不良に対しては
その回路構成の対称性から識別は不可能である。また絶
縁ゲート型トランジスタ10が十分にONする電圧とOFFす
る電圧を選択して印加するのは、m番の走査線11、m+
1番の走査線11およびm+2番の走査線11との3本が必
要であり、m番の走査線11とm+1番の走査線11、m番
の走査線11とm+2番の走査線11との組合せで別々の閉
ループ43を選択する。
第6図(i)に示した第9の場合においては、走査線
11と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型トランジスタ
10と絵素電極とより成る一組の構成単位を、信号線12の
両側に二組ずつ有するアクティブマトリクス基板におい
て、(m,n)番地の第1の絶縁ゲート型トランジスタ10
−3のドレイン電極または絵素電極と(m+2,n+1)
番地の第2の絶縁ゲート型トランジスタ10−4のドレイ
ン電極または絵素電極とが、および(m,n)番地の第3
の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極または絵素
電極と(m+1,n+1)番地の第4の絶縁ゲート型トラ
ンジスタのドレイン電極または絵素電極とが除去可能な
配線材20−1、2で接続されて形成され、第1と第2の
絶縁ゲート型トランジスタ10−1、2および第3と第4
の絶縁ゲート型トランジスタ10−1、2を直列にして隣
合った信号線間に二つの閉ループ43が構成される。そし
て第1と第2および第3と第4の絶縁ゲート型トランジ
スタ10−1〜4を2個ずつ直列にして電気特性が検査さ
れるので、等価回路の非対称性から各2個の絶縁ゲート
型トランジスタ10−1、2と10−3、4のどちらかにOF
F電流大の不良が発生しても識別可能である。しかしな
がら、ON電流小の不良に対してはその回路構成の対称性
から識別は不可能である。また絶縁ゲート型トランジス
タ10が十分にONする電圧とOFFする電圧を選択して印加
するのは、m番の走査線11、m+1番の走査線11および
m+2番の走査線11との3本が必要であり、m番の走査
線11とm+1番の走査線11、m番の走査線11とm+2番
の走査線11との組合せで別々の閉ループ43を選択する。
第6図(j)に示した第10の場合においては、走査線
11と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型トランジスタ
10と絵素電極とより成る一組の構成単位を、走査線の両
側に二組ずつ有するアクティブマトリクス基板におい
て、(m,n)番地の第1の絶縁ゲート型トランジスタ10
−1のドレイン電極または絵素電極と(m+1,n+1)
番地の第2の絶縁ゲート型トランジスタ10−2のドレイ
ン電極または絵素電極とが、および(m,n+1)番地の
第3の絶縁ゲート型トランジスタ10−3のドレイン電極
または絵素電極と(m+2,n)番地の第4の絶縁ゲート
型トランジスタ10−4のドレイン電極または絵素電極と
が除去可能な配線材20−1、2で接続されて形成され、
第1と第2の絶縁ゲート型トランジスタ10−1、2およ
び第3と第4の絶縁ゲート型トランジスタ10−3、4を
直列にして隣合った信号線間に二つの閉ループ43が構成
される。そして第1と第2および第3と第4の絶縁ゲー
ト型トランジスタ10−1〜4を2個ずつ直列にして電気
特性が検査されるので、等価回路の非対称性から各2個
の絶縁ゲート型トランジスタ10−1、2と10−3、4の
どちらかにOFF電流大の不良が発生しても識別可能であ
る。しかしながら、ON電流小の不良に対してはその回路
構成の対称性から識別は不可能である。また絶縁ゲート
型トランジスタ10が十分にONする電圧とOFFする電圧を
選択して印加するのは、m番の走査線11、m+1番の走
査線11およびm+2番の走査線11との3本が必要であ
り、m番の走査線11とm+1番の走査線11、m番の走査
線11とm+2番の走査線11との組合せで別々の閉ループ
43を選択する。
第6図(k)に示した第11の場合においては、走査線
11と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型トランジスタ
と絵素電極とより成る一組の構成単位を、走査線11と信
号線12との交点毎に対角の位置に二組ずつ有するアクテ
ィブマトリクス基板において、(m,n)番地の第1の絶
縁ゲート型トランジスタ10−1のドレイン電極または絵
素電極と(m+1,n+1)番地の第2の絶縁ゲート型ト
ランジスタ10−2のドレイン電極または絵素電極とが、
および(m,n)番地の第3の絶縁ゲート型トランジスタ1
0−3のドレイン電極または絵素電極と(m+2,n+1)
番地の第4の絶縁ゲート型トランジスタ10−4のドレイ
ン電極または絵素電極とが除去可能な配線材20−1、2
で接続されて形成され、第1と第2の絶縁ゲート型トラ
ンジスタ10−1、2および第3と第4の絶縁ゲート型ト
ランジスタ10−3、4を直列にして隣合った信号線間に
二つの閉ループ43が構成される。そして第1と第2およ
び第3と第4の絶縁ゲート型トランジスタを2個ずつ直
列にして電気特性が検査されるので、等価回路の非対称
性から各2個の絶縁ゲート型トランジスタ10−1、2と
10−3、4のどちらかにOFF電流大の不良が発生しても
識別可能である。しかしながら、ON電流小の不良に対し
てはその回路構成の対称性から識別は不可能である。ま
た絶縁ゲート型トランジスタ10が十分にONする電圧とOF
Fする電圧を選択して印加するのは、m番の走査線11、
m+1番の走査線11およびm+2番の走査線11との3本
が必要であり、m番の走査線11とm+1番の走査線11、
m番の走査線11とm+2番の走査線11との組合せで別々
の閉ループ43を選択する。
第6図(l)に示した第12の場合においては、走査線
11と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型トランジスタ
10と絵素電極とより成る一組の構成単位を、走査線11と
信号線12との交点毎に走査線の両側に二組有するともに
補助の絶縁ゲート型トランジスタ40を有するアクティブ
マトリクス基板において、(m,n)番地の第1の絶縁ゲ
ート型トランジスタ10−1と(m+1,n)番地の第2の
絶縁ゲート型トランジスタ10−2のドレイン電極または
絵素電極と(m+2,n+1)番地の補助の絶縁ゲート型
トランジスタ40のドレイン電極とが除去可能な配線材20
−1、2で接続されて形成され、第1の絶縁ゲート型ト
ランジスタ10−1と補助の絶縁ゲート型トランジスタ40
とを直列にして一つの閉ループ43が、また第2の絶縁ゲ
ート型トランジスタ10−2と補助の絶縁ゲート型トラン
ジスタ40とを直列にしてもう一つの閉ループ43が隣合っ
た信号線間に構成される。そして第1と補助の絶縁ゲー
ト型トランジスタおよび第2と補助の絶縁ゲート型トラ
ンジスタを2個ずつ直列にして電気特性が検査されるの
で、等価回路の非対称性から各2個の絶縁ゲート型トラ
ンジスタのどちらかにOFF電流大の不良が発生しても識
別可能である。しかしながら、ON電流小の不良に対して
はその回路構成の対称性から識別は不可能である。また
絶縁ゲート型トランジスタ10が十分にONする電圧とOFF
する電圧を選択して印加するのは、m番の走査線11、m
+1番の走査線11およびm+2番の走査線11との3本が
必要であり、m番の走査線11とm+1番の走査線11、m
番の走査線11とm+2番の走査線11との組合せで別々の
閉ループ43を選択する。
絶縁ゲート型トランジスタ10−1、2の良否判定に当
り、補助の絶縁ゲート型トランジスタ40は2回の検査を
うけるため、共通因子として駆動用の絶縁ゲート型トラ
ンジスタの電気特性の評価に寄与できる。絶縁ゲート型
トランジスタのON電流少(ソース・ドレイン間開放も含
む)とOFF電流大(ソース・ドレイン間短絡も含む)等
の主要不良が隣接もしくは極めて近接して発生する確率
はほぼ0であるという仮定に従えば、例えば第1の絶縁
ゲート型トランジスタ10−1と補助の絶縁ゲート型トラ
ンジスタ40との組合せにおいて何れかの絶縁ゲート型ト
ランジスタにON電流少が発生した場合には、第2の絶縁
ゲート型トランジスタ10−2と補助の絶縁ゲート型トラ
ンジスタ40との組合せの結果が正常であれば、第1の絶
縁ゲート型トランジスタ10−1にON電流少が発生したと
判定でき、後者の組合せにおいても何れかの絶縁ゲート
型トランジスタにON電流小が発生しているのであれば、
第1と第2の絶縁ゲート型トランジスタに同時にON電流
小が発生する確率はほぼ0であるという仮定から補助の
絶縁ゲート型トランジスタにON電流少が発生したと判定
出来るのである。
第6図(m)に示した第13の場合においては、同一の
走査線11と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型トラン
ジスタ10と絵素電極とより成る一組の構成単位を走査線
11と信号線12との交点毎にかつ信号線12の片側に二組有
するともに補助の絶縁ゲート型トランジスタ40を有する
アクティブマトリクス基板において、(m,n)番地の第
1の絶縁ゲート型トランジスタ10−1と(m+1,n)番
地の第2の絶縁ゲート型トランジスタ40のドレイン電極
または絵素電極と(m+2,n+1)番地の補助の絶縁ゲ
ート型トランジスタのドレイン電極とが除去可能な配線
材20−1、2で接続されて形成され、第1の絶縁ゲート
型トランジスタ10−1と補助の絶縁ゲート型トランジス
タ40とを直列にして一つの閉ループ43が、また第2の絶
縁ゲート型トランジスタ10−2と補助の絶縁ゲート型ト
ランジスタ40とを直列にしてもう一つの閉ループ43が隣
合った信号線間に構成される。そして第1と補助の絶縁
ゲート型トランジスタ10−1、40および第2と補助の絶
縁ゲート型トランジスタ10−2、40を2個ずつ直列にし
て電気特性が検査されるので、等価回路の非対称性から
各2個の絶縁ゲート型トランジスタのどちらかにOFF電
流大の不良が発生しても識別可能である。しかしなが
ら、ON電流小の不良に対してはその回路構成の対称性か
ら識別は不可能である。また絶縁ゲート型トランジスタ
10が十分にONする電圧とOFFする電圧を選択して印加す
るのは、走査線11、m+1番の走査線11およびm+2番
の走査線11との3本が必要であり、m番の走査線11とm
+1番の走査線11、m番の走査線11とm+2番の走査線
11との組合せで別々の閉ループ43を選択する。
第6図(m)の回路構成では、第1と第2の絶縁ゲー
ト型トランジスタは直列に閉ループ43を構成できないた
め、絶縁ゲート型トランジスタの良否判定に関する精度
は第12の場合と同等である。
第7図(a)(b)は本発明の第4の実施例における
アクティブマトリクス基板の検査時の電圧源と電流計の
接続を示す等価回路である。第7図の検査システムで対
応可能な、同一の走査線と信号線とで駆動される絶縁ゲ
ート型トランジスタと絵素電極とより成る一組の構成単
位を、走査線11と信号線12の交点毎に複数組有するアク
ティブマトリクス基板の等価回路を第8図(a)〜
(f)に示す。
先ず、第7図(a)の回路構成に従って走査線11と信
号線12とで駆動される絶縁ゲート型トランジスタ10と絵
素電極とより成る一組の構成単位を、走査線11と信号線
12の交点毎に複数組有するアクティブマトリクス基板に
おいて、先ずn番の信号線12には電圧源41により正の電
圧を印加し、n+1番とn+2+3(k−1)番の信号
線は接地して、n+3番の信号線と隣合った信号線12と
の間には第1の閉ループ43−1を、またn番の信号線12
と1本おきに隣合った信号線12との間には第2の閉ルー
プ43−2を構成し、全ての信号線12に電流計42を接続し
て各信号線12に流れる電流を計測する。
次に第7図(b)に示したように、n+1番の信号線
12には電圧源41−2より正の電圧を印加し、n+2番の
信号線12は接地して、n+1番の信号線と隣合った信号
線12間には第3の閉ループ43−3を、またn+1番の信
号線12と1本おきに隣合った信号線12間には第4の閉ル
ープ43−4を構成し、上記した信号線12には電流計42を
接続して各信号線12に流れる電流を計測する。全ての閉
ループ43内には2個の絶縁ゲート型トランジスタ10が直
列に接続して含まれるように接続線20が形成されてい
る。走査線11に印加する直流電圧に絶縁ゲート型トラン
ジスタ10が十分にONする電圧とOFFする電圧を選択して
印可し、各信号線12に流れる電流を計測することによ
り、全ての閉ループ43のいずれかに絶縁ゲート型トラン
ジスタ10の特性不良または内部短絡による電流異常が発
生してもその位置は同定可能である。
走査線11と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型トラ
ンジスタ10と絵素電極とより成る一組の構成単位を、走
査線11と信号線12の交点毎に複数個有するアクティブマ
トリクス構成は、第8図に示すように6種類考えられ、
以下順に説明していく。
第8図(a)に示した第1の場合においては、走査線
11と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型トランジスタ
10と絵素電極とより成る一組の構成単位を、走査線11と
信号線12との交点毎にかつ全ての対角の位置に4組有す
るアクティブマトリクス基板において、(m,n)番地の
第1の絶縁ゲート型トランジスタ10−1のドレイン電極
または絵素電極と(m+1,n+1)番地の第2の絶縁ゲ
ート型トランジスタ10−2のドレイン電極または絵素電
極とが、および(m+1,n)番地の第3の絶縁ゲート型
トランジスタ10−3のドレイン電極または絵素電極と
(m,n+2)番地の第4の絶縁ゲート型トランジスタ10
−4のドレイン電極または絵素電極とが除去可能な配線
材20−1、2で接続されて形成されている。そして先
ず、第7図(a)の検査システムにより第1と第2の絶
縁ゲート型トランジスタ10−1、2とを直列にして第1
の閉ループ43−1が、第3と第4との絶縁ゲート型トラ
ンジスタ10−3、4とを直列にして第2の閉ループ43−
2が構成される。次に第7図(b)の検査システムによ
り(m,n+1)番地の第1の絶縁ゲート型トランジスタ1
0−1と(m+1,n+2)番地の第2の絶縁ゲート型トラ
ンジスタ10−2とを直列にして第3の閉ループ43−3
が、また(m+1,n−1)番地の第3の絶縁ゲート型ト
ランジスタ10−3と(m,n+1)番地の第4の絶縁ゲー
ト型トランジスタ10−4とを直列にして第4の閉ループ
43−4が構成される。そして4つの閉ループの検査によ
り8個の絶縁ゲート型トランジスタ10は全て2個ずつ直
列にして電気特性が検査されるので、等価回路の非対称
性から各2個の絶縁ゲート型トランジスタ10のどちらか
にOFF電流大の不良が発生しても識別可能である。しか
しながら、ON電流小の不良に対してはその回路構成の対
称性から識別は不可能である。また絶縁ゲート型トラン
ジスタ10が十分にONする電圧とOFFする電圧を選択して
印加するのは、走査線11(m)と走査線11(m+1)と
の2本が必要である。
第8図(b)に示した第2の場合においては、走査線
11と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型トランジスタ
10と絵素電極とより成る一組の構成単位を信号線の両側
に二組ずつ有するアクティブマトリクス基板において、
(m,n)番地の第1の絶縁ゲート型トランジスタ10−1
のドレイン電極または絵素電極と(m+1,n+2)番地
の第2の絶縁ゲート型トランジスタ10−2のドレイン電
極または絵素電極とが、および(m,n)番地の第3の絶
縁ゲート型トランジスタ10−3のドレイン電極または絵
素電極と(m+1,n+1)番地の第4の絶縁ゲート型ト
ランジスタ10−4のドレイン電極または絵素電極とが除
去可能な配線材で接続されて形成されている。そして先
ず、第7図(a)の検査システムにより第1と第2の絶
縁ゲート型トランジスタ10−1、2とを直列にして第2
の閉ループ43−2が、第3と第4との絶縁ゲート型トラ
ンジスタ10−3、4とを直列にして第1の閉ループ43−
1が構成される。次に第7図(b)の検査システムによ
り(m,n+1)番地の第3の絶縁ゲート型トランジスタ1
0−3と(m+1,n+2)番地の第4の絶縁ゲート型トラ
ンジスタ10−4とを直列にして第3の閉ループ43−3
が、また(m,n−1)番地の第1の絶縁ゲート型トラン
ジスタ10−1と(m+1,n+1)番地の第2の絶縁ゲー
ト型トランジスタ10−2とを直列にして第4の閉ループ
43−4が構成される。そして4つの閉ループの検査によ
り8個の絶縁ゲート型トランジスタは全て2個ずつ直列
にして電気特性が検査されるので、等価回路の非対称性
から各2個の絶縁ゲート型トランジスタ10のどちらかに
OFF電流大の不良が発生しても識別可能である。しかし
ながら、ON電流小の不良に対してはその回路構成の対称
性から識別は不可能である。また絶縁ゲート型トランジ
スタ10が十分にONする電圧とOFFする電圧を選択して印
加するのは、m番の走査線11とm+1番の走査線11との
2本が必要である。
第8図(c)に示した第3の場合においては、m番の
走査線11とn番の信号線12とで駆動される絶縁ゲート型
トランジスタ10と絵素電極とより成る一組の構成単位
を、走査線11と信号線12との交点毎に対角の位置に二組
ずつ有するアクティブマトリクス基板において、(m,
n)番地の第1の絶縁ゲート型トランジスタ10−1のド
レイン電極または絵素電極と(m+1,n+1)番地の第
2の絶縁ゲート型トランジスタ10−2のドレイン電極ま
たは絵素電極とが、および(m,n)番地の第3の絶縁ゲ
ート型トランジスタ10−3のドレイン電極または絵素電
極と(m+1,n+2)番地の第4の絶縁ゲート型トラン
ジスタ10−4のドレイン電極または絵素電極とが除去可
能な配線材で接続されて形成されている。そして先ず、
第7図(a)の検査システムにより第1と第2の絶縁ゲ
ート型トランジスタ10−1、2とを直列にして第1の閉
ループ43−1が、第3と第4との絶縁ゲート型トランジ
スタ10−3、4とを直列にして第2の閉ループ43−2が
構成される。
次に第7図(b)の検査システムにより(m,n+1)
番地の第1の絶縁ゲート型トランジスタ10−1と(m+
1,n+2)番地の第2の絶縁ゲート型トランジスタ10−
2とを直列にして第3の閉ループ43−3が、また(m,n
−1)番地の第3の絶縁ゲート型トランジスタ10−3と
(m+1,n+1)番地の第4の絶縁ゲート型トランジス
タ10−4とを直列にして第4の閉ループ43−4が構成さ
れる。そして4つの閉ループの検査により8個の絶縁ゲ
ート型トランジスタ10は全て2個ずつ直列にして電気特
性が検査されるので、等価回路の非対称性から各2個の
絶縁ゲート型トランジスタ10のどちらかにOFF電流大の
不良が発生しても識別可能である。しかしながら、ON電
流小の不良に対してはその回路構成の対称性から識別は
不可能である。また絶縁ゲート型トランジスタ10が十分
にONする電圧とOFFする電圧を選択して印加するのは、
m番の走査線11とm+1番の走査線11との2本が必要で
ある。
第8図(d)に示した第4の場合においては、走査線
11と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型トランジスタ
10と絵素電極とより成る一組の構成単位を、走査線11の
両側に二組ずつ有するアクティブマトリクス基板におい
て、(m,n)番地の第1の絶縁ゲート型トランジスタ10
−1のドレイン電極または絵素電極と(m+1,n+1)
番地の第2の絶縁ゲート型トランジスタ10−2のドレイ
ン電極または絵素電極とが、および(m,n+2)番地の
第3の絶縁ゲート型トランジスタ10−3のドレイン電極
または絵素電極と(m+1,n)番地の第4の絶縁ゲート
型トランジスタ10−4のドレイン電極または絵素電極と
が除去可能な配線材で接続されて形成されている。そし
て先ず、第7図(a)の検査システムにより第1と第2
の絶縁ゲート型トランジスタ10−1、2とを直列にして
第1の閉ループ43−1が、第3と第4との絶縁ゲート型
トランジスタ10−3、4とを直列にして第2の閉ループ
43−2が構成される。次に第7図(b)の検査システム
により(m,n+1)番地の第1の絶縁ゲート型トランジ
スタ10−1と(m+1,n+2)番地の第2の絶縁ゲート
型トランジスタ10−2とを直列にして第3の閉ループ43
−3が、また(m,n+1)番地の第3の絶縁ゲート型ト
ランジスタ10−3と(m+1,n−1)番地の第4の絶縁
ゲート型トランジスタ10−4とを直列にして第4の閉ル
ープ43−4が構成される。そして4つの閉ループの検査
により8個の絶縁ゲート型トランジスタ10は全て2個ず
つ直列にして電気特性が検査されるので、等価回路の非
対称性から各2個の絶縁ゲート型トランジスタ10のどち
らかにOFF電流大の不良が発生しても識別可能である。
しかしながら、ON電流小の不良に対してはその回路構成
の対称性から識別は不可能である。また絶縁ゲート型ト
ランジスタ10が十分にONする電圧とOFFする電圧を選択
して印可するのは、m番の走査線11とm+1番の走査線
11との2本が必要である。
第8図(e)に示した第5の場合においては、走査線
11と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型トランジスタ
10と絵素電極とより成る一組の構成単位を、走査線11と
信号線12の交点毎に対角の位置に二組有するアクティブ
マトリクス基板において、(m,n)番地の第1の絶縁ゲ
ート型トランジスタ10−1のドレイン電極または絵素電
極と(m+2,n+1)番地の第2の絶縁ゲート型トラン
ジスタ10−2のドレイン電極または絵素電極と(m+1,
n+2)番地の第2の絶縁ゲート型トランジスタ10−2
のドレイン電極または絵素電極とが除去可能な配線材20
−1、2で接続されて形成されている。そして先ず、第
7図(a)の検査システムにより第1と(m+2,n+
1)番地の第2の絶縁ゲート型トランジスタ10−1、2
とを直列にして第1の閉ループ43−1が、また第1と
(m+2,n+2)番地の第2の絶縁ゲート型トランジス
タ10−1、2とを直列にして第2の閉ループ43−2が構
成される。この時第1の絶縁ゲート型トランジスタ10−
1は2回続けて検査される。次に第7図(b)の検査シ
ステムにより(m,n+1)番地の第1の絶縁ゲート型ト
ランジスタと(m+2,n+2)番地の第2の絶縁ゲート
型トランジスタ10−2とを直列にして第3の閉ループ43
−3が、また(m,n−1)番地の第1の絶縁ゲート型ト
ランジスタ10−1と(m+2,n+1)番地の第2の絶縁
ゲート型トランジスタ10−2とを直列にして第4の閉ル
ープ43−4が構成される。(m+2,n+1)番地の第2
の絶縁ゲート型トランジスタ10−2は第7図(a)の検
査システムで既に1回検査されており、2回続けて検査
されたことになる。このように4つの閉ループ43−1、
2、3、4の検査により絶縁ゲート型トランジスタ10は
全て2個ずつ直列にして電気特性が2回検査されるの
で、全ての絶縁ゲート型トランジスタ10を良否判定する
事が出来る。また絶縁ゲート型トランジスタ10が十分に
ONする電圧とOFFする電圧を選択して印加するのは、m
番の走査線11、m+1番の走査線11およびm+2番の走
査線11との3本が必要であり、第1と第3の閉ループ43
−1、3、あるいは第2と第4の閉ループ43−2、4を
選択するためにはm番の走査線11とm+2番の走査線1
1、あるいはm番の走査線11とm+1番の走査線11とが
組み合わされている。
第8図(f)に示した第6の場合においては、走査線
11と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型トランジスタ
10と絵素電極とより成る一組の構成単位を、走査線11と
信号線12の交点毎に信号線の両側に二組有するアクティ
ブマトリクス基板において、(m,n)番地の第1の絶縁
ゲート型トランジスタ10−1のドレイン電極または絵素
電極と(m+1,n+1)番地の第2の絶縁ゲート型トラ
ンジスタ10−2のドレイン電極または絵素電極と(m−
1,n+2)番地の第2の絶縁ゲート型トランジスタ10−
2のドレイン電極または絵素電極とが除去可能な配線材
20−1、2で接続されて形成されている。そして先ず、
第7図(a)の検査システムにより第1と(m+1,n+
1)番地の第2の絶縁ゲート型トランジスタ10−1、2
とを直列にして第1の閉ループ43−1が、第1と(m−
1,n+2)番地の第2の絶縁ゲート型トランジスタ10−
2とを直列にして第2の閉ループ43−2が構成される。
この時第1の絶縁ゲート型トランジスタ10−1は2回続
けて検査される。次に第7図(b)の検査システムによ
り(m−2,n+1)番地の第1の絶縁ゲート型トランジ
スタ10−1と(m−1,n+2)番地の第2の絶縁ゲート
型トランジスタ10−2とを直列にして第3の閉ループ43
−3が、また(m+2,n−1)番地の第1の絶縁ゲート
型トランジスタ10−1と(m+1,n+1)番地の第2の
絶縁ゲート型トランジスタ10−2とを直列にして第4の
閉ループ43−4が構成される。(m−1,n+2)番地の
第2の絶縁ゲート型トランジスタ10−2と(m+1,n+
1)番地の第2の絶縁ゲート型トランジスタ10−2とは
第7図(a)の検査システムで既に1回検査されてお
り、2回続けて検査されたことになる。このように4つ
の閉ループ43−1、2、3、4の検査により絶縁ゲート
型トランジスタは全て2個ずつ直列にして電気特性が2
回検査されるので、全ての絶縁ゲート型トランジスタを
良否判定することができる。また絶縁ゲート型トランジ
スタ10が十分にONする電圧とOFFする電圧を選択して印
加するのは走査線3本が対象となり、第1と第3の閉ル
ープ43−1、3、あるいは第2と第4の閉ループ43−
2、4を選択するためには適宜2本の走査線が組み合わ
される。
第9図(a)(b)はアクティブマトリクス基板の本
発明の第5の実施例における検査時の電圧源と電流計の
接続を示す等価回路である。第9図(a)(b)の検査
システムで対応可能な、同一の走査線11と信号線12とで
駆動される絶縁ゲート型トランジスタと絵素電極とより
成る一組の構成単位を、走査線11と信号線12の交点毎に
複数組有するアクティブマトリクス基板の等価回路を第
10図(a)〜(c)に示す。
第9図(a)の回路構成に従って、走査線11と信号線
12とで駆動される絶縁ゲート型トランジスタ10と絵素電
極とより成る一組の構成単位を、走査線11と信号線12の
交点毎に複数組有するアクティブマトリクス基板におい
て、先ずn+1番の信号線12には電圧源41より正の電圧
を印加し、n番とn+1番の信号線12は接地して、n+
1番の信号線12との間には第1と第2の閉ループ43−
1、2を構成し、全ての信号線12に電流計42を接続して
各信号線12に流れる電流を計測する。
次にn+2番の信号線12には正の電圧を印加し、n番
の信号線12は接地して、n+2番の信号線と1本おいて
隣合った信号線12間には第3の閉ループ43−3を構成
し、上記した信号線12には電流計42を接続して各信号線
に流れる電流を計測する。全ての閉ループ43内には2個
の絶縁ゲート型トランジスタ10が直列に接続して含まれ
るように接続線20が形成されている。走査線11に印加す
る直流電圧に絶縁ゲート型トランジスタ10が十分にONす
る電圧とOFFする電圧を選択して印可し、各信号線12に
流れる電流を計測することにより、全ての閉ループ43の
いずれかに絶縁ゲート型トランジスタの特性不良または
内部短絡による電流異常が発生してもその位置は同定可
能である。
走査線11と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型トラ
ンジスタ10と絵素電極とより成る一組の構成単位を、走
査線11と信号線12の交点毎に複数個有するアクティブマ
トリクス構成は第10図に示すように3種類考えられ、以
下順に説明していく。
第10図(a)に示した第1の場合においては、走査線
11と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型トランジスタ
10と絵素電極とより成る一組の構成単位を、走査線11と
信号線12の交点毎に対角の位置に二組有するともに補助
の絶縁ゲート型トランジスタ40を有するアクティブマト
リクス基板において、(m,n)番地の第1の絶縁ゲート
型トランジスタ10−1と(m+2,n+2)番地の第2の
絶縁ゲート型トランジスタ10−2のドレイン電極または
絵素電極と(m+1,n+1)番地の補助の絶縁ゲート型
トランジスタ40のドレイン電極とが除去可能な配線材20
−1、2で接続されて形成されている。そして先ず、第
9図(a)の検査システムにより補助の絶縁ゲート型ト
ランジスタ40と(m,n)番地の第1の絶縁ゲート型トラ
ンジスタ10−1とを直列にして第1の閉ループ43−1
が、補助の絶縁ゲート型トランジスタと(m+2,n+
2)番地の第2の絶縁ゲート型トランジスタ10−2とを
直列にして第2の閉ループ43−2が構成される。第1絶
縁ゲート型トランジスタ10−1と補助の絶縁ゲート型ト
ランジスタ40および第2の絶縁ゲート型トランジスタ10
−2と補助の絶縁ゲート型トランジスタ40を2個ずつ直
列にして電気特性が検査されるので、等価回路の非対称
性から各2個の絶縁ゲート型トランジスタ10のどちらか
にOFF電流大の不良が発生しても識別可能である。しか
しながら、ON電流小の不良に対してはその回路構成の対
称性から識別は不可能である。
絶縁ゲート型トランジスタ10の良否判定に当り、補助
の絶縁ゲート型トランジスタ40は2回の検査を受けるた
め、共通因子として駆動用の絶縁ゲート型トランジスタ
10の電気特性の評価に大きく寄与できるが、正確を期す
るのであれば引続き第9図(b)の検査システムにより
(m,n)番地の第1の絶縁ゲート型トランジスタ10−1
と(m+2,n+2)番地の第2の絶縁ゲート型トランジ
スタ10−2とを直列にして第3の閉ループ43−3を構成
し、第1と第2の絶縁ゲート型トランジスタ10−1、2
を2個ずつ直列にして電気特性を検査するとよい。これ
によって3個の絶縁ゲート型トランジスタ10は全て2回
の検査を受けることになり、補助の絶縁ゲート型トラン
ジスタ40にON電流少が発生した場合でも、第1と第2
の、すなわち駆動用の絶縁ゲート型トランジスタの完全
な良否判定が行える。絶縁ゲート型トランジスタ10が十
分にONする電圧とOFFする電圧を選択して印加するの
は、m番の走査線11、m+1番の走査線11およびm+2
番の走査線11との3本が必要であり、第1、第2あるい
は第3の閉ループ43を選択するためにはm番の走査線11
とm+1番の走査線11、m+1番の走査線11とm+2番
の走査線11あるいはm番の走査線11とm+2番の走査線
11とが組み合わされている。
第10図(b)に示した第2の場合においては、走査線
11と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型トランジスタ
10と絵素電極とより成る一組の構成単位を、走査線11と
信号線12の交点毎に信号線12の両側に二組有するともに
補助の絶縁ゲート型トランジスタ40を有するアクティブ
マトリクス基板において、(m,n)番地の第1の絶縁ゲ
ート型トランジスタ10−1と(m−1,n+2)番地の第
2の絶縁ゲート型トランジスタ10−2のドレイン電極ま
たは絵素電極と(m+1,n+1)番地の補助の絶縁ゲー
ト型トランジスタ40のドレイン電極とが除去可能な配線
材で接続されて形成されている。そして先ず、第9図
(a)の検査システムにより補助の絶縁ゲート型トラン
ジスタ40と(m,n)番地の第1の絶縁ゲート型トランジ
スタ10−1とを直列にして第1の閉ループ43−1が、補
助の絶縁ゲート型トランジスタ40と(m−1,n+2)番
地の第2の絶縁ゲート型トランジスタ10−2とを直列に
して第2の閉ループ43−2が構成される。第1と補助の
絶縁ゲート型トランジスタ10−1および第2と補助の絶
縁ゲート型トランジスタ10−2を2個ずつ直列にして電
気特性が検査されるので、等価回路の非対称性から各2
個の絶縁ゲート型トランジスタのどちらかにOFF電流大
の不良が発生しても識別可能である。しかしながら、ON
電流小の不良に対してはその回路構成の対称性から識別
は不可能である。
絶縁ゲート型トランジスタ10の良否判定に当り、補助
の絶縁ゲート型トランジスタ40は2回の検査をうけるた
め、共通因子として駆動用の絶縁ゲート型トランジスタ
10の電気特性の評価に大きく寄与できるが、正確を期す
るのであれば引続き第9図(b)の検査システムにより
(m,n)番地の第1の絶縁ゲート型トランジスタ10−1
と(m−1,n+2)番地の第2の絶縁ゲート型トランジ
スタ10−2とを直列にして第3の閉ループ43−3を構成
し、第1と第2の絶縁ゲート型トランジスタ10−1、2
を2個ずつ直列にして電気特性を検査するとよい。これ
によって3個の絶縁ゲート型トランジスタは全て2回の
検査を受けることになり、補助の絶縁ゲート型トランジ
スタ40にON電流少が発生した場合でも、第1と第2の、
すなわち駆動用の絶縁ゲート型トランジスタ10の完全な
良否判定が行える。絶縁ゲート型トランジスタ10が十分
にONする電圧とOFFする電圧を選択して印加するのは、
m−1番の走査線11、m番の走査線11およびm+1番の
走査線11との3本が必要であり、第1、第2あるいは第
3の閉ループを選択するためにはm番の走査線11とm+
1番の走査線11、m−1番の走査線11とm+1番の走査
線11あるいはm番の走査線11とm−1番の走査線11が組
み合わされている。
第10図(c)に示した第3の場合においては、走査線
11と信号線12とで駆動される絶縁ゲート型トランジスタ
10と絵素電極とより成る一組の構成単位を、走査線11と
信号線12の交点毎に信号線12の片側に二組有するともに
補助の絶縁ゲート型トランジスタ40を有するアクティブ
マトリクス基板において、(m,n)番地の第1の絶縁ゲ
ート型トランジスタ10−1と(m,n+1)番地の第2の
絶縁ゲート型トランジスタ10−2のドレイン電極または
絵素電極と(m+1,n+2)番地の補助の絶縁ゲート型
トランジスタ40のドレイン電極とが除去可能な配線材20
−1、2で接続されて形成されている。そして先ず、第
9図(a)の検査システムにより第1と第2の絶縁ゲー
ト型トランジスタ10−1、2とを直列にして第1の閉ル
ープ43−1が、補助の絶縁ゲート型トランジスタ40と第
2の絶縁ゲート型トランジスタ10−2とを直列にして第
2の閉ループ43−2が構成される。次に第9図(b)の
検査システムにより第1の絶縁ゲート型トランジスタ10
−1と補助の絶縁ゲート型トランジスタ40とを直列にし
て第3の閉ループ43−3を構成させる。これによって3
個の絶縁ゲート型トランジスタは全て2回の検査を受け
ることになり、補助の絶縁ゲート型トランジスタ10にON
電流少が発生した場合でも、第1と第2の、すなわち駆
動用の絶縁ゲート型トランジスタ10のほぼ完全な良否判
定が行える。
第10図(c)の回路構成では、第1と第2の絶縁ゲー
ト型トランジスタ10−1、2は接続線20−1、20−2を
経由して直列に閉ループ43を構成しているが、1本の共
通の走査線11で同時にON/OFF制御されるためON電流少の
不良は、第1と第2の絶縁ゲート型トランジスタ10−
1、2を組み合わせての検査では識別できないが、補助
の絶縁ゲート型トランジスタ40と第1、および第2の絶
縁ゲート型トランジスタ10−1、2とを組合せた検査結
果を加味すると、絶縁ゲート型トランジスタ10の良否判
定に関する精度は実用上何等支障無いものとなってい
る。絶縁ゲート型トランジスタ10が十分にONする電圧と
OFFする電圧を選択して印加するのは、m番の走査線11
とm+1番の走査線11との2本が必要であり、第1、あ
るいは第2、第3の閉ループを選択するためにはm番の
走査線11、あるいはm番の走査線11とm+1番の走査線
11が組み合わされている。
以上、駆動用の絶縁ゲート型トランジスタと絵素電極
とよりなる構成単位を表示エリア内に1組、2組および
4組有するアクティブマトリクス基板において、絶縁ゲ
ート型トランジスタが閉ループを構成するように絶縁ゲ
ート型トランジスタまたは当該絶縁ゲート型トランジス
タに接続された絵素電極相互間、補助の絶縁ゲート型ト
ランジスタとの間、および信号線等の間に接続線を配置
し、外部から絶縁ゲート型トランジスタの電気特性や内
部短絡等の諸特性を高速で検査する方法について説明し
た。
発明の効果 液晶パネルを構成するアクティブマトリクス基板の製
造に当たり、点欠陥の主原因となる駆動用の絶縁ゲート
型トランジスタを電気的に全数検査可能とするための接
続線、補助の絶縁ゲート型トランジスタ、絶縁ゲート型
トランジスタ間およびそれらの間の相互接続を導入し、
さらに進歩したものとして駆動用の絶縁ゲート型トラン
ジスタを複数化し、電気検査によって不良の絶縁ゲート
型トランジスタを排除した後に絵素電極を共有させて形
成している先願特許の高速化について説明した。これら
の結果、まずアクティブマトリクス基板を液晶パネル化
する前に、点欠陥の発生状況を推測することが可能とな
り、高価なカラーフィルタを無駄に使用する損失を回避
できてその工業的な価値は計り知れないものである。
さらに絶縁ゲート型トランジスタを複数化する技術と
の併用により点欠陥の緩和の自由度も大幅に強化され、
最も進歩した形においては原理的に点欠陥が発生しない
アクティブマトリクス基板を得ることができて歩留まり
の向上の観点からは極めて重要な技術であると評価さ
れ、加えて検査時間の大幅な短縮化は実用性の観点から
も極めて有用である。
本発明の主旨に従えば、アクティブマトリクス基板は
液晶パネルに限定される理由は存在せず、光学素子とし
てELやSiC等の発光素子を有するデバイスであっても適
用可能である。また液晶パネルも本文で説明した透過型
に限定されるものではなく、絵素電極の形成に係る製造
工程の多少の増減と変更を許せば反射型の液晶パネルに
おいても極めて有用な発明であることを付記しておく。
また絶縁ゲート型トランジスタの極性がPチャネル動
作の絶縁ゲート型トランジスタである場合には、電圧源
から負の電圧を印可すればよいことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は本発明の第1の実施例におけるア
クティブマトリクス基板の検査方法の回路図、第2図は
同基板の回路図、第3図は本発明の第2の実施例におけ
るアクティブマトリクス基板の検査方法の回路図、第4
図(a)(b)は同基板の回路図、第5図は本発明の第
3の実施例におけるアクティブマトリクス基板の検査方
法の回路図、第6図(a)〜(m)は同基板の回路図、
第7図(a)(b)は本発明の第4の実施例におけるア
クティブマトリクス基板の検査方法の回路図、第8図
(a)〜(f)は同基板の回路図、第9図(a)(b)
は本発明の第5の実施例におけるアクティブマトリクス
基板の検査方法の回路図、第10図(a)〜(c)は同基
板の回路図である。 10…絶縁ゲ‥ト型トランジスタ、11…走査線、12…信号
線、20…接続線、21…開口部、40…補助の絶縁ゲ‥ト型
トランジスタ、41…電圧源、42…電流計、43…閉ルー
プ。

Claims (29)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走査線と信号線(n番)との交点毎に一組
    の絶縁ゲート型トランジスタと絵素電極とを有するアク
    ティブマトリクス基板において、n番の絶縁ゲート型ト
    ランジスタのドレイン電極または絵素電極をn+1番の
    信号線に除去可能な配線材で接続して形成し、n番とn
    +2番の信号線の間に電圧を印加してこれらの信号線に
    流れる電流を計測することにより、n番とn+1番の絶
    縁ゲート型トランジスタの直列状態での電気特性を検査
    し、前記2回の検査結果によりn+1番の絶縁ゲート型
    トランジスタの電気特性を得ることを特徴とするアクテ
    ィブマトリクス基板の検査方法。
  2. 【請求項2】走査線と信号線(n番)とで駆動される絶
    縁ゲート型トランジスタと絵素電極とより成る一組の構
    成単位を、走査線と信号線の交点毎に2個有するアクテ
    ィブマトリクス基板において、n番の第1の絶縁ゲート
    型トランジスタのドレイン電極または絵素電極とn+2
    番の第2の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極ま
    たは絵素電極とを除去可能な配線材で接続して形成し、
    n番とn+2番の信号線の間に電圧を印加してこれらの
    信号線に流れる電流を計測することにより、第1と第2
    の絶縁ゲート型トランジスタの直列状態での電気特性を
    検査することを特徴とするアクティブマトリクス基板の
    検査方法。
  3. 【請求項3】絶縁ゲート型トランジスタと絵素電極とよ
    り成る一組の構成単位を、走査線と信号線の交点毎にか
    つ信号線の両側に二組有するアクティブマトリクス基板
    において、(m,n)番地の第1の絶縁ゲート型トランジ
    スタのドレイン電極または絵素電極と(m,n+2)番地
    の第2の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極また
    は絵素電極とを除去可能な配線材で接続して形成し、第
    1と第2の絶縁ゲート型トランジスタの直列状態での電
    気特性を検査することを特徴とする請求項2記載のアク
    ティブマトリクス基板の検査方法。
  4. 【請求項4】絶縁ゲート型トランジスタと絵素電極とよ
    り成る一組の構成単位を、走査線と信号線の交点毎にか
    つ対角の位置に二組有するアクティブマトリクス基板に
    おいて、(m,n)番地の第1の絶縁ゲート型トランジス
    タのドレイン電極または絵素電極と(m+1,n+2)番
    地の第2の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極ま
    たは絵素電極とを配線材で接続して形成し、第1と第2
    の絶縁ゲート型トランジスタの直列状態での電気特性を
    検査することを特徴とする請求項2記載のアクティブマ
    トリクス基板の検査方法。
  5. 【請求項5】走査線と信号線(n番)とで駆動される絶
    縁ゲート型トランジスタと絵素電極とより成る一組の構
    成単位を、走査線と信号線の交点毎に複数個有するアク
    ティブマトリクス基板において、n番の第1の絶縁ゲー
    ト型トランジスタのドレイン電極または絵素電極とn+
    1番の第2の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極
    または絵素電極とを除去可能な配線材で接続して形成
    し、n番とn+1番の信号線の間に電圧を印加し、これ
    らの信号線に流れる電流を計測することにより、第1と
    第2の絶縁ゲート型トランジスタの直列状態での電気特
    性を検査することを特徴とするアクティブマトリクス基
    板の検査方法。
  6. 【請求項6】絶縁ゲート型トランジスタと絵素電極とよ
    り成る一組の構成単位を、走査線と信号線の交点毎にか
    つ信号線の両側に二組有するアクティブマトリクス基板
    において、(m,n)番地の第1の絶縁ゲート型トランジ
    スタのドレイン電極または絵素電極と(m,n+1)番地
    の第2の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極また
    は絵素電極とを配線材で接続して形成し、第1と第2の
    絶縁ゲート型トランジスタの直列状態での電気特性を検
    査することを特徴とする請求項5記載のアクティブマト
    リクス基板の検査方法。
  7. 【請求項7】絶縁ゲート型トランジスタと絵素電極とよ
    り成る一組の構成単位を、走査線と信号線の交点毎にか
    つ信号線の両側に二組有するアクティブマトリクス基板
    において、(m,n)番地の第1の絶縁ゲート型トランジ
    スタのドレイン電極または絵素電極と(m+1,n+1)
    番地の第2の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極
    または絵素電極とを配線材で接続して形成し、第1と第
    2の絶縁ゲート型トランジスタの直列状態での電気特性
    を検査することを特徴とする請求項5記載のアクティブ
    マトリクス基板の検査方法。
  8. 【請求項8】絶縁ゲート型トランジスタと絵素電極とよ
    り成る一組の構成単位を、走査線と信号線の交点毎にか
    つ走査線の両側に二組有するアクティブマトリクス基板
    において、(m,n)番地の第1の絶縁ゲート型トランジ
    スタのドレイン電極または絵素電極と(m+1,n+1)
    番地の第2の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極
    または絵素電極とを配線材で接続して形成し、第1と第
    2の絶縁ゲート型トランジスタを直列にして電気特性を
    検査することを特徴とする請求項5記載のアクティブマ
    トリクス基板の検査方法。
  9. 【請求項9】絶縁ゲート型トランジスタと絵素電極とよ
    り成る一組の構成単位を、走査線と信号線の交点毎にか
    つ対角の位置に二組有するアクティブマトリクス基板に
    おいて、(m,n)番地の第1の絶縁ゲート型トランジス
    タのドレイン電極または絵素電極と(m+1,n+1)番
    地の第2の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極ま
    たは絵素電極とを配線材で接続して形成し、第1と第2
    の絶縁ゲート型トランジスタの直列状態での電気特性を
    検査することを特徴とする請求項5記載のアクティブマ
    トリクス基板の検査方法。
  10. 【請求項10】絶縁ゲート型トランジスタと絵素電極と
    より成る一組の構成単位を、走査線と信号線の交点毎に
    かつ対角の位置に二組有するアクティブマトリクス基板
    において、(m,n)番地の第1の絶縁ゲート型トランジ
    スタのドレイン電極または絵素電極と(m+2,n+1)
    番地の第2の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極
    または絵素電極とを配線材で接続して形成し、第1と第
    2の絶縁ゲート型トランジスタの直列状態での電気特性
    を検査することを特徴とする請求項5記載のアクティブ
    マトリクス基板の検査方法。
  11. 【請求項11】駆動される絶縁ゲート型トランジスタと
    絵素電極とより成る一組の構成単位を、走査線と信号線
    の交点毎にかつ信号線の片側に二組有するアクティブマ
    トリクス基板において、(m,n)番地の第1の絶縁ゲー
    ト型トランジスタのドレイン電極または絵素電極と(m,
    n+1)番地の第2の絶縁ゲート型トランジスタのドレ
    イン電極または絵素電極とを配線材で接続して形成し、
    第1と第2の絶縁ゲート型トランジスタの直列状態での
    電気特性を検査することを特徴とする請求項5記載のア
    クティブマトリクス基板の検査方法。
  12. 【請求項12】絶縁ゲート型トランジスタと絵素電極と
    より成る一組の構成単位を、走査線と信号線の交点毎に
    かつ信号線の片側に二組有するアクティブマトリクス基
    板において、(m,n)番地の第1の絶縁ゲート型トラン
    ジスタのドレイン電極または絵素電極と(m+1,n+
    1)番地の第2の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン
    電極または絵素電極とを配線材で接続して形成し、第1
    と第2の絶縁ゲート型トランジスタの直列状態での電気
    特性を検査することを特徴とする請求項5記載のアクテ
    ィブマトリクス基板の検査方法。
  13. 【請求項13】絶縁ゲート型トランジスタと絵素電極と
    より成る一組の構成単位を、走査線と信号線との交点毎
    にかつ全ての対角の位置に4組有するアクティブマトリ
    クス基板において、(m,n)番地の第1の絶縁ゲート型
    トランジスタのドレイン電極または絵素電極と(m+1,
    n+1)番地の第2の絶縁ゲート型トランジスタのドレ
    イン電極または絵素電極とを、および(m,n+1)番地
    の第3の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極また
    は絵素電極と(m+2,n)番地の第4の絶縁ゲート型ト
    ランジスタのドレイン電極または絵素電極とを配線材で
    接続して形成し、第1と第2および第3と第4の絶縁ゲ
    ート型トランジスタの各直列状態での電気特性を検査す
    ることを特徴とする請求項5記載のアクティブマトリク
    ス基板の検査方法。
  14. 【請求項14】絶縁ゲート型トランジスタと絵素電極と
    より成る一組の構成単位を、信号線の両側に二組ずつ有
    するアクティブマトリクス基板において、(m,n)番地
    の第1の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極また
    は絵素電極と(m+2,n+1)番地の第2の絶縁ゲート
    型トランジスタのドレイン電極または絵素電極とを、お
    よび(m,n)番地の第3の絶縁ゲート型トランジスタの
    ドレイン電極または絵素電極と(m+1,n+1)番地の
    第4の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極または
    絵素電極とを配線材で接続して形成し、第1と第2およ
    び第3と第4の絶縁ゲート型トランジスタの各直列状態
    での電気特性を検査することを特徴とする請求項5記載
    のアクティブマトリクス基板の検査方法。
  15. 【請求項15】絶縁ゲート型トランジスタと絵素電極と
    より成る一組の構成単位を、走査線の両側に二組ずつ有
    するアクティブマトリクス基板において、(m,n)番地
    の第1の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極また
    は絵素電極と(m+1,n+1)番地の第2の絶縁ゲート
    型トランジスタのドレイン電極または絵素電極とを、お
    よび(m,n+1)番地の第3の絶縁ゲート型トランジス
    タのドレイン電極または絵素電極と(m+2,n)番地の
    第4の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極または
    絵素電極とを配線材で接続して形成し、第1と第2およ
    び第3と第4の絶縁ゲート型トランジスタの各直列状態
    での電気特性を検査することを特徴とする請求項5記載
    のアクティブマトリクス基板の検査方法。
  16. 【請求項16】絶縁ゲート型トランジスタと絵素電極と
    より成る一組の構成単位を、走査線と信号線との交点毎
    にかつ対角の位置に二組ずつ有するアクティブマトリク
    ス基板において、(m,n)番地の第1の絶縁ゲート型ト
    ランジスタのドレイン電極または絵素電極と(m+1,n
    +1)番地の第2の絶縁ゲート型トランジスタのドレイ
    ン電極または絵素電極とを、および(m,n)番地の第3
    の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極または絵素
    電極と(m+2,n+1)番地の第4の絶縁ゲート型トラ
    ンジスタのドレイン電極または絵素電極とを配線材で接
    続して形成し、第1と第2および第3と第4の絶縁ゲー
    ト型トランジスタの各直列状態での電気特性を検査する
    ことを特徴とする請求項5記載のアクティブマトリクス
    基板の検査方法。
  17. 【請求項17】絶縁ゲート型トランジスタと絵素電極と
    より成る一組の構成単位を、走査線と信号線の交点毎に
    かつ走査線の両側に二組有するとともに補助の絶縁ゲー
    ト型トランジスタを有するアクティブマトリクス基板に
    おいて、(m,n)番地の第1の絶縁ゲート型トランジス
    タと(m+1,n)番地の第2の絶縁ゲート型トランジス
    タのドレイン電極または絵素電極と(m+2,n+1)番
    地の補助の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極と
    を配線材で接続して形成し、第1および第2の駆動用と
    補助の絶縁ゲート型トランジスタの各直列状態での電気
    特性を検査することを特徴とする請求項5に記載のアク
    ティブマトリクス基板の検査方法。
  18. 【請求項18】絶縁ゲート型トランジスタと絵素電極と
    より成る一組の構成単位を、走査線と信号線の交点毎に
    かつ走査線の片側に二組有するとともに補助の絶縁ゲー
    ト型トランジスタを有するアクティブマトリクス基板に
    おいて、(m,n)番地の第1の絶縁ゲート型トランジス
    タと(m+1,n)番地の第2の絶縁ゲート型トランジス
    タのドレイン電極または絵素電極と(m+2,n+1)番
    地の補助の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極と
    を配線材で接続して形成し、第1および第2の駆動用と
    補助の絶縁ゲート型トランジスタの直列状態での電気特
    性を検査することを特徴とする請求項5記載のアクティ
    ブマトリクス基板の検査方法。
  19. 【請求項19】走査線と信号線(n番)とで駆動される
    絶縁ゲート型トランジスタと絵素電極とより成る一組の
    構成単位を、走査線と信号線の交点毎に複数個有するア
    クティブマトリクス基板において、n番の第1の絶縁ゲ
    ート型トランジスタのドレイン電極または絵素電極をn
    +1番の第2の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電
    極または絵素電極に、およびn番の第3の絶縁ゲート型
    トランジスタのドレイン電極または絵素電極をn+2番
    の第4の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極また
    は絵素電極に除去可能な配線材で接続して形成し、n番
    とn+1番およびn番とn+2番の信号線との間に電圧
    を印加し、これらの信号線に流れる電流を計測すること
    により、第1と第2および第3と第4の絶縁ゲート型ト
    ランジスタの直列状態での電気特性を検査することを特
    徴とするアクティブマトリクス基板の検査方法。
  20. 【請求項20】絶縁ゲート型トランジスタと絵素電極と
    より成る一組の構成単位を、走査線と信号線との交点毎
    にかつ全ての対角の位置に4組有するアクティブマトリ
    クス基板において、(m,n)番地の第1の絶縁ゲート型
    トランジスタのドレイン電極または絵素電極と(m+1,
    n+1)番地の第2の絶縁ゲート型トランジスタのドレ
    イン電極または絵素電極とを、および(m+1,n)番地
    の第3の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極また
    は絵素電極と(m,n+2)番地の第4の絶縁ゲート型ト
    ランジスタのドレイン電極または絵素電極とを配線材で
    接続して形成し、第1と第2および第3と第4の絶縁ゲ
    ート型トランジスタの各直列状態での電気特性を検査す
    ることを特徴とする請求項19記載のアクティブマトリク
    ス基板の検査方法。
  21. 【請求項21】絶縁ゲート型トランジスタと絵素電極と
    より成る一組の構成単位を、信号線の両側に二組ずつ有
    するアクティブマトリクス基板において、(m,n)番地
    の第1の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極また
    は絵素電極と(m+1,n+2)番地の第2の絶縁ゲート
    型トランジスタのドレイン電極または絵素電極とを、お
    よび(m,n)番地の第3の絶縁ゲート型トランジスタの
    ドレイン電極または絵素電極と(m+1,n+1)番地の
    第4の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極または
    絵素電極とを除去可能な配線材で接続して形成し、第1
    と第2および第3と第4の絶縁ゲート型トランジスタの
    各直列状態での電気特性を検査することを特徴とする請
    求項19記載のアクティブマトリクス基板の検査方法。
  22. 【請求項22】絶縁ゲート型トランジスタと絵素電極と
    より成る一組の構成単位を、走査線と信号線との交点毎
    にかつ対角の位置に二組ずつ有するアクティブマトリク
    ス基板において、(m,n)番地の第1の絶縁ゲート型ト
    ランジスタのドレイン電極または絵素電極と(m+1,n
    +1)番地の第2の絶縁ゲート型トランジスタのドレイ
    ン電極または絵素電極とを、および(m,n)番地の第3
    の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極または絵素
    電極と(m+1,n+2)番地の第4の絶縁ゲート型トラ
    ンジスタのドレイン電極または絵素電極とを配線材で接
    続して形成し、第1と第2および第3と第4の絶縁ゲー
    ト型トランジスタの各直列状態での電気特性を検査する
    ことを特徴とする請求項19記載のアクティブマトリクス
    基板の検査方法。
  23. 【請求項23】絶縁ゲート型トランジスタと絵素電極と
    より成る一組の構成単位を、走査線の両側に二組ずつ有
    するアクティブマトリクス基板において、(m,n)番地
    の第1の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極また
    は絵素電極と(m+1,n+1)番地の第2の絶縁ゲート
    型トランジスタのドレイン電極または絵素電極とを、お
    よび(m,n+2)番地の第3の絶縁ゲート型トランジス
    タのドレイン電極または絵素電極と(m+1,n)番地の
    第4の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極または
    絵素電極とを配線材で接続して形成し、第1と第2およ
    び第3と第4の絶縁ゲート型トランジスタを2個ずつ直
    列にして電気特性が検査されることを特徴とする請求項
    19記載のアクティブマトリクス基板の検査方法。
  24. 【請求項24】絶縁ゲート型トランジスタと絵素電極と
    より成る一組の構成単位を、走査線と信号線の交点毎に
    対角の位置に二組有するアクティブマトリクス基板にお
    いて、(m,n)番地の第1の絶縁ゲート型トランジスタ
    のドレイン電極または絵素電極と(m+2,n+1)番地
    の第2の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極また
    は絵素電極と(m+1,n+2)番地の第2の絶縁ゲート
    型トランジスタのドレイン電極または絵素電極とを配線
    材で接続して形成し、第1と各第2の絶縁ゲート型トラ
    ンジスタの各直列状態での電気特性を検査することを特
    徴とする請求項19記載のアクティブマトリクス基板の検
    査方法。
  25. 【請求項25】絶縁ゲート型トランジスタと絵素電極と
    より成る一組の構成単位を、走査線と信号線の交点毎に
    かつ信号線の両側に二組有するアクティブマトリクス基
    板において、(m,n)番地の第1の絶縁ゲート型トラン
    ジスタのドレイン電極または絵素電極と(m+1,n+
    1)番地の第2の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン
    電極または絵素電極と(m−1,n+2)番地の第2の絶
    縁ゲート型トランジスタのドレイン電極または絵素電極
    とを配線材で接続して形成し、第1と各第2の絶縁ゲー
    ト型トランジスタを直列にして2回の電気特性が検査さ
    れることを特徴とする請求項19記載のアクティブマトリ
    クス基板の検査方法。
  26. 【請求項26】走査線と信号線(n番)とで駆動される
    絶縁ゲート型トランジスタと絵素電極とより成る一組の
    構成単位を、走査線と信号線の交点毎に2個有するアク
    ティブマトリクス基板において、n番の第1の絶縁ゲー
    ト型トランジスタのドレイン電極または絵素電極とn+
    1番の補助の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極
    と、前記補助の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電
    極とn+2番の第2の絶縁ゲート型トランジスタのドレ
    イン電極または絵素電極とを、それぞれ除去可能な配線
    材で接続して形成し、n番とn+1番の信号線の間およ
    びn番とn+2番の信号線の間に電圧を印加し、これら
    の信号線に流れる電流を計測することにより、駆動用の
    第1または第2の絶縁ゲート型トランジスタと補助の絶
    縁ゲート型トランジスタの各直列状態での電気特性を検
    査することを特徴とするアクティブマトリクス基板の検
    査方法。
  27. 【請求項27】駆動される絶縁ゲート型トランジスタと
    絵素電極とより成る一組の構成単位を、走査線と信号線
    の交点毎にかつ対角の位置に二組有するとともに補助の
    絶縁ゲート型トランジスタを有するアクティブマトリク
    ス基板において、(m,n)番地の第1の絶縁ゲート型ト
    ランジスタと(m+2,n+2)番地の第2の絶縁ゲート
    型トランジスタのドレイン電極または絵素電極と(m+
    1,n+1)番地の補助の絶縁ゲート型トランジスタのド
    レイン電極とを配線材で接続して形成し、駆動用と補助
    の2個の絶縁ゲート型トランジスタの各直列での電気特
    性を検査することを特徴とする請求項26記載のアクティ
    ブマトリクス基板の検査方法。
  28. 【請求項28】絶縁ゲート型トランジスタと絵素電極と
    より成る一組の構成単位を、走査線と信号線の交点毎に
    かつ信号線の両側に二組有するとともに補助の絶縁ゲー
    ト型トランジスタを有するアクティブマトリクス基板に
    おいて、(m,n)番地の第1の絶縁ゲート型トランジス
    タと(m−1,n+2)番地の第2の絶縁ゲート型トラン
    ジスタのドレイン電極または絵素電極と(m+1,n+
    1)番地の補助の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン
    電極とを配線材で接続して形成し、駆動用と補助の絶縁
    ゲート型トランジスタの各直列状態での電気特性を検査
    することを特徴とする請求項26記載のアクティブマトリ
    クス基板の検査方法。
  29. 【請求項29】絶縁ゲート型トランジスタと絵素電極と
    より成る一組の構成単位を、走査線と信号線の交点毎に
    かつ信号線の片側に二組有するとともに補助の絶縁ゲー
    ト型トランジスタを有するアクティブマトリクス基板に
    おいて、(m,n)番地の第1の絶縁ゲート型トランジス
    タと(m,n+1)番地の第2の絶縁ゲート型トランジス
    タのドレイン電極または絵素電極と(m+1,n+2)番
    地の補助の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極と
    を配線材で接続して形成し、駆動用と補助の絶縁ゲート
    型トランジスタの各直列状態での電気特性を検査するこ
    とを特徴とする請求項26記載のアクティブマトリクス基
    板の検査方法。
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