JP2506755B2 - レ−ザ加工用ト−チ - Google Patents

レ−ザ加工用ト−チ

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JP2506755B2
JP2506755B2 JP62101796A JP10179687A JP2506755B2 JP 2506755 B2 JP2506755 B2 JP 2506755B2 JP 62101796 A JP62101796 A JP 62101796A JP 10179687 A JP10179687 A JP 10179687A JP 2506755 B2 JP2506755 B2 JP 2506755B2
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nut
rotation
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torch
lens case
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康文 戸倉
亘 飯田
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Toyoda Koki KK
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Toyoda Koki KK
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、ワークをレーザ光によって切断、穴あけ等
の加工を行うレーザ加工用トーチに関するものである。
<従来の技術> レーザ発振器からのレーザ光をミラーによって反射さ
せ、トーチのノズルよりワークに照射してレーザ加工す
るレーザ加工用トーチにおいては、ノズルの直前でレー
ザ光を集光する集光レンズが設けられている。この集光
レンズはワークに対するレーザ光の焦点を調整する必要
がある。
従来のトーチは第5図で示すように、トーチ本体1内
に設けられた導光管2端に、集光レンズ3を保持したレ
ンズケース4をねじ5によりレーザ光軸線方向に移動可
能に螺合し、導光管2にロックネジ6を半径方向に螺合
してロックネジ6の一端をレンズケース4に係合させた
構成であり、集光レンズ3の焦点調整は、ロックネジ6
の締め付けを緩めてレンズケース4を回転し、ねじ5の
リードによりレンズケース4をレーザ光軸線方向に移動
していた。
また、レンズ加工誤差によってワークに照射されるレ
ーザ光の位置と、レンズケースの回転中心が一致してお
らず、レンズケースを回転させることによってワークに
照射されるレーザ光の位置がずれるといった芯ずれ現象
が発生する不具合があった。
<発明が解決しようとする問題点> 上記従来の構造によると、集光レンズの焦点調整には
ノズル等をトーチ本体より取り外し分解する内部操作を
必要とするため、調整に時間がかかっていた。
<問題点を解決するための手段> 本発明は、上記従来の問題点を改善したレーザ加工用
トーチを提供するもので、その特徴とする構成は、トー
チ本体に、レンズケースに保持された集光レンズと、こ
の集光レンズで集光したレーザ光を照射するノズルとを
備えたレーザ加工用トーチにおいて、前記トーチ本体に
対し前記レンズケースがレーザ光軸線方向に移動するこ
とを許容するとともに回転することを規制する回転規制
溝を設け、前記レンズケースの外周に螺合する回転ナッ
トを前記トーチ本体内に回転のみ可能に設置し、この回
転ナットの外周面に円周上複数の係合穴を設け、前記回
転ナットに螺合して前記レンズケースに当接するロック
ナットを前記トーチ本体内に前記レーザ光軸線方向の移
動および回転を可能に設置し、前記トーチ本体の外周に
回転のみ可能に嵌合されたロックリングに前記ロックナ
ットを前記レーザ光軸線方向の移動を許容するとともに
回転を規制して支持させ、前記トーチ本体には、前記係
合穴に工具を係合して前記回転ナットを回転させるため
の第1窓穴と、前記ロックリングと前記ロックナットと
を係合部材を介して支持させるとともに前記ロックナッ
トの所定量以上の回転を規制する第2窓穴とを開設した
ものである。
<作 用> 上記の構成により、集光レンズの焦点調整を全てトー
チ本体外部より操作して行い、かつレンズケースの回転
を防止する。
<実施例> 以下本発明の実施例を第1図乃至第4図に基づいて説
明する。第1図において、10はロボットの旋回部であ
る。11は前記旋回部10に取り付けられたトーチ本体、12
はノズルである。このノズル12は調整ねじ13によってノ
ズルの半径方向の位置を調整可能にトーチ本体11に取り
付けられている。
14はレーザ光を集光する集光レンズである。この集光
レンズ14はトーチ本体11内に嵌合されてレンズケース15
にレンズ押え16によって固定されている。
本発明は上記の構成において、第2図にも示すよう
に、トーチ本体11の内径に回転規制溝17を設け、レンズ
ケース15に、この回転規制溝17に回転方向を係合し、軸
線方向の移動は許容する突起部18を設ける。他の変形例
としてレンズケース15に回転規制溝17を形成し、トーチ
本体11に回転規制溝17に係合する突起部18を形成しても
良い さらに、前記レンズケース15の外周に螺合する回転ナ
ット19をトーチ本体11に上下方向の移動を規制し、回転
自在に設置する。この回転ナット19は第3図にも示すよ
うに、複数の係合穴20が外周面に設けられている。そし
て、この係合穴20に棒状の工具25をトーチ本体11の外部
より差し込み工具25を回転ナット19の回転方向に移動さ
せるためにトーチ本体11に窓穴21(第1窓穴)が開設さ
れている。
22はレンズケース15の上端に当接するロックナットで
ある。このロックナット22は前記回転ナット19に螺合さ
れている。23は前記ロックナット22を回転するためのロ
ックリングであり、トーチ本体11の外周に回転のみ可能
に嵌合されている。このロックリング23の回転をロック
ナット22に伝達する構造は第4図で示すように、ロック
ナット22に半径方向の軸線で係合ボルト24を固着し、こ
の係合ボルト24をトーチ本体11に開設した窓穴27(第2
窓穴)を通してロックリング23の内面に設けた係合溝26
に係合した構造である。前記係合溝26は軸線方向には長
く、従って係合ボルト24はロックリング23の回転方向に
は係合するが、係合溝26の長手方向には摺動してロック
ナット22の軸線方向の移動を許容する。他の変形例とし
て、ロックリング23に係合ボルト24を半径方向に螺合さ
せ、ロックナット22の外周に係合ボルト24が回転方向に
係合する係合溝26を形成してもよい。
次に上記構成の作用について説明する。集光レンズ14
によりレーザ光の焦点を調整するには集光レンズ14の位
置を第1図において上下方向に変位することである。
そこで、先ず作業者の手作業によりロックリング23を
回転してロックナット22の締め付けを緩める。このロッ
クリング23をロックナット22が緩められる方向に回転す
ると、ロックリング23に係合している係合ボルト24を介
してロックナット22に伝達され、ロックナット22は回転
ナット19との螺合によるねじリードによって第1図にお
いて上方に移動し、レンズケース15の上端面との当接か
ら離れて隙間を形成する。
作業者の手でロックリング23を押え、上記ロック解除
を維持した状態で第3図で示すように棒状の工具25を窓
穴21より差し込んで回転ナット19に設けられている係合
穴20に係合しか移転ナット19を正逆回転する。これによ
り回転ナット19と螺合しているレンズケース15は、突起
部18がトーチ本体11に設けた回転規制溝17に回転方向の
み規制されているため、第1図において上下方向(レー
ザ光軸方向)にのみ移動しノズル12より照射されるレー
ザ光の焦点が調整される。ロックナット22は、ロックリ
ング23が作業者の手で押えられているため、前記回転ナ
ット19の回転によりレンズケース15と共に上下し、レン
ズケース15とロックナット22間に形成された隙間は変ら
ない。
上記焦点調整後は再びロックリング23を回転操作して
ロックナット22をレンズケース15の上端に当接させ、レ
ンズケース15を焦点調整位置でロックし焦点調整作業を
完了する。
<発明の効果> 以上のように本発明によると、レーザ光の焦点調整に
おいて、レンズケースをロックしているロックナットの
操作並びにレンズケースの軸線方向の変位操作を全て外
部より行うことができ、従来のように各部を分解する必
要がないので、迅速かつ容易に焦点調整作業が得られ
る。また、レンズケースはトーチ本体に回転方向のみを
規制して係合されているので、上記焦点調整時にレンズ
が回転することがなく、レンズ等の加工誤差による芯ず
れ現象を防止することができる。
さらに、レンズケースと共にロックナットが回転ナッ
トの回転により上下するため、締付ける時にロックナッ
トを回転させる量が少なくて済む利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のトーチの断面図、第2図は第1図II−
II線断面図、第3図は第1図III−III線断面図、第4図
は第1図IV−IV線断面図、第5図は従来のトーチの断面
図である。 11……トーチ本体、12……ノズル、14……レンズ、15…
…レンズケース、17……回転規制溝、18……突起部、19
……回転ナット、20……係合穴、21……窓穴、22……ロ
ックナット、23……ロックリング、24……係合ボルト。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トーチ本体に、レンズケースに保持された
    集光レンズと、この集光レンズで集光したレーザ光を照
    射するノズルとを備えたレーザ加工用トーチにおいて、
    前記トーチ本体に対し前記レンズケースがレーザ光軸線
    方向に移動することを許容するとともに回転することを
    規制する回転規制溝を設け、前記レンズケースの外周に
    螺合する回転ナットを前記トーチ本体内に回転のみ可能
    に設置し、この回転ナットの外周面に円周上複数の係合
    穴を設け、前記回転ナットに螺合して前記レンズケース
    に当接するロックナットを前記トーチ本体内に前記レー
    ザ光軸線方向の移動および回転を可能に設置し、前記ト
    ーチ本体の外周に回転のみ可能に嵌合されたロックリン
    グに前記ロックナットを前記レーザ光軸線方向の移動を
    許容するとともに回転を規制して支持させ、前記トーチ
    本体には、前記係合穴に工具を係合して前記回転ナット
    を回転させるための第1窓穴と、前記ロックリングと前
    記ロックナットとを係合部材を介して支持させるととも
    に前記ロックナットの所定量以上の回転を規制する第2
    窓穴とを開設したことを特徴とするレーザ加工用トー
    チ。
JP62101796A 1987-04-27 1987-04-27 レ−ザ加工用ト−チ Expired - Lifetime JP2506755B2 (ja)

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JP62101796A JP2506755B2 (ja) 1987-04-27 1987-04-27 レ−ザ加工用ト−チ

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JP62101796A JP2506755B2 (ja) 1987-04-27 1987-04-27 レ−ザ加工用ト−チ

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JPS63268588A JPS63268588A (ja) 1988-11-07
JP2506755B2 true JP2506755B2 (ja) 1996-06-12

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2409808A1 (de) * 2010-07-22 2012-01-25 Bystronic Laser AG Laserbearbeitungsmaschine
KR101742711B1 (ko) * 2015-04-02 2017-06-01 (주)라메디텍 레이저 조사장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60108491U (ja) * 1983-12-26 1985-07-23 株式会社 アマダ レ−ザ加工機械のノズルヘツド

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Publication number Publication date
JPS63268588A (ja) 1988-11-07

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