JP2506549Y2 - 遠心投射機用保護ライナ― - Google Patents
遠心投射機用保護ライナ―Info
- Publication number
- JP2506549Y2 JP2506549Y2 JP1991023271U JP2327191U JP2506549Y2 JP 2506549 Y2 JP2506549 Y2 JP 2506549Y2 JP 1991023271 U JP1991023271 U JP 1991023271U JP 2327191 U JP2327191 U JP 2327191U JP 2506549 Y2 JP2506549 Y2 JP 2506549Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protective liner
- liner
- protective
- centrifugal projector
- impeller cover
- Prior art date
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はショットブラスト装置に
おける遠心投射機の回転ホイール（インペラ）部分を包
囲して配設される保護ライナーに関する。
おける遠心投射機の回転ホイール（インペラ）部分を包
囲して配設される保護ライナーに関する。
【０００２】
【従来技術と問題点】従来ショットブラスト装置におけ
る遠心投射機の回転ホイール（インペラ）部分を包囲し
て配置される保護ライナーは、インペラの回転周面部分
及び両側面部分に独立されると共に、この独立部分がさ
らに適当な大きさに分割されて、インペラカバー（台形
状を成している）内面に取付けられるようになってい
る。このため分割されたそれぞれのライナーには固定用
のナット又はボルト等の締結部材が植設されているとと
もにこれに合わせて固定の相手側（インペラカバー）部
材にも締結部材が必要となり、部品点数が多くなる問題
があった。またインペラカバーはその全面が保護ライナ
ーの固定面として使用されるため、メンテナンスが容易
なように幅を大きく広げたり、キャビネットと兼用にす
る等の構成変更ができないという問題もあった。
る遠心投射機の回転ホイール（インペラ）部分を包囲し
て配置される保護ライナーは、インペラの回転周面部分
及び両側面部分に独立されると共に、この独立部分がさ
らに適当な大きさに分割されて、インペラカバー（台形
状を成している）内面に取付けられるようになってい
る。このため分割されたそれぞれのライナーには固定用
のナット又はボルト等の締結部材が植設されているとと
もにこれに合わせて固定の相手側（インペラカバー）部
材にも締結部材が必要となり、部品点数が多くなる問題
があった。またインペラカバーはその全面が保護ライナ
ーの固定面として使用されるため、メンテナンスが容易
なように幅を大きく広げたり、キャビネットと兼用にす
る等の構成変更ができないという問題もあった。
【０００３】本考案は上記の問題に鑑みて成されたもの
で部品点数が少なくかつインペラカバーあるいはキャビ
ネット等の大きさに関係なく取付けが可能な遠心投射機
の保護ライナーを提供することを目的とするものであ
る。
で部品点数が少なくかつインペラカバーあるいはキャビ
ネット等の大きさに関係なく取付けが可能な遠心投射機
の保護ライナーを提供することを目的とするものであ
る。
【０００４】
【問題解決のための手段】上記の目的を達成するために
本考案における遠心投射機用保護ライナーは、断面形状
が一体状のＵ字溝形状に形成されると共に該Ｕ字溝形状
部分により回転ホイールの一部を除く全体周辺部を包囲
して全体として側面形状が門型形状を成すように２分割
以上に分割組付構造にされ、かつ各分割組付構造体のそ
れぞれの同一一側面にカバーあるいはキャビネットへの
取付用締結部材を植設したことを特徴とするものであ
る。
本考案における遠心投射機用保護ライナーは、断面形状
が一体状のＵ字溝形状に形成されると共に該Ｕ字溝形状
部分により回転ホイールの一部を除く全体周辺部を包囲
して全体として側面形状が門型形状を成すように２分割
以上に分割組付構造にされ、かつ各分割組付構造体のそ
れぞれの同一一側面にカバーあるいはキャビネットへの
取付用締結部材を植設したことを特徴とするものであ
る。
【０００５】
【作用】本考案は上記のような解決手段を採用すること
により、遠心投射機用保護ライナーを片持ち支持状態に
して取り付けることができるようになり、取付け部品点
数が少なくなると共にインペラカバーの大きさ等に関係
なく取付けができるようになる。
により、遠心投射機用保護ライナーを片持ち支持状態に
して取り付けることができるようになり、取付け部品点
数が少なくなると共にインペラカバーの大きさ等に関係
なく取付けができるようになる。
【０００６】
【実施例】以下本考案の実施例を図１〜図５に基づいて
詳細に説明する。図１において、キャビネットの天井板
１上には左右に適当な幅寸法を保つと共に左側中央部に
突起部２Ａを構成しかつ側面からみて台形状を成す箱状
のインペラカバー２と、正逆回転モーター３とが適当な
間隔において配設されており該モーター３の回転軸４は
インペラカバー２の一側面に穿った取付開口の中心位置
に達している。該回転軸４の先端には、ハブ５を介して
回転ホイール６がインペラカバー２内に位置して連結さ
れており該回転ホイール６の中心位置には、デイストリ
ビューター７がねじ止めされている。また前記インペラ
カバー２の側面に穿設された取付開口は前記ハブ５を摺
動回転可能にして貫通させた蓋部材８により密閉されて
いる。
詳細に説明する。図１において、キャビネットの天井板
１上には左右に適当な幅寸法を保つと共に左側中央部に
突起部２Ａを構成しかつ側面からみて台形状を成す箱状
のインペラカバー２と、正逆回転モーター３とが適当な
間隔において配設されており該モーター３の回転軸４は
インペラカバー２の一側面に穿った取付開口の中心位置
に達している。該回転軸４の先端には、ハブ５を介して
回転ホイール６がインペラカバー２内に位置して連結さ
れており該回転ホイール６の中心位置には、デイストリ
ビューター７がねじ止めされている。また前記インペラ
カバー２の側面に穿設された取付開口は前記ハブ５を摺
動回転可能にして貫通させた蓋部材８により密閉されて
いる。
【０００７】さらに前記回転ホイール６の周辺には断面
形状が一体状のＵ字溝１０形状に形成されると共に該Ｕ
字溝１０形状部分より回転ホイールの一部を除く全体周
辺部を包囲して全体として側面形状が門型形状を成す分
割組付構造の保護ライナー１０Ａ、１０Ｂ、１０Ｃ、１
０Ｄが配設されている。（図４参照）。各分割保護ライ
ナー１０Ａ、１０Ｂ、１０Ｃ、１０Ｄの右側面には取付
用のナット１１、１１がそれぞれ鋳ぐるみの状態にして
植設されていて、該取付ナット１１、１１にはインペラ
カバー２の右側壁を貫通させた取付用ボルト１２、１２
が螺合されて該保護ライナー全体Ｒを片持支持状態にし
てインペラカバー２に固定されている。また側面からみ
て、門型形状に組付けられた保護ライナーＲの右側面空
間下部位置には、保護ライナーＲと同様に２個のナット
１１、１１を植設した補助ライナー１３が前記保護ライ
ナーＲの右側面中央部に丸開口１４を構成し残りを塞ぐ
ようにして保護ライナーＲと同様にしてボルト１２、１
２で片持支持して固定されている。
形状が一体状のＵ字溝１０形状に形成されると共に該Ｕ
字溝１０形状部分より回転ホイールの一部を除く全体周
辺部を包囲して全体として側面形状が門型形状を成す分
割組付構造の保護ライナー１０Ａ、１０Ｂ、１０Ｃ、１
０Ｄが配設されている。（図４参照）。各分割保護ライ
ナー１０Ａ、１０Ｂ、１０Ｃ、１０Ｄの右側面には取付
用のナット１１、１１がそれぞれ鋳ぐるみの状態にして
植設されていて、該取付ナット１１、１１にはインペラ
カバー２の右側壁を貫通させた取付用ボルト１２、１２
が螺合されて該保護ライナー全体Ｒを片持支持状態にし
てインペラカバー２に固定されている。また側面からみ
て、門型形状に組付けられた保護ライナーＲの右側面空
間下部位置には、保護ライナーＲと同様に２個のナット
１１、１１を植設した補助ライナー１３が前記保護ライ
ナーＲの右側面中央部に丸開口１４を構成し残りを塞ぐ
ようにして保護ライナーＲと同様にしてボルト１２、１
２で片持支持して固定されている。
【０００８】さらに保護ライナーＲの左側空間下部位置
には蓋ライナー１５が前記保護ライナーＲの左側面中央
部に丸開口１６を構成し、残りを塞ぐようにして分割保
護ライナー１０Ｃ、１０Ｄ間にねじ止めされて保持され
ている。前記丸開口１６の外側には中心部に小穴１７を
設けた蓋ライナー１８がねじ止めされていて、前記回転
ホイール６におけるデイストリビューター７の外側には
コントロールゲージ１９が前記小穴１７方向から挿入さ
れている。またコントロールゲージ１９の左端にはショ
ット導入筒２０が連通されると共に図示されない締付部
材を介して蓋ライナー１８にねじ止めされている。該シ
ョット導入筒２０の上端は、インペラカバー突起部２Ａ
の天井を貫通して配設されたショット供給管２１の下端
に対応して位置されている。尚、図中１０Ｔは保護ライ
ナーＲの点検蓋で押えボルト２２により保護ライナーＲ
に固定されている。尚上記実施例では回転ホイール６、
及び保護ライナーＲ等はインペラカバー２内に納められ
ているが図６のようにモーターをキャビネット３０の側
部に設けて回転ホイール６、保護ライナーＲ等をキャビ
ネット３０内に納めるようにすることもできるものであ
る。また保護ライナー１０Ａ、１０Ｂ、１０Ｃ、１０Ｄ
は分割組付構造のものを示したがこれらを一体化した一
体構造にしてもよくさらに補助ライナー１３、蓋ライナ
ー１５も一体構造にしてもよくこの場合は部品点数がさ
らに少なくなる。
には蓋ライナー１５が前記保護ライナーＲの左側面中央
部に丸開口１６を構成し、残りを塞ぐようにして分割保
護ライナー１０Ｃ、１０Ｄ間にねじ止めされて保持され
ている。前記丸開口１６の外側には中心部に小穴１７を
設けた蓋ライナー１８がねじ止めされていて、前記回転
ホイール６におけるデイストリビューター７の外側には
コントロールゲージ１９が前記小穴１７方向から挿入さ
れている。またコントロールゲージ１９の左端にはショ
ット導入筒２０が連通されると共に図示されない締付部
材を介して蓋ライナー１８にねじ止めされている。該シ
ョット導入筒２０の上端は、インペラカバー突起部２Ａ
の天井を貫通して配設されたショット供給管２１の下端
に対応して位置されている。尚、図中１０Ｔは保護ライ
ナーＲの点検蓋で押えボルト２２により保護ライナーＲ
に固定されている。尚上記実施例では回転ホイール６、
及び保護ライナーＲ等はインペラカバー２内に納められ
ているが図６のようにモーターをキャビネット３０の側
部に設けて回転ホイール６、保護ライナーＲ等をキャビ
ネット３０内に納めるようにすることもできるものであ
る。また保護ライナー１０Ａ、１０Ｂ、１０Ｃ、１０Ｄ
は分割組付構造のものを示したがこれらを一体化した一
体構造にしてもよくさらに補助ライナー１３、蓋ライナ
ー１５も一体構造にしてもよくこの場合は部品点数がさ
らに少なくなる。
【０００９】
【考案の効果】本考案は上記の説明から明らかなように
保護ライナーの断面形状を一体状のＵ字溝形状に形成し
て回転ホイールを包囲できるようにすると共に一側面に
取付用締結部材を植設しした構成としたから保護ライナ
ーを片持支持状態にしてインペラカバー内あるいはキャ
ビネット内に配設するとができるようになり部品点数の
削減、及びメンテナンスが容易になるような配置構成
（広い空間に配置）を採用することができる等種々の効
果があり利とするところは著大である。
保護ライナーの断面形状を一体状のＵ字溝形状に形成し
て回転ホイールを包囲できるようにすると共に一側面に
取付用締結部材を植設しした構成としたから保護ライナ
ーを片持支持状態にしてインペラカバー内あるいはキャ
ビネット内に配設するとができるようになり部品点数の
削減、及びメンテナンスが容易になるような配置構成
（広い空間に配置）を採用することができる等種々の効
果があり利とするところは著大である。
【図１】本考案の実施例を示す要部縦断正面図である。
【図２】図１におけるＡ−Ａ矢視からみた保護ライナー
の側面図である。
の側面図である。
【図３】図１におけるＢ−Ｂ矢視からみた保護ライナー
の側面図である。
の側面図である。
【図４】図２の保護ライナーを分割状態にした斜視図で
ある。
ある。
【図５】図３におけるＣ−Ｃ矢視図である。
【図６】別の実施例を示す要部縦断面図である。
２ インペラカバー ６ 回転ホイール 10 Ｕ字溝 Ｒ 保護ライナー 11 ナット 12 ボルト 30 キャビネット
Claims (1)
- 【請求項１】 断面形状が１体状のＵ字溝形状に形成さ
れると共に該Ｕ字溝形状部分により回転ホイールの一部
を除く全体周辺部を包囲して全体として側面形状が門型
形状を成すように２分割以上に分割組付構造にされ、か
つ各分割組付構造体のそれぞれの同一一側面にカバーあ
るいはキャビネットへの取付用締結部材を植設したこと
を特徴とする遠心投射機用保護ライナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991023271U JP2506549Y2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 遠心投射機用保護ライナ― |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991023271U JP2506549Y2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 遠心投射機用保護ライナ― |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04112771U JPH04112771U (ja) | 1992-09-30 |
| JP2506549Y2 true JP2506549Y2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=31908557
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991023271U Expired - Fee Related JP2506549Y2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 遠心投射機用保護ライナ― |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2506549Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5045578Y2 (ja) * | 1972-06-10 | 1975-12-23 | ||
| JP3036762U (ja) * | 1996-10-14 | 1997-05-02 | 厚木プラスチック株式会社 | 合成樹脂製容器 |
-
1991
- 1991-03-15 JP JP1991023271U patent/JP2506549Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04112771U (ja) | 1992-09-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |