JPH0739325Y2 - モータ配線用ブッシュ - Google Patents

モータ配線用ブッシュ

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JPH0739325Y2
JPH0739325Y2 JP7440489U JP7440489U JPH0739325Y2 JP H0739325 Y2 JPH0739325 Y2 JP H0739325Y2 JP 7440489 U JP7440489 U JP 7440489U JP 7440489 U JP7440489 U JP 7440489U JP H0739325 Y2 JPH0739325 Y2 JP H0739325Y2
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motor
bush
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wiring
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憲明 山田
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案はモータのリード線を端子箱に導くモータ配線用
ブッシュに関する。
B.考案の概略 本考案はモータのフレームに取付けられてモータのリー
ド線をモータの外周部の端子箱に導くモータ配線用ブッ
シュにおいて、ブッシュのフレームへの嵌合部を非円形
状に形成すると共に内部にリード線が挿通する挿通孔及
びその挿通孔に挿通されたリード線の周辺部材への接触
を防止する防護壁を形成したことにより、モータの組立
作業時にブッシュの回動及びリード線の周辺部材への接
触によるリード線の損傷を防止して組立作業性の向上を
図ったものである。
C.従来の技術 動力機械としてモータを使用するには、モータを電源や
始動機などに接続しなければならない。この場合、一般
的にはそのモータの外周部に取付けられた端子箱を介し
て接続されている。
第5図は従来のモータの配線状態を示す要部断面図であ
る。第5図に示すように、モータ1において、円筒状の
フレーム2の内側には同じく円筒状の固定子鉄心3が取
付けられており、この固定子鉄心3にはその外周部に軸
方向に沿う複数の長溝4が周方向に等分した位置に形成
されている。そして、この各長溝4の貫通する締結ボル
ト5によって、フレーム2と固定子鉄心3及びフレーム
2の前後に取付けられる図示しないモータブラケットが
一体に固定される。また、フレーム2には固定子鉄心3
の各長溝4のうちの一つに対応する位置に嵌合孔6が形
成されている。そして、この嵌合孔6にはモータ1のリ
ード線7を案内するモータ配線用ブッシュ8の下部が嵌
合している。
このモータ配線用ブッシュ8は中央部にモータ1のリー
ド線7が挿通する挿通孔9が穿設された円筒形状をなし
ている。そして、上部及び下部の各外周には外方に突出
する係止突起10,11が形成されている。
更に、モータ1の外周であってモータ配線用ブッシュ8
の上部には取付ブラケット12を介して端子箱13が取付け
られている。この端子箱13は本体14とこの本体14の上部
に固定される蓋15からなり、本体14の底部には支持孔16
が穿設されている。また、端子箱13の本体14下面には取
付ブラケット12が固定され、この取付ブラケット12の下
部には貫通孔17が穿設されている。
而して、本体14の支持孔16にブッシュ8の上部が嵌合す
ると共に、取付ブラケット12の貫通孔17にブッシュ8が
貫通した状態で取付ブラケット12の下部が図示しない固
定ボルトによってフレーム2に固定されることで、端子
箱13がモータ1の外周部に取付けられる。
なお、端子箱13内には端子台18が支持ブラケット19によ
って支持されており、この端子台18にはモータ1のリー
ド線7の先端部に取付けられた端子20や外部の図示しな
い電源や始動機などに接続されたリード線21の端子22を
固定するための複数の固定ボルト23が螺合している。
而して、モータ1のリード線7はフレーム2の内部から
ブッシュ8の挿通孔9を通って端子箱13内に侵入し、先
端部の端子20が固定ボルト23によって端子台18に固定さ
れることとなる。
D.考案が解決しようとする課題 このような従来のモータ1のリード線7の配線方法にお
いて、このリード線7を案内するモータ配線用ブッシュ
8と、フレーム2とモータブラケットを固定する締結ボ
ルト5とが近接して取付けられているため、第5図に示
すように、組立作業中にブッシュ8の挿通孔9内に挿通
されたリード線7が締結ボルト5に接触してしまい、リ
ード線7が損傷したり、あるいは欠線してしまうという
問題点があった。
従って、従来は作業者がこのリード線7と締結ボルト5
との接触に気をつけながらモータ1や端子箱13などの組
立作業をしなければならず、組立作業が煩雑となり、そ
の作業時間も長くかかってしまっていた。
本考案はこのような問題点を解決するものであって、モ
ータの配線作業の簡素化を図ったモータ配線用ブッシュ
を提供することを目的とする。
E.課題を解決するための手段 上述の目的を達成するための本考案のモータ配線用ブッ
シュは、モータのフレームに形成された取付孔に嵌合し
て該モータのリード線を該モータの外周部に取付けられ
た端子箱に導くモータ配線用ブッシュにおいて、前記フ
レームへの嵌合部を非円形状に形成すると共に、内部に
前記モータのリード線が挿通する挿通孔及び該挿通孔に
挿通された前記リード線の周辺部材への接触を防止する
防護壁を形成したことを特徴とするものである。
F.作用 モータ配線用ブッシュのモータフレームへの嵌合部を非
円形状に形成したことで取付け後のブッシュの回動がな
くなり、また、内部にリード線の挿通孔及びリード線の
防護壁を形成したことでモータの組立作業時にリード線
の周辺部材への接触がなくなり、リード線配線時におけ
るリード線の損傷及び欠線が防止される。
G.実施例 以下、図面に基づいて本考案の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本考案の一実施例に係るモータ配線用ブッシュ
の取付状態を示す断面図、第2図はその上面図、第3図
はモータ配線用ブッシュの一部切欠正面図、第4図はそ
の下面図である。なお、従来と同一部材には同一の符号
を付して重複する説明は省略する。
第2図及び第3図に示すように、本実施例のモータ配線
用ブッシュ31は円柱形状をなしており、その上部には端
子箱13下部に形成された支持孔16に嵌合する第1嵌合部
32が、下部にはモータ1のフレーム2に形成された嵌合
孔6に嵌合する第2嵌合部33がそれぞれ形成されてい
る。そして、各嵌合部32,33に隣接してそのブッシュ31
の外周には外方に突出する係止突起34,45が形成されて
いる。このうち第2嵌合部33は平面視が非円形状をな
し、互いに対向する円弧状の弾性片からなり、フレーム
2の嵌合孔6に嵌合することでこのフレーム2に固定さ
れる。なお、第2嵌合部33が嵌合するフレーム2の嵌合
孔6もこの第2嵌合部33同様非円形状に形成されてい
る。
ブッシュ31にはその中心よりずれた位置に上下に貫通す
る2つのリード線挿通孔36,37が穿設されている。この
リード線挿通孔36,37は、通常、一方のリード線挿通孔3
6のように貫通しておらず、使用位置や使用状況に応じ
てリード線挿通孔37のように貫通させて使用する。
また、このリード線挿通孔36,37のブッシュ31の中心側
にはリード線防護壁38が形成されている。この防護壁38
は組立時にリード線7が締結ボルト5などの周辺部材に
接触して損傷するのを防止するためのものである。
而して、第1図に示すように、モータ1のリード線7ハ
フレーム2の内部からブッシュ31の挿通孔37を通って端
子箱13内に侵入し、先端部の端子20が固定ボルト23によ
って端子台18に固定されることとなる。
このとき、ブッシュ31は非円形状の第2嵌合部33がフレ
ーム2の嵌合孔6に嵌合することでブッシュ31の位置決
めが容易となり、また、その組付位置が保持されるので
このブッシュ31が回動することがなくなり、リード線7
も所定の位置に保持されることとなる。
更に、ブッシュ31の挿通孔37内に挿通されたリード線7
は、防護壁38によってフレーム2とモータブラケットを
固定する締結ボルト5などの周辺部材に接触するのが防
止されるので、リード線7が損傷したり決線したりする
ことがない。
なお、上述の実施例において、モータ配線用ブッシュ31
の防護壁38をこのブッシュ31の内部に形成したが、締結
ボルト5との接触を防止するために、防護壁38を更に下
方に延ばして締結合ボルト5に接近させたり、あるいは
締結合ボルト5とリード線7との間に侵入するようにし
てもよい。
H.考案の効果 以上、実施例を挙げて詳細に説明したように本考案のモ
ータ配線用ブッシュによれば、モータフレームへの嵌合
部を非円形状に形成すると共に内部にリード線が挿通す
る挿通孔及びその挿通孔に挿通されたリード線の周辺部
材への接触を防止する防護壁を形成したので、モータの
組立作業時にブッシュの回動の阻止及び防護壁によりリ
ード線の周辺部材への接触をなくしてリード線の損傷を
防止することができる。その結果、モータの配線作業を
簡素化して組立作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るモータ配線用ブッシュ
の取付状態を示す断面図、第2図はその上面図、第3図
はモータ配線用ブッシュの一部切欠正面図、第4図はそ
の下面図、第5図は従来のモータの配線状態を示す要部
断面図である。 図面中、1はモータ、2はフレーム、5は締結ボルト、
7はリード線、13は端子箱、18は端子台、20は端子、31
はモータ配線用ブッシュ、33は嵌合部、36,37はリード
線挿通孔、38は防壁部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータのフレームに形成された取付孔に嵌
    合して該モータのリード線を該モータの外周部に取付け
    られた端子箱に導くモータ配線用ブッシュにおいて、前
    記フレームへの嵌合部を非円形状に形成すると共に、内
    部に前記モータのリード線が挿通する挿通孔及び該挿通
    孔に挿通された前記リード線の周辺部材への接触を防止
    する防護壁を形成したことを特徴とするモータ配線用ブ
    ッシュ。
JP7440489U 1989-06-27 1989-06-27 モータ配線用ブッシュ Expired - Fee Related JPH0739325Y2 (ja)

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JP7440489U JPH0739325Y2 (ja) 1989-06-27 1989-06-27 モータ配線用ブッシュ

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JPH0314946U JPH0314946U (ja) 1991-02-14
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