JP2506485Y2 - 電磁継電器のコイルボビン固定装置 - Google Patents

電磁継電器のコイルボビン固定装置

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JP2506485Y2
JP2506485Y2 JP1989066870U JP6687089U JP2506485Y2 JP 2506485 Y2 JP2506485 Y2 JP 2506485Y2 JP 1989066870 U JP1989066870 U JP 1989066870U JP 6687089 U JP6687089 U JP 6687089U JP 2506485 Y2 JP2506485 Y2 JP 2506485Y2
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JP
Japan
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yoke
coil
coil bobbin
fixed
electromagnetic relay
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JP1989066870U
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JPH037246U (ja
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勝美 柴田
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、電磁継電器のコイルボビンをヨークに固
定するための構造に関する。
【従来の技術】
棒状鉄心が固着されたヨークに両端につばを有するコ
イルボビンが装着される電磁継電器において、従来は第
5図に示すようにコイルボビン31のつば32の端面に突起
33を設けるとともに、ヨーク34にはこれに対応する切欠
35を設け、切欠35に突起33を嵌め込んでコイルボビン31
の廻り止めを行っている。
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このような従来構造においては切欠35とこ
れに嵌め込まれた突起33との間には微小ながら隙間が生
じるため、電磁継電器動作時の衝撃、振動でコイルボビ
ン31ががたつき、コイル端子36に接続された図示しない
コイル口出線が繰り返し応力で断線にすることがあると
いう問題があった。 この考案は、コイルボビンとヨークとの間の弛みをな
くし、コイルボビンのがたつきによる事故を防止した電
磁継電器のコイルボビン固定装置を提供することを目的
とするものである。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案は、ヨークに固
着された棒状鉄心に、コイルが巻かれた巻胴の両端につ
ばを有するコイルボビンが前記巻胴の中心の鉄心挿入孔
を介して装着され、前記ヨークは固定接点端子、可動接
点端子及びコイル端子が固着された絶縁物のベースに固
定されるとともに、前記ヨークに接する側の前記コイル
ボビンのつばに沿って導かれた前記コイルの口出線が前
記コイル端子に接続された電磁継電器において、ヨーク
と接する側のコイルボビンのつばに、前記ヨークの両側
面に沿って対向する一対のリブを設けるとともに、この
リブの互いに相対する2つの面に前記鉄心挿入孔の上下
に位置する複数個の突起をそれぞれ形成し、これらの突
起を押し潰して前記リブの間に前記ヨークを圧入するこ
とにより、前記コイルボビンを前記ヨークに弛みなく固
定するものである。
【作用】
ヨークの圧入によってコイルボビンはその両側面に強
固に抱きつき、コイルボビンの鉄心回りのがたつきがな
くなる。
【実施例】
以下、第1図〜第4図に基づいてこの考案の実施例を
説明する。ここで、第1図はコイルボビンの斜視図、第
2図はヨークの斜視図、第3図はこれらを用いた電磁継
電器の側面図、第4図はその背面図である。 まず、第2図において、鉄板からなるヨーク8は上水
平部9、垂直部10及び下水平部11からなるコ字状で、垂
直部10には丸棒状の鉄心12がかしめ付けにより固着さ
れ、上水平部9には先端にアーマチュアを支持する切欠
溝9aが、また垂直部10寄りに復帰スプリング(後述)の
ばね受片9bが切り起こしにより形成されている。 次に、第1図のモールド樹脂からなるコイルボビン1
は円筒状の巻胴2とその両端のつば3及び4とからなっ
ている。このコイルボビン1はコイル5(2点鎖線で示
す。)が巻かれた後に上記ヨーク8に装着されるが、ヨ
ーク8に接する側のつば4の端面には、ヨーク8の垂直
部10の両側面10a,10aに沿って対向する一対のリブ6が
一体に設けられている。そして、このリブ6の相対する
面には、各2個の3角断面の突起6aが鉄心挿入孔7の上
下に位置するようにそれぞれ形成され、左右の突起6aの
先端間の寸法はヨーク8の垂直部10の幅よりやや小さく
なるように設定されている。なお、つば4の両側面の溝
4aは図示しないコイル口出線を納めるためのものであ
る。 コイルボビン1をヨーク8に装着するには、図示の向
きでコイルボビン1の鉄心挿入孔7に鉄心12を挿入し、
更にリブ6,6間にヨーク8の垂直部10をつば4に突き当
たるまで圧入する。これにより、突起6aは押し潰されて
ヨーク8の垂直部側面10aに強く接し、コイルボビン1
を鉄心12の回りに関して弛みなく固定する。 コイルボビン1を装着したヨーク8には、第3図及び
第4図に示すように、可動接点13を搭載したアーマチュ
ア14を切欠溝9aを用いて嵌め込み、このアーマチュア14
とヨーク8のばね受片9bとの間に復帰スプリング15を取
り付ける。ヨーク8は下水平部11で、図示しないねじに
より絶縁物のベース16に締め付ける。ベース16には固定
接点端子17、可動接点端子18及びコイル端子19が固着さ
れており、可動接点13はリード線20を介して可動接点端
子18に接続し、コイルボビン1の溝4aに導かれたコイル
5の口出線5aはコイル端子19にはんだ付けする。なお、
21は透明カバーである。 このような電磁継電器において、コイル端子19,19間
に電圧が印加されると、アーマチュア14は鉄心12の接極
面12aに吸着され、可動接点13は固定接点端子17,17の一
方から他方に切り換わる。上記電圧がなくなれば、可動
接点13は復帰スプリング15の作用により図示状態に復帰
する。このような電磁継電器の動作に伴い、コイルボビ
ン1には振動、衝撃が加わるが、コイルボビン1はヨー
ク1の圧入により弛みなく固定されているので、コイル
ボビン1のがたつきによる口出線5aの断線は生じない。
【考案の効果】
この考案によれば、ヨークはコイルボビンのリブ間に
圧入されるので、コイルボビンの鉄心回りのがたつきが
なくなり、電磁継電器動作時の衝撃や振動が加わっても
コイルの口出線が断線する恐れがない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの考案の実施例を示し、第1図はコ
イルボビンの斜視図、第2図はヨークの斜視図、第3図
は電磁継電器の側面図、第4図はその背面図である。ま
た、第5図は従来の電磁継電器の背面図である。 1……コイルボビン、3,4……つば、6……リブ、6a…
…突起、8……ヨーク、12……鉄心。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヨークに固着された棒状鉄心に、コイルが
    巻かれた巻胴の両端につばを有するコイルボビンが前記
    巻胴の中心の鉄心挿入孔を介して装着され、前記ヨーク
    は固定接点端子、可動接点端子及びコイル端子が固着さ
    れた絶縁物のベースに固定されるとともに、前記ヨーク
    に接する側の前記コイルボビンのつばに沿って導かれた
    前記コイルの口出線が前記コイル端子に接続された電磁
    継電器において、ヨークと接する側のコイルボビンのつ
    ばに、前記ヨークの両側面に沿って対向する一対のリブ
    を設けるとともに、このリブの互いに相対する2つの面
    に前記鉄心挿入孔の上下に位置する複数個の突起をそれ
    ぞれ形成し、これらの突起を押し潰して前記リブの間に
    前記ヨークを圧入することにより、前記コイルボビンを
    前記ヨークに弛みなく固定したことを特徴とする電磁継
    電器のコイルボビン固定装置。
JP1989066870U 1989-06-08 1989-06-08 電磁継電器のコイルボビン固定装置 Expired - Lifetime JP2506485Y2 (ja)

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JPH037246U JPH037246U (ja) 1991-01-24
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JPS5521257Y2 (ja) * 1973-07-09 1980-05-22

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