JP2506457Y2 - 車両用シ―ト - Google Patents
車両用シ―トInfo
- Publication number
- JP2506457Y2 JP2506457Y2 JP1990103234U JP10323490U JP2506457Y2 JP 2506457 Y2 JP2506457 Y2 JP 2506457Y2 JP 1990103234 U JP1990103234 U JP 1990103234U JP 10323490 U JP10323490 U JP 10323490U JP 2506457 Y2 JP2506457 Y2 JP 2506457Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- seat cushion
- rail
- fixed
- lower rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案はシートクツシヨンの位置を前後方向へ調整可
能な車両用シートに関する。
能な車両用シートに関する。
（従来技術） 車両用シートの一形式として、フロアに固定したロア
レールと同レールに前後方向に摺動可能に組付けられて
シートクツシヨンを支持するアツパレールからなる左右
一対のシートトラツクの少なくとも一方に両レールを解
除可能にロツクするロツク機構を備え、シートクツシヨ
ンの位置を前後方向に調節可能なシートがある。
レールと同レールに前後方向に摺動可能に組付けられて
シートクツシヨンを支持するアツパレールからなる左右
一対のシートトラツクの少なくとも一方に両レールを解
除可能にロツクするロツク機構を備え、シートクツシヨ
ンの位置を前後方向に調節可能なシートがある。
（考案が解決しようとする課題） ところで、小柄な人が運転する場合、アクセルペダル
やハンドルの操作がしやすいように体格に合わせてシー
トクツシヨンを比較的前方の位置に設定するが、前方位
置に設定するとシートバツクとハンドルの間隔が狭くな
って降りにくくなるため、降車時にはシートを一旦後方
へ移動させることが多い。そのため、乗車の都度シート
クツシヨンを前方へ移動して最適位置に設定し直す必要
があるが、最適位置の設定は容易ではなく何度もシート
クツシヨンを前後に微調整しなければならず、甚だ不便
である。
やハンドルの操作がしやすいように体格に合わせてシー
トクツシヨンを比較的前方の位置に設定するが、前方位
置に設定するとシートバツクとハンドルの間隔が狭くな
って降りにくくなるため、降車時にはシートを一旦後方
へ移動させることが多い。そのため、乗車の都度シート
クツシヨンを前方へ移動して最適位置に設定し直す必要
があるが、最適位置の設定は容易ではなく何度もシート
クツシヨンを前後に微調整しなければならず、甚だ不便
である。
本考案はかかる問題点に鑑み、容易にシートを最適位
置に設定できる車両用シートを提供することを目的とす
る。
置に設定できる車両用シートを提供することを目的とす
る。
（課題を解決するための手段） 本考案はフロアに固定したロアレールと同レールに前
後方向へ摺動可能に組付けられてシートクツシヨンを支
持するアツパレールからなる左右一対のシートトラツク
の少なくとも一方に両レールを解除可能にロツクするロ
ツク機構を備え、シートクツシヨンの位置を前後方向に
調節可能な車両用シートにおいて、前記両シートトラツ
クのいずれかにおけるロアレールに前記シートクツシヨ
ンの前後位置を表示する符号を形成した表示プレートを
固定し、一端を前記アツパレールに固定して前記表示プ
レートに対向させたフアイバスコープの他端を着座者が
目視可能な位置に配置したことを特徴とする。
後方向へ摺動可能に組付けられてシートクツシヨンを支
持するアツパレールからなる左右一対のシートトラツク
の少なくとも一方に両レールを解除可能にロツクするロ
ツク機構を備え、シートクツシヨンの位置を前後方向に
調節可能な車両用シートにおいて、前記両シートトラツ
クのいずれかにおけるロアレールに前記シートクツシヨ
ンの前後位置を表示する符号を形成した表示プレートを
固定し、一端を前記アツパレールに固定して前記表示プ
レートに対向させたフアイバスコープの他端を着座者が
目視可能な位置に配置したことを特徴とする。
（考案の作用、効果） 本考案によれば、着座者がシートクツシヨンの前後位
置を表示する符号をフアイバスコープを介して目視でき
るので、予めシートクツシヨンの最適位置を符号にて確
認しておけば、微調整を要することなく容易にシートク
ツシヨンを最適位置に設定できる。
置を表示する符号をフアイバスコープを介して目視でき
るので、予めシートクツシヨンの最適位置を符号にて確
認しておけば、微調整を要することなく容易にシートク
ツシヨンを最適位置に設定できる。
（実施例） 以下に本考案を図面に基づいて説明するに、第１図及
び第２図には本考案の一実施例に係る車両用シートが示
されている。当該シートＳは左右一対のシートトラツク
10,20、シートクツシヨンSC及びシートバツクSBから構
成されている。
び第２図には本考案の一実施例に係る車両用シートが示
されている。当該シートＳは左右一対のシートトラツク
10,20、シートクツシヨンSC及びシートバツクSBから構
成されている。
右側のシートトラツク10はブラケツト11aを介して車
体フロアに固定したロアレール11と、同レール11に前後
方向に摺動可能に組付けたアツパレール12を備え、アツ
パレール12の上面にはロアアーム13が立設され、同アー
ム13に図示しないシートクツシヨンフレームが組付けら
れている。また、ロアアーム13の後端部には例えば刊行
物「新編自動車工学便覧第６編（社団法人自動車技術会
発行）第26頁」に記載されているような公知のリクライ
ニング機構14を介して、アツパアーム15が前後方向へ回
動可能に組付けられ、同アーム15に図示しないシートバ
ツクフレームが組付けられている。
体フロアに固定したロアレール11と、同レール11に前後
方向に摺動可能に組付けたアツパレール12を備え、アツ
パレール12の上面にはロアアーム13が立設され、同アー
ム13に図示しないシートクツシヨンフレームが組付けら
れている。また、ロアアーム13の後端部には例えば刊行
物「新編自動車工学便覧第６編（社団法人自動車技術会
発行）第26頁」に記載されているような公知のリクライ
ニング機構14を介して、アツパアーム15が前後方向へ回
動可能に組付けられ、同アーム15に図示しないシートバ
ツクフレームが組付けられている。
ロアレール11の内側側面には表示プレート16が固定さ
れ、同レール11に沿って前後方向に延びている。この表
示プレート16にはシートクツシヨンSCの前後位置を表示
する符号として１から順に１ずつ増加する数字16aの列
が前端から後端にかけて等ピツチで記されている。
れ、同レール11に沿って前後方向に延びている。この表
示プレート16にはシートクツシヨンSCの前後位置を表示
する符号として１から順に１ずつ増加する数字16aの列
が前端から後端にかけて等ピツチで記されている。
一方、ロアアーム13にはフアイバースコープ17の一端
が表示プレート16に対向するようにブラケツト18を介し
て固定され、同スコープ17の他端は第２図に示すように
シートＳ前方の計器板19に配設されている。
が表示プレート16に対向するようにブラケツト18を介し
て固定され、同スコープ17の他端は第２図に示すように
シートＳ前方の計器板19に配設されている。
フアイバースコープ17は第３図に示すように、読取り
用オプチカルフアイバー17aと光源用オプチカルフアイ
バー17bを備え、読取り用オプチカルフアイバー17aの両
端には表示プレート16の数字16aを拡大して読取るため
レンズ17c,17dが配置され、光源用オプチカルフアイバ
ー17bの一端には数字16aを照射するため光源17eが対向
して配置されている。
用オプチカルフアイバー17aと光源用オプチカルフアイ
バー17bを備え、読取り用オプチカルフアイバー17aの両
端には表示プレート16の数字16aを拡大して読取るため
レンズ17c,17dが配置され、光源用オプチカルフアイバ
ー17bの一端には数字16aを照射するため光源17eが対向
して配置されている。
左側のシートトラツク20はブラケツト21aを介して車
体フロアに固定したロアレール21と、同レール21に前後
方向に摺動可能に組付けられてシートクツシヨンSCを支
持するためアツパレール22を備えるとともに、アツパレ
ール22をロアレール21に対してロツクするロツク機構23
が両レール21,22間に介設されている。このロツク機構2
3は前記刊行物に記載されていような公知の構造を有す
るものであり、ロアレール21に前後方向に沿って等ピツ
チで固設した複数の係合部（図示せず）と、同係合部に
係脱可能に係合する被係合部（図示せず）を有しアツパ
レール22に回動可能に組付けられ、かつスプリング23a
にて係合方向に弾撥的に付勢されたロツクレバー23bを
備えている。このロツクレバー23bをスプリング23aに抗
して所定方向に回動操作することにより被係合部が係合
部から離脱してロツクが解除されるので、アツパレール
22を前後方向に摺動させてシートクツシヨンSCの前後位
置を調整できる。
体フロアに固定したロアレール21と、同レール21に前後
方向に摺動可能に組付けられてシートクツシヨンSCを支
持するためアツパレール22を備えるとともに、アツパレ
ール22をロアレール21に対してロツクするロツク機構23
が両レール21,22間に介設されている。このロツク機構2
3は前記刊行物に記載されていような公知の構造を有す
るものであり、ロアレール21に前後方向に沿って等ピツ
チで固設した複数の係合部（図示せず）と、同係合部に
係脱可能に係合する被係合部（図示せず）を有しアツパ
レール22に回動可能に組付けられ、かつスプリング23a
にて係合方向に弾撥的に付勢されたロツクレバー23bを
備えている。このロツクレバー23bをスプリング23aに抗
して所定方向に回動操作することにより被係合部が係合
部から離脱してロツクが解除されるので、アツパレール
22を前後方向に摺動させてシートクツシヨンSCの前後位
置を調整できる。
なお、シートクツシヨンSCの前後位置を表示する数字
の列16aのピツチはロツク機構23を構成する係合部のピ
ツチに等しく設定されている。このため、アツパレール
22をロアレール21に対してロツクしたときフアイバース
コープ17の一端はいずれかの数字16aに対向する。
の列16aのピツチはロツク機構23を構成する係合部のピ
ツチに等しく設定されている。このため、アツパレール
22をロアレール21に対してロツクしたときフアイバース
コープ17の一端はいずれかの数字16aに対向する。
本実施例は以上の構成からなり、シートＳの着座者は
シートクツシヨンSCの前後位置を表示する数字16aをフ
アイバスコープ17を介して目視できる。このため、予め
シートクツシヨンSCの最適位置を数字16aにて確認して
おけば、繰り返しの微調整作業を要することなく容易に
所定位置にシートクツシヨンSCを設定できるので、実用
上極めて便利である。
シートクツシヨンSCの前後位置を表示する数字16aをフ
アイバスコープ17を介して目視できる。このため、予め
シートクツシヨンSCの最適位置を数字16aにて確認して
おけば、繰り返しの微調整作業を要することなく容易に
所定位置にシートクツシヨンSCを設定できるので、実用
上極めて便利である。
第１図は本考案の一実施例に係る車両用シートの要部拡
大斜視図、第２図は同シートの斜視図、第３図は同シー
トに設けられたフアイバースコープの拡大断面図であ
る。 符号の説明 10,20…シートトラツク、11,21…ロアレール、12,22…
アツパレール、16…表示プレート、16a…数字、17…フ
アイバースコープ、23…ロツク機構、Ｓ…車両用シー
ト、SC…シートクツシヨン。
大斜視図、第２図は同シートの斜視図、第３図は同シー
トに設けられたフアイバースコープの拡大断面図であ
る。 符号の説明 10,20…シートトラツク、11,21…ロアレール、12,22…
アツパレール、16…表示プレート、16a…数字、17…フ
アイバースコープ、23…ロツク機構、Ｓ…車両用シー
ト、SC…シートクツシヨン。
Claims (1)
- 【請求項１】フロアに固定したロアレールと同レールに
前後方向へ摺動可能に組付けられてシートクツシヨンを
支持するアツパレールからなる左右一対のシートトラツ
クの少なくとも一方に両レールを解除可能にロツクする
ロツク機構を備え、シートクツシヨンの位置を前後方向
に調節可能な車両用シートにおいて、前記両シートトラ
ツクのいずれかにおけるロアレールに前記シートクツシ
ヨンの前後位置を表示する符号を形成した表示プレート
を固定し、一端を前記アツパレールに固定して前記表示
プレートに対向させたフアイバスコープの他端を着座者
が目視可能な位置に配置したことを特徴とする車両用シ
ート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990103234U JP2506457Y2 (ja) | 1990-09-29 | 1990-09-29 | 車両用シ―ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990103234U JP2506457Y2 (ja) | 1990-09-29 | 1990-09-29 | 車両用シ―ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0459528U JPH0459528U (ja) | 1992-05-21 |
| JP2506457Y2 true JP2506457Y2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=31848030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990103234U Expired - Lifetime JP2506457Y2 (ja) | 1990-09-29 | 1990-09-29 | 車両用シ―ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2506457Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-29 JP JP1990103234U patent/JP2506457Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0459528U (ja) | 1992-05-21 |
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