JP2506423Y2 - タイヤチェ―ンのジョイント構造 - Google Patents
タイヤチェ―ンのジョイント構造Info
- Publication number
- JP2506423Y2 JP2506423Y2 JP3759293U JP3759293U JP2506423Y2 JP 2506423 Y2 JP2506423 Y2 JP 2506423Y2 JP 3759293 U JP3759293 U JP 3759293U JP 3759293 U JP3759293 U JP 3759293U JP 2506423 Y2 JP2506423 Y2 JP 2506423Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chain
- joint
- cross
- folded
- hook
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、スリップ防止用の自動
車のタイヤチェーンにおけるサイドチェーンとクロスチ
ェーンとのジョイントに関するものである。
車のタイヤチェーンにおけるサイドチェーンとクロスチ
ェーンとのジョイントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】サイドチェーンとクロスチェーンとの連
結は、クロスチェーン端に接続したチェーン素子類似の
フックをクロスチェーン列の一チェーン素子のリング内
に係止して行っている。
結は、クロスチェーン端に接続したチェーン素子類似の
フックをクロスチェーン列の一チェーン素子のリング内
に係止して行っている。
【0003】また近時普及している環状チェーンのよう
にタイヤに装着し易くするために、サイドチェーンが切
断されたものにあっては、サイドチェーンの一方端とク
ロスチェーンとが前記するように連結し、さらに他方の
サイドチェーン端にフック具を接続し、もう一方のサイ
ドチェーン端の前記クロスチェーンとの連結チェーン素
子あるいはその延長チェーン素子に他方のサイドチェー
ン端のフック具を係止させている。
にタイヤに装着し易くするために、サイドチェーンが切
断されたものにあっては、サイドチェーンの一方端とク
ロスチェーンとが前記するように連結し、さらに他方の
サイドチェーン端にフック具を接続し、もう一方のサイ
ドチェーン端の前記クロスチェーンとの連結チェーン素
子あるいはその延長チェーン素子に他方のサイドチェー
ン端のフック具を係止させている。
【0004】
【考案の構成】本考案は、環状チェーンにおいて切断さ
れたサイドチェーンの連結と同時にクロスチェーンの連
結も簡単に行えるジョイント構造を提供するものであ
る。
れたサイドチェーンの連結と同時にクロスチェーンの連
結も簡単に行えるジョイント構造を提供するものであ
る。
【0005】両方向のサイドチェーンの方向に直線状に
なるように両端が中央部に対し角度を有するように中央
部で山形に折曲された形状の帯片であり、その中央部の
下部に幅広部が突設され、この幅広部中央にクロスチェ
ーン端に接続した係止具が係止される孔を有し、両端に
各サイドチェーン端を係合する内側に湾曲させたフック
部を有してなり、かつこのフック部により係合したサイ
ドチェーンが外れないようにクロスチェーンの係止具を
係合し、かつそのように寸法設計したものである。
なるように両端が中央部に対し角度を有するように中央
部で山形に折曲された形状の帯片であり、その中央部の
下部に幅広部が突設され、この幅広部中央にクロスチェ
ーン端に接続した係止具が係止される孔を有し、両端に
各サイドチェーン端を係合する内側に湾曲させたフック
部を有してなり、かつこのフック部により係合したサイ
ドチェーンが外れないようにクロスチェーンの係止具を
係合し、かつそのように寸法設計したものである。
【0006】そのために本考案のタイヤチェーンのジョ
イント構造は、クロスチェーン端に接続する係止具は、
両端が近接するように中央部が湾曲されてなり、さらに
各両端がそれぞれ重なるように折り返されており、この
係止具の中央湾曲部がクロスチェーン端のリングチェー
ン素子内に挿通されて係合し、各両端折り返し部の一方
がジョイントの中央孔に挿通されて係合し、他方端がジ
ョイントの一方のフック部の入り口を半ばフタするよう
に中央幅広部の横に係合し、そして各フック部内にはサ
イドチェーン端が係合するようになっている。
イント構造は、クロスチェーン端に接続する係止具は、
両端が近接するように中央部が湾曲されてなり、さらに
各両端がそれぞれ重なるように折り返されており、この
係止具の中央湾曲部がクロスチェーン端のリングチェー
ン素子内に挿通されて係合し、各両端折り返し部の一方
がジョイントの中央孔に挿通されて係合し、他方端がジ
ョイントの一方のフック部の入り口を半ばフタするよう
に中央幅広部の横に係合し、そして各フック部内にはサ
イドチェーン端が係合するようになっている。
【0007】
【実施例】次に図に示す一実施例に従って本考案を説明
する。
する。
【0008】ジョイント1は、中央部aで山形に折曲さ
れ、両端がそれぞれ内側にカールされてフック部2、3
となっている。中央下部bに幅広部4が突設しており、
この幅広部4に孔5が穿けられている。
れ、両端がそれぞれ内側にカールされてフック部2、3
となっている。中央下部bに幅広部4が突設しており、
この幅広部4に孔5が穿けられている。
【0009】一方、タイヤAを横断する方向に掛けられ
るクロスチェーン6の先端に接続する係止具7は、各先
端7a、7bが近接するように中央部7cで湾曲し、さ
らに各先端が折り返されており、この折り返し部の一方
7aがジョイントの孔5内に挿通され、他方折り返し部
7bが中央幅広部4のフック部3側の入り口を半ばフタ
するように係合し、この係止具7の中央湾曲部7cがク
ロスチェーン6の先端チェーン素子に挿通して接続して
いる。ジョイント1のフック部2、3には、それぞれサ
イドチェーン端のチェーン素子8、9が係合しており、
一方のチェーン素子8は係止具7の一端7bで外れない
ようにフタされている。
るクロスチェーン6の先端に接続する係止具7は、各先
端7a、7bが近接するように中央部7cで湾曲し、さ
らに各先端が折り返されており、この折り返し部の一方
7aがジョイントの孔5内に挿通され、他方折り返し部
7bが中央幅広部4のフック部3側の入り口を半ばフタ
するように係合し、この係止具7の中央湾曲部7cがク
ロスチェーン6の先端チェーン素子に挿通して接続して
いる。ジョイント1のフック部2、3には、それぞれサ
イドチェーン端のチェーン素子8、9が係合しており、
一方のチェーン素子8は係止具7の一端7bで外れない
ようにフタされている。
【0010】したがって、一方のフック部3の先端3a
とジョイント1の幅広部4の外周cとの間隔は、係止具
7の一端7bとサイドチェーン素子8の径の和より小と
してある。
とジョイント1の幅広部4の外周cとの間隔は、係止具
7の一端7bとサイドチェーン素子8の径の和より小と
してある。
【0011】
【考案の効果】従来のサイドチェーンとクロスチェーン
の連結は、サイドチェーンの一つのリングチェーン素子
の一側にクロスチェーンの係止具が垂直に係合されるも
のであるが、サイドチェーンは装着時に、各クロスチェ
ーンとの連結部を頂角として多角形を形成するため、サ
イドチェーンは各連結部で角度を有して連結する。その
ため、連結部となったチェーン素子に無理な力が働き、
チェーン切れの原因となることがある。しかし本考案の
ジョイントにあっては、それぞれのチェーンの方向に各
フックが直線状に連結するので、ジョイントに無理な力
が加わることが無い。そしてクロスチェーンとサイドチ
ェーンの連結とともにサイドチェーン同士の結合もこの
一個のジョイントで簡単に行え、またクロスチェーンも
係止具が一方のサイドチェーン端のジョイントのフック
部との係止外れを阻止するように働くので非常に有利な
構造となっている。
の連結は、サイドチェーンの一つのリングチェーン素子
の一側にクロスチェーンの係止具が垂直に係合されるも
のであるが、サイドチェーンは装着時に、各クロスチェ
ーンとの連結部を頂角として多角形を形成するため、サ
イドチェーンは各連結部で角度を有して連結する。その
ため、連結部となったチェーン素子に無理な力が働き、
チェーン切れの原因となることがある。しかし本考案の
ジョイントにあっては、それぞれのチェーンの方向に各
フックが直線状に連結するので、ジョイントに無理な力
が加わることが無い。そしてクロスチェーンとサイドチ
ェーンの連結とともにサイドチェーン同士の結合もこの
一個のジョイントで簡単に行え、またクロスチェーンも
係止具が一方のサイドチェーン端のジョイントのフック
部との係止外れを阻止するように働くので非常に有利な
構造となっている。
【図1】チェーンのタイヤへの装着状態を示す概略図
【図2】ジョイント構造を示す図
1 ジョイント 2、3 フック部 4 幅広部 5 孔 6 クロスチェーン 7 係止具 8、9 サイドチェーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−101213(JP,A) 実開 平2−5407(JP,U) 実開 平3−22907(JP,U) 実開 平4−60705(JP,U) 実開 平6−20107(JP,U) 実開 平4−43505(JP,U) 実開 平4−9305(JP,U) 実開 昭61−133407(JP,U) 実開 平2−54607(JP,U) 実公 昭42−12241(JP,Y1) 実公 昭52−24695(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】 山形に折曲した帯片の中央部の下部に幅
広部が突設され、この幅広部には孔が穿けられており、
そしてこの帯片の両端が内側に湾曲してフック部となっ
ているジョイントを使用し、タイヤチェーンのサイドチ
ェーン両端がそれぞれフック部に係合され、クロスチェ
ーン端に接続した中央が湾曲され両端が近接して折り返
されてなる係止具の一方の折り返し部が前記ジョイント
の孔に挿通され、他方の折り返し部が一方のフック部側
の入り口を半ばフタするように幅広部の横でジョイント
に係合するタイヤチェーンのジョイント構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3759293U JP2506423Y2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | タイヤチェ―ンのジョイント構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3759293U JP2506423Y2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | タイヤチェ―ンのジョイント構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH074107U JPH074107U (ja) | 1995-01-20 |
JP2506423Y2 true JP2506423Y2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=12501824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3759293U Expired - Lifetime JP2506423Y2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | タイヤチェ―ンのジョイント構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2506423Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7204282B2 (en) * | 2003-11-04 | 2007-04-17 | Burns Bros., Inc. | System for modular tire chain structure |
-
1993
- 1993-06-17 JP JP3759293U patent/JP2506423Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH074107U (ja) | 1995-01-20 |
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