JP2506328Y2 - レバ―位置信号発生装置 - Google Patents
レバ―位置信号発生装置Info
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- JP2506328Y2 JP2506328Y2 JP589090U JP589090U JP2506328Y2 JP 2506328 Y2 JP2506328 Y2 JP 2506328Y2 JP 589090 U JP589090 U JP 589090U JP 589090 U JP589090 U JP 589090U JP 2506328 Y2 JP2506328 Y2 JP 2506328Y2
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- rotation angle
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Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案はレバー位置信号発生装置、特に、所定回動方
向のストローク間で回動するチェンジレバーのレバー位
置信号を複数出力するレバー位置信号発生装置に関す
る。
向のストローク間で回動するチェンジレバーのレバー位
置信号を複数出力するレバー位置信号発生装置に関す
る。
（従来の技術） 所定回動方向のストローク間で回動するチェンジレバ
ーの各レバー位置を検出して所定の制御系等に出力する
レバー位置信号発生装置が知られている。
ーの各レバー位置を検出して所定の制御系等に出力する
レバー位置信号発生装置が知られている。
例えば、第４図に示すような車両の変速操作装置では
車両Ｃの運転席に配設され変速段を指定する回動角情報
を出力するチェンジレバーポジションスイッチ１と、車
両の変速機２のギア列を変速操作するギアシフトユニッ
ト３し、各回動角情報をレバー位置情報として受けてこ
れらに応じて変速機２内のギア列を切り替える変速操作
出力をギアシフトユニット３に出力する信号処理ユニッ
ト４とを備える。
車両Ｃの運転席に配設され変速段を指定する回動角情報
を出力するチェンジレバーポジションスイッチ１と、車
両の変速機２のギア列を変速操作するギアシフトユニッ
ト３し、各回動角情報をレバー位置情報として受けてこ
れらに応じて変速機２内のギア列を切り替える変速操作
出力をギアシフトユニット３に出力する信号処理ユニッ
ト４とを備える。
ここで、チェンジレバーポジションスイッチ１はチェ
ンジレバー５の切り替え、例えば、第８図に示すシフト
パターンに沿った切り替えにより、回動角情報輪を出力
する。信号処理ユニット４はこれら回動角情報に応じて
レバー位置信号としてのシフト信号Q1,Q2,Q3及びセレク
ト信号P1,P2,P3を求める。そしてこの信号処理ユニット
４は指定変速段に現変速段を切り替えるための変速操作
出力をギアシフトユニットに順次出力する。これによ
り、ギアシフトユニット３は車両の動力伝達系の変速機
２のギア列を変速操作出力に応じて変速操作するように
構成されている。
ンジレバー５の切り替え、例えば、第８図に示すシフト
パターンに沿った切り替えにより、回動角情報輪を出力
する。信号処理ユニット４はこれら回動角情報に応じて
レバー位置信号としてのシフト信号Q1,Q2,Q3及びセレク
ト信号P1,P2,P3を求める。そしてこの信号処理ユニット
４は指定変速段に現変速段を切り替えるための変速操作
出力をギアシフトユニットに順次出力する。これによ
り、ギアシフトユニット３は車両の動力伝達系の変速機
２のギア列を変速操作出力に応じて変速操作するように
構成されている。
ここで用いられるチェンジレバーポジションスイッチ
１は、例えば、第５図乃至第７図に示す様に構成されて
いる。このスイッチ１のケーシング６は箱型を成し、そ
の中間部分には水平にシフト軸７が枢支され、その中央
にシフト軸中心線と直交する方向に取付けられたピン８
を介して連結棒９が枢支される。この連結棒９の上端に
はその長手方向に連続してチェンジレバー５が一体作動
可能に取付けられている。
１は、例えば、第５図乃至第７図に示す様に構成されて
いる。このスイッチ１のケーシング６は箱型を成し、そ
の中間部分には水平にシフト軸７が枢支され、その中央
にシフト軸中心線と直交する方向に取付けられたピン８
を介して連結棒９が枢支される。この連結棒９の上端に
はその長手方向に連続してチェンジレバー５が一体作動
可能に取付けられている。
シフト軸７の上部と下部側には碗状の一対のガイド板
11,12が配設され、両ガイド板はケーシング６に一体的
に支持されている。
11,12が配設され、両ガイド板はケーシング６に一体的
に支持されている。
ここで、ガイド板11には第８図に示したシフトパター
ンに沿ってチェンジレバー５を摺動させる溝が形成され
ている。同じく、ガイド板12には第８図に示したシフト
パターン上の各変速段位置にチェンジレバー５側の球13
を仮止めする穴14が形成されている。
ンに沿ってチェンジレバー５を摺動させる溝が形成され
ている。同じく、ガイド板12には第８図に示したシフト
パターン上の各変速段位置にチェンジレバー５側の球13
を仮止めする穴14が形成されている。
シフト軸７と平面視において直交する線を中心線とし
た一対の分割軸15,15がケーシング６に枢支されている
（第７図参照）。しかも、この一対の分割軸15,15間に
は揺動部材16が一体結合されており、その中央部に形成
されている長溝には摺動自在に連結棒９が嵌挿されてい
る。
た一対の分割軸15,15がケーシング６に枢支されている
（第７図参照）。しかも、この一対の分割軸15,15間に
は揺動部材16が一体結合されており、その中央部に形成
されている長溝には摺動自在に連結棒９が嵌挿されてい
る。
軸15の外端にはセレクト信号を出力するセレクトスイ
ッチ17が取付けられ、シフト軸７の左右外端にはシフト
信号を出力するシフトスイッチ18及び、シフト反力発生
手段19がそれぞれ取付けられる。
ッチ17が取付けられ、シフト軸７の左右外端にはシフト
信号を出力するシフトスイッチ18及び、シフト反力発生
手段19がそれぞれ取付けられる。
ここで、シフト反力発生手段19は第５図に示される様
にシフト軸７と一体のカム21と、このカム21にローラ22
を介して押圧されるピストン23と、ピストン23を収容す
るシリンダ24と、信号処理ユニット４の出力により切り
替え作動する切り替え弁26を介してシリンダ24に接続さ
れるエア源25とで構成されている。
にシフト軸７と一体のカム21と、このカム21にローラ22
を介して押圧されるピストン23と、ピストン23を収容す
るシリンダ24と、信号処理ユニット４の出力により切り
替え作動する切り替え弁26を介してシリンダ24に接続さ
れるエア源25とで構成されている。
シフトスイッチ18は、第６図に示すようにシフト軸７
に一体結合されたスリット板20と、基枠603に支持され
ると共に光源及び受光素子を備えたフォトインタラプタ
からなる位置センサで構成されている。
に一体結合されたスリット板20と、基枠603に支持され
ると共に光源及び受光素子を備えたフォトインタラプタ
からなる位置センサで構成されている。
ここで３つの位置センサは、中立位置センサSiB、同
センサSiBの両側の第１位置センサSiA及び第２位置セン
サSiCとから成り、それぞれスリット板20が遮光位置に
達することにより、回動角情報としてのR,2,4信号、Ｎ
信号、1,3,5信号が発せられる様に構成されている（第
９図参照）。これはセレクトスイッチでも同様である。
センサSiBの両側の第１位置センサSiA及び第２位置セン
サSiCとから成り、それぞれスリット板20が遮光位置に
達することにより、回動角情報としてのR,2,4信号、Ｎ
信号、1,3,5信号が発せられる様に構成されている（第
９図参照）。これはセレクトスイッチでも同様である。
ここで、両スイッチ17,18の出力は信号処理ユニット
４に出力されている。
４に出力されている。
このような変速操作装置のチェンジレバー５が、例え
ば、中立位置n2より１速段に切り替えられるものとす
る。
ば、中立位置n2より１速段に切り替えられるものとす
る。
この場合、チェンジレバー５のセレクト方向に回動さ
れ、ニュートラル段n2よりn1に移動する。この時、セレ
クトスイッチ17はその出力を2,n2,3信号よりR,n1,1信号
に切り替え、シフトスイッチ18はその出力をＮ信号に保
つ。
れ、ニュートラル段n2よりn1に移動する。この時、セレ
クトスイッチ17はその出力を2,n2,3信号よりR,n1,1信号
に切り替え、シフトスイッチ18はその出力をＮ信号に保
つ。
チェンジレバー５がニュートラル段n1より１速段にシ
フト操作されると、この時シフトスイッチ18はその出力
をＮ信号より1,3,5信号に切り替えて出力する。
フト操作されると、この時シフトスイッチ18はその出力
をＮ信号より1,3,5信号に切り替えて出力する。
（考案が解決しようとする課題） 処が、第９図に示すようにシフトスイッチ18の出力は
互いに隣合う各位置センサの間隙Ｔにおいて、出力が高
レベル（出力低レベルをオンと設定している）になり、
この状態では断線か否かの判断が出来ない。特に、中立
位置より第１第２位置に向けて切り替えが行なわれた
時、中立位置信号のハイより、第１位置あるいは第２位
置信号がローとして出力するまでにタイムラグがあり、
同時限では位置判断ができない場合があり、問題と成っ
ている。
互いに隣合う各位置センサの間隙Ｔにおいて、出力が高
レベル（出力低レベルをオンと設定している）になり、
この状態では断線か否かの判断が出来ない。特に、中立
位置より第１第２位置に向けて切り替えが行なわれた
時、中立位置信号のハイより、第１位置あるいは第２位
置信号がローとして出力するまでにタイムラグがあり、
同時限では位置判断ができない場合があり、問題と成っ
ている。
本考案の目的は、回動角情報の切換時における無信号
状態を排除して信号出力の信頼性を向上させることので
きるレバー位置信号発生装置を提供することにある。
状態を排除して信号出力の信頼性を向上させることので
きるレバー位置信号発生装置を提供することにある。
（課題を解決するための手段） 上述の目的を達成するために、本考案はセレクト方向
及びシフト方向に揺動するチェンジレバーと連動してセ
レクト方向及びシフト方向の各回動角情報を出力するチ
ェンジレバーポジションスイッチと、上記セレクト方向
及びシフト方向の各回動角情報に基づきレバー位置信号
を出力する制御手段とからなるもので、特に、上記チェ
ンジレバーポジションスイッチが上記チェンジレバーの
セレクト方向及びシフト方向の内少なくとも一方向への
揺動に応じて中立回動角の情報と、その中立回動角に第
１重合角を介して連続する第１回動角の情報と、上記中
立回動角に第２重合角を介して連続する第２回動角の情
報と、上記第１及び第２重合角の各情報とを選択的に出
力するように構成されたことを特徴としている。
及びシフト方向に揺動するチェンジレバーと連動してセ
レクト方向及びシフト方向の各回動角情報を出力するチ
ェンジレバーポジションスイッチと、上記セレクト方向
及びシフト方向の各回動角情報に基づきレバー位置信号
を出力する制御手段とからなるもので、特に、上記チェ
ンジレバーポジションスイッチが上記チェンジレバーの
セレクト方向及びシフト方向の内少なくとも一方向への
揺動に応じて中立回動角の情報と、その中立回動角に第
１重合角を介して連続する第１回動角の情報と、上記中
立回動角に第２重合角を介して連続する第２回動角の情
報と、上記第１及び第２重合角の各情報とを選択的に出
力するように構成されたことを特徴としている。
（作用） 中立回動角を挟む第１回動角と第２回動角がそれぞれ
第１、第２の重合角を介して連続的に設定されているの
で、これら３つのそれぞれ異なる回動角域の情報が無信
号域を排して出力されるようになる。
第１、第２の重合角を介して連続的に設定されているの
で、これら３つのそれぞれ異なる回動角域の情報が無信
号域を排して出力されるようになる。
（実施例） 第１図には本考案の一実施例としてのレバー位置信号
発生装置が示されている。
発生装置が示されている。
このレバー位置信号発生装置は第４図に示した車両の
変速操作装置内に取り付けられ、使用されるもので、特
に、チェンジレバーポジションスイッチは、その内のシ
フトスイッチ18及びセレクトスイッチ19を除いては第５
図乃至第７図のものと同様な構成を採っている。このた
め、ここでは、同一部材には同一符号を付し、その重複
説明を略す。
変速操作装置内に取り付けられ、使用されるもので、特
に、チェンジレバーポジションスイッチは、その内のシ
フトスイッチ18及びセレクトスイッチ19を除いては第５
図乃至第７図のものと同様な構成を採っている。このた
め、ここでは、同一部材には同一符号を付し、その重複
説明を略す。
チェンジレバーポジションスイッチ30はチェンジレバ
ー５を2Lの範囲で揺動させ、ケーシング６の中間部分に
枢支されたはシフト軸７を回動させる。しかも、シフト
軸７の中心線と平面視において直交する線を中心線とし
た一対の分割軸15,15（第７図参照）も同中間部分に枢
着され、同様に回動される。
ー５を2Lの範囲で揺動させ、ケーシング６の中間部分に
枢支されたはシフト軸７を回動させる。しかも、シフト
軸７の中心線と平面視において直交する線を中心線とし
た一対の分割軸15,15（第７図参照）も同中間部分に枢
着され、同様に回動される。
シフト軸７の両端にはシフトスイッチ31と周知の反力
発生装置19（第５図参照）とが取り付けられている。一
対の分割軸15の一方端にはセレクトスイッチ32が取り付
けられている。
発生装置19（第５図参照）とが取り付けられている。一
対の分割軸15の一方端にはセレクトスイッチ32が取り付
けられている。
ここでのレバー位置信号発生装置はチェンジレバーポ
ジションスイッチ30と信号処理ユニット4aとで構成さて
いる。この信号処理ユニット4aは回動角情報としてのR,
2,4信号を受けて第８図のシフトパターンにおいて示し
たレバー位置信号としてのシフト信号Q1,Q2,Q3及び、セ
レクト信号P1,P2,P3を算出し、同信号に基づきギアシフ
トユニット側へ変速操作出力を発するように構成さてい
る。
ジションスイッチ30と信号処理ユニット4aとで構成さて
いる。この信号処理ユニット4aは回動角情報としてのR,
2,4信号を受けて第８図のシフトパターンにおいて示し
たレバー位置信号としてのシフト信号Q1,Q2,Q3及び、セ
レクト信号P1,P2,P3を算出し、同信号に基づきギアシフ
トユニット側へ変速操作出力を発するように構成さてい
る。
シフトスイッチ31は、シフト軸７に一体結合されたボ
ス33とその外周に固定されたスリット板34と、隙間ｔを
介して光源と受光素子を対設したフォトインタラプタか
らなる位置センサとにより構成されている。ここで３つ
の位置センサは、中立位置センサSiB、同センサSiBの両
側の第１位置センサSiA及び第２位置センサSiCとから成
り、それぞれの隙間ｔはスリット板34の回動端の回動軌
跡上に配設されている。
ス33とその外周に固定されたスリット板34と、隙間ｔを
介して光源と受光素子を対設したフォトインタラプタか
らなる位置センサとにより構成されている。ここで３つ
の位置センサは、中立位置センサSiB、同センサSiBの両
側の第１位置センサSiA及び第２位置センサSiCとから成
り、それぞれの隙間ｔはスリット板34の回動端の回動軌
跡上に配設されている。
ここで、各センサSiA,SiB,SiCは光源から受光素子へ
向かう光がスリット板34により遮光されている間に回動
角情報を第３図に示すような特性の基で出力する。
向かう光がスリット板34により遮光されている間に回動
角情報を第３図に示すような特性の基で出力する。
即ち、中立回動角情報としてのニュートラル信号を中
立位置センサSiBが、第１回動角情報としてのR,2,4信号
を第１位置センサSiCが、第２回動角情報としての1,3,5
信号を第２位置センサSiAがそれぞれ出力する。特に、
スリット板34の回動端はその回動方向における幅Ｈが比
較的大きく設定されており、これにより隣合う２つのセ
ンサが共に出力を発する第１重合角情報（R,2,4,N信
号）と第２重合角情報（1,3,5,N信号）とを出力でき
る。
立位置センサSiBが、第１回動角情報としてのR,2,4信号
を第１位置センサSiCが、第２回動角情報としての1,3,5
信号を第２位置センサSiAがそれぞれ出力する。特に、
スリット板34の回動端はその回動方向における幅Ｈが比
較的大きく設定されており、これにより隣合う２つのセ
ンサが共に出力を発する第１重合角情報（R,2,4,N信
号）と第２重合角情報（1,3,5,N信号）とを出力でき
る。
ここでの３つの位置センサ35,36,37はそれぞれ信号処
理ユニット4aに接続される。
理ユニット4aに接続される。
シフトスイッチ31はこの様に３つの位置センサにより
３つの回動角信号を出力出来る。同様に、セレクトスイ
ッチ32も形成され、これにより、図示しない３つの位置
センサにより３つの回動角信号を出力出来る。
３つの回動角信号を出力出来る。同様に、セレクトスイ
ッチ32も形成され、これにより、図示しない３つの位置
センサにより３つの回動角信号を出力出来る。
信号処理ユニット4aは、両スイッチ31,32の３つの回
動角信号を受けて、シフト方向で５つの回動角を判別で
き、同じく、セレクト方向で５つの回動位置を判別で
き、３つのシフト信号Q1,Q2,Q3と３つのセレクト信号P
1,P2,P3を算出して出力出来る（第８図参照）。
動角信号を受けて、シフト方向で５つの回動角を判別で
き、同じく、セレクト方向で５つの回動位置を判別で
き、３つのシフト信号Q1,Q2,Q3と３つのセレクト信号P
1,P2,P3を算出して出力出来る（第８図参照）。
例えば、シフト方向において、中立位置センサSiBの
ニュートラル信号のみを検出しているとニュートラルラ
インにあるとしてレバー位置信号としてのQ2信号を、中
立位置センサSiBのニュートラル信号と第１位置センサS
iAのR,2,4信号とを共に検出しているか、あるいは第１
位置センサSiAのR,2,4信号のみを検出しているとレバー
位置信号としてのQ1信号を、中立位置センサSiBのニュ
ートラル信号と第２位置センサSiCの1,3,5信号を共に検
出しているか、あるいは第２位置センサSiCの1,3,5信号
のみを検出しているとレバー位置信号としてのQ3信号を
それぞれ選択して出力する。
ニュートラル信号のみを検出しているとニュートラルラ
インにあるとしてレバー位置信号としてのQ2信号を、中
立位置センサSiBのニュートラル信号と第１位置センサS
iAのR,2,4信号とを共に検出しているか、あるいは第１
位置センサSiAのR,2,4信号のみを検出しているとレバー
位置信号としてのQ1信号を、中立位置センサSiBのニュ
ートラル信号と第２位置センサSiCの1,3,5信号を共に検
出しているか、あるいは第２位置センサSiCの1,3,5信号
のみを検出しているとレバー位置信号としてのQ3信号を
それぞれ選択して出力する。
更に、セレクト方向でも同様な判断処理がなされる。
そして、例えば、シフト側がR,2,4ラインにあり、セ
レクト側がR1、n1、１ラインにあると、現変速段をＲ段
と判定し、変速操作出力としてのIQ1,IP1をギアシフト
ユニット３に出力することとなる。その後、シフト側が
n1,n2,n3ラインを経て、1,3,5ラインに達し、セレクト
側がＲ、n1、１ラインにあると、現変速段を１速段と判
定し、変速操作出力としてのIQ3,IP1をギアシフトユニ
ット３に出力することとなる。このシフト操作時におい
て、シフト側の回動角を判別する回動角信号はR,2,4信
号、第１重合角情報としてのR,2,4,N信号、ニュートラ
ル信号、第２重合角情報としての1,3,5,N信号、1,3,5信
号とこの順に無信号化すること無く連続してシフトスイ
ッチ31より出力される。
レクト側がR1、n1、１ラインにあると、現変速段をＲ段
と判定し、変速操作出力としてのIQ1,IP1をギアシフト
ユニット３に出力することとなる。その後、シフト側が
n1,n2,n3ラインを経て、1,3,5ラインに達し、セレクト
側がＲ、n1、１ラインにあると、現変速段を１速段と判
定し、変速操作出力としてのIQ3,IP1をギアシフトユニ
ット３に出力することとなる。このシフト操作時におい
て、シフト側の回動角を判別する回動角信号はR,2,4信
号、第１重合角情報としてのR,2,4,N信号、ニュートラ
ル信号、第２重合角情報としての1,3,5,N信号、1,3,5信
号とこの順に無信号化すること無く連続してシフトスイ
ッチ31より出力される。
このため、無信号状態に陥ると、直ちにセンサ系の異
常を検出でき、これに応答性よく対応できる。しかも、
次のシフト位置を、1,3,5信号によらず、それより早く
検出できる第２重合角情報としての1,3,5,N信号により
判断でき、シフト処理をその分早く行え、変速応答性を
改善できる。更に、３つの位置センサSiA,SiB,SiCの内
の１つが故障した場合でも、その故障センサが無信号
（最小あるいは最大値）にあると、この時同センサが単
一で担当する回動角にあるものと見做し、セレクト信号
を算出できる。即ち、２つのセンサにより３つの回動角
を検出できるという利点がある。
常を検出でき、これに応答性よく対応できる。しかも、
次のシフト位置を、1,3,5信号によらず、それより早く
検出できる第２重合角情報としての1,3,5,N信号により
判断でき、シフト処理をその分早く行え、変速応答性を
改善できる。更に、３つの位置センサSiA,SiB,SiCの内
の１つが故障した場合でも、その故障センサが無信号
（最小あるいは最大値）にあると、この時同センサが単
一で担当する回動角にあるものと見做し、セレクト信号
を算出できる。即ち、２つのセンサにより３つの回動角
を検出できるという利点がある。
（考案の効果） 以上の様に、本考案は、中立回動角を挟んでそれぞれ
異なる３つの回動角域の情報が重合角情報を挟んでそれ
ぞれ出力されるようになり、レバー位置信号の切換時に
おける無信号状態を排除して信号出力の信頼性を向上さ
せることができ、しかも、重合角情報により変速情報を
早く検出でき、変速応答性を改善でき、変速時のタイム
ラグを低減できる。
異なる３つの回動角域の情報が重合角情報を挟んでそれ
ぞれ出力されるようになり、レバー位置信号の切換時に
おける無信号状態を排除して信号出力の信頼性を向上さ
せることができ、しかも、重合角情報により変速情報を
早く検出でき、変速応答性を改善でき、変速時のタイム
ラグを低減できる。
第１図は本考案の一実施例としてのレバー位置信号発生
装置の要部断面図、第２図は第１図の装置の側部切欠断
面図、第３図は第１図の装置の切り替え作動説明線図、
第４図は従来のレバー位置信号発生装置を用いた変速操
作装置の全体配置図、第５図は従来のチェンジレバーポ
ジションスイッチの断面図、第６図は第５図のチェンジ
レバーポジションスイッチの要部断面図、第７図は第５
図のスイッチの平面断面図、第８図は第５図のスイッチ
のシフトパターン図、第９図は第６図のスイッチの切り
替え作動説明線図である。 4a……信号処理ユニット、５……チェンジレバー、６…
…ケーシング、７……シフト軸、30……チェンジレバー
ポジションスイッチ、31……シフトスイッチ、32……セ
レクトスイッチ、Q1,Q2,Q3……シフト信号、P1,P2,P3…
…セレクト信号。
装置の要部断面図、第２図は第１図の装置の側部切欠断
面図、第３図は第１図の装置の切り替え作動説明線図、
第４図は従来のレバー位置信号発生装置を用いた変速操
作装置の全体配置図、第５図は従来のチェンジレバーポ
ジションスイッチの断面図、第６図は第５図のチェンジ
レバーポジションスイッチの要部断面図、第７図は第５
図のスイッチの平面断面図、第８図は第５図のスイッチ
のシフトパターン図、第９図は第６図のスイッチの切り
替え作動説明線図である。 4a……信号処理ユニット、５……チェンジレバー、６…
…ケーシング、７……シフト軸、30……チェンジレバー
ポジションスイッチ、31……シフトスイッチ、32……セ
レクトスイッチ、Q1,Q2,Q3……シフト信号、P1,P2,P3…
…セレクト信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 高尾 英次郎 東京都港区芝５丁目33番８号 三菱自動 車工業株式会社内 (72)考案者 安部 元博 神奈川県川崎市中原区大倉町10番地 三 菱自動車エンジニアリング株式会社川崎 事業所内 (72)考案者 金谷 大石 神奈川県川崎市中原区大倉町10番地 三 菱自動車エンジニアリング株式会社川崎 事業所内 (72)考案者 櫛田 忠彦 東京都大田区大森北１丁目11番５号 株 式会社ユーシン東京内 (72)考案者 戸田 聡 東京都大田区大森北１丁目11番５号 株 式会社ユーシン東京内 (56)参考文献 実開 昭60−36329（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−171142（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】セレクト方向及びシフト方向に揺動するチ
ェンジレバーと連動してセレクト方向及びシフト方向の
各回動角情報を出力するチェンジレバーポジションスイ
ッチと、上記セレクト方向及びシフト方向の各回動角情
報に基づきレバー位置信号を出力する制御手段とからな
るレバー位置信号発生装置において、上記チェンジレバ
ーポジションスイッチが上記チェンジレバーのセレクト
方向及びシフト方向の内少なくとも一方向への揺動に応
じて中立回動角の情報と、その中立回動角に第１重合角
を介して連続する第１回動角の情報と、上記中立回動角
に第２重合角を介して連続する第２回動角の情報と、上
記第１及び第２重合角の各情報とを選択的に出力するよ
うに構成されたことを特徴とするレバー位置信号発生装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP589090U JP2506328Y2 (ja) | 1990-01-25 | 1990-01-25 | レバ―位置信号発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP589090U JP2506328Y2 (ja) | 1990-01-25 | 1990-01-25 | レバ―位置信号発生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0396922U JPH0396922U (ja) | 1991-10-04 |
| JP2506328Y2 true JP2506328Y2 (ja) | 1996-08-07 |
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ID=31736783
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP589090U Expired - Fee Related JP2506328Y2 (ja) | 1990-01-25 | 1990-01-25 | レバ―位置信号発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2506328Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010209932A (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-24 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 作業車両 |
-
1990
- 1990-01-25 JP JP589090U patent/JP2506328Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0396922U (ja) | 1991-10-04 |
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