JP2020111297A - シフトレバー装置 - Google Patents

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喜博 滝川
Yoshihiro Takigawa
喜博 滝川
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Abstract

【課題】シフトレバー装置において、誤操作の発生を抑制すると共に、操作性を向上する。【解決手段】シフトレバー装置1は、運転者によって操作されるシフトレバー2と、車両のステアリングコラム4に配設され、シフトレバー2を揺動可能に支持するハウジング3とを備える。シフトレバー2は、ニュートラルポジション14と、ニュートラルポジション14以外の他のポジション15,16とを選択可能で、且つ、ニュートラルポジション14及び他のポジション15,16を選択した後に、ホームポジション12に自動で戻るように構成される。シフトレバー2は、ホームポジション12から車両前後方向に揺動させた後に、ニュートラルポジション14を介さずに他のポジション15,16へ操作されるように構成される。【選択図】図2

Description

本発明は、シフトレバー装置に関する。
変速機におけるシフトポジションの変更を電気的に行うシフトバイワイヤ式のシフトレバー装置が公知である。
シフトバイワイヤ式のシフトレバー装置は、運転者によって操作されるシフトレバーと、シフトレバーを揺動可能に支持するハウジングとを備える。この種のシフトレバー装置は、例えば、ハウジングが車両のステアリングコラムに配設され、このハウジングにシフトレバーが揺動可能に支持される構造となっている。
特開2000−309232号公報
前述の構造のシフトレバー装置において、運転者がハンドル(ステアリングホイール)を操作する際に、運転者の手がシフトレバーに当たってシフトレバーが車両上下方向に揺動してしまう等して、誤操作が発生する可能性がある。また、前述の構造のシフトレバー装置において、ホームポジション(H)から他のポジション(R、D)を選択する際に、ニュートラルポジション(N)を介して他のポジションに操作されるため、その操作が煩わしいと運転者が感じる可能性がある。
そこで、本発明は、シフトレバー装置において、誤操作の発生を抑制すると共に、操作性を向上することを目的とする。
本発明の一態様に係るシフトレバー装置は、運転者によって操作されるシフトレバーと、車両のステアリングコラムに配設され、シフトレバーを揺動可能に支持するハウジングとを備える。シフトレバーは、ニュートラルポジションと、ニュートラルポジション以外の他のポジションとを選択可能に構成される。さらに、シフトレバーは、ニュートラルポジション及び他のポジションを選択した後に、ホームポジションに自動で戻るように構成される。シフトレバーは、ホームポジションから車両前後方向に揺動させた後に、ニュートラルポジションを介さずに他のポジションへ操作されるように構成される。
本発明の一態様に係るシフトレバー装置によれば、誤操作の発生を抑制すると共に、操作性を向上することができる。
本発明の実施形態に係るシフトレバー装置の斜視図である。 シフトレバー装置のシフトパターンの一例を示す説明図である。 シフトレバー装置のシフトパターンの変形例を示す説明図である。 シフトレバー装置のシフトパターンの変形例を示す説明図である。 シフトレバー装置のシフトパターンの更なる変形例を示す説明図である。 シフトレバー装置のシフトパターンの更なる変形例を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
なお、図面において、矢印FRは車両前後方向の内の車両前方側を示し、矢印RRは車両前後方向の内の車両後方側を示し、矢印UPRは車両上下方向の内の車両上方側を示し、矢印LWRは車両上下方向の内の車両下方側を示す。
図1に示すシフトレバー装置1は、変速機(図示せず)におけるシフトポジションの変更を電気的に行うシフトバイワイヤ式のものであり、変速機を制御する制御部(ECU)にワイヤーハーネス等を介して接続される。
図1に示すように、シフトレバー装置1は、運転者によって操作されるシフトレバー2と、シフトレバー2を揺動可能に支持するハウジング3とを備える。ハウジング3は、車両のステアリングコラム(ステアリングコラム装置)4に固定される。
シフトレバー2は、レバー本体5と、レバー本体5の先端部に形成されたパーキングスイッチ6とを有して構成される。
また、シフトレバー装置1は、シフトレバー2の揺動操作に節度感を付与するためのチェック機構(図示せず)を有する。なお、シフトレバー装置1の具体的な内部構造(チェック機構等)は、公知のものを適用することが可能であるため、その詳細な説明は省略する。
[シフトパターンの一例]
次に、図2を用いて、シフトレバー装置1のシフトパターンの一例を説明する。
図2に示すように、車両前後方向(第一方向)に沿って延びる車両前後方向シフト経路(第一方向シフト経路)10と、第一方向と交差する車両上下方向(第二方向)に沿って延びる車両上下方向シフト経路(第二方向シフト経路)11とが配置されている。
車両前後方向シフト経路10には、車両前方側FRから順に、ホームポジション(H)12と、車両前後方向シフト経路10と車両上下方向シフト経路11との接続点(交差点)13と、ニュートラルポジション(N)14とが配設される。
車両上下方向シフト経路11には、車両上方側UPRから順に、リバースポジション(R)15と、車両前後方向シフト経路10と車両上下方向シフト経路11との接続点13と、マニュアルポジションを兼ねるドライブポジション(D/M)16とが配設される。
車両上下方向シフト経路11は、ホームポジション12には直接的に接続されてはいない。このため、シフトレバー2は、ホームポジション12から車両上下方向へは直接揺動させることができないように構成される。
また、ニュートラルポジション14は、車両前後方向シフト経路10又は車両上下方向シフト経路11の途中に配設されるのではなく、車両前後方向シフト経路10の末端位置(独自の位置)に配設される。このため、シフトレバー2は、ホームポジション12から車両前後方向に揺動させた後に、ニュートラルポジション14を介さずに他のポジション(リバースポジション15、ドライブポジション16)へ操作されるように構成される。
リバースポジション15は、ホームポジション12よりも車両後方側RRで且つ車両上方側UPRに配設される。シフトレバー2は、ホームポジション12から接続点13まで車両後方側RRに揺動した後に、さらに接続点13から車両上方側UPRに揺動することにより、リバースポジション15を選択可能である。
ドライブポジション16は、ホームポジション12よりも車両後方側RRで且つ車両下方側LWRに配設される。シフトレバー2は、ホームポジション12から接続点13まで車両後方側RRに揺動した後に、さらに接続点13から車両下方側LWRに揺動することにより、ドライブポジション16を選択可能である。
ニュートラルポジション14は、ホームポジション12よりも車両後方側RRに配設される。シフトレバー2は、ホームポジション12から接続点13まで車両後方側RRに揺動した後に、さらに接続点13から車両後方側RRに揺動することにより、ニュートラルポジション14を選択可能である。
なお、図2に示すシフトパターンの場合は、丸印17で示す部分(接続点13)においてシフトレバー2の操作荷重を変化させて(重くし、又は、軽くして)、シフトレバー2の操作荷重を二段荷重にするようにしてもよい。このようにすることにより、運転者に対して車両前後方向シフト経路10と車両上下方向シフト経路11との接続点(交差点)13を認識させ易くなるため、誤操作が発生することを抑制することが可能になる。
[シフトパターンの第一変形例]
次に、図3を用いて、シフトレバー装置1のシフトパターンの第一変形例を説明する。
図3に示すように、車両前後方向シフト経路10には、車両前方側FRから順に、ニュートラルポジション14と、ホームポジション12と、車両前後方向シフト経路10と車両上下方向シフト経路11との接続点13とが配設される。
車両上下方向シフト経路11には、車両上方側UPRから順に、リバースポジション15と、車両前後方向シフト経路10と車両上下方向シフト経路11との接続点13と、ドライブポジション16とが配設される。
車両上下方向シフト経路11は、ホームポジション12には直接的に接続されてはいない。このため、シフトレバー2は、ホームポジション12から車両上下方向へは直接揺動させることができないように構成される。
また、ニュートラルポジション14は、車両前後方向シフト経路10又は車両上下方向シフト経路11の途中に配設されるのではなく、車両前後方向シフト経路10の末端位置(独自の位置)に配設される。このため、シフトレバー2は、ホームポジション12から車両前後方向に揺動させた後に、ニュートラルポジション14を介さずに他のポジション(リバースポジション15、ドライブポジション16)へ操作されるように構成される。
リバースポジション15は、ホームポジション12よりも車両後方側RRで且つ車両上方側UPRに配設される。シフトレバー2は、ホームポジション12から接続点13まで車両後方側RRに揺動した後に、さらに接続点13から車両上方側UPRに揺動することにより、リバースポジション15を選択可能である。
ドライブポジション16は、ホームポジション12よりも車両後方側RRで且つ車両下方側LWRに配設される。シフトレバー2は、ホームポジション12から接続点13まで車両後方側RRに揺動した後に、さらに接続点13から車両下方側LWRに揺動することにより、ドライブポジション16を選択可能である。
ニュートラルポジション14は、ホームポジション12よりも車両前方側FRに配設される。シフトレバー2は、ホームポジション12から車両前方側FRに揺動することにより、ニュートラルポジション14を選択可能である。
[シフトパターンの第二変形例]
次に、図4を用いて、シフトレバー装置1のシフトパターンの第二変形例を説明する。
図4に示すように、車両前後方向シフト経路10には、車両前方側FRから順に、ニュートラルポジション14と、ホームポジション12と、車両前後方向シフト経路10と車両上下方向シフト経路11との接続点13と、ドライブポジション16とが配設される。
車両上下方向シフト経路11には、車両上方側UPRから順に、リバースポジション(R)15と、車両前後方向シフト経路10と車両上下方向シフト経路11との接続点13とが配設される。
車両上下方向シフト経路11は、ホームポジション12には直接的に接続されてはいない。このため、シフトレバー2は、ホームポジション12から車両上下方向へは直接揺動させることができないように構成される。
また、ニュートラルポジション14は、車両前後方向シフト経路10又は車両上下方向シフト経路11の途中に配設されるのではなく、車両前後方向シフト経路10の末端位置(独自の位置)に配設される。このため、シフトレバー2は、ホームポジション12から車両前後方向に揺動させた後に、ニュートラルポジション14を介さずに他のポジション(リバースポジション15、ドライブポジション16)へ操作されるように構成される。
リバースポジション15は、ホームポジション12よりも車両後方側RRで且つ車両上方側UPRに配設される。シフトレバー2は、ホームポジション12から接続点13まで車両後方側RRに揺動した後に、さらに接続点13から車両上方側UPRに揺動することにより、リバースポジション15を選択可能である。
ドライブポジション16は、ホームポジション12よりも車両後方側RRに配設される。シフトレバー2は、ホームポジション12から接続点13まで車両後方側RRに揺動した後に、さらに接続点13から車両後方側RRに揺動することにより、ドライブポジション16を選択可能である。
ニュートラルポジション14は、ホームポジション12よりも車両前方側FRに配設される。シフトレバー2は、ホームポジション12から車両前方側FRに揺動することにより、ニュートラルポジション14を選択可能である。
なお、図4に示すシフトパターンの場合は、丸印17で示す部分(接続点13)においてシフトレバー2の操作荷重を変化させて(重くし、又は、軽くして)、シフトレバー2の操作荷重を二段荷重にするようにしてもよい。このようにすることにより、運転者に対して車両前後方向シフト経路10と車両上下方向シフト経路11との接続点(交差点)13を認識させ易くなるため、誤操作が発生することを抑制することが可能になる。
以下に、本実施形態による作用効果を説明する。
(1)シフトレバー装置1は、運転者によって操作されるシフトレバー2と、車両のステアリングコラム4に配設され、シフトレバー2を揺動可能に支持するハウジング3とを備える。シフトレバー2は、ニュートラルポジション14と、ニュートラルポジション14以外の他のポジション15,16とを選択可能に構成される。さらに、シフトレバー2は、ニュートラルポジション14及び他のポジション15,16を選択した後に、ホームポジション12に自動で戻るように構成される。シフトレバー2は、ホームポジション12から車両前後方向に揺動させた後に、ニュートラルポジション14を介さずに他のポジション15,16へ操作されるように構成される。
シフトレバー装置1においては、シフトレバー2を車両前後方向に揺動させた後に、ホームポジション12から他のポジション15,16へ変更される。このため、運転者がハンドル(ステアリングホイール)を操作する際に、運転者の手がシフトレバー2に当たってシフトレバー2が車両上下方向に揺動してしまう等して、誤操作が発生することを抑制することが可能になる。つまり、シフトレバー2は、ホームポジション12から車両上下方向へは直接揺動させることができないため、運転者の手がシフトレバー2に当たってシフトレバー2が車両上下方向に揺動してしまう等して、誤操作が発生することを抑制することが可能になる。
また、ニュートラルポジション14を介さずにホームポジション12から他のポジション15,16へ変更されるため、シフトレバー装置1の操作の煩わしさを解消することができ、ひいてはシフトレバー装置1の操作性を向上することが可能になる。
さらに、ホームポジション12から他のポジション15,16を選択する際には、一方向に対して一つのシフトポジションしかないため、シフトポジションの選択ミスを防止することができ、誤操作が発生することを抑制することが可能になる。
よって、本実施形態に係るシフトレバー装置1によれば、誤操作の発生を抑制すると共に、操作性を向上することができる。
(2)ニュートラルポジション14は、ホームポジション12よりも車両後方側RRに配設される。シフトレバー2は、ホームポジション12から車両後方側RRに揺動することにより、ニュートラルポジション14を選択可能である。
ニュートラルポジション14がホームポジション12よりも車両後方側RRに配設される(図2参照)。このようにシフトパターンを設定することにより、シフトレバー2の複雑な操作をせずにホームポジション12からニュートラルポジション14に変更することができる。
(3)他のポジションは、リバースポジション15と、ドライブポジション16とを含む。リバースポジション15は、ホームポジション12よりも車両上方側UPRに配設され、シフトレバー2は、ホームポジション12から車両前後方向に揺動した後に、さらに車両上方側UPRに揺動することにより、リバースポジション15を選択可能である。ドライブポジション16は、ホームポジション12よりも車両下方側LWRに配設され、シフトレバー2は、ホームポジション12から車両前後方向に揺動した後に、さらに車両下方側LWRに揺動することにより、ドライブポジション16を選択可能である。ニュートラルポジション14は、ホームポジション12よりも車両前方側FR及び車両後方側RRのいずれかに配設される。シフトレバー2は、ホームポジション12から車両前方側FR及び車両後方側RRのいずれかに揺動することにより、ニュートラルポジション14を選択可能である。
シフトレバー2を車両前後方向に揺動させた後に、ホームポジション12から他のポジション15,16へ変更される(図2及び図3参照)。このようにシフトパターンを設定することにより、シフトレバー装置1の誤操作の発生を抑制することが可能になる。また、ニュートラルポジション14を介さずにホームポジション12から他のポジション15,16へ変更されるため、シフトレバー装置1の操作の煩わしさを解消することができ、ひいてはシフトレバー装置1の操作性を向上することが可能になる。
(4)他のポジションは、リバースポジション15と、ドライブポジション16とを含む。リバースポジション15は、ホームポジション12よりも車両後方側RRで且つ車両上方側UPRに配設される。シフトレバー2は、ホームポジション12から車両後方側RRに揺動した後に、さらに車両上方側UPRに揺動することにより、リバースポジション15を選択可能である。ドライブポジション16は、ホームポジション12よりも車両後方側RRで且つ車両下方側LWRに配設される。シフトレバー2は、ホームポジション12から車両後方側RRに揺動した後に、さらに車両下方側LWRに揺動することにより、ドライブポジション16を選択可能である。ニュートラルポジション14は、ホームポジション12よりも車両後方側RRに配設され、シフトレバー2は、ホームポジション12から車両後方側RRに揺動することにより、ニュートラルポジション14を選択可能である。
シフトレバー2を車両前後方向に揺動させた後に、ホームポジション12から他のポジション15,16へ変更される(図2参照)。このようにシフトパターンを設定することにより、シフトレバー装置1の誤操作の発生を抑制することが可能になる。また、ニュートラルポジション14を介さずにホームポジション12から他のポジション15,16へ変更されるため、シフトレバー装置1の操作の煩わしさを解消することができ、ひいてはシフトレバー装置1の操作性を向上することが可能になる。
(5)シフトレバー2は、ホームポジション12から車両上下方向へは揺動させることができないように構成される。
運転者がハンドルを操作する際に運転者の手がシフトレバー2に当たったり、運転者がウインカーレバー又はワイパーレバーと間違えてシフトレバー2を操作する等して、誤操作が発生することを抑制することが可能になる。
ところで、本発明のシフトレバー装置は前述の実施形態に例をとって説明したが、この実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。
例えば、シフトレバー装置のシフトパターンを図5及び図6に示すように設定してもよい。
なお、図5及び図6においては、車両前後方向及び車両上下方向を示す矢印は図示省略しているが、車両前後方向及び車両上下方向は図2から図4と同じである。また、図5及び図6においては、シフトレバー装置の各部の符号も図示省略している。
具体的には、図5及び図6においては、リバースポジションは、ホームポジションよりも車両後方側に配設され、シフトレバーは、ホームポジションから車両後方側に揺動することにより、リバースポジションを選択可能である。
また、図5及び図6においては、ドライブポジションは、ホームポジションよりも車両前方側に配設され、シフトレバーは、ホームポジションから車両前方側に揺動することにより、ドライブポジションを選択可能である。
つまり、図5及び図6においては、車両の進行方向にドライブポジションを配設し、車両の後退方向にリバースポジションを配設している。車両の進行方向とホームポジションからドライブポジションへの揺動方向とを同様にし、車両の後退方向とホームポジションからリバースポジションへの揺動方向とを同様にすることができるため、誤操作が発生することを抑制することが可能になる。
なお、図6に示すシフトパターンの場合は、丸印で示す部分(車両前後方向シフト経路と車両上下方向シフト経路との接続点)において操作荷重を変化させて(重くし、または、軽くして)、シフトレバーの操作荷重を二段荷重にするようにしてもよい。このようにすることにより、運転者に対して車両前後方向シフト経路と車両上下方向シフト経路との接続点(交差点)を認識させ易くなるため、誤操作が発生することを抑制することが可能になる。
1 シフトレバー装置
2 シフトレバー
3 ハウジング
4 ステアリングコラム(ステアリングコラム装置)
12 ホームポジション
14 ニュートラルポジション
15 リバースポジション(他のポジション)
16 マニュアルポジションを兼ねるドライブポジション(他のポジション)

Claims (6)

  1. 運転者によって操作されるシフトレバーと、
    車両のステアリングコラムに配設され、前記シフトレバーを揺動可能に支持するハウジングとを備え、
    前記シフトレバーは、ニュートラルポジションと、前記ニュートラルポジション以外の他のポジションとを選択可能で、且つ、前記ニュートラルポジション及び前記他のポジションを選択した後に、ホームポジションに自動で戻るように構成され、
    前記シフトレバーは、前記ホームポジションから車両前後方向に揺動させた後に、前記ニュートラルポジションを介さずに前記他のポジションへ操作されるように構成される、シフトレバー装置。
  2. 前記ニュートラルポジションは、前記ホームポジションよりも車両後方側に配設され、前記シフトレバーは、前記ホームポジションから車両後方側に揺動することにより、前記ニュートラルポジションを選択可能である、請求項1に記載のシフトレバー装置。
  3. 前記他のポジションは、リバースポジションと、ドライブポジションとを含み、
    前記リバースポジションは、前記ホームポジションよりも車両上方側に配設され、前記シフトレバーは、前記ホームポジションから車両前後方向に揺動した後に、さらに車両上方側に揺動することにより、前記リバースポジションを選択可能であり、
    前記ドライブポジションは、前記ホームポジションよりも車両下方側に配設され、前記シフトレバーは、前記ホームポジションから車両前後方向に揺動した後に、さらに車両下方側に揺動することにより、前記ドライブポジションを選択可能であり、
    前記ニュートラルポジションは、前記ホームポジションよりも車両前方側及び車両後方側のいずれかに配設され、前記シフトレバーは、前記ホームポジションから車両前方側及び車両後方側のいずれかに揺動することにより、前記ニュートラルポジションを選択可能である、請求項1に記載のシフトレバー装置。
  4. 前記他のポジションは、リバースポジションと、ドライブポジションとを含み、
    前記リバースポジションは、前記ホームポジションよりも車両後方側に配設され、前記シフトレバーは、前記ホームポジションから車両後方側に揺動することにより、前記リバースポジションを選択可能であり、
    前記ドライブポジションは、前記ホームポジションよりも車両前方側に配設され、前記シフトレバーは、前記ホームポジションから車両前方側に揺動することにより、前記ドライブポジションを選択可能である、請求項1に記載のシフトレバー装置。
  5. 前記他のポジションは、リバースポジションと、ドライブポジションとを含み、
    前記リバースポジションは、前記ホームポジションよりも車両後方側で且つ車両上方側に配設され、前記シフトレバーは、前記ホームポジションから車両後方側に揺動した後に、さらに車両上方側に揺動することにより、前記リバースポジションを選択可能であり、
    前記ドライブポジションは、前記ホームポジションよりも車両後方側で且つ車両下方側に配設され、前記シフトレバーは、前記ホームポジションから車両後方側に揺動した後に、さらに車両下方側に揺動することにより、前記ドライブポジションを選択可能であり、
    前記ニュートラルポジションは、前記ホームポジションよりも車両後方側に配設され、前記シフトレバーは、前記ホームポジションから車両後方側に揺動することにより、前記ニュートラルポジションを選択可能である、請求項1に記載のシフトレバー装置。
  6. 前記シフトレバーは、前記ホームポジションから車両上下方向へは揺動させることができないように構成される、請求項1から5のいずれか一項に記載のシフトレバー装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102022112160A1 (de) 2021-05-18 2022-11-24 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Schaltvorrichtung

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