JP2506141B2 - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

Info

Publication number
JP2506141B2
JP2506141B2 JP63035092A JP3509288A JP2506141B2 JP 2506141 B2 JP2506141 B2 JP 2506141B2 JP 63035092 A JP63035092 A JP 63035092A JP 3509288 A JP3509288 A JP 3509288A JP 2506141 B2 JP2506141 B2 JP 2506141B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
pressure
valve
suction side
suction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63035092A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01210761A (ja
Inventor
征洋 矢崎
昭治 菊地
清司 平岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP63035092A priority Critical patent/JP2506141B2/ja
Publication of JPH01210761A publication Critical patent/JPH01210761A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2506141B2 publication Critical patent/JP2506141B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高圧チャンバ方式の圧縮機を備えた冷凍装
置に係り、特に、安定した状態で稼動せしめ得るように
改良した冷凍装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来技術によって、例えばショーケースなどを所定の
温度範囲に冷凍するには、一般に、圧縮機の吸入側圧力
に基づいて該圧縮機の運転・停止を制御している。
この種の制御技術に関しては特公昭60-51021号が公知
である。
第3図は上記公知例の冷凍サイクルを示す系統図、第
4図はその制御回路図である。
第3図に示すショーケース7-1,7-2内にサーモスタッ
ト7-1′,7-2′(第4図)が設けられていて、これらの
サーモスタットそれぞれが液電磁弁を開閉制御する。
上記の液電磁弁は第3図に8-1,8-2で表わされ、第4
図に8-1′,8-2′で表わされている。以下、第4図に表
わされている構成部分の図面参照番号に括弧を付して示
す(上記の例では液電磁弁8-1,8-2(8-1′,8-2′)と
記す)。
圧縮機1b(1b′)は、吸入管路に設けられた低圧圧力
スイッチ13(13′)によって電路を開閉され、吸入圧が
所定値未満になると運転を停止せしめられる。
ショーケース内の温度がサーモスタット17-1′,1
7-2′の復帰温度に上昇した時、液電磁弁8
-1(8-1′),8-2(8-2′)を開路させ、高圧液冷媒が
低圧側のショーケース7-1,7-2に流れると、吸入圧力の
上昇により、圧縮機1b(1b′)が運転を開始する。各シ
ョーケース7-1,7-2は、サーモスタット17-1′,17-2
により単独に電磁弁8-1(8-1′),8-2(8-2′)を制御
し圧縮機1b(1b′)は吸入圧力の変化により、運転制御
されている。上に述べた従来例における圧縮機は何れも
低圧チャンバ方式であるから上述のような運転制御が可
能である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、圧縮機がスクリュー式やスクロール式のよ
うな高圧チャンバ方式の場合は従来のような冷凍サイク
ル構成による運転制御では種々問題点が多く運転制御す
ることができない。即ち、 運転停止時、高圧チャンバ内の圧力が低圧側に流入
し、吸入圧力を上昇させ、圧縮機が停止しても又すぐ運
転開始となってしまう。又、高圧側管路にバルブが無い
ため、凝縮機から高圧チャンバ内に冷媒液が流入してく
る場合がある。
本発明の目的は、高圧チャンバ方式の圧縮機を用いた
場合にも安定した運転制御が可能なように改良した冷凍
機を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明においては、圧縮
された冷媒ガスを圧縮機チャンバ内に放出する構造の圧
縮機と、凝縮器と、膨張弁と、蒸発機とで冷凍サイクル
を構成し、前記圧縮機の冷媒ガスの吸入側圧力を検知す
る検知手段を有し、前記検知手段によって検知された吸
入側圧力が所定の値未満であれば前記の圧縮機を停止さ
せ、所定の圧力以上であれば前記圧縮機を運転させるよ
うにした自動制御手段とを設けた冷凍装置において、前
記圧縮機の吸入系統および吐出系統の双方に介装接続さ
れた一対の逆止弁と、前記各逆止弁の間と吸入側の逆止
弁より蒸発器側の低圧側管路とを接続するバイパス管路
と、このバイパス管路に介装接続された電磁開閉弁とを
設け、前記自動制御手段を、圧縮器の運転が停止した
後、吸入側圧力が所定の値に上昇したとき、前記電磁開
閉弁を開路させ、電磁開閉弁の開路から所定時間経過後
に前記圧縮器の運転を再開させると共に、前記電磁開閉
弁を閉路させるように構成した。
〔作用〕
上記の冷凍装置においては、圧縮器の運転が停止した
後、吸入側圧力が所定の圧力以上になると、検知手段の
検知信号に基づいて、バイパス管路の電磁開閉弁が開
き、圧縮機チャンバ内の高圧ガスを低圧側管路へ流す。
圧縮機内の圧力と低圧側管路の圧力が均衡するのに必要
な所定時間経過後、圧縮機の運転を再開すると共に、バ
イパス管路の電磁開閉弁を閉じることにより、圧縮機で
圧縮された冷媒は、冷凍サイクル内を所要の経路で循環
する。
前記のように、圧縮機の吸入系統と吐出系統に、それ
ぞれ逆止弁を設けることにより、圧縮機の停止時に、冷
凍サイクルの凝縮器から圧縮機チャンバに冷媒液が流入
するのを防止することができ、圧縮機始動時のフォーミ
ング、アブラ上がりを防止することができる。
また、圧縮機チャンバ内の高圧の冷媒ガスが、逆止弁
と蒸発機の間の検知手段が配置された低圧側へ流れるこ
とがなく、検知手段の頻繁な動作を無くすことができ
る。
さらに、圧縮機の運転再開時には、圧縮機チャンバ内
の高圧ガスを低圧側に戻すため、圧縮機の起動が容易に
なり、圧縮機を駆動する電動機の容量を小さくすること
ができ、しかも、圧縮機に無理な力が加わらないため、
安定した運転を行うことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図、第2図により説明
する。圧縮機1a,凝縮器3′,受液器4,複数台のショー
ケース7-1,7-2、アキュームレータ11の主要機器で冷凍
サイクルが形成されている。前述の如く圧縮機の運転・
停止は、ショーケース側の負荷に応じて、低圧圧力を低
圧スイッチ13で検知して行なっている。低圧機1aは、バ
ルブ機構の無い容積形のスクリュー式又はスクロール式
となっており、運転停止中に高圧側から低圧側に冷媒が
逆流して逆転しないように、吐出側(以下、D側と略称
する)逆止弁2を介装接続してある。
逆液防止の役目は逆止弁を吸入側(S側と略称)に取
付けても良いが、D側逆止弁がないと次のような不具合
を生じる。圧縮機にはD側のバルブが無くチャンバ内は
高圧側となっており運転停止中に、凝縮器3から液冷媒
が、圧縮機1a内部に流入してくる場合が生じ、再始動
時、急激なフォーミングや油上りなど圧縮機1aの正常な
運転を防げる現象を生じる虞れがある。
また、D側のみに逆止弁を設けても、S側に逆止弁が
無いと、次記のような不具合を生じる。即ち、D側逆止
弁2にて逆転及び逆流を防止できても、ショーケースな
どで低圧圧力にて運転制御する場合は各ショーケース17
-1,7-2のサーモスタット17-1′,17-2′により電磁弁8
-1(8-1′),8-2(8-2′)をON,OFFさせ、それにより
低圧圧力を低圧スイッチ13により圧縮機1aを運転制御す
るべきところ、運転停止した時にD側逆止弁2にて高圧
側を遮断していても、圧縮機1aのチャンバ内の高圧ガス
が低圧側に逆流し、低圧圧力が上昇して低圧スイッチ13
が復帰してしまい、すぐまた運転状態となり、このよう
にして運転・停止を繰返してしまう。これを防止するた
め、本実施例はS側逆止弁12を取付けている。本実施例
は、D側逆止弁2とS側逆止弁12とを取付けて、停止中
圧縮機1aのチャンバ内を高圧に保っているが、更に次の
問題を考えねばならない。
バルブ機構のない容積形の圧縮機の場合には、高いバ
ランス圧力の状態から始動させたときは、容積比に応じ
て吐出圧力が著しく上昇し、圧縮機1aの電動機出力を大
幅に大きくしないと始動できず、又、圧縮機構の機械的
強度も増しておかなくてはならない。(非容積形ポンプ
や、バルブ機構を備えた容積形ポンプでは、必ずしもこ
の問題は生じない)。
そこで本実施例は、圧縮機チャンバ内の圧力をS側逆
止弁12から低圧側に逃すバイパス管14を取付け、該バイ
パス管14の途中にバイパス電磁弁15を取付けてある。低
圧スイッチ13が復帰し運転信号と共にバイパス電磁弁15
を開路させ、圧縮機チャンバ内の圧力を低圧側に逃して
いる。バイパス電磁弁15の開路と共に限時継電器16′に
通電させ、一定時間経過後に圧縮機1a(1a′)を運転さ
せている。
以上説明した如く、本実施例によれば高圧チャンバ方
式の圧縮機の場合にて、低圧圧力制御運転を実施する場
合確実に運転制御が可能となり、圧縮機電動機も必要最
小限に出力を小さくでき、又、圧縮機に無理な作用が働
かず安定した運転が可能となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、高圧チャンバ方式の圧縮機の場合の
低圧制御運転を可能にすると共に、圧縮機の停止中は圧
縮機内部への冷媒の侵入を防止でき、始動時のフォーミ
ング,油上がりの防止が可能である。更に、圧縮機電動
機の容量を必要最小限まで低減でき、圧縮機構成部材の
所要強度を低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の冷凍サイクルの一実施例を示す系統
図、第2図は上記実施例の操作回路図である。 第3図は従来例の冷凍サイクルの系統図、第4図は上記
従来例の操作回路図である。 1a、1b……圧縮機、2……D側逆止弁、7-1,7-2……シ
ョーケース、8-1,8-2……液電磁弁、12……S側逆止
弁、13……低圧スイッチ、14……バイパス管、15……バ
イパス電磁弁、1a′……圧縮機用電磁接触器、1a″……
圧縮機用電磁圧縮器b接点、1b′……圧縮器用電磁接触
器、8-1′,8-2′……液電磁弁、13′……低圧スイッ
チ、15′……バイパス電磁弁、16′……限時継電器、17
-1′,17-2′……サーモスタット。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮された冷媒ガスを圧縮機チャンバ内に
    放出する構造の圧縮機と、凝縮器と、膨張弁と、蒸発機
    とで冷凍サイクルを構成し、前記圧縮機の冷媒ガスの吸
    入側圧力を検知する検知手段を有し、前記検知手段によ
    って検知された吸入側圧力が所定の値未満であれば前記
    の圧縮機を停止させ、所定の圧力以上であれば前記圧縮
    機を運転させるようにした自動制御手段とを設けた冷凍
    装置において、前記圧縮機の吸入系統および吐出系統の
    双方に介装接続された一対の逆止弁と、前記各逆止弁の
    間と吸入側の逆止弁より蒸発器側の低圧側管路とを接続
    するバイパス管路と、このバイパス管路に介装接続され
    た電磁開閉弁とを設け、前記自動制御手段を、圧縮器の
    運転が停止した後、吸入側圧力が所定の値に上昇したと
    き、前記電磁開閉弁を開路させ、電磁開閉弁の開路から
    所定時間経過後に前記圧縮器の運転を再開させると共
    に、前記電磁開閉弁を閉路させるように構成したことを
    特徴とする冷凍装置。
JP63035092A 1988-02-19 1988-02-19 冷凍装置 Expired - Lifetime JP2506141B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63035092A JP2506141B2 (ja) 1988-02-19 1988-02-19 冷凍装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63035092A JP2506141B2 (ja) 1988-02-19 1988-02-19 冷凍装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01210761A JPH01210761A (ja) 1989-08-24
JP2506141B2 true JP2506141B2 (ja) 1996-06-12

Family

ID=12432312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63035092A Expired - Lifetime JP2506141B2 (ja) 1988-02-19 1988-02-19 冷凍装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2506141B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4521967B2 (ja) * 2000-10-19 2010-08-11 株式会社神戸製鋼所 油冷圧縮形冷凍機
CN104220819B (zh) * 2012-03-30 2016-05-11 三菱电机株式会社 冷冻装置以及冷冻循环装置
JP6385739B2 (ja) * 2014-07-04 2018-09-05 ホシザキ株式会社 極低温まで冷却可能な冷却庫の冷凍回路

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5936482U (ja) * 1982-08-31 1984-03-07 三菱電機株式会社 空気調和機
JPS59137391U (ja) * 1983-03-02 1984-09-13 三洋電機株式会社 冷凍装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01210761A (ja) 1989-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3235262B2 (ja) 空気調和装置の運転制御装置
JP2506141B2 (ja) 冷凍装置
JPS60555B2 (ja) マルチタイプ冷凍機の容量制御装置
JPH01196462A (ja) ヒートポンプ装置
JPH10132401A (ja) 多段冷媒圧縮機の制御装置
JP2001263832A (ja) 冷蔵庫の冷凍サイクル
JPS59138863A (ja) 冷凍装置
JPH0634224A (ja) 暖冷房機
JPH0311660Y2 (ja)
JP3245947B2 (ja) 空気調和装置
JPH1163738A (ja) 冷凍装置
JP2867794B2 (ja) 暖冷房機
JP2001133054A (ja) 冷凍装置
JPS63251761A (ja) 冷凍装置
JPH0222874B2 (ja)
JPH05322331A (ja) 空気調和装置
JPH0234474Y2 (ja)
JP3428302B2 (ja) 暖冷房機
JPS6222053B2 (ja)
JPS582487A (ja) 圧縮機回路
JPS5934860Y2 (ja) 冷凍装置
JPH01312361A (ja) 冷凍サイクル
JPH06323647A (ja) 冷凍装置
JPH029107Y2 (ja)
JPH051957U (ja) 冷凍装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term