JP2505701Y2 - 害虫忌避材 - Google Patents

害虫忌避材

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JP2505701Y2 JP1990065642U JP6564290U JP2505701Y2 JP 2505701 Y2 JP2505701 Y2 JP 2505701Y2 JP 1990065642 U JP1990065642 U JP 1990065642U JP 6564290 U JP6564290 U JP 6564290U JP 2505701 Y2 JP2505701 Y2 JP 2505701Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、害虫に対して忌避効果を発揮する害虫忌避
材に関し、特に人家内や家畜用又はペット用等の小屋内
に吸血害虫等が侵入するのを有効に防止しうる害虫忌避
材に関するものである。
【従来の技術】
従来より、吸血害虫等から人間や動物を保護するた
め、ジエチルトルアミド等の害虫忌避薬剤が使用されて
いる。この使用方法としては、人間や動物の皮膚に、害
虫忌避薬剤を溶液状で直接噴霧する方法が採用されてい
る。 しかし、この方法においては、ジエチルトルアミド等
の害虫忌避薬剤は速やかに発揮し、忌避効果に持続性が
ないという欠点があった。具体的には、忌避効果は3時
間程度しか持続せず、その後は忌避効果を発揮すること
ができなかった。
【考案が解決しようとする課題】
このため、害虫忌避薬剤を高分子膜で内包した、いわ
ゆるマイクロカプセル化した害虫忌避剤が開発されてい
る。この害虫忌避剤は、内包されている薬剤成分が、高
分子膜を通して徐々に揮発するために、徐効性があって
長時間に亙って忌避効果を発揮するという利点がある。
従って、この害虫忌避剤を如何に使用して、人間や動物
を吸血害虫から保護するかが現在の課題である。 本考案者は、この害虫忌避剤を壁紙や寝具類等の編織
物に塗布し、人家内等に害虫が侵入するのを防止しよう
とした。しかし、紙や編織物に害虫忌避剤を塗布する
と、その構成パルプや構成繊維の表面、特に内部に存在
する構成パルプや構成繊維に害虫忌避剤が付着せず、紙
表面や編織物表面にのみ害虫忌避剤が付着するというき
らいがあった。即ち、害虫忌避剤が付着しうる表面積が
少なく、害虫忌避剤同士が密着して或いは重なり合って
付着し、害虫忌避剤の薬剤成分の揮発量が、付着量に対
して少ないという欠点があった。なお、このような欠点
を有する先行技術としては、特開平2-22202号公報に記
載された技術を挙げることができる。 そこで、本考案は、ある特定の不織布に害虫忌避剤を
付着させることにより、不織布の内部に存在する構成繊
維の表面にも害虫忌避剤を付着させ、害虫忌避剤の薬剤
成分の揮発量を高めて、害虫忌避効果をより促進させ、
更に害虫忌避効果を長期間に亙って持続させようという
ものである。
【課題を解決するための手段】
即ち、本考案は、不織布と、該不織布の少なくとも一
つの表面層及び内部層のいずれの構成繊維表面にも付着
された害虫忌避剤とよりなり、該害虫忌避剤は、薬剤成
分と該薬剤成分を囲繞する該薬剤成分透過性の高分子膜
とよりなり、且つ該不織布の空隙率は75〜98%であるこ
とを特徴とする害虫忌避材に関するものである。 本考案における不織布は、長繊維又は短繊維よりなる
構成繊維が無作為に集積されてなるものである。即ち、
構成繊維である長繊維や短繊維が集束されて糸条を形成
することなく、それらがバラバラの状態で集積されてな
るものである。従って、図面に示すように、各構成繊維
(1)の接触面積は少なく、各構成繊維(1)の表面の
多くは、外気と接触しているのである。 更に、本考案における不織布の空隙率は75〜98%の範
囲でなければならない。ここで、空隙率とは、〔1−
(w/ρ)〕×100〔但し、wは単位体積当りの不織布の
重量(g/cm3)であり、ρは不織布の構成繊維の密度で
ある。)で表されるものであって、不織布中に存在する
空間の量を表すものである。不織布の空隙率が75%未満
になると、不織布中の空間の量が少なくなり、空気が流
通しにくくなるので、好ましくない。更に、不織布の内
部層中に存在する構成繊維表面に、害虫忌避剤を付着さ
せにくくなるので、好ましくない。不織布の空隙率が98
%を超えると、構成繊維相互間の接触面積が少なくなり
すぎて、不織布の強度が低下し、取り扱いにくくなるた
め、好ましくない。 不織布中の構成繊維としては、従来公知の天然繊維,
再生繊維,合成繊維等を採用しうるが、特にポリオレフ
ィン系,ポリアミド系,ポリエステル系,ポリアクリロ
ニトリル系等の繊維形成能を有する合成重合体を使用し
た合成繊維を用いるのが好ましい。構成繊維の繊度は、
任意に決定しうる事項であるが、一般的には0.5〜5デ
ニール程度が好ましい。また、構成繊維は、通常用いら
れている一成分よりなる繊維であってもよいし、芯鞘
型,サイドバイサイド型,海島型等の二成分よりなる繊
維であってもよい。構成繊維の断面形状は、円形,三角
形,四角形,楕円形,花弁形等の任意の形状のものを使
用しうる。また、構成繊維中には、所望に応じて、艶消
剤,安定剤,着色剤等の各種添加剤を添加しておいても
よい。 不織布中の少なくとも一つの表面層及び内部層に存在
するいずれの構成繊維表面にも害虫忌避剤が付着されて
いる。具体的には、不織布の両表面層及び内部層に存在
する全ての構成繊維表面に害虫忌避剤が付着している場
合、不織布の一つの表面層(片面)及び内部層の任意の
箇所に存在する構成繊維表面に害虫忌避剤が付着してい
る場合、不織布の一つの表面層(片面)に存在する構成
繊維のうち、特定の箇所の構成繊維表面にのみ害虫忌避
剤が付着しており、且つ当該特定の箇所に対応する内部
層中の構成繊維表面にのみ害虫忌避剤が付着している場
合等が挙げられる。 この害虫忌避剤は、薬剤成分と、この薬剤成分を囲繞
する高分子膜とよりなるものである。また、この高分子
膜は、囲繞されている薬剤成分を徐々に透過しうるもの
である。高分子膜が薬剤成分を透過しないと薬効が発揮
できず、薬剤成分不透過性の高分子膜は、本考案におい
て使用することができない。 薬剤成分としては、従来公知のものが使用でき、蚊,
蚋,サシバエ,虻,ヌカカ,南京虫,蟻,蚤,ツツガ
虫,ダニ等の害虫に対して忌避効果を発揮するものであ
れば、どのようなものでも使用しうる。特に、人間や動
物に対して安全性の高いN,N−ジエチル−m−トルアミ
ド(ジエチルトルアミド)を主成分とする薬剤成分を用
いるのが好ましい。 また、薬剤成分を囲繞する高分子膜としても、従来公
知のものを使用しうる。この高分子膜は、膜中に微細な
細孔が設けられて、薬剤成分透過性となっている。ある
いは、膜厚を非常に薄くすることによって、薬剤成分透
過性となっている。従って、高分子膜における細孔の大
きさや数を変更したり、或いは膜厚を変更することによ
って、薬剤成分の揮発速度を過度に調整することがで
き、害虫に対する忌避効果の持続時間も任意に設定する
ことができる。高分子膜としては、具体的には、ポリウ
レア架橋ポリアミドやメラミン樹脂よりなる高分子膜を
使用するのが好ましい。 この害虫忌避剤は、不織布の少なくとも一つの表面層
及び内部層中の構成繊維の表面に接着剤を用いて、付着
せしめられている。接着剤としては、一般的には、ポリ
アミド系,ポリエステル系,ポリエチレン系,ポリ塩化
ビニル系,ポリアクリロニトリル系,ポリウレタン系等
の合成樹脂が用いられる。この害虫忌避剤は、不織布の
全構成繊維の表面に付着させてもよいし、また一部の構
成繊維の表面にのみ付着させてもよい。但し、後者の場
合、不織布の表面層に存在する構成繊維表面のみに害虫
忌避剤を付着させる場合は除き、少なくとも内部層中に
存在する構成繊維表面にも害虫忌避剤を付着させなけれ
ばならない。何故なら、不織布の表面層に存在する構成
繊維表面のみに害虫忌避剤を付着させた場合、その付着
量を多くすることができず、満足のゆく害虫忌避効果が
得られないからである。 害虫忌避剤の薬剤成分の付着量は、不織布重量に対し
て、3〜20重量%程度が好ましい。薬剤成分の付着量が
3重量%未満であると、十分な薬効を発揮しにくくなる
ので、好ましくない。また、薬剤成分の付着量が20重量
%を超えると、薬効が飽和状態になるので、これ以上付
着させるのは不経済である。一方、使用する接着剤の量
は、不織布重量に対して、0.5〜8.0重量%程度が好まし
い。接着剤の量が0.5重量%未満であると、害虫忌避剤
と構成繊維との接着力が低下し、害虫忌避剤が脱落しや
すく、耐久性に優れた害虫忌避材を得るのが困難になる
傾向が生じる。また、接着剤の量が8.0重量%を超える
と、害虫忌避剤の高分子膜上に接着剤皮膜が生じやすく
なり、薬剤成分の高分子膜透過性が阻害されて、薬剤成
分が揮発しにくくなり、薬効を十分に発揮しにくくなる
傾向が生じる。 本考案に係る害虫忌避材は、不織布とこの不織布の少
なくとも一つの表面層及び内部層に存在するいずれの構
成繊維表面にも付着された害虫忌避剤とよりなっている
ものであるが、その具体的構造は、例えば図面に示す如
き構造になっている。図面は、本考案に係る害虫忌避材
の横断面を模式的に拡大したものである。不織布の構成
繊維(1)は、相互に絡み合いながら集積されている。
そして、この構成繊維(2)の表面には、害虫忌避剤
(2)が接着剤(図示せず)によって付着されているの
である。 次に、本考案に係る害虫忌避材の製造方法の一例につ
いて説明する。まず、害虫忌避剤と、害虫忌避剤を不織
布の少なくとも一つの表面層及び内部層のいずれの構成
繊維表面にも付着させるための接着剤とを均一に混合し
た水分散液を作成する。そして、予め準備した不織布に
この水分散液を、パッダ等を用いるパッディング法,ス
プレ等を用いる噴霧法,ナイフコーターやロールコータ
ー等を用いるコーティング法等によって、付与する。な
お、この付与において、不織布の全面に水分散液を付与
してもよいし、又は点状或いはストライプ状等で部分的
に水分散液を付与してもよい。この後、熱風乾燥機,サ
クションドラム乾燥機,ヤンキー乾燥機等の乾燥装置を
使用して熱処理し、不織布の少なくとも一つの表面層及
び内部層のいずれの構成繊維表面にも害虫忌避剤を接着
剤によって付着させるのである。 以上のようにして、本考案に係る害虫忌避材が得られ
るわけであるが、この害虫忌避材の片面に粘着剤層を設
けてもよい。この場合、不織布の一つの表面層(片面)
に存在する構成繊維表面のみ及び不織布の内部層に存在
する構成繊維表面に害虫忌避剤が付着されており、粘着
剤層を設けた不織布面(他面)に存在する構成繊維表面
には、害虫忌避剤を付着させない方が好ましい。勿論、
この場合でも、不織布の両表面層に存在する構成繊維表
面に害虫忌避剤を付着させても差し支えはない。ポリア
クリロニトリル系,ポリウレタン系,ポリ酢酸ビニル
系,膠,カゼイン等の従来公知のものを、単独で又は混
合して使用することができる。害虫忌避材の片面に粘着
材層を設けると、人家やペット用小屋の壁等の任意の箇
所に、この害虫忌避材を貼着することができ、これによ
って害虫を忌避しうるのである。また、害虫忌避材を交
換する際には、使用後の害虫忌避材を剥がし、新しい害
虫忌避材を貼着すればよい。 また、本考案に係る害虫忌避材の表面に、撥水加工を
施してもよい。この撥水加工は、害虫忌避剤を不織布に
付着させる際に、同時に撥水剤を不織布に付着させて行
ってもよい。撥水加工に使用する撥水剤としては、シリ
コーン系,フッ素系,エチレン尿素系,パラフィン系等
の従来公知の撥水剤を使用することができる。害虫忌避
材に撥水加工を施すと、屋外で害虫忌避材を使用する
際、雨水等によって不織布中の害虫忌避剤が流出するの
を防止することができ、害虫忌避効果の低下を防止する
ことができる。 以上説明した本考案に係る害虫忌避材は、人家やペッ
ト用小屋の壁又は床に付設して使用することもできる
し、寝具類やカーテンの材料として使用することもでき
る。また、簡易衣料や掛け布等の材料として広く使用す
ることもできる。
【実施例】
まず、鞘成分が融点128℃のポリエチレン重合体50重
量%、芯成分が融点258℃のポリエチレンテレフタレー
ト重合体50重量%とよりなる芯鞘型複合長繊維を使用し
て、スパンボンド法によって空隙率87%、目付45g/m2
不織布を準備した。 一方、シェウペラントMC(薬剤成分がジエチルトルア
ミドであり、これを囲繞する高分子膜がメラミン樹脂で
ある徐効性マイクロカプセルを分散させた水分散液;薬
剤成分36重量%;昭和電工株式会社製)25重量部と、ボ
ンコート3218(ポリアクリロニトリル系エマルジョン樹
脂;大日本インキ化学工業株式会社製)20重量部と、ボ
ンコートV(ポリアクリロニトリル系増粘剤;大日本イ
ンキ化学工業株式会社製)4重量部とを均一に混合し
て、水分散液を準備した。 上記の不織布の片面に上記の水分散液を、ナイフコー
ターを用いて付与量が40g/m2となるようにコーティング
した。その後、熱風乾燥機を用いて乾燥し、害虫忌避材
を得た。このようにして得られた害虫忌避材は、不織布
の両表面層中に存在する構成繊維表面及び不織布の内部
層に存在する構成繊維表面、即ち、概ね全構成繊維表面
に害虫忌避剤が付着したものであった。 この害虫忌避材の忌避効果を確認するために、以下の
如き試験を行った。 まず、害虫忌避材を30日間、非密封状態で放置した
後、直径4cmの円形に切出し、これを直径4cm,高さ0.6cm
のシャーレの内底に敷き詰め、その上に培地を設けたも
のを試験容器Iとして3個準備した。別途、何らの処理
もしていない前記の不織布を直径4cmの円形に切出し、
同様のシャーレの内底に敷き詰め、その上に培地を設け
たものを試験容器IIとして3個準備した。また、全く別
個にシャーレ内にコナヒョウダニ1000匹を含む培地を設
けたシャーレを1個準備した。そして、このシャーレの
周囲に、前記試験容器I及びIIの合計6個を交互に且つ
互いに接し合うようにして花弁状に配置した。そして、
これらを温度25℃,湿度85%の条件下で7日間放置し
た。その後、試験容器I内に移動したコナヒョウダニの
数、及び試験容器II内に移動したコナヒョウダニの数を
調べで、忌避効果を測定した。その結果、忌避効果は8
7.3%であった。ここで、忌避効果(%)は、〔(N2-
N1)/N2〕×100の式で算出されるものである。但し、N
1は試験容器I内に移動したコナヒョウダニの数であ
り、N2は試験容器II内に移動したコナヒョウダニの数で
ある。 この試験結果より明らかなとおり、実施例に係る害虫
忌避材は良好な害虫忌避効果を発揮することが判った。
【作用及び考案の効果】
本考案に係る害虫忌避材は、所定の空隙率の不織布中
における少なくとも一つの表面層及び内部層に存在する
構成繊維表面に、害虫忌避剤が付着されている。従っ
て、不織布中の構成繊維の一本々々の表面(害虫忌避剤
を付着させようとした箇所に存在する構成繊維の一本々
々の表面)に害虫忌避剤が付着されている。即ち、害虫
忌避剤が付着しうる表面積が極めて大きく、単位体積当
り多くの害虫忌避剤を、付着させることができる。ま
た、付着した害虫忌避剤は、付着しうる表面積が大きい
ため、相互に重なり合うことが少なく、或いは相互に密
着することが少ない。従って、薬剤成分の揮発が阻害さ
れることがなく、良好な害虫忌避効果を発揮しうるもの
である。 また、本考案に係る害虫忌避材は、空隙率の大きい不
織布を担体としているので、空気の流通が非常に良い。
従って、害虫忌避材内部において揮発した薬剤成分は速
やかに外部に放出される。依って、外部に存在する害虫
に対して、良好な忌避効果を発揮しうるという効果を奏
するものである。更に、不織布の空隙率が大きいため軽
量化でき、本考案に係る害虫忌避材を簡易衣料の材料と
した場合には、持ち運びに便利であるという効果も奏す
る。 また、本考案に係る害虫忌避材は、不織布を担体とし
ているので、シート状で取り扱うことができ、人家やペ
ット用小屋の壁面に張設したり、床面に敷設して使用す
ることができ、害虫忌避材の設置スペースを節約するこ
とができる。そして、このような使用方法によって、害
虫が人家内等に侵入するのを防止でき、人間や動物を害
虫から保護しうるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の一例に係る害虫忌避材の部分拡大図で
ある。 (1)……不織布の構成繊維,(2)……害虫忌避剤

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】不織布と、該不織布の少なくとも一つの表
    面層及び内部層のいずれの構成繊維表面にも付着された
    害虫忌避剤とよりなり、該害虫忌避剤は、薬剤成分と該
    薬剤成分を囲繞する該薬剤成分透過性の高分子膜とより
    なり、且つ該不織布の空隙率は75〜98%であることを特
    徴とする害虫忌避材。
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