JP2505654B2 - ダウンワ―ドシ―ルドマシン - Google Patents

ダウンワ―ドシ―ルドマシン

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JP2505654B2
JP2505654B2 JP3034344A JP3434491A JP2505654B2 JP 2505654 B2 JP2505654 B2 JP 2505654B2 JP 3034344 A JP3034344 A JP 3034344A JP 3434491 A JP3434491 A JP 3434491A JP 2505654 B2 JP2505654 B2 JP 2505654B2
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cutter
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shield
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章 大友
文章 村上
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TODENTSU KK
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TODENTSU KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シールド工法により下
方に掘進する新規なダウンワードシールドマシンに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、シールド工法における発進立坑
など、比較的径の大きな立坑を掘削するには、周辺土砂
の崩壊を防ぎながら掘削する必要がある。
【0003】図8に示すように、従来この種の立坑掘削
は、工事が交通などの妨げにならないように、まず土留
めぐい工法により路面1から5 m程度掘り下げて、資材
などを収容させるための路下室2を形成してから、コン
クリート壁3などを土留めにして小型ショベル4等によ
り縦方向に掘削すると共に、掘削した土砂をバケット5
にて地上に設置したホッパ6へ排出し、これをトラック
7により運搬するようにしていた。
【0004】ところで近来にあっては、大深度トンネル
など、深い位置でのトンネル掘削が行われるようになっ
てきており、その立坑も長いものが必要になってきてい
る。このため、従来の工法では土留め及び掘削土砂の排
出が困難になると共に、深い孔底に作業者が入って掘削
作業を行うことに大きな危険を伴うという問題があっ
た。またより安全なケーソン(潜函)工法も行われてい
るが、高い土圧及び地下水圧に対する管理に困難があ
る。
【0005】このような問題点を解決するために、例え
ば泥水式シールド掘進機を利用して立坑を掘削すること
が考えられる。
【0006】図9に示すように、この泥水式シールド掘
進機は、円筒形の外胴11の前端部12に設けられたカ
ッタ13と、後部に設けられたエレクタ(セグメント組
立装置)14と、エレクタ14により組み立てられたセ
グメント15に推進反力をとるシールドジャッキ16と
により主として構成されている。そして送泥管17によ
って隔壁18前方に泥水を送り、泥水の特性と泥水圧を
利用して切羽に作用する土圧と水圧に対向させて切羽地
盤の安定を図ると共に、カッタ13の回転によって掘削
した土砂を排泥管19にて排出しながら掘進するように
なっている。
【0007】このようなシールド掘進機を縦向きにし
て、立坑掘進に応用することにより、安全及び土圧・水
圧対策における問題点は一応解決されることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のシ
ールド掘進機は、トンネル掘削終了後は坑内(切羽)に
放置するようにしている。即ちカッタ13などの掘削機
構を回収することはなかった。このことは、一工程の掘
進が数百mないし数kmに及ぶ本トンネルの掘進の場合
には問題とならないが、ほとんどが50m未満の長さであ
る立坑を掘進するために高価なカッタ13などを置き去
りにしてしまうことは、工事費が極めて高いものになっ
てしまう。
【0009】また水平(横方向)に掘進するときは、土
砂混りの泥水(泥漿)は隔壁18の前面下部に集まって
くるので、これを後方に輸送することで掘削土砂の排出
は比較的容易にできるが、縦方向に掘進するときは、泥
水は切羽に溜まることになるので、従来の機構をそのま
ま使用することは出来ない。
【0010】さらにシールド掘進機を縦方向に発進させ
るには、図8に示したような路下室2内にシールド機本
体をセットし、反力をとる必要があるが、シールド機本
体の全長が長いとそれだけ大規模な路下室2を構築しな
ければならない。
【0011】そこで本発明は、上記事情に鑑み、カッタ
などを容易に回収でき、掘削土砂を確実に排出でき、大
規模な路下室を必要としないバックワードシールドマシ
ンを新規に提供して、シールド工法による立坑掘進を実
現すべく創案されたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、下方へ推進す
るシールド機本体の下端部に、径方向に伸縮自在なカッ
タを設け、このカッタが、シールド機本体の軸心位置で
回転する主軸に支持された主カッタと、その軸心から放
射状に延出した伸縮アームに支持された周辺カッタとを
備えて成るものである。
【0013】 そのシールド機本体は、カッタの上方に
設けられ径方向内方へ移設可能に形成されたシールドジ
ャッキを備えたものであることが望ましい。
【0014】 本発明は、下方へ推進するシールド機本
体の下端部に設けられ径方向に伸縮自在なカッタと、シ
ールド機本体の軸心位置に立設され径方向に伸縮自在な
セグメント把持アームを有したセグメント組立装置とを
備えたものである。
【0015】 また本発明は、下方へ推進するシールド
機本体の下端部に設けられ径方向に伸縮自在なカッタ
と、カッタの上方に設けられ径方向内方へ移設可能に形
成されたシールドジャッキと、シールド機本体の軸心位
置に立設され径方向に伸縮自在なセグメント把持アーム
を有したセグメント組立装置とを備えたものである。
【0016】 さらに本発明は、下方へ推進するシール
ド機本体の下端部に設けられ径方向に伸縮自在なカッタ
と、カッタの上方に設けられ径方向内方へ移設可能に形
成されたシールドジャッキと、シールド機本体の軸心位
置に立設され径方向に伸縮自在なセグメント把持アーム
を有したセグメント組立装置と、カッタ,シールドジャ
ッキ及びセグメント組立装置を支持すると共にシールド
機本体の外胴に着脱自在に内設された内部フレームとを
備えたものである。
【0017】上記カッタは、シールド機本体の軸心位置
で回転する主軸に支持された主カッタと、軸心から放射
状に延出した伸縮アームに支持された周辺カッタとで構
成されることが望ましい。
【0018】上記周辺カッタは、伸縮アームの先端に設
けられ主軸と並行に回転する副軸に支持されて構成され
ることが望ましい。
【0019】上記副軸は、正逆回転するモータに連結さ
れて駆動されるのが好ましい。
【0020】上記伸縮アームは、主軸に取り付けられて
主カッタと同期して旋回されるのが好ましい。
【0021】上記主カッタは、周辺カッタよりも下方に
突出されるのが好ましい。
【0022】上記シールドジャッキは、組み立てられた
セグメントよりも径方向内方に位置された揺動軸廻りに
揺動するジャッキ支持板を介して内部フレームに設けら
れてもよい。
【0023】上記シールドジャッキは、軸方向に多段に
形成されてもよい。
【0024】 上記シールド機本体は、掘削土砂を地上
に排出するための泥水循環系を備え、この泥水循環系
が、作泥材を所定圧で切羽側に吹き付けるための作泥材
注入管と、掘削土砂を混入させた泥水を地上に排出する
ための排泥管と、排泥管に設けられた送出ポンプとを有
して構成されることが望ましい。
【0025】上記主軸は、排泥管の開口端である泥水吸
込口を有して構成されることが望ましい。
【0026】 上記シールド機本体は、上下方向に分割
可能に形成された外胴を有して構成されることが望まし
い。
【0027】上記シールド機本体は、セグメント組立装
置の上方に形成された防護デッキを備えて構成されるこ
とが望ましい。
【0028】
【作用】上記構成によって、カッタはシールド機本体の
下方を掘削すると共に、掘進終了後に伸縮アームが縮退
されて縮径されることで上方に引き上げられて回収され
る。
【0029】 またそのシールド機本体に移設可能なシ
ールドジャッキを備えた構成によって、シールドジャッ
キは、下方への推進力をシールド機本体に与えると共
に、掘進終了後に径方向内方へ移動されることで、上方
に引き上げられる。
【0030】 伸縮自在なカッタと伸縮自在なセグメン
ト把持アームを有したセグメント組立装置を備えた構
成によって、セグメント把持アームは、カッタで掘削さ
れた孔壁にセグメントを設置すると共に、掘進終了後は
径方向に縮小して上方に引き上げられる。
【0031】 伸縮自在なカッタと径方向内方へ移設可
能なシールドジャッキと伸縮自在なセグメント把持アー
ムを有したセグメント組立装置とを備えた構成によっ
て、シールドジャッキは、下方への推進力をシールド機
本体に与えると共に、掘進終了後に径方向内方へ移動さ
れることで、カッタ及びセグメント組立装置とともに上
方に引き上げられる。
【0032】 またさらに内部フレームを備えた構成に
よって、掘進終了後に内部フレームが引き上げられるこ
とで、カッタとシールドジャッキとセグメント組立装置
とを一体的に回収させる。
【0033】上記カッタが主カッタと周辺カッタとで成
る構成によって、掘進終了後に伸縮アームが縮退される
ことで上方に引き上げられる。
【0034】上記周辺カッタが副軸に支持された構成に
よって、周辺カッタは、副軸廻りに回転することで切羽
の周辺部を掘削する。
【0035】上記副軸がモータに連結された構成によっ
て、周辺カッタは、正逆回転して掘削を行う。
【0036】上記伸縮アームが主カッタと同期して旋回
する構成によって、周辺カッタは、軸心廻りに旋回する
と共に副軸廻りに回転して掘削する。
【0037】上記主カッタが周辺カッタよりも下方に突
出された構成によって、主カッタは、中央部を周辺部よ
りも先行して掘削する。
【0038】上記シールドジャッキがジャッキ支持板を
介して内部フレームに設けられた構成によって、掘進終
了後に、シールドジャッキはジャッキ支持板の揺動によ
り、組み立てられたセグメントよりも径方向内方に位置
される。
【0039】上記シールドジャッキが多段である構成に
よって、シールドジャッキを縮小することでシールド機
本体の全高が低くなる。
【0040】 上記シールド機本体が作泥材注入管と排
泥管と送出ポンプとで成る泥水循環系を備えた構成によ
って、泥水により切羽の安定が図れると共に、カッタに
より掘削された土砂を地上に排出する。作泥材注入管
は、作泥材を所定圧で切羽側に吹き付けて掘削土砂と混
合させる。排泥管は、その泥水を送出ポンプの作動によ
り地上に排出する。
【0041】上記主軸が泥水吸込口を有した構成によっ
て、排泥管は、泥水をカッタの近傍から吸い出す。
【0042】 上記シールド機本体が上下方向に分割可
能な外胴を有した構成によって、発進の際に外胴が分割
されることで機高が低くなる。
【0043】上記シールド機本体が防護デッキを備えた
構成によって、セグメント組立装置よりも下方の機構を
落下物などから防護する。
【0044】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。
【0045】図1ないし図5は、本発明に係わるダウン
ワードマシンの一実施例を示したものである。
【0046】このダウンワードシールドマシンは、シー
ルド機本体21の下端部22に設けられ径方向に伸縮自
在なカッタ23と、このカッタ23の上方に設けられ径
方向内方へ移設可能に形成されたシールドジャッキ24
と、シールド機本体21の軸心25位置に立設され径方
向に伸縮自在なセグメント把持アーム26を有したセグ
メント組立装置27と、カッタ23,シールドジャッキ
24及びセグメント組立装置27を支持すると共にシー
ルド機本体21の外胴28に着脱自在に内設された内部
フレーム29と、掘削土砂を地上に排出する泥水循環系
30とにより主として構成されている。
【0047】カッタ23は、軸心25位置で回転する主
軸31に支持された主カッタ32と、主軸31から放射
状に延出された伸縮アーム33に支持された周辺カッタ
34とで構成されている。
【0048】主軸31は、内部フレーム29の一部であ
る隔壁板35に軸受部36を介して回転自在に支持さ
れ、主カッタ用電動機37の出力軸38にピニオン39
及びカッタギア40を介して連結されている。主カッタ
32は、隔壁板35から突き出された主軸31の先端に
放射状に取り付けられた三本のカッタフレーム41と、
カッタフレーム41の下面及び先端に植設されたビット
42とで形成され、下方への推進力と軸心25廻りの回
転力が伝達されたときに、地盤を掘削するようになって
いる。
【0049】伸縮アーム33は、基部44と、基部44
に没入自在に摺動する先部45とで成り、本実施例にあ
っては等間隔に三本形成されている。そして基部44
が、主カッタ32よりも上方の位置で主軸31に取り付
けられ、正面から見て(図2参照)、カッタフレーム4
1と互い違いになるように配置されている。基部44及
び先部45は、アーム長手方向に内設された伸縮ジャッ
キ46によって接続され、この伸縮ジャッキ46の作動
によりアーム全長が伸縮されるようになっている。
【0050】先部45の先端には、主軸31と並行な、
即ちシールド機本体21の軸心25と並行な副軸47が
設けられ、主カッタ32と略同様に形成された周辺カッ
タ34が取り付けられている。即ち周辺カッタ34は、
副軸47に支持された三本のカッタフレーム49と、カ
ッタフレーム49に適宜植設されたビット50とで形成
されている。そして先部45には、副軸47を正逆回転
させるための油圧モータ51が設けられ、周辺カッタ3
4に所定の回転力を与えるようになっている。
【0051】従って掘進時には、主カッタ用電動機37
及び油圧モータ51が作動することで、主カッタ32が
軸心25廻りに回転すると共に、伸縮アーム33がこれ
と同期して旋回し、その旋回端で、周辺カッタ34が副
軸47廻りに回転することになる。なお主カッタ32及
び周辺カッタ34は、正面から見てその先端回転軌道5
2,53が若干重なるような大きさに形成されている。
【0052】内部フレーム29は、切羽との間にカッタ
チャンバ54を区画している隔壁板35と、隔壁板35
の上方に並行に形成された仕切板55と、仕切板55の
周辺部56上に適宜起立された支柱57と、支柱57上
に設けられたセグメント組立用デッキ58とで構成され
ている。そして隔壁板35と仕切板55とはユニット状
に連結されて形成され、外胴28の内面に形成されたブ
ラケット部59に適宜係止されていると共に、着脱可能
にボルト止めされている。
【0053】シールドジャッキ24は、多段に形成され
ていると共に、ジャッキ支持板60を介して、仕切板周
辺部56に周方向に所定の間隔を隔てて複数台設けられ
ている。ジャッキ支持板60は、仕切板周辺部56に、
セグメント61よりも径方向内方の位置に形成された揺
動軸62に揺動自在に取り付けられ、その揺動端側に、
シールドジャッキ24の基端部を載置している。そして
この揺動端は、外胴28の内壁近傍であるブラケット部
59上と、ブラケット部59から外れた周辺部56との
間を移動するようになっている。従ってシールドジャッ
キ24は、掘進中にあってはブラケット部59及び内部
フレーム29に対して推進力を与え、掘進終了後は外胴
28から離脱されることになる。
【0054】泥水循環系30は、作泥材を所定圧で切羽
側に吹き付けるための作泥材注入管63と、掘削土砂を
混入させた泥水を地上に排出するための排泥管64と、
排泥管64の途中に設けられた送出ポンプ(モノポン
プ)65とを備えて構成されている。
【0055】作泥材注入管63は、地上に設置された作
泥材タンク(図示せず)から延長され、その開口端が隔
壁板35に適宜配設された注入孔66に接続されてい
る。排泥管64は、地上から外胴28及びセグメント6
1に沿うように延長され、主軸31の内部に形成された
排泥路67に接続するようになっている。即ち、排泥管
64の下端側が、主軸31の仕切板55における軸受6
8にロータリジョイント69及びバルブ70を介して連
結されている。排泥路67は、主軸31の軸心25に沿
って隔壁板35を越えてその下方まで延長されており、
主カッタ32の近傍に形成された複数の泥水吸込口71
において径方向外方に開口されている。また送出ポンプ
65は、排泥管64が軸心25へと屈曲される屈曲部に
設けられ、翼部(図示せず)の回転により泥水を地上ま
で送り出すようになっている。またその入力部72は、
隔壁板35上に設置されたポンプ用モータ73にウォー
ムギア機構74を介して連結されており、駆動回転を低
速に変換して所望の送出力を得るようになっている。な
お排泥管64は、複数のフランジ75によって適宜分割
可能に形成されている。
【0056】セグメント組立装置27は、セグメント組
立用デッキ58上に起立された円柱状のガイド体76
と、ガイド体76に沿って上下に且つ軸心25を中心に
旋回するセグメント把持アーム26とにより主として構
成され、セグメント把持アーム26を駆動させるための
チェン77及びモータ78が備えられている。そしてセ
グメント把持アーム26は、径方向に適宜伸縮できるよ
うに多段に形成され、その先端においてセグメント61
を把持して、これを周方向に順次組み立てるようになっ
ている。
【0057】この他、外胴28はセグメント組立用デッ
キ58の位置において上下に二分割されており、その接
続フランジ79に備えられたボルトを外すことにより、
公知のテールシール80を備えた上部外胴81を下部外
胴(カッタ側)82から分離できるようになっている。
【0058】また図5にも示したように、セグメント組
立装置27の上方には、落下物などから内部機構及び作
業者を防護するための防護デッキ83が設けられてい
る。この防護デッキ83には、径方向外方に延出された
アーム部材84が取り付けられて、セグメント61に係
止されるようになっていると共に、上方からチェン85
によって吊り下げられて、掘進に従って昇降できるよう
になっている。また防護デッキ83の周辺部は適宜切り
欠かれ、セグメント吊下げスペース86と、配管配線ス
ペース87とが形成されている。
【0059】そしてセグメント組立用デッキ58には、
シールドジャッキ24が内側に転位できるように、適宜
切り欠かれた転位スペース88が形成されている。さら
に隔壁板35及び仕切板55にはそれぞれマンホール8
9,90が形成されており、セグメント組立用デッキ及
び防護デッキには、人が出入りできるように開閉扉9
1,92がそれぞれ設けられている。
【0060】次に実施例の作用を説明する。
【0061】上記構成のダウンワードシールドマシンに
よって、発進立坑などの立坑を掘削するに際して、まず
図6及び図7に示すように、下方への掘進を開始するた
めの路下室101 を構築する。すなわち、土留めぐい102
の打設よって周辺土砂の土留めを行った後、直方体形状
に掘り下げて、その側壁側及び上辺側を腹起し103 及び
受梁104 で補強し、上面に覆工板105 を載置できるよう
にする。そしてシールド機本体21の全高の分だけ掘削
した立坑位置106 の上端に、H鋼107 を井桁に組んで発
進の際の反力を得る。この発進時におけるシールド機本
体21の高さは、上部外胴81を切り離すことで低くな
るようにしておく。またシールドジャッキ24は、最小
の全長となるように設置しておく。
【0062】そして立坑位置106 にシールド機本体21
をセットし、図1に示した主カッタ用電動機37及び油
圧モータ51を駆動させる。この駆動により、主カッタ
32がシールド機本体21の軸心25廻りに回転して立
坑位置106 の中央部を掘削すると共に、これと同期して
伸縮アーム33が旋回する。そしてその旋回端におい
て、周辺カッタ34が副軸47廻りに回転し、立坑位置
106 の周辺部を掘削する。この周辺カッタ34は、土質
などの地盤条件及び孔径などの施工条件等により、主カ
ッタ32と同じ方向に回転するか、或いは逆方向に回転
するかが選択される。一方シールド機本体21の後部に
おいて、シールドジャッキ24が伸長し、H鋼107 に反
力をとって外胴28及び内部フレーム29を下方へ押
す。
【0063】またカッタ23の回転及びシールドジャッ
キ24の伸長に相前後して、作泥材を作泥材注入管63
を経由させて切羽へと吹き付ける。この作泥材として
は、例えば陶土(岩粉)とベントナイトとを適宜混合さ
せたものを使用する。またその濃度及び注入圧力は、土
質,地下水位(圧力),深度等により適宜選択されるも
のである。切羽に吹き付けられた作泥材は、土圧及び水
圧に対向してカッタチャンバ54の切羽地盤の安定を図
ると共に、カッタ23により掘削された土砂と混合して
泥水(泥漿)となる。この泥水は、送出ポンプ65によ
って泥水吸込口71から吸い出され、泥水路67及び排
泥管64を経由して地上の泥水処理プラント(図示せ
ず)まで排出され、土砂成分が取り除かれた後、再び所
定の圧力にて作泥材注入管63に送られる。
【0064】そしてシールド機本体21が、セグメント
61の幅の分だけ掘進すると、セグメント組立装置27
にセグメント61を供給すると共に、チェン77及びモ
ータ78を作動させて、セグメント把持アーム26を上
下,径方向,及び軸心廻りに移動させて、掘削した区間
の孔壁にセグメントを立て込む。そしてシールドジャッ
キ24は、これ以降、組み立てられたセグメント61に
反力をとる。
【0065】ある程度の深度まで掘進したなら、下部外
胴82に上部外胴81を継ぎ足して、テールシール80
により外胴28とセグメント61との間のシールを行
い、以下同様にして掘削及び覆工を繰り返して掘進を行
う。
【0066】掘進が所定深度まで終了したなら、排泥管
64などを解体し、薬液注入或いはコンクリートの打設
などにより掘削した孔底の安定を確保した後、伸縮アー
ム33の伸縮ジャッキ46を縮退させることによって、
図2中、二点鎖線にて示したように、周辺カッタ34の
外端がセグメント61の内壁よりも内側に位置するよう
に移動させる。また図3中、二点鎖線にて示したよう
に、ジャッキ支持板60を揺動軸62廻りに旋回させ
て、シールドジャッキ24をセグメント61の内側に移
動させる。そしてセグメント組立装置27は、セグメン
ト把持アーム26を縮退させて、セグメント61と干渉
しないようにしておく。
【0067】そして隔壁板35及び仕切板55を、外胴
28から切り離した後、内部フレーム29全体を吊り上
げることで、カッタ23,シールドジャッキ24,セグ
メント組立装置27及びその周辺機材(主カッタ用電動
機37など)を一体的に立坑内を通して地上まで引き上
げて回収する。
【0068】このように、伸縮アーム33に支持された
周辺カッタ34を有するカッタ23と、ジャッキ支持板
60を介して内部フレーム29に設けられたシールドジ
ャッキ24と、多段に形成されたセグメント把持アーム
26を有したセグメント組立装置27と、作泥材注入管
63及び、送出ポンプ65を有した排泥管64で成る泥
水循環系30とを備えたので、従来無かったシールド工
法による立坑掘削が実現されると共に、掘進終了後に、
カッタ23,シールドジャッキ24及びセグメント組立
装置27などの主要内部機構を回収でき、これらを再使
用できる。すなわち、掘進長が短くても工事費が過大に
なることなく、安全で確実な泥水式シールド掘進が達成
される。
【0069】そして外胴28以外の主要内部機構を実質
的に縮径できることは、外胴28を交換するだけで種々
の掘削径に適用できることとなり、極めて汎用性に富む
シールドマシンとすることができる。
【0070】また主軸31に泥水吸込口71を設けて、
カッタチャンバ54の泥水を排出するようにしたので、
土砂の混合度が多い中央部の泥水を積極的に吸い出すこ
とにより、新たに供給される作泥材との交換(循環)が
確実になされ、切羽の安定及び円滑な掘削に寄与でき
る。
【0071】そして周辺カッタ34を、旋回移動する副
軸47廻りに回転させるようにしたので、立坑内の周辺
部を効率よく掘削できる。そして副軸47は、正逆回転
するようになっているので、土質に応じて掘削ができ
る。特に縦方向に掘進することは、横方向に掘進する場
合よりも地質の変化が激しく、掘削条件も異なってく
る。従って本実施例のカッタ23は、下方への掘削に極
めて有用なものであると言える。
【0072】また本実施例のカッタ23は、主カッタ3
2を周辺カッタ34よりも突出させ、立坑の中央部を周
辺部よりも先行させて掘削するようにしたので、切羽の
自由面が増加して、周辺カッタ34が副軸47廻りに回
転することと相俟って、より掘削の効率がよくなり、掘
進速度を上げることができる。
【0073】さらに外胴28を二分割させると共に、シ
ールドジャッキ24を多段に形成したので、発進の際に
機高を低くしておくことができ、路下室101は必要最少
限の小規模なものでよく、工事費の削減及び工期短縮に
貢献できる。
【0074】またセグメント組立装置27の上方に防護
デッキ83を備えたので、路下室101 或いは道路からの
落下物を受け止めることで、シールド機本体21内の作
業者及び主要内部機構の安全を図ることができる。
【0075】なお本実施例にあっては、外胴28以外の
主要内部機構の全てを回収するようにしたが、場合によ
ってはその一部のみを実質的に縮径するように構成し
て、部分的に回収できるようにしてもよい。
【0076】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0077】 (1)請求項1記載の構成によれば、シ
ールド工法による安全で確実な立坑掘削が実現されると
共に、掘進終了後にカッタを容易に且つ確実に縮径させ
てこれを回収でき、工事費を安価に抑えることができ
る。
【0078】(2) 請求項2記載の構成によれば、さらに
シールドジャッキを径方向内方に移動させることで、そ
の回収ができる。
【0079】 (3)請求項3記載の構成によれば、
ッタの縮径とセグメント把持アームの縮小とにより、カ
ッタ及びセグメント組立装置の回収ができる。
【0080】 (4)請求項4記載の構成によれば、
らにシールドジャッキを径方向内方に移動させること
で、カッタ、シールドジャッキ及びセグメント組立装置
の回収ができる。
【0081】 (5)請求項5記載の構成によれば、
部フレームを吊り上げることで、カッタ,シールドジャ
ッキ,セグメント組立装置を簡単に回収できる。
【0082】(6) 請求項6記載の構成によれば、伸縮ア
ームの縮小により周辺カッタが径方向内方に移動するこ
とでカッタの回収が出来ると共に、掘削孔径の調節がで
きる。
【0083】(7) 請求項7記載の構成によれば、周辺カ
ッタの回転により、立坑内の周辺部を効率よく掘削でき
る。
【0084】(8) 請求項8記載の構成によれば、周辺カ
ッタの回転方向を選択することで、土質に応じた掘削が
できる。
【0085】(9) 請求項9記載の構成によれば、主カッ
タと周辺カッタとの連動で効率よく掘削ができる。
【0086】(10)請求項10記載の構成によれば、切羽
の自由面が増加されて掘削効率が向上する。
【0087】(11)請求項11記載の構成によれば、シー
ルドジャッキを容易に径方向内方へ移動できる。
【0088】(12)請求項12記載の構成によれば、発進
の際にシールド機本体の高さを低くすることができ、大
規模な路下室を必要としない。
【0089】 (13)請求項13記載の構成によれ
ば、泥水を確実に循環させて切羽地盤の安定及び掘削土
砂の排出を行うことができ、確実に下方掘進ができる。
【0090】(14)請求項14記載の構成によれば、切羽
の中央部に集中する泥水を吸い出すことで、確実に掘削
土砂を排出できる。
【0091】(15)請求項15記載の構成によれば、発進
の際にシールド機本体の高さを低くすることができ、路
下室を大きくする必要がない。
【0092】(16)請求項16記載の構成によれば、落下
物からシールド機本体内の作業者及び内部機構を防護で
き、安全性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるダウンワードシールドマシンの
一実施例を示した縦断面図である。
【図2】図1のA−A線矢視図である。
【図3】図1のB−B線矢視断面図である。
【図4】図1のC−C線矢視断面図である。
【図5】図1のD−D線矢視断面図である。
【図6】図1の作用を説明するための路下室を示した平
面図である。
【図7】図6の側断面図である。
【図8】従来の技術である立坑掘削方法を示した側断面
図である。
【図9】本発明に対比すべき技術である従来のシールド
掘進機を示した側断面図である。
【符号の説明】
21 シールド機本体 22 下端部 23 カッタ 24 シールドジャッキ 25 軸心 26 セグメント把持アーム 27 セグメント組立装置 28 外胴 29 内部フレーム 30 泥水循環系 31 主軸 32 主カッタ 33 伸縮アーム 34 周辺カッタ 47 副軸 51 モータ(油圧モータ) 60 ジャッキ支持板 61 セグメント 62 揺動軸 63 作泥材注入管 64 排泥管 65 送出ポンプ 71 泥水吸込口 83 防護デッキ

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方へ推進するシールド機本体の下端部
    に、径方向に伸縮自在なカッタを設け、該カッタが、上
    記シールド機本体の軸心位置で回転する主軸に支持され
    た主カッタと、上記軸心から放射状に延出した伸縮アー
    ムに支持された周辺カッタとを備えて成ることを特徴と
    するダウンワードシールドマシン。
  2. 【請求項2】 上記シールド機本体が、上記カッタの上
    方に設けられ径方向内方へ移設可能に形成されたシール
    ドジャッキを備えた請求項1記載のダウンワードシール
    ドマシン。
  3. 【請求項3】 下方へ推進するシールド機本体の下端部
    に設けられ径方向に伸縮自在なカッタと、上記シールド
    機本体の軸心位置に立設され径方向に伸縮自在なセグメ
    ント把持アームを有したセグメント組立装置とを備えた
    ことを特徴とするダウンワードシールドマシン。
  4. 【請求項4】 下方へ推進するシールド機本体の下端部
    に設けられ径方向に伸縮自在なカッタと、該カッタの上
    方に設けられ径方向内方へ移設可能に形成されたシール
    ドジャッキと、上記シールド機本体の軸心位置に立設さ
    れ径方向に伸縮自在なセグメント把持アームを有したセ
    グメント組立装置とを備えたことを特徴とするダウンワ
    ードシールドマシン。
  5. 【請求項5】 下方へ推進するシールド機本体の下端部
    に設けられ径方向に伸縮自在なカッタと、該カッタの上
    方に設けられ径方向内方へ移設可能に形成されたシール
    ドジャッキと、上記シールド機本体の軸心位置に立設さ
    れ径方向に伸縮自在なセグメント把持アームを有したセ
    グメント組立装置と、上記カッタ,シールドジャッキ及
    びセグメント組立装置を支持すると共に上記シールド機
    本体の外胴に着脱自在に内設された内部フレームとを備
    えたことを特徴とするダウンワードシールドマシン。
  6. 【請求項6】 上記カッタが、上記シールド機本体の軸
    心位置で回転する主軸に支持された主カッタと、上記軸
    心から放射状に延出した伸縮アームに支持された周辺カ
    ッタとで成る請求項乃至5のいずれかに記載のダウン
    ワードシールドマシン。
  7. 【請求項7】 上記周辺カッタが、上記伸縮アームの先
    端に設けられ上記主軸と並行に回転する副軸に支持され
    た請求項1,2,6のいずれかに記載のダウンワードシ
    ールドマシン。
  8. 【請求項8】 上記副軸が、正逆回転するモータに連結
    されて駆動される請求項7記載のダウンワードシールド
    マシン。
  9. 【請求項9】 上記伸縮アームが、上記主軸に取り付け
    られて上記主カッタと同期して旋回される請求項1,
    2,6,7,8のいずれかに記載のダウンワードシール
    ドマシン。
  10. 【請求項10】 上記主カッタが、周辺カッタよりも下
    方に突出された請求項1,2,6,7,8,9のいずれ
    かに記載のダウンワードシールドマシン。
  11. 【請求項11】 上記シールドジャッキが、組み立てら
    れたセグメントよりも径方向内方に位置された揺動軸廻
    りに揺動するジャッキ支持板を介して上記内部フレーム
    に設けられた請求項乃至10のいずれかに記載のダウ
    ンワードシールドマシン。
  12. 【請求項12】 上記シールドジャッキが、軸方向に多
    段に形成された請求項乃至11のいずれかに記載のダ
    ウンワードシールドマシン。
  13. 【請求項13】 上記シールド機本体が、掘削土砂を地
    上に排出するための泥水循環系を備え、該泥水循環系
    が、作泥材を所定圧で切羽側に吹き付けるための作泥材
    注入管と、掘削土砂を混入させた泥水を地上に排出する
    ための排泥管と、該排泥管に設けられた送出ポンプとを
    有した請求項乃至12のいずれかに記載のダウンワー
    ドシールドマシン。
  14. 【請求項14】 上記主軸が、上記排泥管の開口端であ
    る泥水吸込口を有した請求項13記載のダウンワードシ
    ールドマシン。
  15. 【請求項15】 上記シールド機本体が、上下方向に分
    割可能に形成された外胴を有した請求項1乃至14のい
    ずれかに記載のダウンワードシールドマシン。
  16. 【請求項16】 上記シールド機本体が、上記セグメン
    ト組立装置の上方に形成された防護デッキを備えて成る
    請求項3乃至15のいずれかに記載のダウンワードシー
    ルドマシン。
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