JP6144542B2 - 中堀掘削機 - Google Patents

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Description

本発明は、地中に埋設されている鉄筋コンクリート構造物等の障害物を撤去した後、場所打ち杭の施工を行うオールケーシング工法に使用される掘削用ケーシングの内方に着脱自在に装着され、掘削用ケーシングで囲まれていない縦孔の底部を拡径したり、或いは、掘削用ケーシング内の地盤を掘削したりするのに用いる中堀掘削機に係り、特に、中堀掘削機を掘削用ケーシング内方の任意の位置に装着できてその位置で掘削作業を行えると共に、トルクの増大及び回転数の向上を図ることができ、掘削時間を短縮できて硬い地盤での拡底や大口径の拡底、岩盤掘削を行え、更に、掘削した土砂を縦孔の崩落を防ぐために注入した水と一緒に縦孔外へ排出できて作業能率の大幅な向上を図れるようにした中堀掘削機に関するものである。
近年、都市の再開発や鉄筋コンクリート構造物の老朽化に伴って、構造物の建て替えが頻繁に行われるようになって来ている。
ところで、この構造物の建て替えに際しては、新たに建造する構造物に応じた杭を構築するため、地中に埋設されている鉄筋コンクリート構造物や既存杭等の障害物を撤去した後、場所打ち杭の施工を行うようにしている。
従来、地中に埋設されている障害物の撤去や場所打ち杭の施工には、地盤の性質に左右されずに高品質な杭を構築できるオールケーシング工法が用いられている(例えば、非特許文献1)。
即ち、前記オールケーシング工法は、円筒状の掘削用ケーシングを回転又は揺動させながら地中に圧入しつつ、掘削用ケーシング内の土砂をハンマーグラブにより掘削、排土して縦孔を掘削し、所定の深さの地盤に達したら孔底処理を行った後、鉄筋かごを建て込み、トレミー管によりコンクリートを打ち込むと共に、コンクリートの打ち込みに伴い掘削用ケーシング及びトレミーを引き抜き回収することによって、杭を構築する方法である。
また、このオールケーシング工法において、杭の支持力をより大きくする場合には、杭の底部となる部分に軸部よりも拡大させた拡底部を形成した拡底杭を構築することがなされている。この場合、アースドリル機により掘削用ケーシング内に挿入した拡底バケットを回転させ、縦孔の底部周囲を掘削して拡径するようにしている。
しかしながら、杭の底部を拡径した拡底杭を構築する場合、オールケーシング工法とアースドリル工法の併用となり、オールケーシング工法に使用する全周回転掘削機やクローラクレーン等の他、アースドリル工法に使用するアースドリル機や大掛かりな泥水プラント等が必要となり、設備が大規模になると云う問題があった。
また、施工現場の敷地が狭い場合、全ての機材及び資材を施工現場の敷地に置けないので、地中の障害物撤去工程と杭工事工程とを分離して施工を行なわなければならないうえ、一回掘削した削孔部を埋め戻し、再度掘り直さなければならず、工程日数が増えると云う問題があった。
更に、アースドリル機に取り付けられる拡底バケットは、ケリーバを介して回転させているため、強度に期待があまり持てず、また、トルクも大きく上げられないので、掘削に可なりの時間がかかると云う問題があった。特に、強固な地盤の場合には、良好に掘削できないことがあった。
そこで、本件発明者は、これらの問題を解決する新しい中堀掘削機を開発し、これを特許出願(特願2012−266925)している。
即ち、前記中堀掘削機は、図示していないが、掘削用ケーシングの内方に着脱自在に固定される駆動装置と、駆動装置に連動連結される拡底バケットとから成り、駆動装置が、ドラム状のケーシング本体と、ケーシング本体の中心部に鉛直姿勢で回転自在且つ昇降自在に配設され、下端部に拡底バケットが連結される駆動用シャフトと、ケーシング本体に設けられ、駆動用シャフトを回転駆動する回転駆動部と、ケーシング本体に設けられ、駆動用シャフトを昇降動させるフィーダ装置と、ケーシング本体に設けられ、掘削用ケーシングの内壁面に圧接して中堀掘削機自体を掘削用ケーシングの内壁面に固定するチャック装置とを備えており、駆動装置を掘削用ケーシングの内方の任意の位置に固定し、駆動装置により拡底バケットを回転駆動させて掘削を行うようにしている。
そのため、この中堀掘削機は、トルクの増大及び回転数の向上を図ることができ、掘削時間を短縮できて硬い地盤での拡底や大口径の拡底、岩盤掘削を行えると云う利点がある。
しかし、上述した中堀掘削機に於いても、未だ解決すべき問題点が残されている。
即ち、前記中堀掘削機は、掘削した土砂を拡底バケット内に取り込み、中堀掘削機を地上へ引き上げることによって、地上へ排出していると共に、縦孔の底部にある泥水を泥水プラントのポンプで吸い上げているため、作業能率が極めて悪いうえ、泥水プラントが必要になって設備が大規模になると共に、設備費の高騰を招くと云う問題があった。
株式会社双葉資材のホームページ内のオールケーシング拡底杭工法、[平成25年5月30日検索]、インターネット<URL:http://www.futaba-311p.com/construction/sy_all.html
本発明は、このような問題点に鑑みて為されたものであり、その目的は、中堀掘削機を掘削用ケーシング内方の任意の位置に装着できてその位置で掘削作業を行えると共に、トルクの増大及び回転数の向上を図ることができ、掘削時間を短縮できて硬い地盤での拡底や大口径の拡底、岩盤掘削を行え、更に、掘削した土砂を縦孔の崩落を防ぐために注入した水と一緒に縦孔外へ排出できて作業能率の大幅な向上を図れるようにした中堀掘削機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1の発明は、掘削用ケーシングを回転又は揺動させながら地中に圧入し、地中に圧入した掘削用ケーシング内の土砂を掘削、排土して縦孔を掘削するようにしたオールケーシング工法に使用する掘削用ケーシングの内方に装着される中堀掘削機であって、前記中堀掘削機は、ドラム状のケーシング本体、ケーシング本体の中心部に鉛直姿勢で回転自在且つ昇降自在に配設された筒状の駆動用シャフト、ケーシング本体に設けられて駆動用シャフトを回転駆動する回転駆動部、ケーシング本体に設けられて駆動用シャフトを昇降動させるフィーダ装置及びケーシング本体に設けられて削用ケーシングの内壁面に圧接して中堀掘削機自体を掘削用ケーシングの内壁面に着脱自在に固定するチャック装置を備えた駆動装置と、駆動用シャフトの下端部に接続されて先端に土砂吸込口を形成した中空ロッドを有し、掘削用ケーシングで囲まれていない縦孔の底部を拡径する拡底リバースヘッドと、駆動用シャフトの上端部にスイベルジョイントを介して接続されたサンドポンプと、サンドポンプに接続された排出ホースとから成り、拡底リバースヘッドにより掘削した土砂を縦孔の底部の崩落を防ぐために注入した水又は掘削用ケーシング内に注入した水と一緒に中空ロッド、筒状の駆動用シャフト、スイベルジョイント、サンドポンプ及び排出ホースを通して縦孔外へ排出する構成とし、また、前記フィーダ装置は、駆動用シャフトの周囲に等角度ごとに配設され、ケーシング本体に鉛直姿勢で固定された複数の昇降用油圧シリンダと、駆動用シャフトの下方位置に配設され、駆動用シャフトが回転自在に支持されると共に、昇降用油圧シリンダのロッドが連結される昇降板とから成り、昇降用油圧シリンダの伸縮に伴って駆動用シャフトが昇降板を介して昇降動する構成としたことに特徴がある。
本発明の請求項2の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、回転駆動部が、複数の油圧モータと、各油圧モータの出力軸と駆動用シャフトとを連動連結して出力軸の回転を駆動用シャフトに伝達する歯車減速機とから成ることに特徴がある。
本発明の請求項3の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、チャック装置が、ケーシング本体に等角度ごとに且つ半径方向へ往復移動自在に配設され、内面が傾斜面に形成されていると共に、外面が掘削用ケーシングの内壁面に密着する曲面に形成された複数のチャック部材と、各チャック部材の傾斜面に摺動自在な傾斜面を有する複数の楔体と、ケーシング本体に等角度ごとに配設され、各楔体を昇降動させる油圧式のチャックシリンダとから成り、チャックシリンダの伸縮に伴って各チャック部材が各楔体を介してそれぞれケーシング本体の半径方向へ往復移動する構成としたことに特徴がある。
本発明の請求項4の発明は、請求項3に記載の発明に於いて、チャック部材の外面にライナーを着脱自在に設けたことに特徴がある。
本発明の請求項5の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、拡底リバースヘッドが、駆動装置の駆動用シャフトに接続される鉛直姿勢の中空ロッドと、中空ロッドの周囲に配設され、外側縁に複数の掘削ビットを有すると共に、中空ロッドの上端部に半径方向へ揺動自在に取り付けられた複数の拡幅ブレードと、中空ロッドの外周面に昇降可能に嵌合された筒状のスライダと、各拡幅ブレードとスライダを連結する複数のリンクと、中空ロッドの上端部とスライダとの間に介設され、複数の拡幅ブレードを末広がり状に半径方向へ拡縮し得る複数の開閉用油圧シリンダと、中空ロッドの下端部に放射状に取り付けられ、下端縁に複数の掘削ビットを有する複数の先端ブレードとを備えていることに特徴がある。
本発明の中堀掘削機は、回転自在且つ昇降自在な鉛直姿勢の筒状の駆動用シャフトを有し、掘削用ケーシングの内方に着脱自在に固定される駆動装置と、駆動用シャフトの下端部に接続されて先端に土砂吸込口を形成した中空ロッドを有し、掘削用ケーシングで囲まれていない縦孔の底部を拡径する拡底リバースヘッドと、駆動用シャフトの上端部にスイベルジョイントを介して接続されたサンドポンプと、サンドポンプに接続された排出ホースとから成り、拡底リバースヘッドにより掘削した土砂を縦孔の底部の崩落を防ぐために注入した水と一緒に中空ロッド、筒状の駆動用シャフト、スイベルジョイント、サンドポンプ及び排出ホースを通して縦孔外へ排出するようにしている。
また、本発明の中堀掘削機は、駆動装置が、ドラム状のケーシング本体と、ケーシング本体の中心部に鉛直姿勢で回転自在且つ昇降自在に配設され、下端部に拡底バケット又はオーガ若しくはドリリングバケットが連結される駆動用シャフトと、ケーシング本体に設けられ、駆動用シャフトを回転駆動する回転駆動部と、ケーシング本体に設けられ、駆動用シャフトを昇降動させるフィーダ装置と、ケーシング本体に設けられ、掘削用ケーシングの内壁面に圧接して中堀掘削機自体を掘削用ケーシングの内壁面に固定するチャック装置とを備えており、駆動装置を掘削用ケーシングの内方の任意の位置に固定し、駆動装置により拡底リバースヘッドを回転駆動させて掘削を行うようにしている。
その結果、本発明の中堀掘削機は、次のような優れた効果を奏することができる。
(1)本発明の中堀掘削機は、駆動装置の筒状の駆動用シャフトの上端部にスイベルジョイントを介してサンドポンプを接続すると共に、駆動用シャフトの下端部に拡底リバースヘッドの土砂吸込口を形成した中空ロッドを接続しているため、サンドポンプを駆動することによって、拡底リバースヘッドにより掘削した土砂を縦孔の底部の崩落を防ぐために注入した水と一緒に縦孔外へ排出することができるため、拡底バケットを有する中堀掘削機に比べて作業能率の大幅な向上を図れると共に、泥水プラントが不要になって設備の簡略化及び設備費の削減を図れる。
(2)本発明の中堀掘削機は、掘削用ケーシングの内方に装着した状態で掘削作業を行えるため、地上での掘削機の設置スペースが不要になる。
(3)本発明の中堀掘削機は、駆動装置がチャック装置を備えているため、掘削用ケーシングの任意の位置に装着することができる。
(4)本発明の中堀掘削機は、駆動装置が回転駆動部及びフィーダ装置を備えているため、掘削用ケーシングの内方に装着したときにクローラクレーンとの距離が離れていても、掘削作業を行える。
(5)本発明の中堀掘削機は、駆動装置の駆動用シャフトに拡底リバースヘッドを直接取り付け、駆動用シャフトを駆動装置の回転駆動部で回転駆動するようにしているため、トルクの増大及び回転数の向上を図ることができ、掘削時間を短縮できると共に、硬い地盤での拡底や大口径の拡底、岩盤掘削を行える。
(6)本発明の中堀掘削機は、駆動装置の駆動用シャフトに拡底リバースヘッドを直接取り付け、ケリーバを使用していないため、拡底リバースヘッドの駆動装置への取り付け部が強固になり、トルクや回転数を上げても問題を起こすことがない。
(7)本発明の中堀掘削機は、駆動装置が駆動用シャフトを昇降動させるフィーダ装置を備えているため、全周回転掘削機の圧入に頼らず、適正な圧力で掘削が可能となる。
(8)本発明の中堀掘削機は、駆動装置が楔構造のチャック装置を備えているため、掘削用ケーシングの内壁面に確実且つ強固に固定することができて大きな反力を得られ、、トルクや回転数を上げても掘削用ケーシングから脱落することがない。
(9)本発明の中堀掘削機は、チャック装置のチャック部材にライナーを着脱自在に設ける構成としているため、直径の異なる数種類の掘削用ケーシングにも対応することができる。
本発明の実施の形態に係る中堀掘削機を示し、掘削用ケーシング内に装着し、拡底リバースヘッドが開いた状態の中堀掘削機の正面図である。 中堀掘削機の駆動装置の一部省略正面図である。 駆動装置の平面図である。 駆動装置の底面図である。 駆動装置のフィーダ装置が作動した状態の一部省略正面図である。 駆動装置のフィーダ装置が作動した状態の一部省略側面図である。 図2のA−A線断面図である。 図2のB−B線断面図である。 中堀掘削機の拡底リバースヘッドを示し、(A)は拡底リバースヘッドが閉じた状態の正面図、(B)は拡底リバースヘッドの先端部分の底面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図9は本発明の実施の形態に係る中堀掘削機1を示し、当該中堀掘削機1は、オールケーシング工法に使用される掘削用ケーシング7の内方に装着され、掘削用ケーシング7で囲まれていない縦孔の底部を拡径したり、或いは、掘削用ケーシング7内の地盤を掘削したりするのに用いるであり、回転自在且つ昇降自在な鉛直姿勢の筒状の駆動用シャフト9を有し、掘削用ケーシング7の内方に着脱自在に固定される駆動装置2と、駆動用シャフトの下端部に接続されて先端に土砂吸込口を形成した中空ロッド14を有し、掘削用ケーシング7で囲まれていない縦孔の底部を拡径する拡底リバースヘッド3と、駆動用シャフトの上端部にスイベルジョイント4を介して接続された水中式のサンドポンプ5と、サンドポンプ5に接続された排出ホース6とから構成されている。
尚、掘削用ケーシング7は、下端に複数の掘削ビットを備えた下部ケーシングと、下部ケーシングの上端部に順次連結される複数の継ぎ足し用ケーシングとから成り、全周回転掘削機(図示省略)により地中へ回転圧入されたり、或いは、揺動式掘削機(図示省略)により地中へ揺動圧入されるものである。
前記駆動装置2は、図1及び図2に示す如く、ドラム状のケーシング本体8と、ケーシング本体8の中心部に鉛直姿勢で回転自在且つ昇降自在に配設され、下端部に拡底バケットが連結される駆動用シャフト9と、ケーシング本体8に設けられ、駆動用シャフト9を回転駆動する回転駆動部10と、ケーシング本体8に設けられ、駆動用シャフト9を昇降動させるフィーダ装置11と、ケーシング本体8に設けられ、掘削用ケーシング7の内壁面に圧接して中堀掘削機1自体を掘削用ケーシング7の内壁面に固定するチャック装置12とを備えている。
具体的には、ケーシング本体8は、図5〜図7に示す如く、上下端にフランジを備えたドラム状に形成されており、円筒状の本体8aと、本体8aの上端部に固着した上部フランジ8bと、本体8aの下端部に固着した下部フランジ8cと、上部フランジ8bの外周縁部下端に固着した筒状のスカート部8dと、本体8aの外周面に配設固定した複数枚の補強板8eとから成る。
駆動用シャフト9は、図2に示す如く、掘削した土砂及び泥水を通せるように筒状に形成されており、上端部外周面には、複数のキー9aが等角度ごとに設けられていると共に、下端部には、後述する拡底リバースヘッド3の中空ロッド14の上端部が連通状に接続されるフランジ9bが設けられている。
この駆動用シャフト9は、ケーシング本体8の中心位置に配置されており、下端部分が後述するフィーダ装置11の昇降板11bの中心部に軸受装置13を介して回転自在に支持され、昇降板11bと一緒に昇降動するようになっている。
回転駆動部10は、図2及び図3に示す如く、四つの油圧モータ10′と、各油圧モータ10′の出力軸と駆動用シャフト9とを連動連結して出力軸の回転を駆動用シャフト9に伝達する歯車減速機10″とから成る。
各油圧モータ10′は、歯車減速機10″の円形のギヤケース10aに90度の角度間隔で配設固定されており、その出力軸が歯車減速機10″のギヤケース10a内に配設した四枚の駆動歯車10bにそれぞれ嵌合固定されている。
また、歯車減速機10″は、ケーシング本体8の上部フランジ8bに固定されており、ギヤケース10aの内方に四枚の駆動歯車10b及び各駆動歯車10bに噛み合う一枚の従動歯車10cを内蔵したものである。この歯車減速機10″の従動歯車10cの中心部には、駆動用シャフト9のキー9aを設けた部分が軸線方向へ摺動自在に且つ相対回転不能に挿通支持されている。従って、駆動歯車10bにより従動歯車10cが回転すると、駆動用シャフト9が回転することになる。
フィーダ装置11は、図5に示す如く、駆動用シャフト9の周囲に180度の角度間隔で配設され、ケーシング本体8の下部フランジ8cに鉛直姿勢で固定された二本の昇降用油圧シリンダ11aと、駆動用シャフト9の下端部に設けられ、昇降用油圧シリンダ11aのロッドにブラケット11cを介して連結される昇降板11bとから成り、昇降用油圧シリンダ11aが伸縮すると、駆動用シャフト9が昇降板11bを介して昇降動するようになっている。
また、フィーダ装置11の昇降板11bは、図6に示す如く、ケーシング本体8の下部フランジ8cに180度の角度間隔で設けたガイドパイプ11dと、昇降板11bの外縁部に180度の角度間隔で設けられ、ガイドパイプ11dに摺動自在に挿通支持された筒状のガイド軸11eとにより廻り止めされた状態で昇降動するようになっている。
チャック装置12は、図2及び図7に示す如く、ケーシング本体8のスカート部8d内に90度の角度間隔で且つ半径方向へ往復移動自在に配設され、内面が下方へ向って広がる傾斜面に形成されていると共に、外面が掘削用ケーシング7の内壁面に密着する曲面に形成された四つのチャック部材12aと、各チャック部材12aの傾斜面に摺動自在な傾斜面(外面が上方へ向って狭まる傾斜面)を有する四つの楔体12bと、ケーシング本体8の下部フランジ8cにブラケット12dを介して支持され、楔体12bに連結されて楔体12bを昇降動させる四本の鉛直姿勢の油圧式のチャックシリンダ12cとから成り、チャックシリンダ12cが伸長すると、楔体12bが上昇して楔体12bの楔作用により各チャック部材12aがケーシング本体8の半径方向外方へ移動し、各チャック部材12aが掘削用ケーシング7の内壁面に圧接して中堀掘削機1自体を掘削用ケーシング7の内壁面に固定し、また、チャックシリンダ12cが短縮すると、楔体12bが下降してチャック部材12aの圧接状態が解除され、中堀掘削機1自体が掘削用ケーシング7内で上下方向へ移動可能となる。
また、各チャック部材12aの外面には、図2に一点鎖線で示すように円弧状のライナー12eがそれぞれ着脱自在に取り付けられるようになっている。このライナー12eをチャック部材12aに取り付けることによって、直径の異なる数種類の掘削用ケーシング7にも対応可能となる。
尚、下記の表1は上述した駆動装置2の仕様を示す表である。
Figure 0006144542
前記拡底リバースヘッド3は、図9に示す如く、駆動装置2の駆動用シャフト9に接続される鉛直姿勢の中空ロッド14と、中空ロッド14の周囲に配設され、外側縁に複数の掘削ビット15aを有すると共に、中空ロッド14の上端部に半径方向へ揺動自在に取り付けられた複数の拡幅ブレード15と、中空ロッド14の外周面に昇降可能に嵌合された筒状のスライダ16と、各拡幅ブレード15とスライダ16を連結する複数のリンク17と、中空ロッド14の上端部とスライダ16との間に介設され、複数の拡幅ブレード15を末広がり状に半径方向へ拡縮し得る複数の開閉用油圧シリンダ18と、中空ロッド14の下端部に放射状に取り付けられ、下端縁に複数の掘削ビット19aを有する複数の先端ブレード19とを備えており、回転駆動部10により拡底リバースヘッド3を回転させながら、開閉用油圧シリンダ18の短縮により拡幅ブレード15を拡径させつつ、拡幅ブレード15で土砂を掘削して縦孔の底部を拡径し、また、回転駆動部10により拡底リバースヘッド3を回転させつつ、フィーダ装置11により拡底リバースヘッド3を掘削用ケーシング7内の地盤へ圧入して先端ブレード19で掘削用ケーシング7内の地盤又は縦孔の底を掘削するものである。
具体的には、中空ロッド14は、先端に土砂吸込口14aを形成した筒状の短い下部ロッド14′と、下部ロッド14′の上端にフランジ14bにより接続された筒状の長い上部ロッド14″とから成り、上部ロッド14″の上端には、駆動用シャフト9のフランジ9bに接続されるフランジ14bが設けられている。
尚、中空ロッド14は、下部ロッド14′と上部ロッド14″とを一体的に形成しても良いことは勿論である。
各拡幅ブレード15は、中空ロッド14の上部ロッド14″と略同じ長さに形成されており、各拡幅ブレード15の外側縁には、掘削ビット15aが一定の間隔で設けられている。
この拡幅ブレード15は、中空ロッド14の周囲に90度の角度間隔で配設されており、その上端部が中空ロッド14の上端部外周面に設けたブラケット20に軸21を介して半径方向へ揺動自在に取り付けられている。
スライダ16は、筒状に形成されており、中空ロッド14の上部ロッド14″の中間部分外周面に昇降可能に嵌合されている。
また、スライダ16の上端部外周面及び下端部外周面には、ブラケット22が90度間隔で取り付けられている。
リンク17は、拡幅ブレード15とスライダ16を連結するものであり、その上端部が拡幅ブレード15の中間部に設けたブラケット23に軸21を介して揺動自在に取り付けられていると共に、その下端部がスライダ16の下端部側のブラケット22に軸21を介して揺動自在に取り付けられている。
開閉用油圧シリンダ18は、中空ロッド14の周囲に90度の角度間隔で配設されており、その上端部が中空ロッド14のブラケット20に軸21を介して取り付けられていると共に、その下端部がスライダ16の上端部側のブラケット22に軸21を介して取り付けられている。
この開閉用油圧シリンダ18を短縮すると、スライダ16が中空ロッド14に沿って上昇し、リンク17を介して拡幅ブレード15が末広がり状に拡径し、また、この開閉用油圧シリンダ18を伸長すると、スライダ16が中空ロッド14に沿って下降し、リンク17を介して拡幅ブレード15が縮径するようになっている。
先端ブレード19は、中空ロッド14の下部ロッド14′の周囲に120度間隔で配設されており、下部ロッド14′の下端部外周面に外側端が上を向く傾斜姿勢でもって取り付けられている。
この傾斜状の先端ブレード19の下端縁には、掘削ビット19aが一定の間隔で設けられている。
また、中空ロッド14の下部ロッド14′の先端には、複数の掘削ビット19aを有するU字状の先端ブレード19が取り付けられており、掘削した土砂が中空ロッド14内へ入るようにしてる。
前記サンドポンプ5は、吸込口及び吐出口を有するポンプケーシング5aと、モータを内蔵したモータケーシング5bと、モータ軸(図示省略)に取り付けられてポンプケーシング内に配設されたインペラ(図示省略)等から構成されており、その吸込口がスイベルジョイント4を介して駆動用シャフト9の上端部に接続されていると共に、その吐出口には、掘削した土砂と縦孔の底部の崩落を防ぐために注入した水を縦孔外へ排出するための排水ホース6が接続されている。
次に、上述した中堀掘削機1を用いて掘削用ケーシング7により形成された縦孔の底部に拡底部を形成する場合について説明する。
先ず、掘削用ケーシング7を地上に設置した全周回転掘削機(図示省略)により地中に回転圧入しつつ、クローラクレーン(図示省略)に吊り下げられたハンマーグラブ(図示省略)により掘削用ケーシング7内の土砂を掘削して排土し、引き続き継ぎ足し用ケーシングを順次連結しながら掘削用ケーシング74を拡底杭の構築に必要な深さまで圧入し、掘削用ケーシング7と同じ径の縦孔を掘削する。
次に、掘削用ケーシング74を全周回転掘削機により所定長さ(拡底リバースヘッド3の高さとほぼ同じ長さ)だけ引き上げると共に、縦孔の底部の崩落を防ぐために水を縦孔の底部に注入する。このとき、水は、掘削用ケーシング7が引き上げられた縦孔の底部に充填されておれば良いので、水量の削減を図れる。
そして、クローラクレーンにより拡底リバースヘッド3が閉じた状態の中堀掘削機1を吊り下げて掘削用ケーシング7内に挿入し、駆動装置2のチャック装置12を作動させて掘削用ケーシング7の先端部内方に固定する。このときの中堀掘削機1の掘削用ケーシング74への装着位置は、拡底リバースヘッド3の拡幅ブレード15全体が掘削用ケーシング7で囲まれていない縦孔の底部内に位置するようにしている。
その後、給水ホース(図示省略)により縦孔の底部に水を注入しつつ、サンドポンプ5を駆動し、また、回転駆動部10により拡底リバースヘッド3を回転させつつ、拡底リバースヘッド3の拡幅ブレード15を開閉用油圧シリンダ18により徐々に拡開しながら掘削用ケーシング7で囲まれていない縦孔の底部内周面の地盤を拡幅ブレード15の掘削ビットで掘削し、縦孔の底部に裁頭円錐状の拡底部空間を形成する。
そして、拡底リバースヘッド3により掘削された土砂は、サンドポンプ5の吸引力により縦孔の水と一緒に中空ロッド14の土砂吸込口14aから中空ロッド14内に吸い込まれ、筒状の駆動用シャフト9、スイベルジョイント4、サンドポンプ5及び排出ホース6を通して縦孔外へ排出される。このとき、縦孔の底部に安定液を含まない水のみを注入しているため、吸い上げられた土砂及び水は、産業廃棄物の対象とならず、後処理が簡単になる。
このように、前記中堀掘削機1は、駆動装置2の筒状の駆動用シャフト9の上端部にスイベルジョイント4を介してサンドポンプ5を接続すると共に、駆動用シャフト9の下端部に拡底リバースヘッド3の土砂吸込口14aを形成した中空ロッド14を接続しているため、サンドポンプ5を駆動することによって、拡底リバースヘッド3により掘削した土砂を縦孔の底部に注入した水と一緒に縦孔外へ排出することができるため、拡底バケットを有する中堀掘削機1に比べて作業能率の大幅な向上を図れると共に、泥水プラントが不要になって設備の簡略化及び設備費の削減を図れる。
また、中堀掘削機1は、掘削用ケーシング7の内方に装着固定され、且つ拡底バケットを回転駆動する駆動装置2を備えているため、トルクの増大及び回転数の向上を図ることができ、掘削時間を短縮できると共に、硬い地盤での拡底や大口径の拡底、岩盤掘削を行える。しかも、中堀掘削機1は、駆動装置2の駆動用シャフト9に拡底バケットを直接取り付け、ケリーバを使用していないため、拡底バケットの駆動装置2への取り付け部が強固になり、トルクや回転数を上げても問題を起こすことがない。
更に、中堀掘削機1は、駆動装置2がチャック装置12及び回転駆動部107を備えているため、掘削用ケーシング7の任意の位置に装着することができると共に、クローラクレーンとの距離が離れていても、回転駆動部10及び拡底バケットにより掘削作業を行える。
そのうえ、中堀掘削機1は、駆動装置2が楔構造のチャック装置12を備えているため、掘削用ケーシング7の内壁面に確実且つ強固に固定することができ、トルクや回転数を上げても掘削用ケーシング7から脱落することがない。
尚、上記の実施の形態に於いては、中堀掘削機1を掘削用ケーシング7の先端部に装着し、
掘削用ケーシング7で囲まれていない縦孔の底部を拡径するようにしたが、他の実施の形態に於いては、拡底リバースヘッド3が閉じた状態の中堀掘削機1を掘削用ケーシング7の途中に装着し、回転駆動部10により拡底リバースヘッド3を回転させつつ、フィーダ装置11により拡底リバースヘッド3を掘削用ケーシング7内の地盤へ圧入して先端ブレード19で掘削用ケーシング7内の地盤を掘削するようにしても良い。
この場合にも、給水ホース(図示省略)により掘削用ケーシング7内に水を注入しつつ、サンドポンプ5を駆動して先端ブレード19で掘削された土砂を掘削用ケーシング7内の水と一緒に中空ロッド14、筒状の駆動用シャフト9、スイベルジョイント4、サンドポンプ5及び排出ホース6を通して縦孔外へ排出する。
1は中堀掘削機、2は駆動装置、3は拡底リバースヘッド、4はスイベルジョイント、5はサンドポンプ、5aはポンプケーシング、5bはモータケーシング、6は排出ホース、7は掘削用ケーシング、8はケーシング本体、8aは円筒状の本体、8bは上部フランジ、8cは下部フランジ、8dはスカート部、8eは補強板、9は駆動用シャフト、9aはキー、9bはフランジ、10は回転駆動部、10′は油圧モータ、10″は歯車減速機、10aはギヤケース、10bは駆動歯車、10cは従動歯車、11はフィーダ装置、11aは昇降用油圧シリンダ、11bは昇降板、11cはブラケット、11dはガイドパイプ、11eはガイド軸、12はチャック装置、12aはチャック部材、12bは楔体、12cはチャックシリンダ、12dはブラケット、12eはライナー、13は軸受装置、14は中空ロッド、14′は下部ロッド、14″は上部ロッド、14aは土砂吸込口、14bはフランジ、15は拡幅ブレード、15aは掘削ビット、16はスライダ、17はリンク、18は開閉用油圧シリンダ、19は先端ブレード、19aは掘削ビット、20は中空ロッドのブラケット、21は軸、22はスライダのブラケット、23は拡幅ブレードのブラケット。

Claims (5)

  1. 掘削用ケーシング(7)を回転又は揺動させながら地中に圧入し、地中に圧入した掘削用ケーシング(7)内の土砂を掘削、排土して縦孔を掘削するようにしたオールケーシング工法に使用する掘削用ケーシング(7)の内方に装着される中堀掘削機(1)であって、前記中堀掘削機(1)は、ドラム状のケーシング本体(8)、ケーシング本体(8)の中心部に鉛直姿勢で回転自在且つ昇降自在に配設された筒状の駆動用シャフト(9)、ケーシング本体(8)に設けられて駆動用シャフト(9)を回転駆動する回転駆動部(10)、ケーシング本体(8)に設けられて駆動用シャフト(9)を昇降動させるフィーダ装置(11)及びケーシング本体(8)に設けられて削用ケーシング(7)の内壁面に圧接して中堀掘削機(1)自体を掘削用ケーシング(7)の内壁面に着脱自在に固定するチャック装置(12)を備えた駆動装置(2)と、駆動用シャフト(9)の下端部に接続されて先端に土砂吸込口(14a)を形成した中空ロッド(14)を有し、掘削用ケーシング(7)で囲まれていない縦孔の底部を拡径する拡底リバースヘッド(3)と、駆動用シャフト(9)の上端部にスイベルジョイント(4)を介して接続されたサンドポンプ(5)と、サンドポンプ(5)に接続された排出ホース(6)とから成り、拡底リバースヘッド(3)により掘削した土砂を縦孔の底部の崩落を防ぐために注入した水又は掘削用ケーシング(7)内に注入した水と一緒に中空ロッド(14)、筒状の駆動用シャフト(9)、スイベルジョイント(4)、サンドポンプ(5)及び排出ホース(6)を通して縦孔外へ排出する構成とし、また、前記フィーダ装置(11)は、駆動用シャフト(9)の周囲に等角度ごとに配設され、ケーシング本体(8)に鉛直姿勢で固定された複数の昇降用油圧シリンダ(11a)と、駆動用シャフト(9)の下方位置に配設され、駆動用シャフト(9)が回転自在に支持されると共に、昇降用油圧シリンダ(11a)のロッドが連結される昇降板(11b)とから成り、昇降用油圧シリンダ(11a)の伸縮に伴って駆動用シャフト(9)が昇降板(11b)を介して昇降動する構成としたことを特徴とする中堀掘削機。
  2. 回転駆動部(10)は、複数の油圧モータ(10′)と、各油圧モータ(10′)の出力軸と駆動用シャフト(9)とを連動連結して出力軸の回転を駆動用シャフト(9)に伝達する歯車減速機(10″)とから成ることを特徴とする請求項1に記載の中堀掘削機。
  3. チャック装置(12)は、ケーシング本体(8)に等角度ごとに且つ半径方向へ往復移動自在に配設され、内面が傾斜面に形成されていると共に、外面が掘削用ケーシング(7)の内壁面に密着する曲面に形成された複数のチャック部材(12a)と、各チャック部材(12a)の傾斜面に摺動自在な傾斜面を有する複数の楔体(12b)と、ケーシング本体(8)に等角度ごとに配設され、各楔体(12b)を昇降動させる油圧式のチャックシリンダ(12c)とから成り、チャックシリンダ(12c)の伸縮に伴って各チャック部材(12a)が各楔体(12b)を介してそれぞれケーシング本体(8)の半径方向へ往復移動する構成としたことを特徴とする請求項1に記載の中堀掘削機。
  4. チャック部材(12a)の外面にライナー(12e)を着脱自在に設けたことを特徴とする請求項3に記載の中堀掘削機。
  5. 拡底リバースヘッド(3)は、駆動装置(2)の駆動用シャフト(9)に接続される鉛直姿勢の中空ロッド(14)と、中空ロッド(14)の周囲に配設され、外側縁に複数の掘削ビット(15a)を有すると共に、中空ロッド(14)の上端部に半径方向へ揺動自在に取り付けられた複数の拡幅ブレード(15)と、中空ロッド(14)の外周面に昇降可能に嵌合された筒状のスライダ(16)と、各拡幅ブレード(15)とスライダ(16)を連結する複数のリンク(17)と、中空ロッド(14)の上端部とスライダ(16)との間に介設され、複数の拡幅ブレード(15)を末広がり状に半径方向へ拡縮し得る複数の開閉用油圧シリンダ(18)と、中空ロッド(14)の下端部に放射状に取り付けられ、下端縁に複数の掘削ビット(19a)を有する複数の先端ブレード(19)とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の中堀掘削機。
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