JP2505188Y2 - 雪止め金具 - Google Patents

雪止め金具

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JP2505188Y2
JP2505188Y2 JP2258490U JP2258490U JP2505188Y2 JP 2505188 Y2 JP2505188 Y2 JP 2505188Y2 JP 2258490 U JP2258490 U JP 2258490U JP 2258490 U JP2258490 U JP 2258490U JP 2505188 Y2 JP2505188 Y2 JP 2505188Y2
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JP
Japan
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roof plate
plate
snow stopper
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roof
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満雄 門脇
詞行 福田
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、屋根板上の積雪が滑落するのを防止する雪
止め具に関する。
(従来の技術) 従来、屋根板の波状凹凸の略半ピッチに相当する形状
の広幅の湾曲面を有する本体の一端に、屈折可能な掛具
を突出し、この本体の略中央部に釘打ち用孔を穿設する
と共に、本体の下面には、弾性シートを貼り付けてなる
屋根板の固定材は公知である(実公昭55−24253号公報
参照)。
又、積雪の滑落防止の為、屋根面上に雪止め木や山形
突起板を取付けることは周知である。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、積雪地帯に於いて、上記従来の雪止め
と屋根板の固定材とを併用する場合、先ず雪止めを屋根
板の棟側辺に取付け、その上に屋根板の固定材を重ね合
わせて取付けるものであるから、雪止めの取付の工数が
増加する欠点を有する上に、雪止めと屋根板の固定材と
の厚みが重なる為、その上に取付ける屋根板の軒側辺が
浮き易くなる欠点を有していた。
本考案は、雪止め金具に屋根板の固定機能を持たせる
ことにより、施工の工数増加と屋根板の浮上を防止する
ことを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、略短冊形の本体に屋根板に取付けるための
釘打ち用孔が穿設されると共に、本体の一端は下方にコ
字状に折り返されて屋根板の上端に掛止するための掛止
具が形成され、他端には雪止め板が立設され、釘打ち用
孔と雪止め板との中間に、棟側に位置する別の屋根板の
下端に当接し屈折することにより該屋根板を挟持固定す
るための屈折可能な掛具が突設されていることを特徴と
する雪止め金具をその要旨とするものである。
本考案雪止め金具の素材としては、耐候性に優れ、長
期間に亘って、屋根板を安定よく強力に固定できる不錆
鋼、銅、アルミニウム等の金属を使用するのが好まし
く、その形状は波状屋根板の凹凸に合わせて湾曲させる
のが、波状屋根板の表面に沿わせて容易に取付け出来る
と共に、機械的強度を向上出来るので好ましい。
本考案雪止め金具の掛具は、両端が拡開された略コ字
状の切れ目を本体に設け、切れ目に囲まれた略台形状の
部分を上方に起立させて本体と一体に形成するのが、部
材の点数を増やさず、製造工程の増加も少なくて済むの
で、好ましい。又、本体の裏面には、温度上昇により流
動性を増す未加硫ゴム性の耐候性弾性防止シートを貼着
するのが、屋根板との密着性を高め、防止性能を向上さ
せるので、好ましい。
本考案雪止め金具を用いて屋根板を固定するには、第
3図に示すように、軒先に沿って載置された、軒先から
2段目の屋根板の上端山部に、一山置きに、本金具本体
の一端の掛止具を係止し、金具本体の釘打ち用孔と屋根
板の釘打ち用孔とを合致させて野地板に釘を打ち込んだ
後、掛具に別の屋根板をその下端が当接するようにして
載置し、掛具を該屋根板の表面に当接する迄屈折するこ
とにより、挟持固定すればよい。
尚、積雪が50cmを越え、1m未満の地域に於いては、上
記軒先から2段目の屋根板の上端に加えて、棟から軒先
迄の流れ長さを等分した位置に略等しい位置の屋根板の
上端にも、本考案雪止め金具をもう1段取付けるのが好
ましい。
(作用) 本考案雪止め金具においては、略短冊形の本体に屋根
板に取付けるための釘打ち用孔が穿設されると共に、本
体の一端は下方にコ字状に折り返されて屋根板の上端に
掛止するための掛止具が形成され、他端には雪止め板が
立設され、釘打ち用孔と雪止め板との中間に、棟側に位
置する別の屋根板の下端に当接し屈折することにより該
屋根板を挟持固定するための屈折可能な掛具が突設され
ているので、本考案雪止め金具の使用に際しては、屋根
板の上端山部に掛止具を係止し、釘打ち用孔に釘を打ち
込んで本考案雪止め金具を屋根板に取付け、掛具を棟側
に位置する別の屋根板の下端に当接し屈折することによ
り別の屋根板を挟持固定する作業を行うだけで、雪止め
板を設置することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説明す
る。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は同
上の施工態様を示す斜視図、第3図は施工後の態様を示
す斜視図である。
1は、不錆鋼よりなる略短冊形の本体であって、その
裏面11が波状屋根板7aの山部と同形に幅方向に湾曲され
ており、一端は下方にコ字状に折り返されて掛止具2が
形成されている。又、他端には、先端が略半円形状とな
された雪止め板3が立設されている。
而して、本体1の長手方向に沿って掛止具2側から1/
3の箇所には、釘の頭部を本体1の表面に突設させない
状態で保持可能な釘打ち用孔12が穿設されており、雪止
め板3と釘打ち用孔12との中間には、釘打ち用孔12側に
開口され、両端が拡開された略コ字状の切れ目が設けら
れ、該切れ目に囲まれた略台形状の部分を上方に起立さ
せて、掛具4が本体と一体に形成されている。
本体1の裏面11には、未加硫ゴム性弾性防水シート5
が貼着されている。
雪止め板3の先端から掛具4の根元の両側の本体部分
にかけては、略U字状の補強用リブ6が打出されてい
る。
次に、本考案雪止め金具の施工要領を説明すると、図
示しない野地板上に軒先に沿って載置された、軒先から
2段目の波状屋根板7aの山部上端に、一山置きに、第2
図に示すように、金具本体1の一端のコ字状掛止具2を
掛止し、金具本体1の釘打ち用孔12と屋根板7aの図示し
ない釘打ち用孔とを合致させて、野地板にリングネイル
8を打ち込んで釘着した後、棟側に位置する別の屋根板
7bを、掛具4の掛止具2側の側面にその下端が当接する
ようにして載置し、掛具4を該屋根板7bの表面に当接す
る迄屈折し、屋根板7bを本体1と掛具4とにより、挟持
固定する。
尚、9は、本考案雪止め金具から雪止め板を欠除した
形状の従来公知の屋根板の固定材である。
(考案の効果) 本考案雪止め金具においては、略短冊形の本体に屋根
板に取付けるための釘打ち用孔が穿設されると共に、本
体の一端は下方にコ字状に折り返されて屋根板の上端に
掛止するための掛止具が形成され、他端には雪止め板が
立設され、釘打ち用孔と雪止め板との中間に、棟側に位
置する別の屋根板の下端に当接し屈折することにより該
屋根板を挟持固定するための屈折可能な掛具が突設され
ているので、本考案雪止め金具の使用に際しては、屋根
板の上端山部に掛止具を係止し、釘打ち用孔に釘を打ち
込んで本考案雪止め金具を屋根板に取付け、掛具を棟側
に位置する別の屋根板の下端に当接し屈折することによ
り別の屋根板を挟持固定する作業を行うだけで、雪止め
板を設置することができる。
従って、本考案雪止め金具においては、従来のよう
に、雪止めと屋根板の固定材とを併用した場合に比較し
て、施工の工数を削減出来ると共に、従来のように、屋
根板が浮上することも防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は同上
の施工態様を示す斜視図、第3図は施工後の態様を示す
斜視図でる。 1…本体、2…掛止具、3…雪止め板 4…掛具、12…釘打ち用孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略短冊形の本体に屋根板に取付けるための
    釘打ち用孔が穿設されると共に、本体の一端は下方にコ
    字状に折り返されて屋根板の上端に掛止するための掛止
    具が形成され、他端には雪止め板が立設され、釘打ち用
    孔と雪止め板との中間に、棟側に位置する別の屋根板の
    下端に当接し屈折することにより該屋根板を挟持固定す
    るための屈折可能な掛具が穿設されていることを特徴と
    する雪止め金具。
JP2258490U 1990-03-05 1990-03-05 雪止め金具 Expired - Lifetime JP2505188Y2 (ja)

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JPH03113035U JPH03113035U (ja) 1991-11-19
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JP5158783B2 (ja) * 2008-01-30 2013-03-06 株式会社新建ルーフ工業 雪止金具及びその施工方法
DK177405B1 (da) * 2011-05-27 2013-04-02 Gamag Aps Snefanger

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