JP2504992Y2 - スロ―アウエイ式転削工具 - Google Patents
スロ―アウエイ式転削工具Info
- Publication number
- JP2504992Y2 JP2504992Y2 JP1988040615U JP4061588U JP2504992Y2 JP 2504992 Y2 JP2504992 Y2 JP 2504992Y2 JP 1988040615 U JP1988040615 U JP 1988040615U JP 4061588 U JP4061588 U JP 4061588U JP 2504992 Y2 JP2504992 Y2 JP 2504992Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting edge
- chip
- clearance angle
- sub
- main cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Milling Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、特にアルミ合金等の非鉄軽合金の切削加
工に用いて好適なスローアウエイ式転削工具に関するも
のである。
工に用いて好適なスローアウエイ式転削工具に関するも
のである。
[従来の技術] 第1図は、スローアウエイ式転削工具の一例である一
般的なスローアウエイ式正面フライスを示すものであ
る。
般的なスローアウエイ式正面フライスを示すものであ
る。
第1図において、図中符号1は中央部に取付孔2が形
成された外観略厚肉円盤状のフライス本体(工具本体)
であり、このフライス本体1の先端部外周には先端側と
外周側とに開口する凹状のチツプポケツト3…が形成さ
れている。これらチツプポケツト3は、フライス本体1
の円周方向に沿って多数形成されており、各チツプポケ
ツト3の回転方向に面する壁面にスローアウエイチツプ
(以下、チツプと略称する。)4が着脱自在に装着され
ている。このチツプ4は、超硬合金等から成形された方
形板状のもので、その上面の各稜線部に主切刃5が形成
され、これら主切刃5間に挟まれたコーナー部に副切刃
6が形成されている。そして上記チツプ4は、その一の
主切刃5をフライス本体1の外周側に位置させ、かつコ
ーナー角Cを付されることにより副切刃6を先端側に位
置させて装着されている。
成された外観略厚肉円盤状のフライス本体(工具本体)
であり、このフライス本体1の先端部外周には先端側と
外周側とに開口する凹状のチツプポケツト3…が形成さ
れている。これらチツプポケツト3は、フライス本体1
の円周方向に沿って多数形成されており、各チツプポケ
ツト3の回転方向に面する壁面にスローアウエイチツプ
(以下、チツプと略称する。)4が着脱自在に装着され
ている。このチツプ4は、超硬合金等から成形された方
形板状のもので、その上面の各稜線部に主切刃5が形成
され、これら主切刃5間に挟まれたコーナー部に副切刃
6が形成されている。そして上記チツプ4は、その一の
主切刃5をフライス本体1の外周側に位置させ、かつコ
ーナー角Cを付されることにより副切刃6を先端側に位
置させて装着されている。
ところで、従来のこの種のスローアウエイ式正面フラ
イスのうち、アルミ合金等の非鉄軽合金製の被削材を切
削するものにあっては、これら被削材自体が一般の鋼よ
り軟質である反面特有の粘りを有しているため、一般に
スローアウエイチツプ自体のチツプ逃げ角(上面の垂線
と各逃げ面とのなす角度)α1,α2を幾分小さくして、
その分だけより大きな逃げ角θ1,θ2およびすくい角β
を付すことにより、切れ味の向上を図るようにしてい
る。
イスのうち、アルミ合金等の非鉄軽合金製の被削材を切
削するものにあっては、これら被削材自体が一般の鋼よ
り軟質である反面特有の粘りを有しているため、一般に
スローアウエイチツプ自体のチツプ逃げ角(上面の垂線
と各逃げ面とのなす角度)α1,α2を幾分小さくして、
その分だけより大きな逃げ角θ1,θ2およびすくい角β
を付すことにより、切れ味の向上を図るようにしてい
る。
すなわち具体的に数値を挙げて説明すると、チツプ4
の主切刃5および副切刃6に沿うチツプ逃げ角α1,α2
が、通常の鋼用のものでは11°〜20°程度であるのに対
して20°〜27°とされている。そしてチツプ4は、主切
刃5および副切刃6共に10°〜13°程度(鋼用では6°
〜8°)の逃げ角θ1,θ2を付されてフライス本体1に
装着されている。
の主切刃5および副切刃6に沿うチツプ逃げ角α1,α2
が、通常の鋼用のものでは11°〜20°程度であるのに対
して20°〜27°とされている。そしてチツプ4は、主切
刃5および副切刃6共に10°〜13°程度(鋼用では6°
〜8°)の逃げ角θ1,θ2を付されてフライス本体1に
装着されている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記従来のスローアウエイ式正面フライス
にあっては、例えばアルミ合金の切削においてフランク
摩耗が増大してくると切屑が逃げ面の全体に溶着してし
まい、これにより仕上げ面粗さが極端に悪化してしまう
という問題があった。
にあっては、例えばアルミ合金の切削においてフランク
摩耗が増大してくると切屑が逃げ面の全体に溶着してし
まい、これにより仕上げ面粗さが極端に悪化してしまう
という問題があった。
また、チツプ4の逃げ面に上述した溶着が起こると、
切削抵抗が増大し、これに加えて溶着物が生成・脱落す
るため、この結果チツプ4の寿命が著しく低下してしま
うという問題があった。
切削抵抗が増大し、これに加えて溶着物が生成・脱落す
るため、この結果チツプ4の寿命が著しく低下してしま
うという問題があった。
他方、一般にチツプ4自体のチツプ逃げ角α1、α2
としては、主切刃のチツピング防止の観点からも上述し
た20°〜27°程度が限度と考えられており、したがって
上述した逃げ角の面からこれらの問題の解決を図るのは
困難であると考えられていた。
としては、主切刃のチツピング防止の観点からも上述し
た20°〜27°程度が限度と考えられており、したがって
上述した逃げ角の面からこれらの問題の解決を図るのは
困難であると考えられていた。
しかるに、本願考案者等は、これまで不適当であると
考えられていたチツプ逃げ角が極めて大きな各種チツプ
を、従来より大きな逃げ角およびすくい角を付して工具
本体に装着してアルミ合金等の被削材に対する様々な切
削試験を行った結果、チツプの主切刃5側のチツプ逃げ
角α2を従来のものよりさらに大きい20°〜45°、好ま
しくは30°〜45°にし、これを副切刃6の逃げ角θ1が
15°〜30°になるように装着した場合に、逃げ面に溶着
を生じることがないうえに、さらに大きなすくい角βを
とることができる結果切削抵抗が低減化し、これにより
切刃のチツピングも生じることがないという知見を得る
に至った。
考えられていたチツプ逃げ角が極めて大きな各種チツプ
を、従来より大きな逃げ角およびすくい角を付して工具
本体に装着してアルミ合金等の被削材に対する様々な切
削試験を行った結果、チツプの主切刃5側のチツプ逃げ
角α2を従来のものよりさらに大きい20°〜45°、好ま
しくは30°〜45°にし、これを副切刃6の逃げ角θ1が
15°〜30°になるように装着した場合に、逃げ面に溶着
を生じることがないうえに、さらに大きなすくい角βを
とることができる結果切削抵抗が低減化し、これにより
切刃のチツピングも生じることがないという知見を得る
に至った。
この考案は、上記知見に基づいてなされたものである。
[課題を解決するための手段] この考案スローアウエイ式転削工具は、工具本体の先
端部外周に主切刃と副切刃を有し主切刃に沿うチツプ逃
げ角が20°〜45°であり、副切刃に沿うチツプ逃げ角が
20°〜55°であるチツプを、主切刃を工具本体の外周側
に位置させ、かつ副切刃を先端側において15°〜30°の
逃げ角を付して装着したものであり、あるいは上記チツ
プを、主切刃および副切刃にそれぞれ15°〜30°の逃げ
角を付して装着したものである。
端部外周に主切刃と副切刃を有し主切刃に沿うチツプ逃
げ角が20°〜45°であり、副切刃に沿うチツプ逃げ角が
20°〜55°であるチツプを、主切刃を工具本体の外周側
に位置させ、かつ副切刃を先端側において15°〜30°の
逃げ角を付して装着したものであり、あるいは上記チツ
プを、主切刃および副切刃にそれぞれ15°〜30°の逃げ
角を付して装着したものである。
[作用] この考案のスローアウエイ式転削工具においては、主
切刃および副切刃に沿うチツプ逃げ角がそれぞれ20°以
上であるため、逃げ面と被削材との接触と、それに伴う
逃げ面の摩耗が防止される。
切刃および副切刃に沿うチツプ逃げ角がそれぞれ20°以
上であるため、逃げ面と被削材との接触と、それに伴う
逃げ面の摩耗が防止される。
また、主切刃および副切刃に沿うチツプ逃げ角をそれ
ぞれ45°以下または55°以下とすることにより、チツプ
の刃先強度が相対的に高く維持され、チッピングの発生
が防止される。
ぞれ45°以下または55°以下とすることにより、チツプ
の刃先強度が相対的に高く維持され、チッピングの発生
が防止される。
一方、チップが、少なくとも副切刃に15°以上の逃げ
角を付して装着されているため、逃げ面への切り屑の溶
着が確実に防止される。
角を付して装着されているため、逃げ面への切り屑の溶
着が確実に防止される。
また、チツプが、少なくとも副切刃に30°以下の逃げ
角を付して装着されているため、十分なすくい角が付与
されて切削抵抗が軽減される。
角を付して装着されているため、十分なすくい角が付与
されて切削抵抗が軽減される。
[実施例] 以下に、本願考案のスローアウエイ式転削工具の一例
について具体的に説明する。
について具体的に説明する。
なお、各部の符号については、第1図〜第3図に示し
た符号を用いてその説明を省略する。
た符号を用いてその説明を省略する。
この例のスローアウエイ式正面フライスにおいては、
フライス本体1の先端部外周に、主切刃5に沿うチツプ
逃げ角α2が20°〜45°とされ、かつ副切刃6に沿うチ
ツプ逃げ角α1が20°〜55°とされたチツプ4が着脱自
在に装着されている。ここで、チツプ逃げ角α1,α2を
20°〜55°あるいは20°〜45°としたのは、上記逃げ角
α1,α2が20°に満たないと十分なに逃げ角θ1,θ2を
得ることができず、他方45°あるいは55°を超えるとチ
ツプ自体の刃先強度が低下してアルミ合金等であっても
チツピングを生じ、さらにチツプの底面の面積が小さく
なって着座性が低下してしまい、それぞれ不都合だから
である。
フライス本体1の先端部外周に、主切刃5に沿うチツプ
逃げ角α2が20°〜45°とされ、かつ副切刃6に沿うチ
ツプ逃げ角α1が20°〜55°とされたチツプ4が着脱自
在に装着されている。ここで、チツプ逃げ角α1,α2を
20°〜55°あるいは20°〜45°としたのは、上記逃げ角
α1,α2が20°に満たないと十分なに逃げ角θ1,θ2を
得ることができず、他方45°あるいは55°を超えるとチ
ツプ自体の刃先強度が低下してアルミ合金等であっても
チツピングを生じ、さらにチツプの底面の面積が小さく
なって着座性が低下してしまい、それぞれ不都合だから
である。
そして上記チツプ4は、副切刃6に沿う逃げ面の逃げ
角θ1が、15°〜30°になるようにして装着されてい
る。上記逃げ角θ1を15°〜30°としたのは、この逃げ
角θ1が15°に満たないと逃げ面への切屑の溶着を確実
に防止することができず、他方30°を超えると相対的に
すくい角βが小さくなり、切削抵抗が増加して工具寿命
の低下を招いてしまうからである。
角θ1が、15°〜30°になるようにして装着されてい
る。上記逃げ角θ1を15°〜30°としたのは、この逃げ
角θ1が15°に満たないと逃げ面への切屑の溶着を確実
に防止することができず、他方30°を超えると相対的に
すくい角βが小さくなり、切削抵抗が増加して工具寿命
の低下を招いてしまうからである。
また、チツプ4は、その主切刃5に沿う逃げ面の逃げ
角θ2が10°〜30°、さらに好ましくは15°〜30°にな
るようにして装着されている。すなわち、上記逃げ角θ
2を15°以上にすれば逃げ面への溶着を確実に防止する
ことができるのに対し、30°を超えると副切刃6部分に
おける場合と同様に、切削抵抗が増加して不都合だから
である。
角θ2が10°〜30°、さらに好ましくは15°〜30°にな
るようにして装着されている。すなわち、上記逃げ角θ
2を15°以上にすれば逃げ面への溶着を確実に防止する
ことができるのに対し、30°を超えると副切刃6部分に
おける場合と同様に、切削抵抗が増加して不都合だから
である。
以上の構成からなるスローアウエイ式正面フライスに
あっては、チツプ逃げ角α1,α2を極力小さくしてすく
い角βおよび逃げ角θ1,θ2を大きくしたので、アルミ
合金等の非鉄軽合金の切削において切屑が逃げ面に溶着
することがなく、優れた仕上げ面精度を得ることができ
るとともに、切削抵抗が低減化し、さらに工具摩耗の進
行が少なくなるため、主切刃5および副切刃6のチツピ
ングが防止されて工具寿命を大幅に延ばすことが可能と
なる。
あっては、チツプ逃げ角α1,α2を極力小さくしてすく
い角βおよび逃げ角θ1,θ2を大きくしたので、アルミ
合金等の非鉄軽合金の切削において切屑が逃げ面に溶着
することがなく、優れた仕上げ面精度を得ることができ
るとともに、切削抵抗が低減化し、さらに工具摩耗の進
行が少なくなるため、主切刃5および副切刃6のチツピ
ングが防止されて工具寿命を大幅に延ばすことが可能と
なる。
なお、上記実施例においては、スローアウエイ式正面
フライスに適用した場合についてのみ説明したがこれに
限るものではなく、スローアウエイ式側フライスやスロ
ーアウエイ式エンドミル等の各種のスローアウエイ式転
削工具についても同様に適用することが可能である。
フライスに適用した場合についてのみ説明したがこれに
限るものではなく、スローアウエイ式側フライスやスロ
ーアウエイ式エンドミル等の各種のスローアウエイ式転
削工具についても同様に適用することが可能である。
[実験例] 以下に、実験例を示し、本考案の効果について説明す
る。
る。
表1に示すような刃先角度の異なる3種のチツプ(従
来品1、本考案に係るもの2)を平面フライスに取り付
けて切削を行い、切削後の切刃の最大逃げ面摩耗、仕上
げ面精度、およびバリの発生状況を比較した。なお、表
1に記載したもの以外の切削条件は全て同一とした。
来品1、本考案に係るもの2)を平面フライスに取り付
けて切削を行い、切削後の切刃の最大逃げ面摩耗、仕上
げ面精度、およびバリの発生状況を比較した。なお、表
1に記載したもの以外の切削条件は全て同一とした。
その結果、最大逃げ面摩耗は、従来品を使用した場合
が0.85mmであるのに対し、考案例1が0.78mm、考案例2
では0.67mmであった。また、仕上げ面精度は考案例2を
使用した場合が最も高く、以下考案例1、従来品の順で
あった。一方、バリの発生は考案例2を使用した場合が
最も少なく、以下考案例1、従来品の順であった。
が0.85mmであるのに対し、考案例1が0.78mm、考案例2
では0.67mmであった。また、仕上げ面精度は考案例2を
使用した場合が最も高く、以下考案例1、従来品の順で
あった。一方、バリの発生は考案例2を使用した場合が
最も少なく、以下考案例1、従来品の順であった。
すなわち、本実験から、θ1、θ2を15°以上とする
ことにより、工具の逃げ面摩耗が軽減され、かつ高い仕
上げ面精度が得られることが示された。
ことにより、工具の逃げ面摩耗が軽減され、かつ高い仕
上げ面精度が得られることが示された。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案のスローアウエイ式転削
工具は、工具本体の先端部外周に、主切刃と副切刃とを
有するチツプを、その主切刃を工具本体の外周側とし、
かつ副切刃を先端側として装着したものであって、特
に、 主切刃および副切刃に沿うチツプ逃げ角をそれぞれ20
°以上としたチツプを、少なくとも副切刃に15°以上の
逃げ角を付して装着したため、逃げ面への切り屑の溶着
が防止されて優れた仕上げ面精度が得られ、かつ工具の
逃げ面摩耗が軽減され、工具寿命が伸長する。
工具は、工具本体の先端部外周に、主切刃と副切刃とを
有するチツプを、その主切刃を工具本体の外周側とし、
かつ副切刃を先端側として装着したものであって、特
に、 主切刃および副切刃に沿うチツプ逃げ角をそれぞれ20
°以上としたチツプを、少なくとも副切刃に15°以上の
逃げ角を付して装着したため、逃げ面への切り屑の溶着
が防止されて優れた仕上げ面精度が得られ、かつ工具の
逃げ面摩耗が軽減され、工具寿命が伸長する。
チツプを少なくとも副切刃に30°以下の逃げ角を付し
て装着したため、十分なすくい角が付与されて切削抵抗
が軽減される。
て装着したため、十分なすくい角が付与されて切削抵抗
が軽減される。
主切刃および副切刃に沿うチツプ逃げ角をそれぞれ45
°以下または55°以下としたため、相対的に高い刃先強
度が維持可能となり、主切刃および副切刃のチッピング
が防止される。
°以下または55°以下としたため、相対的に高い刃先強
度が維持可能となり、主切刃および副切刃のチッピング
が防止される。
という優れた効果を奏するものである。
すなわち、本考案のスローアウエイ式転削工具によれ
ば、逃げ面に溶着を生じることなく良好な仕上げ面が得
られるとともに、工具寿命を大幅に延ばすことができ、
さらに切削抵抗が低減化して切刃のチツピングを招くこ
とのない、優れた切削性能を得ることができる。
ば、逃げ面に溶着を生じることなく良好な仕上げ面が得
られるとともに、工具寿命を大幅に延ばすことができ、
さらに切削抵抗が低減化して切刃のチツピングを招くこ
とのない、優れた切削性能を得ることができる。
第1図〜第3図は一般的なスローアウエイ式正面フライ
スを示すもので、第1図は縦断面図、第2図は第1図の
X-X線視図、第3図は第1図のY-Y線視図である。 1……フライス本体(工具本体)、4……スローアウエ
イチツプ(チツプ)、5……主切刃、6……副切刃、α
1……副切刃に沿う逃げ面のチツプ逃げ角、α2……主
切刃に沿う逃げ面のチツプ逃げ角、θ1……副切刃に沿
う逃げ面の逃げ角、θ2……主切刃に沿う逃げ面の逃げ
角。
スを示すもので、第1図は縦断面図、第2図は第1図の
X-X線視図、第3図は第1図のY-Y線視図である。 1……フライス本体(工具本体)、4……スローアウエ
イチツプ(チツプ)、5……主切刃、6……副切刃、α
1……副切刃に沿う逃げ面のチツプ逃げ角、α2……主
切刃に沿う逃げ面のチツプ逃げ角、θ1……副切刃に沿
う逃げ面の逃げ角、θ2……主切刃に沿う逃げ面の逃げ
角。
Claims (2)
- 【請求項1】工具本体の先端部外周に、主切刃と副切刃
を有し上記主切刃に沿うチツプ逃げ角が20°〜45°でか
つ上記副切刃に沿うチツプ逃げ角が20°〜55°であるス
ローアウエイチツプを、上記主切刃を上記工具本体の外
周側に位置させ、上記副切刃を先端側においてこの副切
刃に沿う逃げ面に15°〜30°の逃げ角を付して装着して
なることを特徴とするスローアウエイ式転削工具。 - 【請求項2】工具本体の先端部外周に、主切刃と副切刃
を有し上記主切刃に沿うチツプ逃げ角が20°〜45°でか
つ上記副切刃に沿うチツプ逃げ角が20°〜55°であるス
ローアウエイチツプを、上記主切刃を上記工具本体の外
周側に位置させるとともに、上記副切刃を先端側に位置
させ、かつこれら主切刃および副切刃に沿う逃げ面にそ
れぞれ15°〜30°の逃げ角を付して装着してなることを
特徴とするスローアウエイ式転削工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988040615U JP2504992Y2 (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | スロ―アウエイ式転削工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988040615U JP2504992Y2 (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | スロ―アウエイ式転削工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01143307U JPH01143307U (ja) | 1989-10-02 |
JP2504992Y2 true JP2504992Y2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=31267084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988040615U Expired - Lifetime JP2504992Y2 (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | スロ―アウエイ式転削工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2504992Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5974019U (ja) * | 1982-11-11 | 1984-05-19 | 東芝タンガロイ株式会社 | 正面フライス |
JPS6239106A (ja) * | 1985-08-12 | 1987-02-20 | Toshiba Corp | 植刃式正面フライスの超硬チツプ |
-
1988
- 1988-03-28 JP JP1988040615U patent/JP2504992Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01143307U (ja) | 1989-10-02 |
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