JP2504956Y2 - リヤデッキ構造 - Google Patents

リヤデッキ構造

Info

Publication number
JP2504956Y2
JP2504956Y2 JP1990113388U JP11338890U JP2504956Y2 JP 2504956 Y2 JP2504956 Y2 JP 2504956Y2 JP 1990113388 U JP1990113388 U JP 1990113388U JP 11338890 U JP11338890 U JP 11338890U JP 2504956 Y2 JP2504956 Y2 JP 2504956Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cross member
rear deck
suspension
cross
member extension
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1990113388U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0470585U (ja
Inventor
秀記 吉岡
淳一 永野
奈緒美 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP1990113388U priority Critical patent/JP2504956Y2/ja
Publication of JPH0470585U publication Critical patent/JPH0470585U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2504956Y2 publication Critical patent/JP2504956Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車のリヤデッキ構造に関する。
従来の技術 従来の乗用自動車のリヤデッキ01は、例えば第3図に
示すように、リヤシートバック(図示略)の位置まで前
方に延出するリヤデッキエクステンション03の外側面
に、スプリングハウス05を固着し、スプリングハウス05
の上端部をサスペンションCの上部に連結していた。
02はリヤフロアパネル、04はリヤシェルフパネルであ
る。
考案が解決しようとする課題 上述のような従来の構造のものにおいては、サスペン
ション取付部であるスプリングハウス05の上端部が、第
3図矢示のように、車体の内方に向かって中倒れる傾向
があり、車体強度上好ましくなかった。
本考案は、このような問題点に鑑み、リヤデッキにお
けるサスペンション取付部の中倒れを防止するととも
に、全体の強度の向上を図ったリヤデッキ構造を提供す
ることを目的としている。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、本考案のリヤデッキ構造
は、リヤデッキを、正面の断面形状がほぼ台形をなす箱
状に形成し、かつリヤデッキの両側部に、傾斜側面を底
辺とする三角形状の補強構造部を介して、サスペンショ
ン取付部を連設し、該サスペンション取付部にサスペン
ションの上部を連結したことを特徴としている。
作用 本考案によると、上記部材を用いリヤデッキ構造をほ
ぼ台形の断面形状としたこと、その両側部に三角形状の
補強構造部を介してサスペンション取付部を連設したこ
と、及び上壁部に車幅方向の閉断面空間を形成したこと
により、リヤデッキ全体の強度が増し、左右のサスペン
ション取付部にリヤデッキ全体の荷重が掛ったときのサ
スペンション取付部の中倒れが確実に防止される。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図を参照し
て説明する。
第1図はリヤデッキ部分の縦断正面形状を、また第2
図はリヤデッキの一側部の結合構造の詳細をそれぞれ示
すもので、リヤデッキ1は、底部を構成するリヤフロア
パネル2と、上壁部に車幅方向に伸びる閉断面空間を形
成するリヤデッキクロスメンバ(以下単にクロスメンバ
という)3及び該クロスメンバに固着したリヤシェルフ
パネル4と、クロスメンバ3の両側部より外下方に向か
って傾斜状態で延出することにより傾斜側面5aを形成す
るクロスメンバエクステンションインナ5と、クロスメ
ンバ3及びリヤシェルフパネル4の両側端部より外側方
にほぼ水平に延出するクロスメンバエクステンションア
ウタ6と、このクロスメンバエクステンションアウタ6
の下面に上片7aを重合するようにして固着し、かつ上片
7aの内端部より垂下する垂下片7bの下部を、クロスメン
バエクステンションインナ5の周辺フランジ5d及びリヤ
フロアパネル2の両側端にそれぞれ固着したスプリング
ハウス7とからなっている。
クロスメンバ3は、ほぼ水平な基片3aの後方縁部より
後片3cが起立するほぼL字状の断面形状を有し、基片3a
の前縁に下方に向けて折曲して形成した取付フランジ3b
を、リヤシェルフパネル4の前縁より垂下する垂下片4a
の後面に重合させて固着し、かつ後片3cの上端に後方に
向けて折曲して形成した取付フランジ3dをリヤシェルフ
パネル4の下面に重合させて固着することにより、リヤ
シェルフパネル4の前部と協働して、ほぼ角筒状の構造
を呈している。
また、クロスメンバ3の側部では、クロスメンバエク
ステンションインナ5の前縁に下方に向けて折曲して形
成した取付フランジ5cを取付フランジ3bの後面に重合さ
せて固着するとともに、クロスメンバエクステンション
インナの傾斜側面5aの後方縁部より起立する後片5bを後
片3c後面に重合させて固着し、かつクロスメンバエクス
テンションアウタ6の周辺フランジ6aを基片3aの下面に
重合させて固着することにより、クロスメンバ3とリヤ
シェルフパネル4とクロスメンバエクステンションイン
ナ5とクロスメンバエクステンションアウタ6との結合
部で箱型断面のバルクヘッドの役目を果たしている。
第1図に示すように、リヤデッキ1は、リヤフロアパ
ネル(底辺)2と、クロスメンバ(上辺)3と、クロス
メンバエクステンションインナ(両傾斜側辺)5とによ
り、正面の断面形状がほぼ台形をなす箱状に形成してあ
る。
また、リヤデッキ1の両側部には、傾斜側面5aを備え
るクロスメンバエクステンションインナ5を底辺とし、
かつスプリングハウス7の垂下片7bとクロスメンバ3の
基片3aの両側部を他の2辺とする三角形状の補強構造部
Aを介して、クロスメンバエクステンションアウタ6と
スプリングハウス7の上片7aとにより構成されるサスペ
ンション取付部Bを連設し、このサスペンション取付部
BにサスペンションCの上部を連結してある。
サスペンションCは、クロスメンバエクステンション
アウタ6及びスプリングハウス7の上片7aに連続して穿
設した軸孔8を貫通し、かつ上端に拡径頭部9aを有する
サスペンション軸9と、スプリングハウス7の上片7aの
下面に圧接するようにしてサスペンション軸9に嵌合し
たばね受け10と、このばね受け10とサスペンション軸9
の下部に設けたばね受け(図示略)との間において、サ
スペンション軸9に外嵌するようにして縮設した圧縮コ
イルばね11とを備え、サスペンション軸9の下端部で後
車輪(図示略)を支持するようにしてある。
リヤシェルフパネル4の前部を除く両側部は、クロス
メンバエクステンションインナ5の傾斜側面5aの斜面角
度より浅い傾斜角をもって傾斜させることにより、傾斜
側面5aとともに、外下方に向かって拡開する末広がり状
の構造を呈するようにするのがよい。
この実施例のような構成とすると、リヤデッキ1の主
要構成をほぼ台形状の断面構造とし、かつその両側部に
三角形状の補強構造部Aを介してサスペンション取付部
Bを連設したので、サスペンション取付部Bの中倒れを
効果的に防止できるとともに、リヤデッキ1全体の強度
の向上を図ることができる。
また、上述のように、リヤシェルフパネル4の両側部
とクロスメンバエクステンションインナ5とを末広がり
状の構造とし、また、補強構造部Aに箱型断面のバルク
ヘッドを形成すると、さらに強度の向上を図り、サスペ
ンション取付部Bの中倒れをより確実に防止することが
できる。
考案の効果 以上から明らかなように、本考案によると、リヤデッ
キの基本構造を台形状とし、かつその両側部に三角形状
の補強構造部を介してサスペンション取付部を連設した
ので、サスペンション取付部の中倒れを確実に防止し、
かつ全体の強度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縦断正面図、第2図は第1
図の要部の斜視図、第3図は従来の自動車のリヤデッキ
部の概略縦断正面図である。 1……リヤデッキ、2……リヤフロアパネル、3……リ
ヤデッキクロスメンバ、3a……基片、3b,3d,5c……取付
フランジ、3c,5b……後片、4……リヤシェルフパネ
ル、4a,7b……垂下片、5……クロスメンバエクステン
ションインナ、5a……傾斜側面、5d,6a……周辺フラン
ジ、6……クロスメンバエクステンションアウタ、7…
…スプリングハウス、7a……上片、8……軸孔、9……
サスペンション軸、9a……拡径頭部、10……ばね受け、
11……圧縮コイルばね、A……補強構造部、B……サス
ペンション取付部、C……サスペンション。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リヤデッキを、リヤデッキクロスメンバと
    クロスメンバエクステンションインナとスプリングハウ
    スとリヤフロアパネルとで正面の断面形状がほぼ台形を
    なす箱状に形成し、リヤデッキの上壁部に、リヤデッキ
    クロスメンバとリヤシェルフパネルとで車幅方向に伸び
    る閉断面空間を形成し、かつリヤデッキの両側部に、リ
    ヤデッキクロスメンバとクロスメンバエクステンション
    インナとクロスメンバエクステンションアウタとスプリ
    ングハウスとで形成される三角形状の補強構造部を介し
    て、クロスメンバエクステンションアウタとスプリング
    ハウスとを重合して形成されるサスペンション取付部を
    連設し、該サスペンション取付部にサスペンションの上
    部を連結したことを特徴とするリヤデッキ構造。
JP1990113388U 1990-10-31 1990-10-31 リヤデッキ構造 Expired - Fee Related JP2504956Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990113388U JP2504956Y2 (ja) 1990-10-31 1990-10-31 リヤデッキ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990113388U JP2504956Y2 (ja) 1990-10-31 1990-10-31 リヤデッキ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0470585U JPH0470585U (ja) 1992-06-23
JP2504956Y2 true JP2504956Y2 (ja) 1996-07-24

Family

ID=31860968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990113388U Expired - Fee Related JP2504956Y2 (ja) 1990-10-31 1990-10-31 リヤデッキ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2504956Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0244574U (ja) * 1988-09-22 1990-03-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0470585U (ja) 1992-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6313868A (ja) 自動車の下部車体構造
JPH10273073A (ja) ショックアブソーバ取付構造
JP2504956Y2 (ja) リヤデッキ構造
JPH0446936U (ja)
JPS59156871A (ja) 車体構造
JPS621862B2 (ja)
JPH0511737Y2 (ja)
JPS607235Y2 (ja) 自動車用シ−ト
JPH0730470Y2 (ja) リヤフロアの剛性補強構造
JPS598937Y2 (ja) 自動車の後部車体構造
JPH0415575Y2 (ja)
JPH0235020Y2 (ja)
JPH0715824Y2 (ja) 自動車のダッシュパネル部車体構造
JPS6241902Y2 (ja)
JPS6126081Y2 (ja)
JP2520543Y2 (ja) サスペンションメンバ結合構造
JPH0420707Y2 (ja)
JPS5816447Y2 (ja) シ−トベルト端の取付部構造
JPS6237822Y2 (ja)
JPH0343084Y2 (ja)
JPS5921103Y2 (ja) 自動車の車体構造
JPS634687Y2 (ja)
JPS6232942Y2 (ja)
JPH054449Y2 (ja)
JPS5935494Y2 (ja) エレベ−タかご室

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees