JP2504421Y2 - 車載用ヘッドユニット - Google Patents

車載用ヘッドユニット

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JP2504421Y2
JP2504421Y2 JP5928492U JP5928492U JP2504421Y2 JP 2504421 Y2 JP2504421 Y2 JP 2504421Y2 JP 5928492 U JP5928492 U JP 5928492U JP 5928492 U JP5928492 U JP 5928492U JP 2504421 Y2 JP2504421 Y2 JP 2504421Y2
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ill
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vehicle
head unit
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博之 藤原
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車載用ヘッドユニットに
関し、より詳細には、照明用ランプを備え、車両の減光
回路(レオスタット回路)に接続される車載用ヘッドユ
ニットに関する。
【0002】
【従来の技術】車両の照明(減光)回路には、ヘッドユ
ニット側と車両側とを接続する端子のうち、マイナス端
子(ILL-端子)が車両側に接続されているものとオ−プ
ンになっているものとの2種類のタイプがある。図2に
ILL-端子がオ−プンになっている場合の照明(減光)回
路、図3にILL-端子が車両側に接続されている場合の照
明(減光)回路を示す。
【0003】図2において、21は照明用ランプを示し、
照明用ランプ21のプラス端子21a はILL+端子22に接続さ
れており、照明用ランプ21のマイナス端子21b はILL-端
子23に接続されている。図2の場合、ILL-端子23がオ−
プンとなっているので、点線で示したように、照明用ラ
ンプ21を点灯させるためにヘッドユニット側で照明用ラ
ンプ21のマイナス端子21b が接地される。
【0004】図3はILL-端子が車両側で接地された場合
を示しており、(a)はILL-端子が車体のボディに直接
接地された場合を示し、(b)はILL-端子が可変抵抗R
を介して接地された場合(ILL-端子がアナログ式のレオ
スタットである場合)を示し、(c)はILL-端子がトラ
ンジスタTr1 を介して接地された場合(ILL-端子がデ
ジタル式のレオスタットである場合)を示している。
【0005】図3(a)において、31は照明用ランプを
示し、照明用ランプ31のプラス端子31a はILL+端子32に
接続され、マイナス端子31b はILL-端子33に接続されて
おり、ILL-端子33は車両側で接地されている。図3
(b)において、41は照明用ランプを示し、照明用ラン
プ41のプラス端子41a はILL+端子42に接続され、マイナ
ス端子41b はILL-端子43に接続されており、ILL-端子43
は可変抵抗Rを介して車両側で接地されている。図3
(c)において、51は照明用ランプを示し、照明用ラン
プ51のプラス端子51a は ILL+ 端子52に接続され、マイ
ナス端子51b はILL-端子53に接続されており、ILL-端子
53はエミッタE が接地されたNPN 型トランジスタTr1
のコレクタC に接続されている。なお、図3(b)およ
び(c)の場合には、点線で示したように、ILL+端子と
ILL-端子との間に車両側の照明用ランプ44、54 を介装す
ることができる。
【0006】上記図2および図3に示した照明(減光)
回路のうち、図2と図3(a)に示した回路では照明用
ランプ21( あるいは照明用ランプ31) をフル点灯させる
機能しかないが、図3(b)および(c)に示した回路
では照明用ランプ41( あるいは照明用ランプ51) を流れ
る電流を制御することにより、照明用ランプ41( あるい
は照明用ランプ51) の明るさを調整することができるよ
うになっている。
【0007】図3(b)に示した回路の場合、可変抵抗
Rの値を変化させることにより照明用ランプ41( および
照明用ランプ44) を流れる電流の大きさを変化させるこ
とで、照明用ランプ41( および照明用ランプ44) の明る
さを調整することができるようになっている。ただしこ
の場合、ILL+端子42とILL-端子43との間に介装される照
明用ランプの数が多くなるにつれて抵抗Rに流れる電流
(抵抗Rで消費される電力量)も多くなるので、車両側
であまり多くの照明用ランプを前記端子間に介装するこ
とは出来ない。
【0008】図3(c)に示した回路の場合、トランジ
スタTr1 のベ−スB に入力するパルスのデュ−ティ比
を変化させることで照明用ランプ51( および照明用ラン
プ54) の明るさを調整することができるようになってい
る。この場合、照明用ランプ51( および照明用ランプ5
4) は前記パルスのデュ−ティ比に応じて点滅している
(オン・オフを繰り返している)ので、トランジスタT
1 にそう多くの電流は流れず、比較的多くの照明用ラ
ンプをILL+端子52とILL-端子53との間に介装することが
できる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】上記したように車両の
照明(減光)回路には、図2に示した回路と図3に示し
た回路との2種類がある。図2に示した回路の場合、照
明用ランプのマイナス端子21b (ILL-端子23) はヘッド
ユニット側で接地されている。図3(a)、(b)、
(c)に示した回路の場合、照明用ランプのマイナス端
子はILL-端子を介して車両側で直接、あるいは可変抵抗
RまたはトランジスタTr1 を介して接地されており、
ヘッドユニット側は共通となっている。このように、図
2に示した回路と図3に示した回路とでは、ヘッドユニ
ット側の構成に差異がある。したがって、従来の技術に
おいては、どの照明(減光)回路にも対応することがで
きるヘッドユニットを設定することができず、例え機能
的には全く同一であっても、使用する照明(減光)回路
が図2に示したものであるか、あるいは図3に示したも
のであるかにより、それぞれに対応したヘッドユニット
を2機種設定しなければならなかった。
【0010】本考案は上記課題に鑑みなされたものであ
り、すべての照明(減光)回路に対応することができる
車載用ヘッドユニットを提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案に係る車載用ヘッドユニットは、照明用ランプ
を備え、車両の減光回路に接続される車載用ヘッドユニ
ットにおいて、前記ランプと前記減光回路の−端子との
間に、該−端子における電位を検知して増幅する検知手
段が介装されていることを特徴としている。
【0012】
【作用】上記構成によれば、前記ランプと前記減光回路
の−端子(ILL-端子)との間に、該−端子における電位
を検知して増幅する検知手段が介装されているので、該
検知手段により前記ILL-端子の電位が検知され、前記減
光回路の構成に応じた制御が行なわれる。
【0013】
【実施例】以下、本考案に係る車載用ヘッドユニットの
実施例を図面に基づいて説明する。図1は実施例に係る
車載用ヘッドユニットに装備されたレオスタット(減光
回路)検知回路10を概略的に示した回路構成図である。
図1において、11はILL-端子を示しており、ILL-端子11
はプルダウン抵抗RP を介して接地されると共に、抵抗
1 を介してバッファアンプ12の入力端子12a にも接続
されている。バッファアンプ12のもう一方の入力端子12
b は接地されており、バッファアンプ12の出力側は積分
回路13の入力側に接続され、積分回路13の出力側はバッ
ファアンプ14の入力側に接続されている。バッファアン
プ14の出力側はPNP 型の制御トランジスタTrのベ−ス
B に接続されており、制御トランジスタTrのコレクタ
C は接地され、エミッタE は図示しない照明用ランプの
−端子に接続されている。
【0014】上記の如く構成されたレオスタット検知回
路10は、以下のように動作する。 (1)ILL-端子11がオ−プンである場合 プルダウン抵抗RP によりILL-端子11がロ−レベルに設
定され、バッファアンプ12の入力端子12a に入力され
る。入力端子12a にロ−レベルが入力されると、バッフ
ァアンプ12からはハイレベルが出力される。該出力は積
分回路13で前記レベルのまま保持された後、バッファア
ンプ14に入力され、バッファアンプ14で増幅されて制御
トランジスタTrのベ−スB に入力される。この時のベ
−スの電圧をVB1とし、エミッタの電圧をVE 、制御ト
ランジスタTrのスレッショルド電圧をVEBとすると、
B1はVB1≦VE −VEBとなるようにバッファアンプ14
により制御される。つまり、レオスタット検知回路10に
おいては、ILL-端子11がロ−レベルに設定されると、ベ
−スB の電圧がVB1となって制御トランジスタTrがオ
ンするように制御される。制御トランジスタTrがオン
すると、エミッタからコレクタに向かって電流が流れ、
図示しない照明用ランプが(フル)点灯する。
【0015】(2)ILL-端子11が車両側で接地されてい
る場合 車両側で接地されていることにより、ILL-端子11の電位
がロ−レベルに設定される。以下、(1)の場合と同じ
動作が行なわれる。 (3)ILL-端子11がアナログ式レオスタットに接続され
ている場合 この場合、図3(b)に示したようにILL-端子11には可
変抵抗Rが接続されている。可変抵抗Rにより分圧さ
れ、ILL-端子11に現われたDC電圧はバッファアンプ1
2、積分回路13、バッファアンプ14を介して制御トラン
ジスタTrのベ−スB に入力され、制御トランジスタT
rをオンさせる。その際、制御トランジスタTrを流れ
る電流は、後述する(4)の場合と同様に、前記DC電
圧の大きさに応じた大きさをとる。
【0016】(4)ILL-端子11がデジタル式レオスタッ
トに接続されている場合 この場合、図3(c)に示したようにILL-端子11にはト
ランジスタTr1 が接続されている。トランジスタTr
1 のベ−スB にパルス信号が入力されると、ILL-端子11
には前記パルス信号を反転した信号が出力され、バッフ
ァアンプ12の入力端子12a に入力される。前記出力信号
はバッファアンプ12で反転され、前記パルス信号と同相
の信号となって積分回路13に入力される。前記同相信号
は積分回路13で平滑化され、前記パルス信号のデュ−テ
ィ比に応じたDC信号となってバッファアンプ14に入力
される。該DC信号はバッファアンプ14で増幅された
後、制御トランジスタTrのベ−スB に入力され、制御
トランジスタTrをオンさせる。この時の前記ベ−スの
電圧をVBDC とすると、VBDC はVE と VE −VBDC
>VEB ‥‥ の関係にある。また、VE とVBDC
との関係は等号を用いれば、VE −VBDC =VEB+Vα
‥‥ ただし、Vα>0 と書くことができる。
【0017】以上のように、ILL-端子11にパルス信号が
入力された場合には、該パルス信号のデュ−ティ比に応
じたDC電圧VBDC が制御トランジスタTrのベ−スB
に入力され、制御トランジスタTrがオンする。そのと
き制御トランジスタTrに流れる電流の大きさは(=図
示しない照明用ランプの明るさは)、式におけるVα
の大きさにより決定される。
【0018】以上説明したように実施例に係る車載用ヘ
ッドユニットでは、ILL-端子11と照明用ランプとの間に
レオスタット検知回路10が介装されているので、上記
(1)〜(4)で示したように、すべての照明(減光)
回路に対応することができる。したがって、実施例に係
る車載用ヘッドユニットを用いれば、すべての照明(減
光)回路に対応することができ、従来のようにILL-端子
11がオ−プンであるかないかを区別して2機種のヘッド
ユニットを設定する必要性がなくなり、ヘッドユニット
を一機種で統一することが出来るようになる。
【0019】また、実施例に係る車載用ヘッドユニット
では、レオスタット検知回路10に積分回路13が介装され
ているので、ILL-端子11がデジタル式レオスタットであ
る場合に以下の効果を発揮する。図3(c)に示した従
来の照明(減光)回路においては、パルス信号のデュ−
ティ比に応じてランプ51(54) がオン・オフするので、
前記照明(減光)回路から周辺の回路に対してデジタル
ノイズが発散される。したがって、従来の照明(減光)
回路においては、前記デジタルノイズを防止するために
接続線のシ−ルドを堅固にする等の措置を取らなければ
ならなかった。しかし実施例においては、積分回路13が
介装されており、積分回路13により前記パルス信号のデ
ュ−ティ比がDC電圧に変換され、該DC電圧により照
明用ランプの明るさが制御されるようになっている。こ
れにより、上記したようなデジタルノイズの発散をなく
すことができる。
【0020】
【考案の効果】以上詳述したように本考案に係る車載用
ヘッドユニットには、照明用ランプと減光回路の−端子
との間に、該−端子における電位を検知して増幅する検
知手段が介装されているので、該検知手段により前記−
端子の電位が検知され、前記照明用ランプの明るさが前
記減光回路の構成に応じて制御される。これにより、照
明(減光)回路の構成いかんにかかわらずヘッドユニッ
トを共通にすることができ、車載用ヘッドユニットを一
機種で統一することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る車載用ヘッドユニットに装備され
たレオスタット検知回路の実施例を概略的に示した回路
構成図である。
【図2】従来の車両の照明(減光)回路の構成を示した
概略図であり、ILL-端子がオ−プンである場合を示した
図である。
【図3】従来の車両の照明(減光)回路の構成を示した
概略図であり、ILL-端子が車両側で接地されている場合
を示しており、(a)は直接接地されている場合、
(b)は可変抵抗を介して車両側で接地されている場
合、(c)はトランジスタを介して接地されている場合
を示している。
【符号の説明】
10 レオスタット検知回路 11 ILL-端子(減光回路の−端子) 12、14 バッファアンプ 13 積分回路 Tr 制御トランジスタ RP プルダウン抵抗

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明用ランプを備え、車両の減光回路に
    接続される車載用ヘッドユニットにおいて、前記ランプ
    と前記減光回路の−端子との間に、該−端子における電
    位を検知して増幅する検知手段が介装されていることを
    特徴とする車載用ヘッドユニット。
JP5928492U 1992-08-24 1992-08-24 車載用ヘッドユニット Expired - Lifetime JP2504421Y2 (ja)

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JPH0622077U JPH0622077U (ja) 1994-03-22
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