JP2504222Y2 - ガス容器の誤装填防止装置 - Google Patents

ガス容器の誤装填防止装置

Info

Publication number
JP2504222Y2
JP2504222Y2 JP7582893U JP7582893U JP2504222Y2 JP 2504222 Y2 JP2504222 Y2 JP 2504222Y2 JP 7582893 U JP7582893 U JP 7582893U JP 7582893 U JP7582893 U JP 7582893U JP 2504222 Y2 JP2504222 Y2 JP 2504222Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas container
flange
gas
knob
prevention device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7582893U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0741239U (ja
Inventor
眞 神口
Original Assignee
株式会社サン・フロンティア・テクノロジー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社サン・フロンティア・テクノロジー filed Critical 株式会社サン・フロンティア・テクノロジー
Priority to JP7582893U priority Critical patent/JP2504222Y2/ja
Publication of JPH0741239U publication Critical patent/JPH0741239U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2504222Y2 publication Critical patent/JP2504222Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は着脱式ガス容器を使用す
るガス器具においてガス容器の誤装填を防止する装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のガス器具は、ガス容器を正しく
セットしたときにはじめて気化ガスをバルブノズルから
吐出させる構造を有し、そのためにガス容器の位置を合
わせる切欠がガス容器のフランジに設けてあり、セット
の際にその切欠を器具側に設けた突起に嵌め合わせるよ
うになっている。しかし位置合わせをせずにガス容器を
無理に押し付けると、そのフランジを変形させてしまう
ことになり、ガス器具を破損させるおそれがある。そし
てさらにガス容器が接続されてしまった場合には、摘み
を操作するとガスを吐出させる危険がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は前記の点に着
目してなされたものでその課題とするところは、ガス容
器が誤装填されたときに、ガス器具の着火操作をする摘
みが動かせないようにすることにより危険を防止するこ
とである。
【0004】
【課題を解決しようとする手段】前記課題を解決するた
め本考案は、ガスの吐出が可能なバルブノズルを取り囲
むフランジ11に位置合わせ用の切欠12が設けられた
ガス容器10を使用するためのガス器具において、ガス
容器10が正しく装填されたときは先端部13がフラン
ジ11に押されて後退する縦方向部材14を前後動可能
に器具本体20に設け、同本体正面に設けてある着火操
作用の摘み15に連動して左右方向へ移動可能な横方向
部材16を一端部17が縦方向部材14と交叉するよう
に器具本体20に設け、ガス容器10の誤装填によりフ
ランジ11が定位置に達しないときに横方向部材16の
一端部17を止める停止面18と、正しいセットにより
縦方向部材14がフランジ11に押され定位置まで移動
したときに横方向部材16を通す通過口19を縦方向部
材14に設けるという手段を講じたものである。
【0005】
【実施例】図1は、ガスの突出が可能な突出口(バルブ
ノズルと通称する。図3参照。)23を取り囲むフラン
ジ11を有し、その一部に位置合わせ用の切欠12が形
成されたガス容器10を使用するガス器具Aを示してい
る。
【0006】ガス器具Aは器具本体20の一側にガス容
器収納室Bを有し、その前方にガス容器10を接続する
ためのガバナ24が設置してある。さらにその前方に位
置する本体正面には着火操作のための摘み15が回動可
能に設けてある。
【0007】ガス容器10は円筒型を有し、その中にバ
ルブノズル23が通じるサイフォン管25が内蔵されて
いて気化ガスを取り出す構造である。故にフランジ11
の切欠12はこのサイフォン管25の向きを示している
(図3(b)参照)。26は弁であり、ノズル23の押
し込みにより開弁する。そのフランジ11の切欠12と
係合し、或いはまたフランジ11と当接する位置決め突
起27は、ガス容器10が正しく装填されたときに切欠
12が占めるべき位置に設けてある。
【0008】先端部13がフランジ11に押されて後退
可能な縦方向部材14は、フランジ内側前方の位置でフ
ランジ11へ向かって前進しかつ後退可能なように設け
てある。縦方向部材14は板状部材からなり、ガバナ内
側にて図示しない適当な保持部材により保持され、かつ
また図示しないばねによって前方ヘ付勢されると同時に
一定長さだけ突出して停止するように設けられている。
【0009】これに対して横方向部材16は、縦方向部
材14と一部で交叉するように、縦方向部材14の後端
部側に、左右方向へ移動可能なように設けてある。横方
向部材16も板状部材からなり、摘み15とガバナ24
との間の本体内空所に図示しない適当な保持部材により
保持されている。横方向部材16は、回転操作される摘
み15との連動手段として、摘み15の裏面に突設され
た突部21と常時係合する係合口22を有しており、該
手段により摘み15の操作に応じて本体20の左方(図
2の左方、図3(a)の上方)へ移動することができ
る。
【0010】ガス容器10の正しい装填状態で先端部1
3がフランジ11で押されたときに、横方向部材16の
移動を許容する通過口19は、縦方向部材14の後端部
近くに切欠状に形成してあり、誤装填により縦方向部材
14がフランジ11の正面で押されないときは横方向部
材16の一端部17を衝突させて止める停止面18が通
過口19の外側に隣接して設けてある。
【0011】このような構成において、ガス容器10を
正しくセットしたときはガス器具側の位置決め突起27
とフランジ11の切欠12とが係合し、フランジ11が
縦方向部材14の先端部13を押すので該部材14は後
退し、その後端部近くに設けてある通過口19を後方へ
移動させ、横方向部材16の移動線上へ位置させるの
で、摘み15を軸28周りに回すことができ、それによ
り着火操作が行なわれる(図3(a)、(b))。
【0012】これに対し誤装填時には、フランジ11が
位置決め突起27に当りガス容器10はそれ以上押せな
いため縦方向部材14も後退できない。それ故横方向部
材16の一端部17の延長上には、縦方向部材14の後
端の停止面18があるため摘み15を回そうとしても縦
方向部材14の停止面18に横方向部材16が阻止され
着火操作を行なうことができない(図4(a)、
(b))。
【0013】
【考案の効果】本考案は以上の如く構成され、かつ作用
するものであるから、ガス容器10を誤装填状態で着火
操作しようとしても、その場合には縦方向部材14の停
止面18により横方向部材16が移動を阻止されるため
摘み15が殆んど動かず、ガスを吐出させることも、着
火操作を行なわせることも出来ないため危険な状態には
到らず、高い安全性を得ることができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る誤装填防止装置を組み込
んだガス容器の斜視図。
【図2】摘みと横方向部材との関係を示す説明図。
【図3】(a)同上装置の正常セット時の平面説明図。 (b)同じく一部破断側面説明図。
【図4】(a)同じく誤装填時の平面説明図。 (b)同じく一部破断側面説明図。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスの吐出が可能なバルブノズルを取り
    囲むフランジ11に位置合わせ用の切欠12が設けられ
    たガス容器10を使用するためのガス器具において、ガ
    ス容器10が正しく装填されたときは先端部13がフラ
    ンジ11に押されて後退する縦方向部材14を前後動可
    能に器具本体20に設け、同本体正面に設けてある着火
    操作用の摘み15に連動して左右方向へ移動可能な横方
    向部材16を一端部17が縦方向部材14と交叉するよ
    うに器具本体20に設け、ガス容器10の誤装填により
    フランジ11が定位置に達しないときに横方向部材16
    の一端部17を止める停止面18と、正しいセットによ
    り縦方向部材14がフランジ11に押され定位置まで移
    動したときに横方向部材16を通す通過口19を縦方向
    部材14に設けたことを特徴とするガス容器の誤装填防
    止装置。
  2. 【請求項2】 摘み15は回転操作される部材であり、
    その裏面に突出する突部21を有していて、該突部21
    は横方向部材16の他端部に設けられた係合口22に係
    合している請求項第1項記載のガス容器の誤装填防止装
    置。
JP7582893U 1993-12-28 1993-12-28 ガス容器の誤装填防止装置 Expired - Lifetime JP2504222Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7582893U JP2504222Y2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 ガス容器の誤装填防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7582893U JP2504222Y2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 ガス容器の誤装填防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0741239U JPH0741239U (ja) 1995-07-21
JP2504222Y2 true JP2504222Y2 (ja) 1996-07-10

Family

ID=13587445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7582893U Expired - Lifetime JP2504222Y2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 ガス容器の誤装填防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2504222Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0741239U (ja) 1995-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI623709B (zh) Gas torch with safety switch and its safety switch
US5199865A (en) Structurre of foldable safety lighter
EP0529871B1 (en) Lever arrangement for automatic pistol for positioning firing pin and for decocking
JPH07246574A (ja) 釘打機
BRPI0721001A2 (pt) Dispositivo de segurança anti-furto para veículos.
JP2504222Y2 (ja) ガス容器の誤装填防止装置
US5950028A (en) Camera with a lens barrier
JPH0658538A (ja) 安全装置付ガスライター
US6957508B2 (en) Safety mechanism for bolt-action firearm
CA2463984C (en) Igniter
JP2504221Y2 (ja) ガス容器の誤装填防止装置
US6862830B2 (en) Safety device for guns
JP3247608B2 (ja) ガス器具のボンベ誤装着防止装置
KR200197962Y1 (ko) 원터치식 점화 스위치를 가지는 휴대용 가스 버너
JP3814192B2 (ja) 点火器
JPH083845Y2 (ja) ガスボンベの誤装填防止装置
US4130231A (en) Hammer block
JP4524885B2 (ja) 接着剤吐出ガンの液漏れ防止機構
JP2002371735A (ja) ステアリングロック装置
JPS5841421Y2 (ja) ガスコック装置
JPS5823093Y2 (ja) ガス点火装置
JPH0722174Y2 (ja) 液体容器用ベローズポンプの吐出レバー構造
JPS6118319Y2 (ja)
JP2003130348A (ja) 点火器
JP2860649B2 (ja) ガス容器の誤装填防止装置